滋賀4区の衆議院議員・武藤貴也氏の30日のツイートで、SEALDsという学生集団が自由と民主主義のために行動すると言って、国会前でマイクを持ち演説をしてるが、彼ら彼女らの主張は「だって戦争に行きたくないじゃん」という自分中心、極端な利己的考えに基づく。利己的個人主義がここまで蔓延したのは戦後教育のせいだろうと思うが、非常に残念だ。と述べたそうで、思わず何時の時代の人間かと思ってしまったが、まだ、三十代なので戦後生まれと判って、二度ビックリした。
そもそも、憲法違反の法律を通そうとする人々なのだから、当然なのかもしれないが、日本国憲法第99条には、「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」と書かれている。
しかも、日本国憲法前文には、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し」と書かれているコトを知らないのだろうか。
ともあれ、今の憲法であっても、他国が攻めてきたら戦わざるをえないし、自衛権が世界的にも認められているというコトで、『自衛隊』が存在しているのではないか。
だから、論理的に言えば「戦争に行きたくない」というのは絶対的に正しい。
迎え撃つ戦争は仕方がナイけれども、自分から仕掛ける戦争はダメだというのが、憲法の正しい読み方なのだから。
にも関わらず、正しい認識が「自分中心、極端な利己的考えに基づく。利己的個人主義」とされるのでは、本末転倒としか言いようがナイ。
自分が間違った地点に居るというコトが判らないので、他人が間違っている場所に居ると誤解してしまうのかもしれないが、自分の主張しか頭にナク、冷静に他者を見れない人間が、この国の議員である不幸こそ非常に残念だ。