2015年08月07日

仮面を脱げない病

いわゆる「仮面うつ病」と呼ばれているものは、人生のなかでつくられた「役割という仮面」を脱げないコトから、自己コミュニケーション障害をおこしているのだという。

それは、ディスチミアと名付けられ、自責よりも他責という問題を抱えているという。


そう考えると、「仮面うつ病」というモノが理解しやすい。

そして、そうした病に陥るのは、親との距離が近付き過ぎている子供が、親離れなどの際になりやすいという。

最後に著者も、スーパーウーマンであろうとした結果、体調が悪化するという経験をしたというが、壁にぶつかり、自分を縛っていたさまざまな鎧やゴーストを失い、今までの自分をすっかり壊して、改めて自分を作り上げていったという。

もし、今、生きているのが辛いと思う場合には、是非とも読んで頂きたい一冊。
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この記事へのコメント
何か うつも種類多くて たいへんですね・・・
Posted by ガンプランナー at 2015年08月08日 21:35
ガンプランナーさん、全くですね。

ともあれ、「新うつ」と名付けられた病気の正体が判れば、対応も可能かもしれません。
Posted by koyuri at 2015年08月08日 23:05
こんにちは

周りに鬱や適合障害で休職している方が実に多い!
でも日常のコニュニケーションは全く問題なく元気です
他人にはわからない奥深いものがあるのでしょうね
みんな元気! こうありたいと思います

凸凸
Posted by k-hirata at 2015年08月09日 17:02
k-hirataさん、うつ病は「メランコリー型」と呼ばれ、社会からは肯定的に評価されてきた人々が、落ち込みを感じ、例外なく自分を責めてしまう=自責の念が強いタイプですが、ディスチミアは若い時から発症することが多く、自責の念より他責的という違いがあるそうです。

違いを理解して適切な対応をするコトで、多くの人が社会に順応していける様になって行けるとイイですね。

Posted by koyuri at 2015年08月09日 18:42
 
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