2015年08月14日

医療が日本を殺す

かなりショッキングな題名の本だが、無尽蔵に増大する医療費の問題に警鐘を鳴らす本がこちら。


その本によると、日本では、1975年の医師総数は約13万人、ガンでなくなる人も約13万人だった。

その後、約40年で、医師数は約30万人へと倍増し、ガンに関する研究・治療法も長足の進歩を遂げたとされるのに、ガンで亡くなる人は約36万人。

50年以上も減塩指導が厳しくなされてきたのに、高血圧患者は4000〜5000万人もおり、高脂血症の人も約3200万人、昭和20年代には数百人しかいなかったという説もある糖尿病及びその疑いが強い人が約2200万人も存在する。

国の税収40兆円余で、医療費が37兆円超というのは、「 医療が国家財政を破綻させる」大きなリスクをはらんでいると。

「症状を一つ言うたびに薬が一つ増える」という現状を変えなければ、医療費の高騰は避けられない。


自分自身で、病をどう治すのかという基本姿勢を定め、安易な診療に歯止めをかけなければ、将来、医療費で国が破綻するというのも、あながち妄想ではなくなるだろう。
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この記事へのコメント
医療費に加え介護費用が入るとすでに破綻していると言っても過言ではないですよね。「薬の処方屋」と化してしまっている病院、医師が多いこと、薬を飲めば治ると思っている思考パターンを変えないと破綻が現実化するのもそう遠くないのではと思いますね。
Posted by 鍼医K at 2015年08月14日 22:54
僕は障害者手帳を持ってるんで、毎回の薬や診察も支払い2ヶ月後に殆ど戻ってきますが、今、うつ病患者が多く、精神障害者の治療・薬代が¥500で障害年金も貰える制度が厳しくなると思われてなりません。
Posted by 智太郎 at 2015年08月15日 01:32
こんにちは

医療費が保険で3割だとか1割になってももともとの医療費が高すぎるのだと思っています
このままだとホントに国をつぶしますね


Posted by k-hirata at 2015年08月15日 12:24
鍼医Kさん、おそらく団塊の世代が後期高齢者になる時までには、崩壊する可能性が大だと思ってます。

我々は、自分の健康は自分で守り、ピンピンコロリするしかないかと‥‥
Posted by koyuri at 2015年08月15日 18:04
智太郎さん、殆ど戻って来るから文句は言われないだろうと、ジャブジャブ薬を出したりする医師の方も存在するらしいので、結果、助けられるべき人が助けられなくなってしまうかもしれませんね。
Posted by koyuri at 2015年08月15日 18:07
k-hirataさん、本当に必要な時だけしか医療費を使わない様に自主規制しないと、本当に必要な時すらお金が掛かり過ぎて、医療の世話になれない時代が来るかもしれません。
Posted by koyuri at 2015年08月15日 18:09
先日ニュースで TPPかな・・・何かのニュースなんですが
他国は薬の特許を5年と言ってるのに アメリカだけ10年だって言い張ってるみたいなのを見ました

薬屋がごっそり持ってってる可能性もあるかもと 今ふと思いました
Posted by ガンプランナー at 2015年08月15日 20:07
ガンプランナーさん、高血圧にしても若い人と、高齢者を一律にして、薬をドンドン飲ませてます。

メタボ健診と言いつつ、薬漬けにしたがる医師も多いですから‥‥
Posted by koyuri at 2015年08月15日 20:19
 
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