昼休みに、チャンネルを回していたら、教育TVで国会討論をやっていた。
かなり紛糾しているので、どうしたのかと見ていたら、無理に辻褄合わせをしようとした結果として、「もし日本が他国から攻められた場合に、第三国が攻めている国に武器を補給していている場合でも、補給している国に対しては日本は攻撃出来ない」と政府は答弁していた。
武器の補給を止めなければ、日本がマスマス攻められたとしても、第三国からは直接的に攻撃されてナイので、自衛出来ないのだという。
以前の国会の答弁では、「補給している国に対しても、自衛権は有る」という答弁が行われていたというのに。
戦争は、絶対にして貰っては困るという立場ではあるけれども、流石に攻め込まれてしまったら、防衛するというのは当然であるからこそ、自衛隊が認められて来たのでは無かったか?
防衛するには、なるべく自国が負けない様にするべきであるし、それだけでナク自国の消耗を防ぐというのが、最善の策であろう。
となると、攻めている国に対しての防御はしても、武器の補給をしている国を叩いた方が、楽に負けずに済むという場合でも、そうした戦術を取るべきではナイと言われてしまうと、『そんなコトで防衛は可能なのか?』と素人でも思う。
要するに、日本が他国の武器補給をしてあげたいが故に、それは戦闘行為ではナイから、他国から攻められるコトは無いと言いたいらしいのだが、日本の様な憲法を持たない国では、そんなハズは無いだろう。
補給路を断った方が、戦闘に有利だと思えば、どんな国でも補給路を断つというのが、当然取るべき戦術だと思うが‥‥
流石は、補給路のコトを考えずに無闇に戦線を広げて負けた国の政府だけはあると思うと、『戦争に素人の国なのだから、戦争などしたら、負ける可能性が高いのだから、なるべく穏便に他国と仲良くすべきだよ』と改めて思わされてしまったのだが‥‥
他国を応援するタメに、自国民の安全が脅かされそうになる法律を通そうとしていながら、「それが国民の安全のタメ」などと言われても、とても信じられそうにナイ。
今回の水害の時も、アメリカのハリケーンの時の様に、他国に出兵してなかったからこそ、しっかり活躍されているのだと思うが、どうして、そう思わないのかが不思議、不思議、不思議。
しかも、今回の水害を見ても、食料や水などはイザという時にどうしても必要なのだから、安全保障の観点からも、TPPで食料を安易に輸入に頼るのは危険だと、改めて思うのだが、世界から『日本ははそんなに楽観的な国だったんだ』と思われるかと思うと、あまりに恐ろしい。