久々に、心洗われる本がこちら。
東日本大震災からの復興が主題なのですが、二人共戦争を生き抜いた時代の方々なので、ただ「利他」を説くのではナク、立ち上がろうとする気持ちも大事だとおっしゃってます。
「なんとしてでも生きぬいていく」「このままでは絶対に終わらない」という強い意思が、復興には必要というのは、人生全てに言えるコト。
「生々流転」「諸行無常」の世の中だけれど、だからこそ、今が大変でも何時か良いコトがあると信じて生きる大切さを説いてます。
拝金主義に対しても、損か得かという発想そのものが社会全体に蔓延し、我々の日常の付き合いや人間社会全体を悪くしているんじゃないかとバッサリ。
中々、理想通りには生きられないかもしれませんが、そうした理想すら持たないというのは、とても寂しいコト。
時には、心が安らかになる本を読むのも、良いと思います。