何故かというと、新潟大学名誉教授で医学博士の安保徹さんの理論が正しいと思っているからなのですが、丁度、本日のネットにその理論が書かれてましたので、まだ知らない方のタメに御紹介します。
薬や湿布薬、かえってマイナス?病気がいつまでも治らない「本当の」理由と題されたものですが
私たちは忙しいと筋肉が疲労しますが、疲労が少ない時は休息によってゆっくりと回復し、特に症状もなしに治っています。しかし、疲労が強い時は、血流の回復は急激に起こります。ここで作用するのが、組織ホルモンであるプロスタグランジンです。プロスタグランジンは、一つの物質で血流量を増やす(腫れる)、熱をもつ、痛みをつくるという3つの働きをもっています。というコトで、御理解頂けるかと。
腰痛時にプロスタグランジンの産生阻害剤である消炎鎮痛剤を飲み薬や湿布薬として使用すると痛みはとれますが、血流も悪くなってしまいます。そもそも痛みと血流回復は同一のメカニズムで起こっているので、痛みをとることとは、血流回復を抑制し筋疲労からの回復も止まってしまうことを意味します。
腰痛で湿布薬を貼った人が、なかなか腰痛から脱却できずに病院通いが続く理由になっています。
で、どうしても痛い場合に手軽に出来ることは、3つ。
1・お風呂に入って身体を温める。
2・痛い場所か、ソコに流れる血液の元と思われる場所に貼るカイロなどを用いる。
3・上記の場所にドライヤーで温める。
2よりも3の方が手軽ではありますが、連続して温めるというのは、結構大変です。
長時間温めるには、2が適しているでしょう。
お風呂も、治すという意識を持って、なるべく長風呂にすべきです。但し、湯あたりには注意して下さい。
どうしても、痛くて我慢出来ない時だけは、「痛み止め」を使うのも仕方ありませんが、徐々に距離を取って下さいませ。