2016年07月20日

大学院の誤った膨張

大学院が増え続けた結果として、今や「大学院は出たものの」になっているという。

それは、大学への進学者数が減った分を、大学から大学院への進学者を増やすコトで、既得権を守ろうとした大学と文科省の招いた結果だという。


結果として、博士号を取得したとしても、出た大学によっては、正規職に就けずにワーキングプアになってしまうという。

世の中の平均的な自殺者数よりも、かなり高い大学院卒者の不明者数の割合。

フェイド・アウトしてしまった人々は、世の中の生贄なのか?

ともあれ、若者の人口が減少しているからには、この先もっと大学や大学院の淘汰が本格的に始まるのは、自明の理。

おそらく、今より社会問題になりかねない。

十年近く前に指摘された問題なのに、時限爆弾がマダ本格的には爆発せずに済んではいるのは、大学や大学院が社会人の入学を受け入れたりしているからだろう。

しかし、それもおそらく限界に近い。

大学や大学院が、資格商法と類似になって来ているコトを知って、それでも進学するという強い決意がなければ、下手をすると魑魅魍魎の餌食になりかねない。
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この記事へのコメント
再び!

社会人からの大学、大学院への道は言われてみると広がっていますね
以前に学びたいこと(古代史)があって大学へ短気講習を受けに行ったことがあります
理数系の学校で学んでいた私にとって他の分野は実に魅力的でした
その際に本格的に入学することは可能なのだろうかと尋ねてみたのですが結果は不可でした
今は門徒が開かれてるのでしょうね
大学や院は学びたい事を学びに行くと言う本来の姿を取り戻してほしいと願っています

凸凸!

Posted by k-hirata at 2016年07月21日 12:06
k-hirataさん、学校が経営を考えて、若者を喰いモノにするのは、止めて欲しいです。

若者も、世の中の裏を知ろうとして欲しいですね。
Posted by koyuri at 2016年07月21日 21:21
 
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