シリーズ化していると、話の流れは読めているのに読んでしまうけれど、楽しい。
息抜きとして、オススメなのは、こちらの本。
だが、現実として考えてみると、医療の現場や介護の現場は、精神力で持っている部分も多いのだけれど、本当にそれで良いのかという気もする。
今後、日本の高齢化によって、マスマス医療や介護の現場は大変になるのは、目に見えている。
それなのに、財源を削り、従事者の善意に頼って、何とかして貰おうというのは、間違っているのではナイだろうか。
昔ならともかく、今は八時間労働が基本。
でも、それでは絶対に済まないというのは、構造的な問題。
世の中に、サービス残業が満ち溢れている。
本当に、そんな社会で良いのだろうか?
小説ならば、万事上手く解決するというコトもあるだろうが、現実ではそうとは限らない。
だから、現実とは違う理想で心を和らげたくなるのだが、読み終わってしばらく経つと、実際の現実がもっと真面になるべきじゃないかという気持ちになってしまった。
少なくとも、税金の無駄遣いを減らせれば、もう少しより良い環境の医療や介護が可能になるのではという気がするのだけれど‥‥