疲れていても、中々長くは眠れなくなって来て、明るくなると目が醒めてしまいます。
で、昨夜の本の続きを読みました。
それにしても、今の日本社会というのは、全てにおいて間違ったコトを許さないという時代になりつつありますが、国の将来を誤ってしまうかもしれない重大な事案に関しては、あまり文句を言わず、身近にいる様な人や、叩きやすい相手に対しては、スグにバッシングするという変な社会になっていると思います。
ともあれ、福祉医療などの国民のタメに使われるお金こそ、無駄や不正は許さなくとも、ある程度のゆとりを持たせなくては、安心して生きられない社会になると思います。
介護の人達も、外国頼み的な発想で、今は何とかなったとしても、永続的に続くのかどうか。
本を読み終わった後に、出張先の野天風呂に入り、紅葉で色づいた景色を眺めました。
風が吹いているとも思えないほど、微かな風に揺られて葉っぱがハラハラと落ちて来るのを見ていると、今までにナイ感傷的な気分になり、『自分の人生も晩秋に近付いているのかも』と思いました。
考えてみれば、日本国も若い人達は居るにせよ、より多くの人口を擁する団塊の世代が高齢化すると共に、黄昏時を迎えているのかもしれません。
でも、太陽は沈んでもその後には昇るのですから、そのタメにも足腰を強くする努力が今からでも必要なんでしょう。
一人の人間の人生は、巻き戻しも出来ず老いは止められませんが、社会は世代交代をしつつ、未来へと続いていかなくてはナラナイのですから‥‥