思わず借りて、得した気分になった本が二冊。
本当は、この前の作品があったらしいので、そちらから読めば良かったのかもしれないけど、充分楽しめました。
それにしても、宝島社の『このミステリーがすごい!』は、新人作家を何人も発掘していて、大したモノ。
ともあれ、もう本がそんなに売れない時代になって来ているので、他に主たる仕事のある方々も多く、それでも一気に三作を上梓する気があるという方達なのだから、並みの新人とは違うのかもしれないけど。
もう、芥川賞も直木賞も以前ほど権威が薄れて来ている今、新しい波がきているのかもしれないと思ったりもするのだが。