世の中には、被害者と加害者が存在する。
しかし、世の中は案外被害者に冷淡で、「被害を受ける方にも問題があったのでは」と言いたがる。
でも、「傷つけた人が全部悪い」、「傷つけられた私は何も悪くない」と考えてこそ、立ち直れると言い切った本がこちら。
そして、傷つけた人を深く軽蔑し、こころのなかでバカにして、自分が傷つけた人よりも高い地点に立っていると自覚すれば、復讐するより効果的だと。
そして、なおかつ現在進行形で傷つけられそうな時や、傷つけられたと思った時は、「できるだけ早くその場を離れること」。
相手の威圧に負けて、ドンドン傷つけられるのではナク、距離を取るコトで自分を立て直し、冷静になるコト。
確かに、嫌な相手と争うよりも、なるべく空間を同じくしない方が得策です。
人生を楽しく生きるには、なるべく楽しく過ごせる人とだけ過ごす様にするというのが、最良の方法だと歳をすると思います。
どうしても、お相手しなくてはナラナイ人は別にして、無理に嫌な相手と仲良くしなければナラナイというコトもありませんし。
家族の中に、相手を傷つけたがる人が居る場合は大変ですが、それでも距離を置く様にして、回避の努力をしたり、聞いても聞き流したり、色々な方法もあるワケで。
肉体的な暴力をふるう人からは、絶対に離れた方が身の為ですしね。