2017年04月18日

心が洗われる小説

以前、映画を観てしまったので、逆に本を読むタイミングを外してしまったのですが、やはり原作は良いものです。


著者が心を病んだ時期があったり、幼少期の生活など、自伝的な要素が強い部分もあるので、よりリアルなんだろうと思いますが、著者の作品の中で、秀逸だろうと思います。

人生というのは、生きてみないと判らない部分もあり、若かった時には気付かないコトが沢山あります。

この歳になって読むから、身に沁みる部分もあるのかもしれません。

特に、老いるというコトは、人から話には聞いてるものの、だれにとっても実際の経験が、初めての出来事。

年齢が上がるにつれて、大変になります。

そういう意味でも、阿弥陀堂に住む堂守りである老婆の薀蓄のある言葉は、心にビンビン響きます。

心が疲れている人も、そうでナイ人も、浮世の灰汁を捨てるタメに一読されるコトをお勧めします。

読み終わったら、心が洗われているコトに気付くと思います。
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この記事へのコメント
こんばんは

最近は『心が洗われる』という感覚を味わってないような気がします
寺での説法も学生時代の同期がやってるのでネタは一緒に考えてるので感動が無くなっています
イイ本と出合うしかないようです

読んでみよう!

凸凸!
Posted by k-hirata at 2017年04月18日 21:28
k-hirataさん、久々にそんな小説に巡り合いました。

面白い小説も良いですが、こういう小説は本当に有難いです。

説法のネタにもなるかもしれません。
Posted by koyuri at 2017年04月19日 21:07
 
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