2017年06月23日

教育はマズ

「平気で嘘はつかない」というのが、第一ではないかと思うのだけれど、道徳教育を推進している政府が嘘ばかり付いているのではと国民が思っているとしたら、もうブラック・ユーモアというべきか、茶番の世界。

文科省を巡る、官僚達の辻褄が合わない話など、本当に子供達にどう説明出来るのか?

日本の最高学府を出て、国家公務員になったエリート達が、記憶も定かで無ければ、ハチャメチャな答弁をしているのを見ている子供達に悪影響を及ぼすとは思わないのだろうか。

果ては、東大卒のエリートが議員になって、暴力沙汰を起こすなど‥‥そして、離党させただけで、入院させて、そのまま議員特権を有するとか、普通は辞めるべきだと思うけれど。

ともあれ、そんな時代の教育者への本として、少し前の本は、あまり役立たない感じだったので、オススメしたいのがこちらの本。


著者の本は、何冊も読んではいるのだが、大外の本の何割かは『そうなのか』と思ってしまう部分もあるのに、上記の本は数%を除いて、『その通り』と初めて思った珍しい一冊。

別に、自分の気持ちが全部正しいとは思わないけれど、本というのは正しいコトが必ずしも書かれているとは限らない。

そして、自分と違ったり、同じだったりする本を読んでこそ、自分の意見というモノがしっかり自分でも認識出来るハズ。

そもそも、大学で最初に衝撃を受けた授業は「活字になっているからと、正しいと思ってはイケナイ」という文学概論のドイツ語教授の言葉だった。

我々は、どんな本であっても、それを鵜呑みにするコト無く、『本当に正しいだろうか』とか、『別に正論はナイのか』という疑問を持ちつつ、ある程度批判的に読むべきであると。

自分自身で、世の中の状況を常に考える癖を付けなければ、間違った誰かの言葉に扇動されてしまう。

世の中の様々な意見を、自分で取捨選択して自分の頭で考えられる様になるコトこそ、正しい教育の結果ではないかと思うのだが。
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この記事へのコメント
こんにちは

あのパワハラ議員は辞職すべきですね
チョット酷すぎです

報道も書籍も極力正反対の意見に目を通すように心がけています
それは祖父の教えだったのですが、今も色々と役立っています
活字をストレートに受け入れてはイケナイ! ですね

※テッセンなのか、クレマチスなのか・・・・
ググって見ました
ワカラナイです

凸凸!
Posted by k-hirata at 2017年06月24日 10:06
k-hirataさん、議員の中には他にも、暴力的な人が多いとか、法律も守れない人に、立法府の人間になって欲しくありませんけど‥‥

お祖父様、立派な方だったんですね。

※中国の野山に自生していたのが「てっせん」で花弁は6枚。

クレマチスの花びらは4枚だったり6枚だっりで、ベル咲きもあり、八重の品種だと数え切れないそうなので、7枚という珍しい花びらの数だったので、クレマチスかなと思いました。

菖蒲みたいに、可憐な花びらになる様に、園芸的に交配してキレイな花が咲くようにかなり改良してあるみたいですし。
Posted by koyuri at 2017年06月24日 21:22
もう永田町や霞ヶ関の人たちの中にはシッチャカメッチャですね。東大法卒のエリートが一人の人間しとての人格、教養のない人もいてとても残念です。
秘書への暴言した人(あえて議員とは言いたくありません)は論外でなにもいうこともありません。

koyuriさんの今日のブログとチョツト関連あるかも私のブログでは小学校時代に起きた教師の問題を書きました。
Posted by takachan at 2017年06月24日 21:51
takachanさん、頭が良いからと言って、人格的に優れているとは限らないというコトを、学生時代に大いに学ばせて頂いたので、別に不思議はナイのですが、それでも日本は法治国家ですから、真面目にやって頂きたいモノですが‥‥

収賄罪に近いコトをやって平気でいる政府なんですから、期待する方が無理なのかもしれませんけど。

この後、ブログにお邪魔しますね。
Posted by koyuri at 2017年06月24日 22:32
 
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