2017年09月26日

実に利己的で

本当に、この小説が二十年以上も前に書かれたのかと、少しビックリします。


冒頭の人口知能ロボットという存在も、今なら存在しつつありますが、その当時には夢の又夢だったと思うのだけれど、著者が理系の方なので、書けたのでしょうが、それにまず驚いてしまいます。

おまけに登場人物が、本当に利己的過ぎて、小説自体はストーリー展開が特殊で面白いですが。

現代のギスギスしている人間関係を考えると、流石にDNA鑑定には触れられてませんが、今の世を予知した小説と言えるかも。

ともあれ、何時の世も、政界は相変わらず、どっちが得かで右往左往する人ばかり。

もしかしたら、人間の本質は利己的なのかもしれないが‥‥

それでも多少の利己的は仕方がナイとしても、少なくとも政治を志すには、利他的な部分が必要かと。

我々は、良く目を見開いて、綺麗事ばかり口にする人々の、本心を見極めて投票するしかナイのかもしれませんね。
人気blogランキングへ←応援よろしくお願いいたします

Posted by seitaisikoyuri at 22:28│Comments(2)
この記事へのコメント
こんばんは

人工知能に人間社会のコントロールを委ねる、そんな設定のSFが2〜30年前は沢山ありましたね
最近その傾向が減ってるのはリアルすぎるからでしょうか?
そんな風に考えてると古いSF小説を読み返したくなりました

凸凸!
Posted by k-hirata at 2017年09月27日 22:59
k-hirataさん、ミステリーなので少し路線は違いますが、SFだと思っていたコトが、現実になっている事も、結構ありますね、

「1984」なども、再評価されているみたいですが、暇があったら読み返してみたい一冊です。
Posted by koyuri at 2017年09月27日 23:17
 
にほんブログ村 健康ブログへ