世の中には、色々な事件があるので「千葉県銚子市長女殺害事件」が冒頭に出て来て、言われてみればそんな事件があったかもと思い出すほど、悲惨な事件がある。
でも、良く考えると、銚子市と言えば学校法人「加計学園」の千葉科学大学を誘致した場所。
加計学園に92億円の補助金を提供し、市有地9・8ヘクタールを無償貸与。年間約240億円の市の財政規模から考えると破格の大盤振る舞いしたと言われている場所です。
もし、銚子市に財政的に余裕があったなら、女子中学生は死ななくても良かったのかもという気にさせられます。
殺してしまった母親は、生活保護の説明を受けに市役所を訪れて、説明を受けていたけれど、所謂、水際作戦によって排除され、その結果として母親が娘を殺すという悲劇が起きた。
この本の出版は、一昨年。
まだ、「加計学園」の問題が報じられる前だったので、関連付けして考えられて無かったが‥‥
銚子市は、当時人口減少率が、県内で3位。
少子高齢化と産業の空洞化の波が押し寄せていたというが、大学を誘致しても結局、地元には若者はホトンド残らず税金の無駄遣いに近い状態になっているみたいだ。
そもそも、消費税は社会福祉に使うという名目で導入されたというのに、変な使い方をしているのが、最大の原因でないか。
おまけに、首相の取り巻きに多額の税金が流れていて、その是非も国会で論じられない。
本当に、そんな国で良いのだろうか。