2017年11月06日

ブラックユーモア満載の短編

現実的なホラーというのは、後からジワジワ効いてくる。

医師である著者だから思い付く様な一冊。


好き嫌いは別にして、短編の中で一番捻りが効いているのは「不義の子」。

男性には、読後感が悪すぎだろうが、ラストのオチは本当に意外。

どちらかというと、長編の小説の方が昔から好みだが、どちらもそれなりに上手いという作家は少ないが、稀有な一人。

社会的ホラーと言った方が良いのかも。

今の若者に是非とも読んで欲しいのは、「占領」。

必ずや、真面目に選挙に行こうと思うハズ。

近未来は、結構、厳しい環境になるのは既に決まっている。

見たくないで済まされない未来が、しっかりと書かれていて、怖い位だ。
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Posted by seitaisikoyuri at 21:07│Comments(2)
この記事へのコメント
こんにちは

「ヘンゼルとグレーテル」もブラックユーモア?な話でしたね
老婆を殺した子供の言うことを信用していいのか?
等と感がさせる逸品でした
ブラックユーモアを織り込んだ作品は短編がイイですね
最近、長編が読めなくなってきました
一気に落ちを求めてしまいます
落語のペースに体が馴染みすぎてるかもしれません(;^_^A

※お子さん達の習字は魅入りますね
小学生低学年の作品がやんちゃな躍動感があって好きです
名前が書かれてるのでブログには載せませんでしたが・・・
凄くイイです

凸凸!
Posted by k-hirata at 2017年11月07日 08:42
k-hirataさん、この著者の本は何時も警告的な小説なので大好きです。

最近は、本当に読みたい長編小説が減っていると思います。

本が、売れなくなっているからかも‥‥
Posted by koyuri at 2017年11月07日 20:18
 
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