2017年11月23日

ダマされてしまったのか?

人というのは変わるモノという気がした本がこちら。


メインの金子勝さんは、昔とあまり変わらない発言をなさっているが、それに対して対談相手の丸川さんは、自分で問題だと言っていた陣営に身を任せての政治家稼業。

『何だかなぁ』と思ってしまうのだけれど、結局、政治家になりたい人というのは、自分のポリシーよりも、ならしてくれる相手の言うなりという、実に良い見本かも。(元々、ポリシーなど無くて、この本の時も相手の説に対して迎合していただけなのかも‥‥)

タイトルに魅かれて読んで見たのだけれど、約15年前のイラクに対する状況と、今の北朝鮮に対する状況が、結構、酷似しているので、『歴史は繰り返す』のかもしれないと。

加えて、大衆は何度もダマされてしまうのだなとも。

特に、日本に対しては、昔から誰もが責任を取らないまま、ズッーと流されて来ているのだなと、何時もと変わらぬ感想だったりして。

物事の本質は、あまり変わらないので、経済学を学び、世の中を理解するには、古い本ではありますが、中々良い本ではありました。

それでも『対談相手にダマされてしまったのでは、金子先生』という気持ちにさせられる本ではあります。
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Posted by seitaisikoyuri at 22:10│Comments(2)
この記事へのコメント
こんにちは

対談形式の書籍はどちらかが大筋で話を合わせてるケースが多いのかなと感じます
経済学を学び、世の中を理解するには・・・良さそうな本ですね

少々古い本ならば、予想や主張が当たっているかがわかりますね
チェックしてみます

凸凸!
Posted by k-hirata at 2017年11月24日 16:02
k-hirataさん、金子さんは今も終始一貫して、同じ論陣を張っているので信頼出来ますが、どうも政治家になりたがる人というのは、あまり自分という核が無い様な気が‥‥

本当に残念です。
Posted by koyuri at 2017年11月24日 19:18
 
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