昨夜の延長で、読んでみたのがこちらの本。
というコトで、まだ本物の『資本論』を読む元気にはなっておりませんが‥‥
ともあれ、資本主義が行き過ぎてしまうと、労働者が奴隷になってしまうという話も語られています。
そして、どうしてこんなに資本主義が暴走しているのかというコトについて、ソビエトの崩壊によって、人々を共産化させないタメに、ある程度労働者を大事にして来た政策が、安心して資本主義まっしぐらになってしまったからとも解説されてます。(完全に意訳してますが‥‥)
なるほど、だからそうなのかという気もするのですが。
少なくとも、昔の労働者も搾取はされていたと思いますが、今みたいにブラック企業が大手を振ってはいなかったかと。(ネットなどによって、拡散しだしたからなのかもしれませんが)
気を付けないと、新自由主義からファシズムになる可能性を二人共、指摘しています。
まだマルクスを読む気にはならないのですが、かなりの部分は理解しました。
大作は読んでみると早く読めば良かったと思うのですが、読み出すまでが長いので。
それにしても、本当にココまで来ると読むのだろうかという気持ちにもなりますが、読むならチャンとした原本に忠実な翻訳本を読まなくては。
どうも、外国の本は、翻訳家によって読みやすかったり、読み辛かったりするので、昔から二の足を踏みやすいモノ。
ともあれ、充分、今の世の中がどう間違っているかというコトは、かなり整理して理解出来ました。