前向きに生きれば何とかなるとまでは思わないが、少なくとも後ろ向きで生きるよりは、ズッと良い。
そういう意味でも、とても元気付けられる本。
どうしても、有名大学に入りたいと一念発起して二浪しても早稲田大学に入り、チャンとした就職よりもとホストを道を選びと、自分で生きたいように生きて来たと豪語するだけのコトはある。
だからと言って、何事も「一勝九敗」でも構わないと、失敗しても何度でもチャレンジするコトを勧めている。
加えて、あまりに理不尽な要求は拒絶した方が良いとも。
ちなみに、ホボそんな感じで生きているだけに、実に読んでいて愉快。
世の中に対して、どちらかというと、マイナス思考になりがちな人は、読んで他人に対する態度を変えた方が良い。
ともあれ、最後に実践を勧めている。
本の中には、タメになるなと思ったコトが書かれていても、それを自分で実践しようとしなければ、何にもならない。
他人と完全に同じになるコトは不可能だけれど、出来るコトから始めるのは、とても大切。
少なくとも、トップの座に上り詰めるには、自分も真似したいと思ったホストの真似をしたと正直に述べている。
良いと思ったコトは、真似をしてでも、自分を変えてみて、それから自分の頭で次はどうするべきを考えられるようになれば、人生は必ずソコソコ上手く行くと思っている。