娘が読んでみようかと借りた本を、読んでみた。
出身大学の姉妹校だった龍谷大学出身の僧侶というコトなので、親鸞上人の教えというコトになる。(ちなみに、必修の仏教学はサボりまくりで、何とか可で卒業させて頂きましたが‥‥)
疑問に対して、明快に応えて頂けるので、人生の参考になさるのも良いのでは。
タダ、お恥ずかしい限りではありますが、天下に名を轟かす「善光寺」の大勧進のトップで、天台宗の中の一番難しい修行をした方ですら、晩節を汚しているのですから、人間の煩悩というのは、限りナイというコト。
我々は、凡夫なのですから、あまり深刻にならず、人生を飄々と生きて行くのが良いのではないかと。
この本に書かれている中で、一番心を打つのは、「後悔しない人生を歩め」という一語に尽きるのではないかと思います。
何をしたとして、自分で選択したコトであるならば、その結果を含めて自分で責任を取る覚悟を持って、後悔しない様に生きるというのは、大切な心構え。
人生は、一度きりなのですから、あまりクヨクヨしないで、天命によって、命が尽きるまで、しっかり生きるコトが大事だと思います。