おそらく、そうなんだろうとは思っていたけれども、既に三年前の外国人移住者統計で、日本への流入者は前年比約5万5千人増の約39万人となり、世界4位だという。
スーバーなどに行けば、買い物している人の見かけは日本人だが、大声で他国の言葉をしゃべっている人や、見ただけで外国人と判る人々が、年々、増加しているのを感じるし、コンビニや100均などの店員さんのアクセントが違うので、「あぁ、外国の人なんだ」と感じる機会が結構ある。
人手不足なんだから仕方がナイと言えばそうなのかもしれないが、移民の受け入れは拒んでいるのに、なし崩し的に外国人を受け入れるというのは、どうなのか。
ドイツなどでは、いわゆる3Kの仕事を外国人がやっていて、自国民が低賃金で働く仕事が増えたり、定職に就けないと問題になったりしているみたいだが、日本の労働者とて非正規が増えて困っているというのに、そんなコトで良いのだろうか。
就職氷河期世代が高齢者に突入すると、その7割に匹敵する人々が生活保護に依存せざるを得ないとというコトで、厚生労働省の2017年度資料によると、将来的には30兆円に達するという試算まで登場したという。
今さえ良ければという政策のツケが、確実に日本の将来を蝕んでいるというのに、上層部の人だけが「格差社会」の上澄みを享受しているという矛盾。
より多くの人が、世の中でゆとりを持って生活出来なければ、景気など悪くなるだけに決まっている。
アベノミクスで、生活が上向いた人がどれだけ居るのかが疑問。
ほんの僅かな人だけが潤うのでは無く、多くの人が自立して生きれる社会を構築するコトこそが、政治のあるべき姿ではないかと考えるのだが、無意味な答弁で逃げ回っている今の政治では、到底打開など無理なんだろうと絶望的になってしまう。