タイトルに驚いて借りた本がこちら。
流石に、最後は収まるトコに収まった感じなのですが、それでも結構面白かったです。
ともあれ、どうも本当に自分に身近な出来事にならないと、傍観者で居る人は多いですね。
この手のショック療法が良いかどうかはともかく、もっと未来の日本について真面目に考えなくてはダメだと思うのですが、今の生活に手一杯になってしまうと、もう先の話などどうでも良いという人が増えてる様に感じます。
それでも、将来をある程度信じられれば、今の大変さも乗り越えられると思いますが、今も大変、将来はもっと暗いというのでは、どうにもナラナイのでしょう。
ともあれ、小説だから収まるトコに収まるのですが、そう簡単には行かないのではないかと。
少なくとも、歴史的金融緩和が、どう着地出来るのか否かでは、日本の財政や未来など、完全に違って来るという、あまりに単純な恐ろしい現実を直視しないでいる人々が、多過ぎだと感じます。