2018年07月30日

醜形恐怖という病

若い時というのは、それだけで美しいと思うのは、老いて来たからだろうか。

ある程度の歳になると、無理に作った美しさよりも、気持ちの良い顔の方が好まれる気がするけれど。

無論、若い頃もあったので、自分の顔が気になるという気持ちも判る。

タダ、結局は自分の中にある漠然とした不安の投影が顔というコトだったのかもしれないと思ったのが、こちらの本。


ともあれ、秋葉原の通り魔事件の犯人も、自分の顔が悪いから、彼女が出来ないという様なコトを言ってたけれども、少なくとも平均より上ではなかったか。

醜形恐怖というのは、並以上の人に多いというが。


上記の本は、昔読んだ本の復刻版なのだけれど、例えば整形手術によって綺麗になったとしても、本当の私ではナイとか、綺麗な顔も歳と共に皺が出来たりするというコトを考えれば、無理に綺麗であるというコトを追求しても難しい。

アンチエイジングというのもそうだが、歳よりは若く見えるコトは出来ても、本当に若かった時代に戻るのは無理。

顔には、その人の状況も表れてくるので、にこやかな人の方が、むっつりしている人などより、他人は気持ち良く受け入れてくれるだろう。

昔と違い、離婚も簡単に出来る様になった時代だからこそ、あまり美醜に一喜一憂するのは無駄だろう。

綺麗な人だから結婚するというのでは、何度でも若い人と結婚しなくては無理だと思うが、実際には自分も老けるので、それも難しい話。

それでも、気になるという人なら、上記の本を読んで自問してみるのも良いと思うけれど、残酷かもしれないが、ホトンドの人は自分が思っている程、他人の美醜などに無関心。

だって、人が一番気にするのは、自分自身であって、他人への関心など、さほどでもナイという人の方が大半なのだから。
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Posted by seitaisikoyuri at 21:37│Comments(2)
この記事へのコメント
こんばんは

若かった頃には絶対に戻れません
幾つかの努力が無駄に終わっています(;^_^A

今、周りの女性で魅力を感じるのは美魔女ではなく、すっぴん美人達です
ありのままで突き進む姿が素敵です
明るく元気に笑ってる人はイイですね

凸凸!
Posted by k-hirata at 2018年07月30日 22:36
k-hirataさん、時は残酷ですが、何時までも生きているというのも、逆に大変かもしれません。

生命のサイクルのまま、素直に生きて行くのが一番です。(それでも、ある程度自分の身体の手入れ次第で元気ではいれますから、そちらは必要でしょうが‥‥)

ちなみに、化粧は肌を痛めるコトも多いので、すっぴんの方が歳をしてからダメージは少ないかもしれませんね。
Posted by koyuri at 2018年07月31日 17:34
 
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