2018年08月06日

絶望的な日本

最近、かなりハマって読んでいるのがこの方の小説。

特に、感銘を受けたのが、こちら。


現実でも、警察不信、検察不信になりそうなコトが一杯なのだけれど、改めてそうなりそうな一冊。

政治家などとの繋がりにより、事件化されたり、されなかったりする裏側。

『巨悪は眠らさない』というのは、夢のまた夢なのか。

巨額の不正が許されてしまう大企業と、血祭りに上げられる弱小な人々。

投資を始めたいと思う人なら、是非ともこちらを読んでからにすべきかと。

胴元が一番儲かる様に出来ているのに、本気で挑むというのは、簡単ではナイ。

バブルの崩壊から久しいが、現在、国が盛んに株を買っているのも、こうした背景があるからなのかもと思ったりもする。

もう著者は亡くなってしまったけれど、「デパートを税金で救う国」の行く末を読んだ時と類似の絶望を日本に感じた。

日本は大借金国家だ。1999年度末の国の債務は約510兆円と、破綻状態にあるといってもいい。それでも政府は財政再建を先送りにするばかり。その先には国家滅亡のシナリオしか残されていないと看破した、糸瀬茂さんが生きていたら何を思うだろうかと、思わざるを得ないのだけれど‥‥
人気blogランキングへ←応援よろしくお願いいたします

Posted by seitaisikoyuri at 21:59│Comments(2)
この記事へのコメント
こんにちは

「デパートを税金で救う国」は衝撃的でした
税のとり方、使い方は国の品位のバロメーターです

絶望感を感じる事が多いですが、子供が沢山いる街、国を目指す事に税や労力を集中すべし!
ローカルですが、我が街のお子さんたちを見てると、そう思います
子供が増えれば将来の納税者と消費者になってくれる筈
でもそれまで国が持つかなぁ?

凸凸!
Posted by k-hirata at 2018年08月07日 13:39
k-hirataさん、この国はドンドン変な方向へと向かって行っている様な気がします。

少なくとも、人口が減り続けるというのは、問題があるからだと早く皆に気付いて欲しいですね。
Posted by koyuri at 2018年08月07日 20:20
 
にほんブログ村 健康ブログへ