人は誰も歳を取るのが、止められナイけれど、それにしてもドンドン日本の高齢化は進んで行く。
たった三年間位で、1000万人近くが生まれた時代の人々が、70歳代になり、去年生まれた赤ん坊の数は、ついに100万人を割った。
年金は、65歳から下手をすると70歳とか、75歳に引き上げられるかもしれない時代になろうとしているが、少なくとも団塊の時代の方々が今の100歳近い老人まで生き続けるとしたら、おそらく国家の財政の崩壊は免れないだろうという気もする。
結構面白い本ではあったが、団塊の時代の方々が絶壁だったとしたら、おそらくそれ以降の世代は、もう滑落するしかナイのかもしれない。
常々、団塊の世代より一世代若いのだから、老人になったとしても介護の人手は、こちらには回されないだろうし、年金も支給が五年は遅らされてしまったしと、団塊の世代よりも、老後は真っ暗。
自分のコトは、自分で最期まで出来る様に、ピンピンコロリを目指して生きる以外に、選択肢は残されてナイ。
「安楽死」も、上記の本では取り上げられているけれど、悲惨な運命の中で晩節を生きるしかナイのであれば、おそらく我々の老後には、「安楽死」すら、選択肢になって来るのではないかと、嫌な気持ちになってしまった。
ともあれ、先のコトなど考えて暗くなっても仕方がナイので、「なるようになる」と気持ちを切り替えないと、今後の何十年かが、辛くなりそうで怖い。
日々、少しでも楽しみを見つけて、楽しく生きる努力をする以外にナイのかも‥‥