2018年09月25日

縮んで行く現実を受け止める

人口が減少するという現実を受け止め、今後拡大するにはどうすれば良いかというコトを考えるだけではナク、今後どうなろうと、チャンと生きて行くにはどうすべきかを考えようという趣旨の本がこちら。


地方で生きるというのは、金銭的には大変かもしれませんが、色々とゆとりある暮らしが出来ます。

無論、それは計画的に生きていれば可能なのかもしれませんが‥‥

それにしても、「田舎の人口が減るのは、田舎が経済的に負けた結果。経済的な敗者が滅びるのはしかたないのではないでしょうか」と大真面目に言う大学生が居るというのは、驚きです。

そもそも、大企業のホトンドは本社を東京などの大都市に置き、地方では安い賃金で働かせ(なるべく非正規で)、儲けを本社に持ち帰り、それを大都市の正社員に分配しているから、という経緯を省略してしか考えられないのが、最大の謎。

この本の対談している方々も、地方から若者を集めるという人数的な話だけをしているけれども、富も人口も都会が地方から搾取しているという感覚がナイのに驚きます。

借金が山の様にある時代に、もし日本が破綻したとしたら、おそらく円安になって、食糧難になるのは必然でしょう。

都市の方々は、戦前戦後の食糧難で大変な思いをしたのを忘れているのだと思いますが、万が一に備えて農家の人々と良好な関係を継続的にしようというリスク管理が出来ている人は、そんなに多くナイのでは。

親戚に農家は居ても、非農家で生まれると簡単には作物を造るのは無理なのだというコトを身に染みて知っていると、食べ物はお金さえ出せば簡単に手に入れられるという考えに毒されないで済みますが、都会ではそんな人は少ないでしょう。

例えば、大地震のあった北海道の農業が壊滅的打撃を受けたら、日本の食糧自給率はとんでもナク下がります。

シンガポールみたいに、自分達では農業をしてナクても、マレーシアと陸続きというトコとは違うので、何かが起きてしまった時に、海外に脱出出来なければ、飢え死にという可能性も有るというのに‥‥

そもそも、今はマダ過去の遺産が多少は残されているけれど、やがて来る老人大国の時にどうなるのかという問題を抱えた日本にとって、考えるべきコトは多数存在し、その時に備えているかどうかで、人生は激変する可能性があると思っていなければ、未来は暗転してしまうかもしれません。

その時に備える意味では、読んでおきたい一冊です。
人気blogランキングへ←応援よろしくお願いいたします

Posted by seitaisikoyuri at 21:39│Comments(2)
この記事へのコメント
こんばんは

田舎が経済的に負けた・・・深く見ると逆です
経済成長無き社会では、食材を生産する地域にスポットが当たる筈です
お金の動きが少々鈍くても、食の発信地には富が眠ってると感じてます
コメの収穫期に、毎年実感しています

凸凸!

Posted by k-hirata at 2018年09月26日 22:23
k-hirataさん、全くその通りのコトが書かれています。

そして、そう講義しているのに、そんなコトを言う学生が居ると書かれています。

都市が「砂上の楼閣」にナラナイ様にするには、どうすべきかというコトを論じた本です。
Posted by koyuri at 2018年09月27日 18:26
 
にほんブログ村 健康ブログへ