2018年11月08日

在宅医療の現実

医療費削減や、介護費削減のタメに推奨されている在宅での看取り。

それでも、中々、現実は厳しく‥‥


この本に書かれている現実も、大変なのだけれど、現実にはもっと大変な話も聞く。

親が大変でも、一緒に住まず、加えて介護の派遣も頼まず、放置したと言われないタメに、一週間に一度位は在宅診療だけは頼むけれど、施設に入れるお金も勿体ないのか、入れるお金もナイのかという人も存在するのだという。

格差社会というけれど、お金がナイ(逆に全く無くて、社会保障の網に掛かった人の方が、もしかしたらマシなのかもしれないけれど、本来ならフォローされるべき人でも、日本は申請主義なので、セーフティネットに救われない人もかなり存在しているらしい)人は、おそらくこうした小説にもなれぬほど、大変な目に遭っているらしい。

おそらく、現在でこうした人が存在しているのだから、将来になったらどうなるのか、考えるだに恐ろしい。

このブログで、何度も「ピンピンコロリ」を推奨しているけれど、誰もがそうなれるとは限らない。

でも、そうでなければ、かなり大変な現実が進行中。

未来を、自分でどうデザインするべきか、この手の本を読んで覚悟を決めるべきなのかもしれない。

長生きするのは、とても良いコトだと思われていたのだけれど、物事には表もあれば、裏もあるのだと知っておくべきだと思わせてくれる一冊。
人気blogランキングへ←応援よろしくお願いいたします

Posted by seitaisikoyuri at 21:14│Comments(4)
この記事へのコメント
こんにちは

セーフティネットに救われない方々、多いようですね
町内、自宅近郊でも一人暮らしの御老体が増えています
幸い、皆さんご自分で生活していけますし、早めに施設に移る方も多いです
でも、次の世代の老人グループがどうなるか分かりません
少々不安です

凸凸!

Posted by k-hirata at 2018年11月10日 10:34
k-hirataさん、今の老人の数でもそうなんですから、この先二十年後を考えると、とても心配になります。

増税したとしても、社会福祉に回りそうもナイですし、「今だけ、自分だけ」の政治には、本当にガッカリです。
Posted by koyuri at 2018年11月10日 19:18
koyuriさん、こんばんわ〜。
今日は暑くてTシャツ一枚でした。
気温差が激しくて困ったものです。
在宅医療について時々看護師さんと話してます。
Posted by 俊樹 at 2018年11月10日 21:16
俊樹さん、昨日は暑かったですが、今日は朝からあまり温度が変化せず、寒い一日でした。

通常は、朝晩は寒く、昼間は暑い日々が続いているのですが。

ともあれ、安心して生活が出来る社会になれば、もう少し国が良い方向へ向くと思うのですが、どうも「北風と太陽」の北風政策が好きな人達が多くて、今後が心配です。
Posted by koyuri at 2018年11月10日 22:05
 
にほんブログ村 健康ブログへ