2018年12月04日

文学と歴史と政の世界

歌人としての西行と、連歌師の宗祇、そして俳人の芭蕉の、背後を探求した本がこちら。


三人に、共通する背景と、時代の要請。

ともあれ、そうした言葉遣いが、文化的なモノだけであれば良いのだけれど、政治の場面に用いられると厄介になる。

昨日の本でも、中国の政治家の曖昧な指示しかせずに、部下に忖度して行動させ、上手く行けば自分の手柄、失敗したら責任は部下が丸被りという、如何にも、失脚を恐れ、保身に走る上司の姿が描かれていたけれども、日本でもそうだと、こちらの本でも指摘している。

情報伝達や意思表明をする時に、疑問形を使うと、責任を取らずにすむ。

事を荒立てず、相手も傷つけないけれど、自分もはっきり責任を取るつもりはナイ。

森友学園も、加計学園問題も、その結果なのだと。

確かに、そういう意味では、権力に近付けば近付くほど、失脚を恐れて、曖昧な発言で煙に巻く人が多い。

ともあれ、文芸もゆとりのある人達以外は、それだけに耽溺するワケにもいかず、裏があるという考え方は、以前からあるけれど、これだけ理路整然と説明しているのは珍しい。

又、違った目で芭蕉達の、解読を試みる必要があるのかも。

正史の裏側には、ドラマチックな歴史が隠されているのかもしれない。
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Posted by seitaisikoyuri at 22:51│Comments(2)
この記事へのコメント
こんばんは

上手く行けば自分の手柄、失敗したら責任は部下が丸被り・・・
会社組織の中でもありました
そして多くの先輩、同僚が消えていきましたよ
そんな組織は後に淘汰されていきました

話は変わって、「華の棺」が届きました
しかし同じ発送元からの「江戸の粋」が未着です
問い合わせると今日発送と回答が来ました
オクでの調達は今一つ安定感が無いです

凸凸!

Posted by k-hirata at 2018年12月05日 21:11
k-hirataさん、会社などでもそうなんですね。

そういう組織は、根元から腐って行きそうですね。

「華の棺」と「江戸の粋」、どちらも面白い本なので、楽しんで下さいませ。
Posted by koyuri at 2018年12月05日 21:51
 
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