2018年12月18日

超々高齢化社会に向けて

日本は、世界各国より、一気に高齢化社会から、超高齢化社会になったという。

高齢化社会とは人口の7%、超高齢化社会は人口の14%が、65歳以上の場合に言うのだとか。


フランスでは、114年必要だったのに、わが国ではたったの24年と聞いて驚かない人は居ないのではないか。

故に、2030年には予想によると、総人口1億1522万人の内、15歳未満は1115万人、15〜64歳は6740万人で、65歳以上は3667万人だという。

つまり、人口の三割以上が65歳以上の高齢者になると推定されているのである。

超高齢化社会の割合が、倍増するのだから、超々高齢化社会と言うしかナイ。

そんな時代に、国防に多額の出費をしても、どうにもなるまい。

そもそも、戦う兵士が充足出来るかどうか。

若者は、低賃金故もあって、結婚もせず、子供も産まずという人達が増えている。

2030年に生まれるだろう子供の数は、たったの69.5万人。

団塊の世代と比べると、その少なさが際立つというモノ。

そして、その団塊の世代が2030年には、後期高齢者になっている。

たった3〜4%しか出来ないというピンピンコロリとなると、どんな社会になるのか、少し想像力を働かせてみれば、判るのではないか。

社会予算を、しっかり福祉に振り向け、社会を拡大するよりも、上手に縮小する以外に、この先の未来は描けない。

小手先だけの改革など、数十年後には無意味になりかねないというコトを、この本は教えてくれる。
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Posted by seitaisikoyuri at 22:26│Comments(4)
この記事へのコメント
koyuriさん、来年度の予算案を見て防衛費の多さに驚きました。さらに「いずも」を航空母艦にするようで、専守防衛ではなくなりますね。何かトランプさんの商売に乗せられているようで・・。

これじゃ福祉予算の充実は無理ですね。
Posted by takachan at 2018年12月19日 15:18
takachanさん、既に専守防衛という言葉から逸脱している行為は、かなり存在していると思います。

外国に行って何をしていたのかというコトも明らかになってませんし、もしかしたら戦死なさった方も居たのかもしれませんが、全て藪の中というのが現実ではナイでしょうか。
Posted by koyuri at 2018年12月19日 21:08
>全て藪の中

これが一番恐ろしいことですね。情報の不開示。国民が払った税金で何をしたか、何につかったか当然、知る権利があります。

最近の政府発表は何か戦時中の「大本営」発表のような感じがしてなりません。
Posted by takachan at 2018年12月20日 09:22
takachanさん、全くですね。

今が、戦前と呼ばれる時代にならないコトを祈りたい気分です。
Posted by koyuri at 2018年12月20日 20:29
 
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