主人の父は、がんだったが発見時には手遅れだったので、無理な治療はせずに家に居て、本当にダメになってから病院に入って亡くなった。
自分の両親は、突然死だったので、二人共自分の家で簡単に一生を終えた。
作家である医師が、信念の基に同じく医師の父親を自宅で見送った話がこちら。
中々、普通の家でココまで大変な最期を迎えられるかというと、難しいかもという気もする。
我が家の御客様の中でも、自宅で見送られた方々の話を聞いたコトはあるが、付きっきりで世話をやく事が可能な人が、何人か居てこそなので、必ずしも簡単にとは思えない。
少なくとも、今、認知症の主人の母親をディ・サービスなどを利用しつつも、在宅で見て居られるのは家に何人か居るからであって、おそらく独りで見ていたら、難しいかも。
ともあれ、なるべく家に居たいという気持ちがある以上、何とか出来る範囲で見てはいるが、最期までというのは、出来るかどうかは判らない。
人間、長生きしても良いかどうかは、最期にどんな死に方で終わるかによると思うが、これこそ天命なので、誰も死に方を選べない。
在宅死も可能ならであって、それを選ぶのは簡単ではナイと思う。
ともあれ、一人一人人間が違う様に、死に方も様々。
在宅死の貴重な体験談なので、読んでおくと良いかもしれないが、全ての人がこんな風に出来るかというと、おそらく無理と応える人が多いだろうと。