最近、近世の本を読んでいるという話題を書いたコトがあると思いますが、あまり一般的な本ではナイので、ココには書いておりません。
タダ、これなら誰にでも面白く読めるのではないかという本があったので、書いてみます。
ミステリーを書いている作家さんなので、こういう話も出て来るワケです。
ちなみに、近世の文学に全く興味がナイという方には、あまり向かないと思いますが‥‥
おそらく、この方の書いた本の中で、『源氏物語の謎―千年の秘密をいま解明する 』という本の話を、かなり前にした事があるのではないかと思います。
ともあれ、本来、曽良本というべき『曽良随行日記』こそが、本物の『奥の細道』なのだという方も、研究者の中には存在しているワケで。
現代に於けるゴースト・ライター制度みたいなモノもあるのですから、必ずしもトンでも本という括りで語られるべきではないかと。
おそらく、頭の硬い研究者達には、絶対に受け入れられそうもナイ話ではありますが、実際、芭蕉の多くの本は、彼の死後に出されていたりするのですが、それを知らずに居る人が世の中の大半ですから、この本が真実だとしたら、かなりの衝撃でしょうね。