2019年05月13日

他人と繋がって生きる

結婚したとしても、別れる人も多いし、死別する人も居る上に、結婚しない人が増え、今後、日本は「独りで生きる人が増える」のは確定的。


それでも、若い内は良いけれど、高齢になって身内がドンドン減って行くだけというのは、かなり辛いモノがある。

この本の最後に書かれているが、別に男女の結婚だけを認めるのでは無く、同性同士でも一緒に暮らせるコトは可能だし、別に単なる友人同士とか、知り合いの多人数ででも、一軒の家を共同で暮らすというのも有りかもしれない。

長寿の人が増え、どんなに健康でも、流石に九十歳を過ぎると、自分で出来るコトも減るし、物忘れも酷くなるのを身近で見ていると、やはり若い内から色々と自分の人生を考えた方が良い。

夫婦は元々赤の他人なのだが、子供は他人ではあるが愛情を持って育てれば、当然愛情のある人間になる。

結婚は良い事ばかりではナイけれど、悪い事ばかりでも無い。

昔、三十歳の頃、当時友人として仲良くしていた既婚者の人が、「結婚して一番良かったと思うのは、親が亡くなった時に、自分には家族がまだ居ると思えたコト」と話してくれた。

その時に、若くして両親をなくされた方の言葉だったのだが、とても胸に響いた。

それから、結婚してしばらくして母が突然死した時には、もう結婚して二人目の子供も出産直前だったし、数年前に父も突然死した時には、子供達も成人していた。

親が亡くなるというのは、本当に辛いコト。

自分に対して、全くとは言えなくとも、ホボ無償で愛情を注いでくれるのは、やはり親だからこそ。

そういう存在が、世の中から消失しまうと言うのは、何とも言えない。

それでも、やはり自分で選んで新しい家族を築いておいたので、別離の悲しみにも耐えられた。

この本を読んで、やはり女は金が目当てと思う人は、そんな人としか付き合ってナイからだと思う。

お金よりも、「この人と生きて行ったら、楽しい」と思わせてこそ、「金の切れ目が縁の切れ目」にナラナイのだと思った方が良いのではないか。

結婚に大事なのは、何より人間的な魅力だと思う。
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Posted by seitaisikoyuri at 22:18│Comments(0)
 
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