2019年05月31日

明治維新というけれど

必ずしも、新しくなれば良いというモノでも無く。

江戸時代の方が、良かった部分もあるのではという本がこちら。


というのも、百姓一揆などに於いても、寛政年間に津藩で起きた時には、威かすのに空砲を用いた。殺生を避けた為である。

それでも、幕府は百姓一揆が起きたのは、藩に落ち度があったからとして、藩主に罰を与えたけれど、明治政府は暴動を起こした百姓に実弾を撃ちかけて殺戮したのだが、政府なので誰も政府を処罰出来ない。

しかも、明治になったら徴兵制になったので、男子は兵士に取られるは、税は納めなくてはならないはで、民衆の暮らしは楽になるよりも、大変になったと。

教科書的歴史観だと、江戸時代が圧政時代で、明治維新は素晴らしいと書くけれど、必ずしもそうでなく、江戸時代は「仁政」を政治の基本理念としていたし、大きな戦いは無かったので明治と比べると平和な時代だった。

おまけに、飢饉や地震・津波などの災害の際に幕府や各藩は救済策を行っていた。

つまり、「徳川時代が暗黒時代だった」というのは、薩長を中心とした新しい支配者たちによるプロパカガンダに過ぎないと。

薩長の人々は、戦争を好みがちだったのかもしれないけれど、それって今の時代にも言えるのでしょうか?

単に戦争になると、利権が生まれて、自分が得をすると思ってはいないと思いたいですが‥‥
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Posted by seitaisikoyuri at 21:50│Comments(0)
 
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