以前、初めて読んで面白かったと褒めた作家さんの本を見つけて読んでみました。
正に、期待を裏切らず、一気読みさせて頂きました。
それにしても、世の中にはこういう下種な人間が存在しているというコトの方が現実なワケで。
小説だけは、ラストでスカッとする事が可能ですが‥‥
それでも、やっと日産の社長も退任するコトになって、まだ会社の方がコンプライアンスは有るのだと思ったり。
韓国も政権側が、疑惑は疑惑に過ぎないと、法相の任命を強行してましたが、日本でも、疑惑の人物が文科省の大臣とか‥‥
しかも、さほどその話は議論されず、きっと元総理大臣の息子の初入閣という話題にかき消されてしまうんだろうなと思ってます。
となると、少なくとも政治とマスコミに関しては、どちらが三流国なのかという気もしますが。
ともあれ、おそらく世界中では、ホトンド日韓のイザコザなど、気に留める人は居ないのだろうと思います。
アメリカの動向とか、イギリスのEU離脱問題と比べると、東アジアの国の些少な問題という感覚なんではないかと。
おそらく、既に日本は既に世界から関心を持たれない国になりつつあるんでしょう。
そもそも、そうした世界観の無い人々がトップなのですから。
衰退する企業の問題というのを、実に明確に描いた傑作だと思います。