江戸時代の、ブラックぶりを列挙している本を読んでいると、でも、今は現代なのに、本質は変わっているのかなと首を傾げたくなるコトがあまりに多く。
この時代を、今、色々と探求しているので、ある程度は知っている話が多いのですが、ブラックと言われると、つい現代と比べてみたくなりがち。
仕事に追われて、中々、結婚出来ない(今もじゃない)とか、今で言う上級国民の武士などが悪さをしても御咎めなし(今もじゃない)とか‥‥
特に劣悪な労働条件と言われれば、日本人もそうだけど、特に外国から来て働いている技能労働者制度の人々の劣悪な環境を思えば、時代が変わっても、全く改善されてナイのではという想いがします。
「食の安全」というのも、外国には弱い政府によって、破壊されそうな感じだし‥‥
「高い識字率のまやかし」という章を読むと、日本人というのは嘘のデータにダマされやすいのねと。
そして、ラストの章が「社会的弱者に冷たく残酷だった」と言われると、今だってそうじゃないとしか思えない悲しさ。
我々日本人は、本当に人間的に進化して来ているのでしょうか???