2019年12月12日

学者は凡人に非ず

少し前に読んだ本なのですが、ブログに上手く書ききれないと思って放置してました。


法医昆虫学というのは、あまり知られてナイ分野だと思いますが、このシリーズは全て面白い。

ともあれ、純粋にミステリーとして楽しんでいるのを、無理に書かなくともと思ってたのですが、前に、ノーベル賞を受賞した山中伸弥所長が手がける京都大学iPS細胞研究所での備蓄事業に対する年10億円の補助金の打ち切りが、回避されて支援の継続がほぼ確実な見通しという、報道がされて、ひと先ずは良かったと思ったけれど、どうして将来有望な研究すら出来なくなるのかと悲しい気持ちになってました。

そもそも、日本は国土が狭いのですから、素晴らしい業績などが生まれなければ、世界的に立ち行かなくなるのは自明の理。

それ以外にも、我々があまり知らない研究とかもあって、その中の一つに「法医昆虫学」も入るのではないかと思います。

どんなモノだろうと思う人は、是非ともこのシリーズは良く出来たミステリーなので読んで頂きたいのですが、とかくミステリーはネタバレ出来ないので、本当に書くのが難しいと、スルーしてました。

ところが、iPS細胞を使った臨床研究では、日本が世界をリードしてきたのに、超大国アメリカがiPSにどんどん乗りだし、米国はいけそうだと分かると、いっきに取りにかかってくる。米国で開発が進み、逆輸入する状況になりかねないという、大問題。

STAP細胞で大騒ぎしたけれど、まだアメリカでは特許を模索しているという話も有る。

大体、研究が全て大団円になるなんて有り得ない。

それでも、結果を求めて努力しているのに水を差す様では、本当に今後の日本の将来は絶望的。

富裕層の為のホテルなんかに、出す税金が有るのなら、もっと研究に回して欲しいし、あげくに公私混同の京都旅行なんぞに多少なりとも、税金が使われたのかもなんて言う『文春砲』を知ったら、到底、我慢が出来なくなり、その話題と絡めてブログに書く事にしました。
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Posted by seitaisikoyuri at 21:54│Comments(0)
 
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