2022年10月08日

オリンピックをどうするべきか

今、ようやく東京オリンピックにメスが入れられようとしているので、この本の御紹介を。


地域の図書館で、一番最初に借りた珍しい本です。なので、読んでナイ人が多いと思いますが‥‥

オリンピックの商業化によって、弊害が大きくなって来ています。著者が、考えるゲームは如何にというのが主題ですから、その辺は書けません。

ともあれ、日本人は流されやすいので、オリンピックを一番だろうと思ったりしますが、アメリカはやはり野球はワールド・シリーズが一番だと思ってます。

この本でも、米国のNBCが今後オリンピックから引くかもしれないと。

実際、2032年までは、五輪の放送権は獲得してますが、米国の若者のテレビ離れが著しい。それでも、ストリーミング配信で成功したので、黒字になってるみたいです。

それも、NBCが有料チャンネルの「オリンピックチャンネル」を9月30日に終了して、スポーツのコンテンツはストリーミングサービスの「ピーコック」への移行が進められていることなどで成り立っている。

ともあれ、冬季五輪だった長野県も、スキー客はコロナと若年層の減少により、外国人観光客が戻らなければ相当苦しい。スケート場も、やっと氷を張り出したが、通年営業は難しい。

五輪の競技場を造れば、ゼネコンなどにお金が回るだろうが、維持費がかかるので存続は難しいと、世界で思われている。(日本は、まだ札幌冬季五輪を諦めてはいないみたいだが)

小説のエンディングの様には、まだならないとは思うが、近い将来、オリンピックはこのままずっととは限らない。

日本は、国費の使い道に抗議しても、今は平気でやっているが、マスマス円安傾向が続き、国力が衰えるとどうなるかも判らない。アベノミクスを上手く脱出するコトは、無理だと言われていた。だから、止めた方が良いとの意見を押し切って来たツケが、これからドンドン増えるに決まっている。

それでもまだ、日本にオリンピックは必要ですか?  

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Posted by seitaisikoyuri at 19:53Comments(2)

2022年05月11日

喉元過ぎれば熱さを忘れる

最近読んでいるのは、中山七里さんの作品。

弁護士御子柴礼二が活躍するシリーズも人間の表裏に対する問題提起と、裁判に於けるどんでん返しが魅力だが、本作を読んでウクライナにロシアが攻め込んで、日本でも核攻撃が問題になってしまう事態になっていると思うと、東日本大震災の時に福島原発によって日本が危機的状況になったコトを忘れたのかと心配になる。

その当時には、アメリカの兵士の方達すら、被爆したと騒ぎになったにも関わらず。


上記の小説を読むと、あの時の事がありありと記憶から蘇ってくる。

日本人は、熱しやすく冷めやすいと言われてるが、世界中で唯一の被爆国でも有り、福島原発が未だ収集が終わってナイのに、核を希望したりする気持ちが本当に理解出来ない。

しかも、原発を攻められたらとんでもないことになると思っておらず、現在も防衛手段が手薄だというのに‥‥

除染すら未だ終わらず、排水が溜まっていく一方なので、薄めて海水に流そうとしているのもトリチウムが完璧に取り除かれてナイので、人体に影響を及ぼすのではないかと心配されている。

つい数日前に、未だに山菜のコシアブラにはセシウムが残留していて、食用は制限がされているままだと新聞に小さな記事では有るが載っていた。

原子力は、未だに無毒化が人類には不可能な事案。

それを達成する前に、利用しているだけなのですから、今後何が起こっても不思議ではナイという認識を持たないと、何れ全人類が破滅するかも知れません。

科学は日々進歩しているものの、良いコトばかりでは無く、暗黒面も考えることが必要でしょう。

そもそも、自分達にだけ都合よく、他者だけに不利益になるものナド、皆無なんですから‥‥  
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Posted by seitaisikoyuri at 23:44Comments(4)

2022年04月23日

プライバシーは大丈夫?

国がマイナンバーカードを普及させようと苦心惨憺しているのは、プライバシーを無くすタメとしか思えない。

マイナンバーカードと運転免許証情報の一体化は、2024年度末の実現を目指してすすめられているようだが、本当に大丈夫なのか?

世界的にハッカー集団が存在し、会社とか病院に対しても、身代金を狙って犯罪が行われていて、しかも、日本のデジタル庁は進んでいないと言われている。

そんなコトを踏まえて読んでみると、気掛かりな一冊。


弁護士だった方が、リーガル・サスペンスとして書いたモノなので深くは語れないが、江戸川乱歩賞を受賞した作品の二十年後という設定で書かれています。

日本は、進歩しているのか、それとも後退しているのか。というか、進歩は人間にとって、良い物だけをもたらすのか、そうでは無いのかという問題を考えて見ましょう。

IT化が進んだら、良いコトばかりでは無いと、ウィキリークスなどが示している。

昔から、独裁者の存在する国では、秘密を伝えるには実際に会って、密かに伝える以外ナイと言われているけれど、IT化が進んだら秘密など、無きに等しくなるのかもしれない。

昔々に読んだ、福永武彦のユートピアを破壊して個人を取り戻すというテーマの作品は昭和の中頃に書かれていたのだが、今や六十年以上経って実際にそうなりそうな予感が漂っている。  
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Posted by seitaisikoyuri at 20:01Comments(4)

2021年10月09日

snsを疑え

元アメリカ大統領の選挙にsnsが役立ったという話が伝わっているが、日本でもツイッターでの誹謗中傷のなかには、組織的な「活動」があるという話が、明らかになった。

都内のIT関連企業が、仕事として個人攻撃をして世論操作をしていた可能性があるという。

少し前に読んだ本に、
があって、レッドネックというのは、アメリカの南部の強い日差しの下で野外労働する白人は「首すじが赤く日焼けしている」ので、そう呼ばれている。職業は肉体労働者や零細農業で、所得は低いと言われているので、差別的な意味合いだと言えよう。トランプ支持層は、そういう人達を狙ったと言われている。

ただ流石に、本の筋までは書けないが、日本でも政党がお金を使ってsnsで仕事をしているとなれば、問題であろう。

関連で、ネットなどの調査をしているモノにも、注意が必要と書いてある本でオススメなのは、
昔も今も、世の中には色々な調査と言いつつ、個人情報を売買する人や、利用する人が居るというコトが判り易く書かれている。

我々は、自分の考えで選んでいると思って居たら、選ばされているというコトもあるのではないかと、自分で自分を疑ってみる位で丁度いいのではないか‥‥  
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Posted by seitaisikoyuri at 20:00Comments(6)

2021年06月23日

色々な医師が居て‥‥

久坂部羊氏は、医療の内部について革新的な意見の方で、医療小説を2000年代になって次々発表してらっしゃる。


製薬企業の内幕を書いているのだが、同時に医師のモラルも問うた問題作。

折しも、東京都内にまん延防止等重点措置が適用されている最中に、政治資金パーティーに参加していたことが批判を浴びた日本医師会の中川俊男会長に文春砲が炸裂したみたいで有る。

ともあれ、小説には様々な医師達も存在して、色々なMRも登場する。

日本は、性善説によっている国だが、もう政府の対応を考えると無理だと思う。

赤木さんのファイルも黒塗りで、責任を取らない様にしているが、官僚を始めとして誰でも間違った判断をする。

間違った時に、どう責任を取るのかというコトを、チャンとして置かないと益々日本は間違った道に行きかねない。  
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Posted by seitaisikoyuri at 19:33Comments(8)

2021年06月19日

今、読むと逆に斬新

今野敏さんの古い小説なのだが、マダそんなに売れていない時代のモノだったからか、初めて読んだ。

小説家は、ある程度時間が経つと、上手いけどインパクトが弱くなるので、初期の作品の方が面白いと言われても居るのだが、確かに粗削りかもしれないが、インパクトは強い。


ちなみに、単行本で読んだので、文庫本なら修正が加えられているので、文章が違うかもしれないが‥‥

日本とアメリカとの関係など、逆に今はオリンピックで色々なコトが出て来ているので、そうかも知れないという気分にされられる。

流石に、作品の解説をしてしまえば、面白さを台無しにしてしまうので、止めて置くけれども。

思いがけず、期待した以上の作品に出合えてラッキーでした。  
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Posted by seitaisikoyuri at 20:17Comments(2)

2021年04月20日

怖い患者

久坂部羊さんの短編集です。


この方は、長編も得意ですが、短編の方が上手いかも。(小説家は、昔から短編が上手い人が、上と言われています)

どちらも、人間の負の部分を抉るので、読後感はあまり良くはナイのですけど‥‥

ともあれ、日本は昔みたいにノホホンととして居られない感じになってますから、しっかり世の中の毒を認識した方が良いかもしれません。

実例として、コロナのワクチンは、どうなっているのか良く判らないと思います。

何しろ、医療従事者は春頃までには、希望する人には全員に接種が終わると、言われて居たと思いますが、現実には少ない人しか終わって居ません。

となると、今月になって九月までには全員のワクチンを手配する目途が立ったと言われても、実際に接種が完了するのは、来年まで駄目だろうと思わなくてはいけないみたいです。

去年のコロナの発生から一年以上過ぎましたが、『アベノマスク』みたいな愚策をするお金があるのだったら、コロナの為のベッド数を増やしたり、日本でワクチンを研究する所にもっと税金を投入すべきだったのでは。

特に、コロナに関わらず基礎研究が大事なのに、大学はお金を天下りしている人々に使っても、研究者は薄給だったりして、中国やアメリカの海外に頭脳流失させているのが、大問題ではないかと。

それなのに、今日の地方のニュースで、「九月にワクチンを手配する目途が立った」と参議院補欠選挙の候補者への応援で威張っている人達の映像が流れてました。

そんな言葉に騙される人達は、察しが悪いのではないかと思いましたが、どうなりますことやら‥‥

日本では、『怖い政治家』と、『嘘に騙されてしまう国民』の方が、もっと問題かもと思いました。  
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Posted by seitaisikoyuri at 22:21Comments(4)

2021年02月28日

サリエルの命題

インフルエンザが変異したというパニック小説なのだが、コロナで困っている日本を考えるべき命題も含んでいる。


ともあれ、日本の皆保険制度を守らなくては、大変なコトになるのではという気もするが‥‥

少子高齢化が進むので、年寄りよりも若年層を大事にすべきという部分も確かに必要かもしれないが、もし、皆保険制度が破綻したら、日本人はより支出を嫌って、一斉に老後資金を溜めだすだろうから。

それと、税制の歪みは総合課税で正す方が良いのではないか。

特に問題なのは、最低賃金よりも異常に安い、外国人労働者によって非正規労働者の賃金がより低く抑えられている事で、社会の再生産にとってもマイナスであると考える。

地方では、介護の仕事は募集は数多くあるのだが、中々、新卒か若い頃以外では正社員になる事は、大変なコト。

再チャレンジが難しい日本の問題など、政治的課題は昔から存在しているのに、後手後手に回っている限り、社会の停滞はより進むのではないだろうか。  
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Posted by seitaisikoyuri at 22:01Comments(4)

2021年01月17日

謀略と売国奴

ハゲタカで有名になった真山仁さんの本です。

東京オリンピックが、去年、開かれる予定の時に書かれた本ですが‥‥





上下巻とも、読み答えがあります。

日本と米国、朝鮮半島の国々との、諜報合戦の話です。

ともあれ、やっとトランプ政権は幕引きになりそうですが、嘘をシレッと言ってしまう人が国のトップにいると大変なコトになるという話で、「権力は腐敗する、絶対権力は絶対に腐敗する」という感じの本です。

コロナで全世界が大変になってますが、時には謀略の世界も知ってナイと、本当に恐ろしい時が来るかもしれません。

全世界的に、良い政治をやろうとするよりも、私腹を肥やしたい人が、政権に就いて居る傾向が強くなっているので、市井の人々は騙されないコトが肝心です。  
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Posted by seitaisikoyuri at 20:49Comments(6)

2021年01月06日

薬よりも食材

既に、新年が始まってますが、やっとの更新です。

今年も、宜しくお願い致します。

健康は日々の養生からと言われてますが、そういう感じの本がこちら。


ともあれ、食だけでは無くてヨガの方法などや、簡単に出来る『せんねん灸』などを使っての冷え対策も乗ってます。

漢方の先生には、昔、薬よりも良い食材を使って、料理して食べる方が元気になると言われてました。

でも、忙しい時には無理ですが‥‥

エキス剤も、本当はお湯に溶かして飲む方が効果があるとも。

漢方は、的確に薬剤と症が合わなければ、病気は治らないのですが、こんな感じという症状にあった食材をオススメというのなら、試しにやってみる価値はあるのではないかと。

流石に、365日と書かれているので、簡単には読めないと思いますが、時々読んでみて、参考にしたら健康になるのではないかと思います。

色々と試せる方法が、沢山書いてあるので、誰でも中にはピッタリくるページが存在すると思います。

今年のトップを飾るに適した本が見つかって、本当に良かったです。  
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Posted by seitaisikoyuri at 21:45Comments(4)

2020年12月31日

今年、最後の更新です

久々に、小説で面白い本を読みました。


最近は、単行本で読んでも、文庫になってしまうのが、早いと思います。(私は単行本で読んだので、多少の加筆訂正などは有るのかもしれませんが‥‥)

ともあれ、現実の政治と近く見えます。タダ、ミステリーの要素が強いので、深くは書けなくて残念ですが。

コロナ患者は、全体で4千人を超えてますし、長野県区の参院の国会議員である羽田さんは、若いのに亡くなってしまいましたし‥‥

来春には、選挙になりますが、後継は誰になるのか。

『一寸先は闇』というコトを、強く思います。

もうすぐ、病気で入院して一年になりますが、徐々に復活してきたとは言うものの、以前とはどうも覇気が違います。

もう、頻繁に更新してもいませんが、それでも、何とか頑張って居られるのは、皆様の応援があるからです。

本当に有難う御座いました。来年もどうぞ宜しくお願い致します。  
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Posted by seitaisikoyuri at 19:56Comments(2)

2020年08月27日

ジャーナリズムが日本に有れば

余りブログでは書かないけれど、大好きな作家の一人でもあるのが、相場英雄さん。

新聞記者から転身して、作家になられた方。

今、テレビや新聞には広告が集まらないので、政府広報などで恩義が有るのか、忖度ばかりしているジャーナリストが本当に多い。

せめて、小説なのだから、国民の期待に応える人が居て欲しい。


明日、五時の首相の会見は、どうなるのか判らないけれど、少なくとも国会は、憲法で開くという方法が決まっているのだから、それに反して反対などするべきではナイ。

ともあれ、ココ数年、法に反して政権が色々と捻じ曲げて来たコトが多過ぎ。

『社会』とで学んだコトが実行されなければ、真面目に授業を受ける学生も居なくなるだろう。

ちなみに、『日本史』と『倫理社会』で、大学受験に臨んだのは、本当に昔のコトではあるが、あまりにも社会がデタラメで嫌になる。

昔も、出鱈目だったと思うが、今はネットなどが有るので、言った言わないというコトは、スグに証拠が出て来る。

ともあれ、国会議員というのは「選良」であるべきなのに、日本の副総理たる人物は「麻生節」なのかは知らないが、とても国民を代表する資格が有るとも思えない。

何しろ、買収で捕まっても、収賄で捕まっても、国会議員を止めずに歳費を貰っている人達が、堂々と居る国なんだから、もう議員の威厳は既に地に堕ちているのだから、どうしようもナイとも思うけれど‥‥  
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Posted by seitaisikoyuri at 21:09Comments(2)

2020年08月21日

悪魔の辞典

長野市も、本当に暑いです。

朝の水撒きが辛いので、雨が欲しいのですが‥‥

ともあれ、池上彰さんの本ですが笑えます。


「かじのほう」の回には、
「何が何でも「カジノ法」を通したかった安倍政権。「カジノ法」では聞こえが悪いので、IR実施法と言い換えました。言い換えは安倍政権のお得意ですからね。
と書かれてます。

ともあれ、結局、利権なので、「公判控える現職衆院議員が買収工作関与か 秋元容疑者逮捕 前代未聞の事態に」というコトになっているみたいですね。

ついでに、「買収」という解説もありますが、去年の本なので、流石に広島の夫婦の件は書かれてナイのですが、夫婦揃って国会議員だというのに、しかも、法務大臣まで夫は勤めた人だと思えば、今だっだら、どんな感じに書かれるのか、興味が有ります。

ブラック・ユーモアが溢れていて、短文で風刺しているので、暑い時にも、ササッと読めます。  
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Posted by seitaisikoyuri at 20:07Comments(6)

2020年03月04日

ホッと心温まる一冊

やっと、本を読む時間も出て来ました。

今迄、お客様の立ち入る場所は入念にしても、家族のプライベートな部屋はかなりアバウトでしたので、日々、掃除をやってます。

それも、峠を越えたので、最近はボチボチやってます。

ともあれ、暗くなる様なニュースばかり。

心が晴れ晴れする小説を読んで、元気になって頂きたいと思います。


朝読んで、心が柔らかくなりました。

どれもオススメの短編集です。  
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Posted by seitaisikoyuri at 22:19Comments(2)

2020年01月03日

やっと本が読めます

年末から読み始めたのに、読んでいる暇がナク。

やっと、読み終えられました。

今、投稿しようとして、レビューを読んでいて、芥川賞受賞作なんだと気付きました。

昔と違って、あまり芥川賞や直木賞の権威が無くなったからか、言われてみればという感じで、半年もすれば、新しい作品が出るので、賞の重みが、軽くなっている気も。

タダ、上記の小説は本当に面白く。

受け付けない人もいそうですが、人生に付いて考えさせられます。

お正月休みに暇があったら、是非、読んで頂きたいです。

明日はパソコンで書きますので、しっかり書かせて頂きます。  
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Posted by seitaisikoyuri at 18:52Comments(0)

2019年12月30日

高額な医療費に悩んだら

誰かに相談するのも良いでしょうが、必ずしも聞いた人に知識が有るとは限りません。


読んでみたら、もう時効だけれど、子供達が通学している時に怪我をしたコトがあって、もしかしたらその時には公的共済制度が使えたのではという気がしました。

おそらく、加入していたと思われますが、そういう請求をするというコトに思い当たりませんでした。

手続きが煩雑になるので、そういう説明も無かったかと。

ともあれ、日本のホトンドは自ら申告しなければ、制度が在ったとしても、スルーされてしまいます。

得をする必要は無いでしょうが、せめて損だけはしない方が良いかと。

結構、知らなかった知識が色々と載っています。  
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Posted by seitaisikoyuri at 22:24Comments(0)

2019年12月04日

早口言葉で舌を鍛える

最近、老化現象なのか、時々むせてしまうので、借りた来たのがこちらの本。


どうも、舌を含めて、顔の筋肉全体が衰えつつあるのが原因かと。

色々と方法は書かれているので、知りたい方は読んで頂くとして、早口言葉の練習というのは、とても役に立ちそうです。

タダ、やはり以前から練習している感じの言葉だと、難しいと言われても、案外、こなせるものですが、難易度が低いと言われても、慣れてないモノはとても難しいです。

レベル5である、「寿限無」の言葉は、昔から何度かトライしているので、おそらく暗記しているからだと思いますが、さほど難しくは感じないのですが、レベル4である「隣の竹垣に竹立てかけたのは 竹立てたかったので 竹立てかけた」というのは、何度挑戦しても難しいので大変です。

でも、これにチャレンジを繰り返して、難なく言える様になれれば、むせるのも解消するのではないかと思うので、しばらく練習をしてみたいと思います。

それにしても、早口言葉が舌の老化に効果があるとは思いもよりませんでした。  
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Posted by seitaisikoyuri at 22:02Comments(2)

2019年11月07日

手を緩めて健康に

正直、本のタイトルは読者を限定し過ぎる気もしなくはナイのですが‥‥


手や足は、全身のツボとリンクしているので、身体の体調を整えるには、どちらも揉みやすいという意味で、是非とも活用して欲しい場所。

上記の本を読まなくとも、凝っていそうな場所を刺激すれば効果は有るのですが、可能であるなら、自分がやるべきは何処なのかを、知っておいて損はナイかと。

そういう意味では、ツボの場所が判りやすいのと、凝った場所を見つけるのが苦手な人には、症状別にドコを刺激するか書かれているので、便利かと。

「赤面症」の人に向くツボとかも書かれているので、感情を安定させるツボが色々と書かれていると考えた方が良いのでは。

本日、ハードに忙しかったので、かなり省略してますが、コレで失礼しますね。  
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Posted by seitaisikoyuri at 22:47Comments(2)

2019年10月17日

あまりにハードな現実

本当に面白くて、今日中にブログを書けなくなるのではと思ったほどの一冊。


タダ、この本が書かれてから十年が過ぎ、上海の経済は日本よりも活気づいているという話を聞く。

中国の実態経済は、政府の発表だけに、正確とは限らないとは言うものの、日本の経済停滞が長引いているので、日本との差は確実に詰められている。

しかも、全体を比べればまだ日本が勝っているかもしれないけれど、お金持ちの実数は上位だけみれば中国の方が数が増えている可能性も高い。

それは、この本の最初にも指摘されているけれども、国民性の違いかもしれない。

少なくとも、変に安全志向の内向きな日本の暮らしが、長引く不況をマスマス増幅させているのかもしれない。

寿司職人として、外国に渡れば、日本の賃金より格段に高い報酬を手に出来るという話を、東京の一等地で有望なシェフとして働く子供を持った人から聞いたコトがある。

10年前と違って、既に日本は中国から簡単には人材を呼べる国にはなりなくなりつつ、あるのかもしれない。

今は、違った国から日本で働こうとする外国人を受け入れるコトで、何とか回しているけれど、労働者の賃金を増加させられないままでは、誰も日本で働かくなくなる時代が来るかもしれない。

上記の本で指摘されている、役所の形式的な書類の発行問題など、日本のシステムには制度疲労が来ている可能性も高い。

娯楽性も高いので、暇があったら是非一読して欲しい一冊。  
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2019年09月28日

ピンピンコロリをする為に

大型本の上に、かなり専門的な本なのですが、読んでみると図も多く、一般的な人にとって、かなり有益な本だと思います。


結構、高価な本なので、仕事に利用したいという場合で無ければ、図書館で借りるのも、一つの手段かと。

以前から、「運動よりも柔軟体操こそ、健康の秘訣」だと書いてますが、普通の人にこそ、行って欲しい体操が目白押し。

身体に無理をかけない程度の運動ばかりなので、誰がやっても有効だと思います。

ハードな運動だと、やった気はするかもしれませんが、翌日とか翌々日とかに疲れが出たりして、日々継続するのが難しくなる可能性も高く。

この本に載っているのなら、誰でも簡単に出来ると思います。(この本が対象にしている、リハビリが必要な人には難しいかもしれませんが‥‥この本は本来、リハビリが必要な人に対して、補助する人に向けての本ですから)

そもそも、普通の人が無理なく動ける範囲で、身体を動かすというコトを習慣にしてこそ、健康になれるのです。

皆様も、将来、寝たきりにならないタメにも、今から自分に合った運動を一つでも二つでも良いので、日々取り入れて下さるコトをお願いしたいと思います。

残酷な様ですが、おそらく今の日本では安心の老後というのは、将来的には簡単ではナイでしょう。

それでも、健康で自分の身の回りのコトさえ出来るのであれば、老いたとしても、お金はそんなに必要ではナイと思います。

心配なのは、誰かの手が無ければ生きられなくなってしまうと、助けてくれる若い人は減少しているでしょうし、入院したりする施設は不足しているに違いありません。

自分の住まいで、なるべく独りになっても生きられる為に、健康で生きるというコトが、これから一番大事になると思います。

お金を貯金するよりも、健康でいる方がより必要になるので、幸せに老いたければ、自分の身体を大事にするコトの方に、まず重点を置くべきだと思います。  
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2019年09月26日

圧倒的な迫力

あまり話題の書というのは、読まないのだけれど、流石にノーベル賞を受賞した人の名前くらいは知っているので、図書館で返却本の中にあり、読んでみようかと思い手にしたのだが、淡々と不穏な話を語り続けるのが凄い。


帚木蓬生氏が書いた『臓器農場』を思い出したが、著者が違うと類似の場所に対して、こんなに描き方が違うのかと、驚く。

あまりにも淡々と書かれていた子供時代から大人になるにつれて、謎が徐々に明らかになって行く。

発売後ただちに《タイム》誌のオールタイムベスト100(1923〜2005年発表の作品が対象)に選ばれる快挙を成し遂げただけのコトはある。

革新的技術の先に、人間の尊厳はどうあるべきなのかというコトを、考えさせられる。

とはいえ、我々みたいな普通の人間にとっても、人間としての尊厳など、理想に過ぎないのかもしれないという気持ちにもさせられるが‥‥

本当にインパクトが大き過ぎて、この本に対してどう書いたら良いか、迷ってしまう一冊。  
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2019年09月12日

久々にとても疲れました

そんな中でも、読んで居たのがこちら。


昨日から、上下二巻を一気に読破させて頂きました。

ともあれ、以前のミステリー一遍ではナク、変わったミステリー。

それでも、言いたいコトは伝わって来ましたが。

流石に、疲れてしまって、コレ以上書く元気がありません。

読んでみたいと思われた方は、是非。  
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2019年09月10日

期待を裏切らない面白さ

以前、初めて読んで面白かったと褒めた作家さんの本を見つけて読んでみました。


正に、期待を裏切らず、一気読みさせて頂きました。

それにしても、世の中にはこういう下種な人間が存在しているというコトの方が現実なワケで。

小説だけは、ラストでスカッとする事が可能ですが‥‥

それでも、やっと日産の社長も退任するコトになって、まだ会社の方がコンプライアンスは有るのだと思ったり。

韓国も政権側が、疑惑は疑惑に過ぎないと、法相の任命を強行してましたが、日本でも、疑惑の人物が文科省の大臣とか‥‥

しかも、さほどその話は議論されず、きっと元総理大臣の息子の初入閣という話題にかき消されてしまうんだろうなと思ってます。

となると、少なくとも政治とマスコミに関しては、どちらが三流国なのかという気もしますが。

ともあれ、おそらく世界中では、ホトンド日韓のイザコザなど、気に留める人は居ないのだろうと思います。

アメリカの動向とか、イギリスのEU離脱問題と比べると、東アジアの国の些少な問題という感覚なんではないかと。

おそらく、既に日本は既に世界から関心を持たれない国になりつつあるんでしょう。

そもそも、そうした世界観の無い人々がトップなのですから。

衰退する企業の問題というのを、実に明確に描いた傑作だと思います。  
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2019年08月27日

背骨を伸ばして健康に

柔軟体操ほど、身体に良いモノはありません。

で、コレ。


おもいっきり声を「ビヨーン」と言いながら、背骨を伸ばしてから、背骨がバネで出来ているイメージで背中を左右に振るだけ。

しっかり知りたい人は、読んで頂くとして、身体を緩めつつ運動すればより良くほぐれると書かれてます。

確かに、背伸びして大きな声を出してみると、スカッとするので良いかも。

お試しになって下さいね。  
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2019年08月26日

娼婦たちから見た戦場

戦争があろうと、無かろうと娼婦たちは、一定数存在する。

でも、戦争なれば猶更である。


金銭的に困っていたり、家族に仕送りしたり、娼婦たちの生活は色々。

中国では、男の子以外は跡取りと認められず、平気で無戸籍の女の子が生まれていたりする。

しかも、ある程度の収入があれば、賂を渡して戸籍すら買えるという。

やはり、事実は一般的知識を凌駕する。

ともあれ、生きる為には、どんな手法を使ってでも、生きようとする姿勢にも驚かされる。

ルポによってしか、見えて来ない真実もあるのだという気もする一冊。  
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2019年06月11日

ゆるめるコトの大切さ

体をほぐすには、どうすれば良いかのヒントを与えてくれる本がこちら。


ゆるめるコトの大切さを実感します。

というか、少し本の勧める身体の動かし方を実践してたら、眠くなってしまいました。

どうも疲れが溜まっているのか、深い眠りにつけない感じでしたが、今日はグッスリ眠れるかもです。

久々に、買いたいという本に巡り合いました。

お疲れの方は、是非、読んで気功を実践される良いかと。

本日も、短いですが、明日は午前中とてもハードなので、これで失礼させて頂きます。  
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2019年06月02日

のどの筋肉を鍛える

筋肉を鍛えると聞いて、あまりのどの筋肉を想像する人は少ないのではないかと思いますが、健康寿命を考えたらかなり大事な場所なんだそうです。


何故かと言えば、嚥下障害になり、食べ物や水分を摂取し難くなると、色々な悪影響が出るから。

誤嚥性肺炎・窒息・低栄養・脱水など、なってしまうと健康寿命を短くします。

なので、舌回しとか、顔の筋肉のストレッチとかをして、鍛える必要が出て来ます。

しっかり、口を開けたり閉めたりするだけでも効果があるそうですが、心配な方は本の中にある色々なトレーニングをすると良いかと。

簡単な方法としては、話したり笑ったりするだけで、のどのトレーニングになるそうです。

日常的に動いて、体力をつけるというのも健康のタメには大事で、栄養をしっかり摂取して、こまめにしっかり動くことを意識するだけでも、体力は維持出来ると書かれています。

皆さんも、のどの筋肉を意識して鍛える様にした方が、健康で長生き出来ると思います。  
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2019年05月24日

続編というのは

大体、本編の感動をある意味裏切るモノ。

著者の、一作だけでで終わった「風と共に去りぬ」の続編の「スカーレット」(こちらは別人が、管理団体の承認を受けて書いた小説)もそれなりに良かったけれど、小説というのはハッピーエンドで無い方が、心に残るものだったりする。

そういう意味で、こちらも一大ベストセラーとなった小説の続編。

タダ、そんなモノが有るとは、今まで全く知らなかった(と言うか、どうもへそ曲がりなので、ベストセラーと聞くと皆のほとぼりが冷めた頃に、じっくり読んでしっかり見極めたいと思ってしまうので、おそらく知らなかった続編がこの世に出てしばらくした頃に、本編を読んだのだろうと思うのですが‥‥)ので、 終楽章という題名を見てしまえば、手にせずにはいられなかった本。


ともあれ、小説を娯楽と割り切って読むのは、特に硬い本ばかり読んでいると、本当に楽しい。

ブログには、あまり小説の話を書かないけれど、硬い本の数以上に読んではいます。

さもないと、息苦しくなってしまいそうで、肩の力を抜く必要もありますし。

ちなみに、読んだからといって、全てを覚えているワケではありませんが、世の中には自分の知らない事が沢山存在すると知るコトで、世の中の全てを知っているなどと思わず、読めば読むホド謙虚な気持ちになれますし。

ともあれ、上記の本と本編を読み比べてみると、どちらも違った意味で面白い。

タダ、当然ながら本編の感動とは全く違った面白さですが‥‥

そもそも、本編が既に存在しているので、結末は変えられないという中では、かなりユニークな出来ではないかと。

世の中には、ベストセラーと聞くと読みたくなる人も多いので、続編の存在を知らない人も多いのではないかと。

ちなみに、心に残るのはアンハッピーエンドとは思いつつ、心の衛生上にはハッピーエンドの方が好きなので、最初に例に挙げた「スカーレット」も良かったです。(ハッピーエンドであるというコトは覚えていても、詳しいディテールは忘れてしまいましたし、おそらく、上記の本も多少はそうなる可能性があるかも)

それでも、この本の中には1945年という年が、描かれています。

日本でも終戦の年(本当は敗戦の年なのだと思いますが)なのですが、戦った相手側にも特別な年。

そして、どちらにも多くの犠牲者が生まれた戦争というモノに対しての話が出て来ます。

世の中の多くの人々が、戦争というモノを実体験しない世代になり、おそらく知っていたとしても、本当に悲惨な目に遭った人々は、その時に命を失くしてしまうというのが戦争。

生き残った人々は、運が良かっただけなのだというコトを覚えておかないと。

普通の国民が、一番多く戦地に駆り出され、内地に残っても安全性の低い場所に置き去りにされるのが戦争。

世界中を見渡せば、多くの国々で戦乱は続いているものの、新しい憲法が制定されたからこそ、まだ日本では戦後が続いているのだというコトを自覚しなければ、何時再び現実としての戦争が目の前で起こらないとも限りません。

不況になればなるホド、戦争をして大儲けしたいという輩が、世論をリードしないとも限りませんし。

少なくとも、安心して眠れる、今の状態を守るには、変なプロパガンダに踊らされないコトが大事なのだろうと思います。

おそらく、恋愛小説の形をとっていても、戦争への嫌悪感が根底に存在している小説だろうと思うので。  
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2019年05月14日

気分転換に

真面目な本ばかり読んでいると、憂鬱な気分になるので、今日は後半から軽い本に変えました。


この話の前作より、かなり面白い。

世の中、ウジウジしている人々があまりに多くなり過ぎなので、完璧、オバタリアンの中島ハルコの言動にスカッとする事が多い。

タダ、設定通りに、まだ53歳なの、という気もしてしまうのだけれど。

何と言うか、考え方は既に還暦過ぎの人みたい。

パワー全快の、団塊の世代に近しい感じもしますね。

競争の時代を生き抜いて来た人々のバイタリティは半端じゃナイので。

ともあれ、行動的なので、この年齢にしたのかもかと思わなくもナイのだが。

ともあれ、相談相手を滅多切りしているけれど、深読みしてわざとそうしているなんて芸当は、もう今の日本では死滅しているかも。

今は、他人に嫌われない様に、空気を読み過ぎて、結局、当たり障りのナイ事ばかりの付き合いをしているので、相手と本格的なコミュニケーションが成り立たず、正しいアドバイスなどしない人が多く。

悩める中年の女性には大うけするコト確実。

その時代を過ぎた年齢の人なら、単に面白い話という感じかもしれませんが‥‥

午前中に読んでいた、かなり疲れる本については、明日書くのか、このままスルーするのか、正直迷ってます。

「負」のパワーの強い本は、こちらの体調が良くナイと、無理なので。  
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2019年05月08日

身体をほぐすには

身体を柔らかくするのが基本です。で、どうするかというコトが図解で判る本がこちら。


どれか一つでも良いから、続けるコトが出来れば、絶対に身体が違って来そう。

でも、出来ればより多くを少しづつやって欲しいかもです。

簡単そうに見えて、中々大変だったりしますが、継続は力。

おそらく、しばらく続けるコトが出来れば、より良い身体になるコト請け合いです。
  
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2019年04月30日

お疲れの方に

手とか足とかは、さほど身体の中で大きくなく、しかも手軽に揉みやすい部分の上に、全身にも影響を及ぼすので刺激すべき部分だと思います。

ともあれ、短いブログで、どうすれば良いかというコトを書くには不都合ですが、お疲れの方にオススメのほぐし方ほ書いた本がこちら。


ちなみに、一仕事終えたら、御客様の前でもお茶を飲みつつ、自分の手をほぐしています。

というのも、そうしなければ、一日の仕事が終わる前に、手が動かなくなってしまうので‥‥

ココに書いてある本の通りにしなくても、とにかく手首を回したりするだけでも、何もしないよりズッとましです。

既に、このブログの御常連の方々なら、何度も書いているので、耳タコかもしれませんが、「運動よりも柔軟体操が大事」です。

そして、身体のどの部分であれ、柔らかくしようと揉んだりすれば、必ず血液の流れが改善するので、全身に良い影響が有るというコトだけは、覚えておいて下さいませ。

さて、もう少しで平成の時代が終わろうとしています。

昭和の時代の幕引きの時は、物々しい感じで国全体が喪に服すのが当然という感じを強制されていたのと比べると、実に清々しい感じです。

今上天皇は、歴代の天皇の中でも、実にリベラルで、国民を大事にされた方だと思います。

引退されて、豊かな老後を迎えられるコトを、心よりお祝い申し上げます。  
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2019年04月15日

世界は全部、偶然

と言われてみると、確かにそうなのかもと思ってしまうのだけれど、読んでいてかなり楽しい本がこちら。


解剖学者・養老孟司と、イラストレーター・南伸坊が、「老人とは何か」「老人はどう生きるべきか」を、語り合った本です。

ユーモアが溢れていて、病気になったらどうしようとか、死んでしまったらどうしようとか、暗い気分になってしまうのは、暗い気分になるものしか見ていないから。

どんなに年を取っても人生を変える発見があり、死んだ後のことは生きている人にまかせ、人間のことより花鳥風月に目を向けようと、ケセラセラな気分になる本です。

例えば、「健康で長生きするためにはどうしたらいいですか」と南さんが聞くと、「だから、健康な間だけ生きてりゃいいんですよ。長生きってなんですか?」と応えているのを読むと、微苦笑が生まれます。

そして、「先々どう生きるかではなく、生きるとはどういうことなのか、考えてみるべきんです。」と最後に言われると、ズンと心を打ちます。

疲れている時に読むと、多分、元気が出るハズです。  
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2019年04月01日

新しい年号は決まったけど

今より悪い時代にならなければ良いがと思ってしまったり。

というのも、格差社会はより強烈になりつつあるから。

本日の本は、


面白かったけれど、よりそんな気持ちになる。

ともあれ、年号も初めて日本の書物からの引用でとは言うモノの、そもそも漢字自体が中国からの流用で、加えて漢文からの焼き直しとなると、それを強調すべきかどうかも疑わしく。

大伴旅人や家持が、藤原氏との対立で、勅撰で始まった感じなのに、結局私撰になってしまった『萬葉集』というのは、個人的には好きな本ではあるものの、少々不吉という気もしなくはナイ。

大伴氏が、没落しまったという結末を知っているから‥‥

ともあれ、良い時代になってくれる事を祈りたい気持ちで一杯です。

タダ、益々年号が複雑になりそうなので、西暦を使った方が楽かなという気持ちにもなりますが。  
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Posted by seitaisikoyuri at 23:35Comments(0)

2019年03月26日

人生とは選ぶことの連続

さて、今日も更新がこんな時間になってます。

昨日は、結局、更新時間がタッチの差で、今日にずれ込んでしまいましたが‥‥

少し前に、誕生日を迎え、又、一つ歳をしたので、大したコトをしてなくとも、とても疲れて夕食後に本を読んでいると、寝落ちしてしまうので。

一時、更新を毎日出来なくなるのではと思いましたが、出来ればで良いと思ったら、逆に気楽になって、何とか続けて来れましたが、何時かはダメになるのではないかと、心身の衰えを感じています。

ともあれ、そんな泣き言を吹き飛ばすが如く、八十歳を過ぎても御達者な著者の本を。


昔から、何となく読み続けている著者の本なので、当然主張は類似なので、それほど画期的に驚いたというコトはありませんが、やはり戦争を乗り越えて来た世代の底力を感じます。

とても、著者の歳になってまで、こうした文章を書く気力が残っているとは、到底思えません。

そういう意味でも、これからもしっかり生きねばという気持ちにさせられてしまいます。

ともあれ、この本には、「ホドホドというのが難しい」と書かれていますが、やはり健康などに於いては、全てホドホドを目指すべきではないのかと。

極端に運動し過ぎたり、全くしなかったりでは、筋肉が疲労したり、廃用性萎縮を起こします。

全ての人の身体は、全く一緒ではナイのですから、自分なりの丁度良さを、自分で経験から考えて、ボチボチというのが良いと思います。  
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Posted by seitaisikoyuri at 23:42Comments(2)

生物学者の見方

独自な考え方を持っている人の話というのは、とても面白い。


少し前の本なのだが、読んでいるとなるほどと思うコトが色々とある。

.『この世では余り本当のことを言ってはいけません』と母親に言われたコトがあるだけに、ズバズバ言い切るので、実に読んでいて爽快な気分になる。

今日は、休み明けというコトもあって、少々疲れてたけれど、思わず一気読みしてしまった一冊。  
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2019年03月20日

巻き肩を治す

今は、スマホなどを頻繁に使う人が多いので、肩が内側に入ってしまい、猫背になったり身体が彎曲してしまう人も増えて居ます。


身体がどうして、巻き肩になるのかとか、どういう生活習慣をすれば良いかなど、色々なコトが書かれています。

ちなみに、個人的に、簡単に出来るセルフケアの方法としては、横になって、鎖骨の内側から、片方の指の中側三本で軽く押さえつつ、抑えられた側の腕を上下したり、回したりして、何となく緩んだ感じがしたら、指を少し外側にズラして、又、抑えられた側の腕を上下したり、回したりする。

というのを、続けると違うと思います。

加えて、時間があったら、脇や腕なども、徐々に押さえる場所を外側にズラしつつ、手首位までやってみて下さい。

終わったら、反対側より軽くなっているのを実感出来ると思いますので、その後、反対側も類似のコトをすれば、身体が緩んで来ると思います。

横になるコトで、運動するのに無駄な力が抜け、簡単に動かしやすくなると思うので、お試し下さい。

夜寝る前とか、朝起きてスグ辺りにやる習慣を付けると、継続するコトが可能になると思います。

別に、時間がある時なら、何時でもやって頂いて構いません。

ともあれ、運動は簡単で継続出来るのが、一番だと思いますので、良かったら是非。  
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Posted by seitaisikoyuri at 22:07Comments(0)

2019年03月15日

健康情報を仕入れる

過去の常識に縛られていると、今とは違う習慣もあります。

という意味で、ある程度今の常識も仕入れなくてはイケマセン。

で、オススメしたいのが、こちらの本。


本の紹介に、日本人の平均寿命は男女とも80歳を越えましたが、人生残りの10年を多くの人が要介護状態で過ごさねばならないのが現実。

本書は、生涯にわたって健康で楽しくすごすために、医師や薬に頼らず、日常生活のなかで実践できる健康メソッドを453も集めた集大成版です。

と書いてあるが如く、色々な健康情報が仕入れられます。

全てを実践するコトは無理でも、少しづつなら人生に取り入れるコトは、可能なハズ。

しかも、その方法も多岐に渡っているので、誰でもこれなら実践可能という情報があるハズです。

「ローマは一日にしてならず」という諺がある様に、健康も一日では出来ません。

少しづつ、出来そうな方法を取り入れて行って、段々健康になれば良いのです。

結構、厚いので、徐々に読み進めて行って、しっかり読み終わる頃には、より健康について考える様になると思います。  
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Posted by seitaisikoyuri at 22:49Comments(2)

2019年03月08日

ストレス発散に

本日は、かなり軽めの本で。


やはり笑いが一番ですね。

今朝は、予報通りに雪でした。

タダ、暖かいので、出入り口の屋根などの雪を落としたりした程度で、少しだけ雪かきしただけで済んで良かったです。

それでも、高い所では雪がかなり降ったらしく、兄が家に帰ろうとしたら、道路が多重事故で通行止めになってしまったと昼近くになって、訪ねて来ました。

やはり、『春の雪』はスグに消えるけれど、その時に事故ってしまうと大変なコトになりますね。

巻き込まれなくて良かったと兄は言ってましたが、皆様も長野の様な山国お越しの際は、GWあたりまではスタッドレス・タイヤで無い方は、万が一に備えてチェーンをお持ちくださいませ。

スタッドレス・タイヤだとしても、本当に凍ってしまっていると、必ずしも万能とは言えませんし、雪道での走行は低速ではナイと、チェーンでも事故に遭いかねません。  
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2019年02月13日

真の芭蕉像を描く

のは、とても難しいと思うけれど、今までの『俳聖』という崇め奉る一方の考え方を廃し、大胆にその真実の姿を探ろうとしている良書。


近世というのは、かなり難しい時代。

ある程度の資料は残っているし、下手をすると新資料が出る可能性も秘めている時期なので、逆に煩雑になりやすい。

それでも、色々と丹念に調べて、良い面も悪い面も書いてある。

特に、昔は男色というのは、子孫を残すという責任がある人以外に於いては、さほど日本では敬遠されて無かったとはいえ、ココまでしっかりと芭蕉の性癖について書いた人は無かったのではないか。

少なくとも、もっとその辺にスポットを当てたら、ミステリアスな行動の意味がより鮮明になるのではないかという気もしなくもナイが‥‥

そういう意味でも、世代が変わると世の中の常識が変革する。

おそらく、『奥の細道』として名高い紀行文が、芭蕉が没した後に世の中に出たというのが、一つのポイントなのかもしれない。

最近、江戸時代にも関心が出て来ているので、色々と読み始めた中で出色の一冊。  
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2019年02月12日

心が晴れる禅語

少し前に、お知り合いの方から「喫茶去」という禅語を知り、久々に禅宗について知りたくなったので読んでみた本がこちら。

 
「あるがままに生きる」という感じの、禅宗の教えに心が穏やかになりました。

「過去はもう過ぎてしまった、未来はまだ来ない」という言葉は、別に禅宗ではナイのですが、洋の東西を問わずに言われている言葉です。

我々は、過去に縛られずに、一日一日を自分らしく生きるしか無いのだと改めて感じました。

ある意味、若い時に読んだ宗教の本は、知識として捉えていた様に思いますが、歳をして読むと、何を読んでも深く感じ入る部分が存在します。

若い頃とは、違った意味で、一つの宗教にだけ思い入れを持つコトは出来ませんが(どの本を読んでも感銘を受けてしまって‥‥)、結局、八百万の神というコトになるのかもしれません。

無宗教と、多神教は、根っこの部分で繋がっている感じがします。

全ての宗教から、全ての良きモノを受け入れて生きて行くしかナイのかもしれません。

ともあれ、理解力は上がっても、結論は一緒になるという、堂々巡りの人生を生きている感じがします。  
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2019年02月04日

何種類もの方法を

纏めて提示している本がこちら。


とても簡単に出来そうな方法を一気に放出しているので、おそらく幾つかの方法が気に入るのではないかと思います。

しかも手軽な方法ばかりなので、やってみて期待値に届かなかったら、次の方法に移れば良いだけです。

是非とも、お試し下さいませ。  
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2019年02月01日

元気が出る本

昨日の疲れで、ホボ一日グッタリしてました。

流石に、仕事中はしっかりしておりましたが‥‥

ともあれ、そんな時に読むだけで元気になれそうな本がこちら。


宇野千代さんと言えば、何人もの男性を立派な男性にした方ですし、本当に元気で長生きされたので、真似をしたい感じの方ですが、やはり、気の持ち様が違う。

365日分の話を、スグに読破してしまいましたが、手元に置いて、疲れた時には日々読み返したい気がします。

「読むビタミン剤」みたいな感じで。

格言として「陽気は美徳、陰気は罪悪」とか、「未練を断ち切る最良の方法は忘れること、思い出さないことです」とか、「幸福はとび切り上等なものばかりではありません。どんなにささやかでも、小さなことでも、あなたが幸福だと思えば幸福なのです、そのささやかな幸せを積み重ねることが、幸福な人生の秘訣なのです」なんて、とても良い言葉です。

疲れてなかったら、もう少し色々と書きたいのですが、本当に昨日の疲れがまだ抜けません。

明日も仕事があるので、昨日よりは頑張ったつもりですが、もうこれ以上は無理なのでお許し下さいませ。

二日連続で、簡単ですがゴメンナサイ。  
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2019年01月23日

哲学的思考

図書館は、著者が亡くなられると追悼として、著作が並べられるので、久々に梅原猛さんの本を読んでみました。


アミニズムについて、語られてますが、簡単に言えば「八百万の神」という思想こそが、全世界を平和に導く思想ではないかと、個人的には若い頃から考えてます。

宗教戦争は、ホボ一神教であるが故(厳密に言えば、相手の所有しているモノを狙ってという欲望があればこそ、戦争は起こるのですが‥‥)に、相手との差異を問題にして勃発しやすい。

とても、単純に述べれば「皆、違って、皆、いい」という思想というか、相手の意見も認めてあげれば、イザコザはそんなに大きくナラナイはず。

ともあれ、梅原猛さんが、学問に於いては、自論を追求する姿勢に魅かれて、過去にはかなり愛読したモノ。

特に、柿本人麻呂に関しては、亡くなった場所が何処なのかという点には、必ずしも同意しないけれど、人麻呂が刑死したのは、間違いのナイ事実であろうと考えています。(それは、万葉集に於ける文字のタメなのですが、興味のナイ人には、おそらくどうでも良い話だと思うので、ココでは割愛します)

日本の学問、特に文系の学問の多くは、付和雷同的な説を唱える方が、出世するという感じの世界を為しているので、おそらく現在の理系重視の時代になっているのではないか。

少なくとも、独自の説を発表するという姿勢を貫いたコトは、評価するに値するし、より多くの人々が、そうした姿勢を貫いて、切磋琢磨していたら、もう少し文系の価値は高まっていたのではないかと思います。

ちなみに、天照大神が日本では女性という記述に関しては、必ずしも当初は女性ではナク、男性であったという説も存在しているので、そうなるとこの本の展開は、少し違ったモノになるという点だけは指摘しておきたい。

ともあれ、自然エネルギーよりも、特に原子力の様な人工エネルギーを追及した悲劇というのが、日本の最大の欠点だっただけでナク、東北電力と比べて、東京電力がコストを軽減するタメに、ワザワザ敷地を削り、海からの立地を低くしたコトが、福島原発の破損を招いたという指摘に、正に人災だったのだなという思いを強くしました。

「無欲は大欲に通ず」という言葉がありますが、世の中には些末なお金をケチって、人生を破滅させてしまう人がタマに存在します。

少なくとも、それが自分だけであればともかく、他人の人生まで破滅させてしまうのであれば、あまりにフザけた話。

自然をないがしろにして、罰を受けているのだと、本当に思います。

自然と人間の距離が離れてしまった、現代をどう生きるかという指針になるべき話が詰まっているので、どう生きるのが良いのかというコトを考えるタメにも読むべき本ではないかと。

何人かが対談している部分も有るので、西洋の考え方との比較などが出来て、自分の頭で考える問題が色々と浮かんで来るのではないでしょうか。  
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2019年01月18日

タマには古典を

読んでみるのも良いかと思って、借りて来たのがこちらの本。


中世というのは、かなり日本の歴史の中で、面白い時代だと思います。

世の中が変革する時というのは、生きているのが大変だと思うモノの、だからこそ、生きるコトの意味などを考えたりするし。

「徒然草」は、何年かに一度は読み返したくなるモノ。

加えて、現在語に訳する人の、ニュアンスも多少バラつきが有るのも、逆に面白い。

ともあれ、「不変」なモノなど、何も無いというのが現実であって、それは古来より変わらない。

おそらく、現代にも通じるハズなのに、何と往生際の悪い人達が多いコトか。

何度、読み返しても、古くナラナイのが、真の古典ではないかと考える。

受験のテキストでは無く、人生の道標として、何度でも時々繰り返し読みたいと思わせる本です。  
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2019年01月07日

虚栄心のぶつかり合い

がんの研究は進んでいるハズなのに、がんで亡くなる人はとても多い。

その辺に、シニカルなスポットライトを当てた本がこちら。


主人の父親を、結婚して娘が生まれて一年後位に亡くしている。

主人の父親は、娘が生まれる前に、自分の食欲が落ちたコトから当時の主治医に対して「ガンではないか」と告げたが、主治医の「俺が診ているから大丈夫」との変な太鼓判を押され、特に検査もされず、結果、翌年の春に別の病院で診てもらって、末期の肺がんと診断された。

発見が遅かったので、手術も出来ず、無理な延命治療もせず、結果、がんではないかと疑ってから、約一年後に亡くなった。

ともあれ、転移しているかどうかを調べたり、手術への体力の有無を調べるタメには、入院したけれど、それ以外は生まれたばかりの娘と過ごし、亡くなったのだが、今となっては、検査などで病院に行って、風邪をこじらせ、体力を大きく損ねたのを考え併せると、本当は最初から何もしなかった方が良かったのかもという気持ちになる。

結局、最後は脳にもがんが転移していたので、この本で述べられている「偽がん」ではナク、「真がん」であったコトは間違いナイ。

主人の叔父も、類似のがんで亡くなったのだが、抗がん剤などのタメに入院したりしていたが、結局は亡くなってしまった。

どちらかというと、無理に治療せずに普通の暮らしをしていた方が良かったというコトになりかねない。

でも、我が家にも過去にがんの治療をしたとおっしゃる方々は、何人もいらっしゃるし、既に五年以上も大丈夫という方も多い。

何が本当に正しいのかというコトは、神のみぞ知るというコトなのかもしれないが。

五十年後には、世の中の治療法も激変しているかもしれず、せめて、こうした本を読んで、自分ががんになった時には、今の所どうすべきなのかというコトを、ぼんやりでも良いので、考えておくべきなのかもしれない。  
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2018年12月28日

利他の精神で

人は、利他の精神を持っている事が大事だという対談の結論が、とても素晴らしい一冊がこちら。


京セラ、KDDIを創業、JALを再建し、 平成の“経営の神様"といわれる稲盛和夫氏と、iPS細胞を開発し、京都賞並びにノーベル賞を受賞した山中伸弥氏の対談。

個人的には、人の上に立ってなどというのは苦手で、どちらかというと独りで地味に働く方が性に合っているタイプなので、とても真似は出来ない生き方ではあるが、基本的に仕事というのは結果として、人に喜んで貰うというのが第一に来ないと駄目だと思っている。

謙虚に、慢心するコト無く、他者に感謝しつつ、ベスト尽くそうとするコトの大切さを教えてくれる本。

簡単には、真似が出来そうにナイ生き方ではあるけれど、良く生きようとする努力があってこそだと教えられる。

倫理観に裏付けられた研究の大切さとか、畑違いでも読んで感じるコトは多いと思います。

自らの成長のタメに、読んで欲しい一冊です。  
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2018年12月24日

勇気が出る本

お笑い芸人としては知ってましたが、IT企業の役員としても働いているだけあって、実にストレートな物言いだけど、グッと来る本がこちら。


人付き合いにストレスを感じるという人へのアドバイスとして、「ストレスを感じながら人と付き合える方法を見につければいい」というのは、凄い。

友人関係にしても、「ニセモノの仲間はいらない。本音で付き合える人だけで良い」という趣旨の発言をしてます。

個人的に、ストレスを感じたくナイので、友人が少ないタイプなので、正に同じ事を考えているのだなと思います。

「自分で考える人間」になって欲しいと書かれてますが、本当にそう。

自分の人生を誰かの発言に左右されてばかりでは、生きている意味が無いと思うから。

他人の意見を全く聞く必要はナイとは言いませんが、他人の意見は参考としてチャンと聞いても、最後の決断は自分ですべきです。

読んでいると勇気がドンドン湧いて来る本だと思います。  
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2018年12月20日

心地よい息抜きに

かなり前に、一世を風靡した感があるのが、「生協の白石さん」でしたが、その続編になる本を発見。


肩ひじはらずに読めるというのは、素晴らしいですね。

時には、こういう柔らかい感じの本も読みたくなります。

思えば、このブログも既に長年やって来たのだなと、改めて思います。

あまり面白い話よりも、硬い話が多かったと思いますが‥‥

最近は、何年も前に読んだハズだと思った本でも、読み返してみると、全くストーリーを覚えてナクて、確かに読んでいるという確信は得られても、結局、改めて読み返しなんてコトが増えて来てます。

人間、歳は取りたくないモノではありますが、コレばかりはどうしようもありません。

今年も、もう残すのも十日余り。

皆さんにとって、どんな一年でしたでしょう。

まだ、年賀状もやってませんし、コレからバタバタして更新が大変になるかもしれませんが、もうしばし今年もお付き合い下さいませ。  
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2018年12月15日

毒と人間の深い関係

今週は、気候の変化に伴い、体調不良の方々が多く、とても疲れております。

故に、サラッと紹介だけさせて頂きます。


広範囲にわたって、様々な毒について紹介されている。

放射能の毒についても、しかり。

ともあれ、人間の手で取扱い不可能な毒については、なるべく近付かない方が良いに違いない。

悪用するなど、もっての外である。

過去から、薬も毒をもって毒を制してきたのだから、本当に有害なだけの毒と、利用次第で大丈夫な毒に別れる可能性が大。

簡単に扱える毒と、まだ本当の意味では判ってナイ毒も多く。

人間が神にとって代わるコトなど不可能であるならば、毒に対して敬虔であって欲しい。

さて、本当に眠くて纏まりのある文章が書けそうもナイので、久々に中途半端な感じではありますが、本日はコレで失礼します。  
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2018年12月10日

絶妙な対談

ザ・フォーク・クルセダーズという、不思議なグループがあったというコトを知る世代は、もうかなり少なくなってしまったと思うけれど、もしかしたら今はネットとかが有るので、リアルタイムでは無くても、その存在を知っているかもしれない。

きたやまさんは、その中のお一人で、解散してから精神科医になられたというコトは、知っていたけれど、その背景などについても対談している本がこちら。


軽妙な会話で、世の中の色々なコトについて、解説している。

特に、今の時代について、少し前の本ではあるものの、今読んでも充分面白い。

特に『夕鶴』についての分析は、かなり考えさせられる。

人には、裏も表もあり、特に日本人は外国人と比べると特殊だという。

東日本大震災の少し後という時期であったというコトもあるのかも。

ともあれ、よしもとばななという作家が好きな方にもオススメかも。

今の時代は、別れをテーマにした歌が生まれ難いのは何故かという話が、とても印象深かった。

確かに、別れを前面に出した曲が大ヒットというのは、少し前の時代だったと改めて思ったのだが、それだけ時代が逼迫しているからなのかもしれない。

そういった感じで、今まで漠然と考えていたコトに、新たな目を開かれる思いがした一冊。  
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