2019年01月28日

在宅死という選択

主人の父は、がんだったが発見時には手遅れだったので、無理な治療はせずに家に居て、本当にダメになってから病院に入って亡くなった。

自分の両親は、突然死だったので、二人共自分の家で簡単に一生を終えた。

作家である医師が、信念の基に同じく医師の父親を自宅で見送った話がこちら。


中々、普通の家でココまで大変な最期を迎えられるかというと、難しいかもという気もする。

我が家の御客様の中でも、自宅で見送られた方々の話を聞いたコトはあるが、付きっきりで世話をやく事が可能な人が、何人か居てこそなので、必ずしも簡単にとは思えない。

少なくとも、今、認知症の主人の母親をディ・サービスなどを利用しつつも、在宅で見て居られるのは家に何人か居るからであって、おそらく独りで見ていたら、難しいかも。

ともあれ、なるべく家に居たいという気持ちがある以上、何とか出来る範囲で見てはいるが、最期までというのは、出来るかどうかは判らない。

人間、長生きしても良いかどうかは、最期にどんな死に方で終わるかによると思うが、これこそ天命なので、誰も死に方を選べない。

在宅死も可能ならであって、それを選ぶのは簡単ではナイと思う。

ともあれ、一人一人人間が違う様に、死に方も様々。

在宅死の貴重な体験談なので、読んでおくと良いかもしれないが、全ての人がこんな風に出来るかというと、おそらく無理と応える人が多いだろうと。  

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Posted by seitaisikoyuri at 23:17Comments(2)

2018年12月18日

超々高齢化社会に向けて

日本は、世界各国より、一気に高齢化社会から、超高齢化社会になったという。

高齢化社会とは人口の7%、超高齢化社会は人口の14%が、65歳以上の場合に言うのだとか。


フランスでは、114年必要だったのに、わが国ではたったの24年と聞いて驚かない人は居ないのではないか。

故に、2030年には予想によると、総人口1億1522万人の内、15歳未満は1115万人、15〜64歳は6740万人で、65歳以上は3667万人だという。

つまり、人口の三割以上が65歳以上の高齢者になると推定されているのである。

超高齢化社会の割合が、倍増するのだから、超々高齢化社会と言うしかナイ。

そんな時代に、国防に多額の出費をしても、どうにもなるまい。

そもそも、戦う兵士が充足出来るかどうか。

若者は、低賃金故もあって、結婚もせず、子供も産まずという人達が増えている。

2030年に生まれるだろう子供の数は、たったの69.5万人。

団塊の世代と比べると、その少なさが際立つというモノ。

そして、その団塊の世代が2030年には、後期高齢者になっている。

たった3〜4%しか出来ないというピンピンコロリとなると、どんな社会になるのか、少し想像力を働かせてみれば、判るのではないか。

社会予算を、しっかり福祉に振り向け、社会を拡大するよりも、上手に縮小する以外に、この先の未来は描けない。

小手先だけの改革など、数十年後には無意味になりかねないというコトを、この本は教えてくれる。  
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Posted by seitaisikoyuri at 22:26Comments(4)

2018年11月17日

この先はもっと

大変な社会になるだろうと思うと憂鬱になるけれど、今でそうなら未来はもっと大変だというコトを知らないと困ると思うのがこちら。


特に、印象に残ったのは、フリーライターの方々の老後はかなり大変だというコト。

ノンフィクションライターとして、著名な本田靖春さんですら、晩年は糖尿病のため両足を切断、大腸がんなどさまざまな病魔と闘い、金銭的にも大変だったとか‥‥

猪瀬直樹さんは別格と書かれてますが、そもそも、亡くなられた奥様は教師として、しっかり働いた方でしたし。

大宅壮一ノンフィクション作家でも、生活保護レベルなんだとか。

雑誌も売れず、『創』は原稿料が出ないとか。

出版不況ではナク、もうそれが当たり前だというのだから、良い本を読みたいと思っても、逆に本業が別に有る人以外は、書く事だけで生活出来ない時代が来ているらしい。

故に、お金で転んだ様な文章を書く人すら、出て来るのだなと思ったり。

銀行でも、証券会社でも、詐欺まがいの取引を行って、老人に損をさせる場合も有るというのは、昔から知ってはいたが、投資信託が解禁されてからは、より多くの老人が食い物にされているらしい。

老人だから無関係と思わず、両親や祖父母が居る方々は、気を付けてナイと、大変なコトになりかねない。

加えて、今後、誰もが老人になると思えば、是非とも一読しておきたい一冊かと。  
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Posted by seitaisikoyuri at 22:04Comments(4)

2018年11月13日

介護に行き詰る人々

最近、夜はホトンドTVを見ないので、知らなかったのだが、一昨年放映された番組の書籍化されたモノを読んでみた。


何年も、家族介護している当事者として、そして何年も前に子供が居なかった認知症の叔父を見送った一人として、実に身につまされる話であった。

そもそも、亡くなった叔父と主人の母親とは同じ年の生まれだったのだが、先に叔父が認知症になったので、主人の母の認知症の発見はかなり早かった。

叔父の場合は、初めての認知症というコトもあり、そうだと確信したのは、かなり症状が重くなってからだった。

叔母は、独りで一生懸命見ていたが、精神科に行ったあたりから、本当に変になってしまって、結局、最後は違う精神病院で最期を迎えたのだが、入院するまでには、本当に色々なコトがあり、主人や兄は特に大変な一夜を明かしたコトもある。

ともあれ、主人の母親は早期に認知症を疑い、早目にディ・サービスに通って来たけれど、結局、ボケで行くのは誰にも止められナイ。

徐々に、徐々に悪くなっている。

それでも、進行は遅い方だとは思うけれど、流石に九十歳を過ぎて来ると、ボケてなかった実の父親も一気に認知症が進んだりして、九十六歳で天に召された。

ともあれ、認知症の人を何人もで見ているから、まだ何とかなっているけれど、もしたった一人で見ていたら、スグに行き詰ってしまっただろう。

施設なども考えてはいるけれど、本人は家に居たいと言っている以上、中々、踏ん切りもつかない。

おそらく、こういう人は各地に沢山居るのではないかと思う。

消費税が上がったとしても、当初とは違って、様々な部署に配分されて、介護などは手薄なままになる可能性が高い。

真面目に介護したからこそ、追い込まれてしまう人達をどうするべきかというコトを真剣に考えなければ、この先、介護不能になった人々は路上に放置されかねない。

殺人を犯すよりは、介護せずに棄てた方が、罪は軽くなる可能性が高いから。

そういう社会になってから、慌ててももう間に合わなくなっているだろう。

もう少し、真面目に社会保障をどうすべきなのかを、社会全体で考える必要があるのではないかと思うのだけれど‥‥  
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Posted by seitaisikoyuri at 21:50Comments(2)

2018年11月08日

在宅医療の現実

医療費削減や、介護費削減のタメに推奨されている在宅での看取り。

それでも、中々、現実は厳しく‥‥


この本に書かれている現実も、大変なのだけれど、現実にはもっと大変な話も聞く。

親が大変でも、一緒に住まず、加えて介護の派遣も頼まず、放置したと言われないタメに、一週間に一度位は在宅診療だけは頼むけれど、施設に入れるお金も勿体ないのか、入れるお金もナイのかという人も存在するのだという。

格差社会というけれど、お金がナイ(逆に全く無くて、社会保障の網に掛かった人の方が、もしかしたらマシなのかもしれないけれど、本来ならフォローされるべき人でも、日本は申請主義なので、セーフティネットに救われない人もかなり存在しているらしい)人は、おそらくこうした小説にもなれぬほど、大変な目に遭っているらしい。

おそらく、現在でこうした人が存在しているのだから、将来になったらどうなるのか、考えるだに恐ろしい。

このブログで、何度も「ピンピンコロリ」を推奨しているけれど、誰もがそうなれるとは限らない。

でも、そうでなければ、かなり大変な現実が進行中。

未来を、自分でどうデザインするべきか、この手の本を読んで覚悟を決めるべきなのかもしれない。

長生きするのは、とても良いコトだと思われていたのだけれど、物事には表もあれば、裏もあるのだと知っておくべきだと思わせてくれる一冊。  
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Posted by seitaisikoyuri at 21:14Comments(4)

2018年11月04日

確かにそうかもしれないが‥‥

とはいえ、判っちゃいるけど止められナイのが老い。

特に、認知症と思う。


既に読んだ本を、新たな本と間違えて読んでしまったり(昨日読んだというワケでは無いのが救いではあるが‥‥)、既に見たドラマの再放送を、どんな話か確認しつつもう一度見たり、どちらも最低でも半年以上若しくは数年前のではあるから、仕方ナイのかもしれないのだが。

上記の本の通りに、40代から始まっているというのなら、仕方がナイとは思いつつ、ドンドン老いているのは感じてしまう。

ともあれ、どんなに頑張ったとしても、本当に高齢になってしまえば、もう人間の手には中々負えないというコトも判ってはいる。

90歳を過ぎてしまえば、ホボ正常な生活などというのは、無理な話。

それでも、介護生活をしてナイ方などには、タメになる話が満載かと。

介護というのは、ある意味、相手との距離が遠ければ、上手く付き合える可能性は高いと思いますが、家族間介護は大変。

介護される人の、若かった時代などを知っている人の方が、落差にガックリすると思います。

そういう意味でも、もっと他人に頼める介護体制が必要だと思うのに、なるべく家族でという行政の方針では、何れ介護は行き詰るのではないかと。

主人の母が、なるべく家で過ごしたいというので、家族全員疲れつつも頑張ってはいますが、何れは施設が、迫りつつあるのが現状です。

理解は出来ても、解決は難しいのが、認知症かもしれません。  
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Posted by seitaisikoyuri at 20:46Comments(2)

2018年09月22日

困った老人のトリセツ

本日の本はこちら。


高齢の親を間近で見て無い方には、良い本ではないかと思いますが、既にかなり高齢化して、認知症が進みまくっている人には、もの足りないかもしれません。

我が家も、徐々に家で介護するのが、かなり難しくなって来ているのですが、それでも、本人が在宅を希望しているので、何とか頑張ってます‥‥

ともあれ、我が家で一番献身的に介護している主人を気晴らしさせようと、息子のトコへ行かせ様とすると、必ず色々な問題が発生し。

それでも、仕方ナイので、娘と仕事をしつつ、何とか面倒を見ているのですが、やはり嫁には遠慮があるらしく、結局、娘が大変な思いをしています。

明日は、娘に用事が有るので、主人の母と二人で家に居るのですが、どうなりますことやら。

本当は、ショート・スティに行く予定になっていたのですが、具合が悪いと自己申告して、少し前からディ・サービスを途中で離脱しているので、急遽、家に居るコトになりました。

というコトで、上記の本を読んではみたのですが。

「介護はプロに任せたほうがお互いのため」というコラムもありますが、そうは思っても、本人の意思も有るので‥‥

何事も、見ると聞くのは大違いですし、実際に体験すれば、知識とは全然違います。

まだ、高齢者が少ない時代でこうなら、数十年後は本当にどうなるのか。

これから高齢者になる人々は、強い意思を持って「ピンピンコロリ」になる様に、自分の身体を整えておくしか未来は無さそうですね。  
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Posted by seitaisikoyuri at 22:10Comments(0)