タイトルは、別にワタシが皮肉って書いたワケではありません。短編集の中の表題です。正に、今の日本にピッタリのタイトルかもしれませんけどね。
秋の花火
世界中の天敵「アルカイダ」の友人の友人が法務大臣の様な国と、真面目にお付き合いしたい国は、まずナイでしょう。キャッシュカードを入れたら、ボンボンお金を出してくれる国なので、付き合いたいとは思っているでしょうが‥‥
五年前に書かれた短編小説が、五年たったら国の現実になっていたみたいな感じです。内容をチャンと書いたら、作者に悪いので書きませんが。
小説としての好みから言うと、最初の作品が良かったのですが、インパクトという点では、タイトルの小説がピカイチでした。
しみじみと、『日本人はこうやって馬鹿にされているんだナァ』と思いましたね。
曰く、「日本からの石油がなきゃダメだ」とか、「日本が貢献を止めたらつまはじきだ」とか、騒いでましたが、タマには「ダメだし」した方が、日本の印象も世界から違って見えるんじゃないでしょうか。
無尽蔵に札束を吐き出し続けるキャッシュ・ディスペンサーと勘違いされナイ様に。何はともあれ、憲法九条を日本の憲法に盛り込ませたかった米国に、こんどは百八十度違った期待をされても困ります。アメリカの属国ではナイのですから。
別に米国とコトを構えよと言っているワケではありませんが、もう少し米国に「寛容な態度」や、「大国としての自重」や、「平和的な解決法」を求めるべきだと思います。力で力を押さえつけようとしても、反発するだけです。「左の頬をぶたれたら、右の頬をさしだしなさい」というキリストの教えと、全く逆の行動を対イスラム教のタメにするというコトに、矛盾を覚えるのはワタシだけではナイと思いますが‥‥