実際、最近は図書館で借りるのが大半で、書店で本を滅多に買わなくなって久しいワタシが言うのも何ですが、雑誌の休刊や出版社の倒産、書店の廃業などを思うと、今は面白い本などがあるけれど、この先どうなるのかなと思わないでもナイ。
ちなみに、子供達はかなりマンガの単行本を新刊で買っているので、そういう意味ではある程度貢献しているのかもしれませんが、そのマンガの世界も大変なのだというコトをネットで知りました。
実際のマンガは読んだコトはナイのですが、映画「海猿」シリーズの原作者の
漫画製作日記を他のブログに載せられていたネットニュースから飛んで行って見つけ、その中の「漫画貧乏」のシリーズを読んでビックリ。
今や、マンガの雑誌もそんなに売れず、単行本も売れない時代が到来していて、マンガを描く方々は、単行本が売れたら黒字になるけれど、雑誌の原稿料だけだと下手すると赤字なんだとか‥‥
小説家で生きるのは中々大変だけど、マンガだったらという時代もあったのに、今やマンガを書くのも大変みたいで‥‥
TVドラマや映画もオリジナルもあるけど、特にマンガなどの原作があるモノが増えているのに、こんなに金銭的にキツクなっているとは露知らず。
売れない漫画家とかならともかく、かなり順風満帆そうに見える作家さんでこうなら、本当に多くの漫画家さんはギリギリの生活かも。
極少数の人以外は、左団扇では暮らせそうにナイですね。モチロン、売れていたとしても〆切に追われる毎日でしょうから、楽ではナイでしょうが‥‥
この先、ネットで有料配信の漫画を描き、それからネットで単行本を販売する方向に行かれるみたいですが、正直、今の出版社が硬い小説の雑誌などを出していられるのも、マンガなどの別部門からの収益で賄っているからという話もあり、この先の日本文化はどうなるコトか。
下手すると、ヒモ付きの小説や漫画などしか読めない時代が来るのかもしれませんね。実際、今や小説の中には既に特定のトコから金銭を貰って書いているんじゃないかという感じのモノもありますしね。
ココに書いている本は、それなりに書きたいと思うレベルだけにしているので、このブログのタメに読まれても言及しない本は、ココに書いている三倍くらい読んでますし‥‥何というか、待ち時間に本を読めるから整体しているみたいな感じにすらなってます。(四六時中、整体してられるホド簡単な仕事ではナク、肉体的にかなりハードな仕事ですからね)
ともあれ、活字中毒のワタシとしては、何とか日本の活字やマンガなどの文化にもう一頑張りして欲しいのですが、無理なんでしょうかねぇ。
Posted by seitaisikoyuri at
22:15
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