2009年07月31日

コレで百年安心か?

社会保険庁は、昨年度の国民年金保険料の未納率が37.9%で過去最悪になったと発表したが、これには保険料を免除・猶予されている人が含まれておらず、含めた場合は54.4%にはね上がる。加入者の2人に1人を超す人が、保険料を払っていないのが実態だそうだ。

正直、国民年金は満額貰えたとしても、月々の額は生活保護費よりも少ないワケで、下手すると納めるよりも少ない額しか貰えないのでは、納めたくナイ気分も判る。

要するに、若くて働ける時に掛けたお金で、老人の暮らしを支えるという相互扶助の気持ちが無ければ、とてもじゃないがバカバカしくて払えないモノだと思うのだが、とにかく「得をしますよ」とだけ言っている。

ともかく、年金というのは当然のコトだが、「長生きすれば得になるし、そうで無ければ損をする」に決まっている。

保険料をより多くの人に納めて貰うには、モラルとかの問題も密接に関わる問題と思う。

ともあれ、本当に困っている人達、例えばリストラされて、社会保険から離脱せざるを得なかった人は、次の仕事が見つかるまでは、現金が大事なのでとても年金などを納める気持ちになどナラナイだろう。

そういう人達を猶予して、未納率を下げて問題の解決策を曖昧にするよりも、年金の問題はもっと深いトコで考えるべきではナイだろうか。

半分も納めない年金制度など、既に破綻しているのだと思う。ソレを率直に認めて、一日でも早く年金の議論をしなければ、この先団塊の世代が年金を受給する時代になれば、本当に大変なコトになるのは、誰の目にも明らかなのだと思うだが‥‥  

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2009年07月30日

快楽殺人という恐怖

盗人にも五分の魂という様に、犯罪者になるには、当然それなりの理由が存在するのだとは思うが、裁判員制度となった今、「死刑は必要なのか」、「病的な犯罪者はどう処罰すべきなのか」という問題に、ある程度の方向性を決めないと、裁くのは難しいだろうなと思います。

警視庁心理捜査官警視庁心理捜査官


小説の運び方というのは、正に定番通りと言っても過言ではナイので、その辺は置いておくとして、猟奇的犯罪者に対して日本の捜査機関は大丈夫かなと思うコトが、現実にもありますし、かなり考えさせられる小説です。

未解決の殺人事件なども増加傾向にありますし、おそらく心理学や科学捜査などが、もう少し一般化しないと、今後も時効が撤廃されない限り、迷宮入りで終わってしまう事件は増えるばかりではないかと思います。

ちなみに、十五年以上過ぎた事件の犯人が捕まるというコトは、ホボ無理かもしれません。タダ、少なくとも、時間が過ぎたから「無罪」になるというのでは、遺族としても無念でしょうから、せめて、犯人にはビクビクして生きて欲しい気もするのですが、殺人が快楽となってしまうと、逮捕されない限り犯罪は連鎖するワケで。

小説だから、何とかなっているけど、実際はどうだろうと思ってしまいます。少なくとも、他人に対する無関心が、やがて自分に帰って来るコトもありうるのですから、ある程度危ない人を見たら、警察に通報みたいなことも必要となるんでしょうね。

警察任せだけじゃナク、個人個人の防犯意識を高めないと、これからもマスマス猟奇的犯罪者は増えるコトはあっても、簡単に減るコトはナイと思います。  
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2009年07月29日

安らかな死というのは難しい

ものだと改めて思いました。損害保険の調査員だった方の、老人病院を描いた小説を読むと‥‥

特別室の夜特別室の夜


何度か書いてはおりますが、七十歳で突然死した母とその前の歳に七十一歳でガンで亡くなった主人の父は、どちらも「まだ若過ぎる」と言われました。

しかし、父親が九十歳になり、主人の母も八十代の後半に近付く今、二人がどういう人生のラストシーンを生きるのかというコトは、かなりの大問題でもあります。

少しだけ離れてトコに住んでいる母の弟夫婦も、子供がナイので叔母が叔父を老々介護しているのも心配ではありますが、日々の暮らしの忙しさに頼まれた時に何とか都合を付けるくらいしか出来ませんし。

いわゆる終末医療と呼ばれるモノに対して、無関心ではいられない世代になっているだけに。

ともあれ、末子として生まれて来たので、親の介護は可能だろうとは思いますが、ソレにしても、寿命は何時までとは、神のみぞ知る世界なので‥‥

長野県の目標である「ピンピンコロリ」となれば、素晴らしいですが、先々には色々なコトも待ち構えているかもしれません。

今のトコロ、子供達も居るので何とかなるかもしれませんが、ソレも全てどの程度の介護が必要になるかというコトで決まりますし。

ミステリー・タッチの話なのですが、マジに自分達の将来と絡めて真剣に読んでしまいました。老後の心配をする時期になる前に読んでおいた方がイイかも。老後になってからでは、読むのにツライ本かもしれません。  
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2009年07月28日

弱小政党がやっぱり必要かなと思う日々

選挙の公示はマダでも、選挙戦が白熱している様子。

タダ、TVで自民か民主かと大騒ぎすればするホド、『やはり弱小政党も多少は残って欲しい』様な気持になって来ます。

小選挙区制になって、ほんの少しの得票差で、この前の選挙で自民党が圧勝したみたいになるのが本当にイイのかと思うと、小選挙区での弱小政党は死に票になるのが当然だから、二大政党のどちらかを選択するにしても、比例代表ではある程度バラエティに富んだ選択もありかなと思ったりしている。

要するに、筋金入りの無党派なのかもしれないという気がしてくる。

新たな枠組みは必要だが、小さい政党の全てが消えてしまうのも、小選挙区制というモノの前では仕方ナイのかもしれないけど、本当にソレでイイのかなと思ってしまうのだ。

民主主義の基本は、少数意見も尊重すべきであって、衆議院の三分の二以上を確保したからといって、再可決ばかりしていた自民党の様な世の中って、本当に正しいのだろうかと。

しかし、今回の選挙によって壊滅的な負け方をする政党も出るだろうと思うと、かなり複雑な気分になる。

日本人特有の、ガーァーツと行って、パッと変わるみたいではマズイんじゃないかと。

国会にある程度の少数意見が存在した方が、正しいのだとは思うモノの、小選挙区制の真価が問われる選挙になるんだろうなという気がします。  
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2009年07月27日

要するに保身に動くというコトか‥‥

結局、本日も皮膚科に行き、三日連続医者通いという人生初の体験をしました。眠くなりますよと言われた薬を飲んだだけに、かなり眠いので夕食の後の薬を控えて、このブログを書いてますが、多少変かもしれませんがお許し下さい。

書き終ったら、ちゃんと何かをもう一度お腹に入れて、薬を飲むコトにしますが、マダ明日も娘は学校があるので、明日起きれるかどうかが不安ですが、顔の腫れは解消されつつあるので、大丈夫かと。

「虫刺され」で毒が身体に入ってるのだから、まずその毒を中和させるタメにも、塗り薬を出すべきなのに出さなかったコトに、本日の医師は驚いてました。

でも、本日、やっとこの本を読むコトが出来たので、仕方ナイことかなと‥‥

極北クレイマー極北クレイマー


海堂尊さんのファンだと、まずこの本の位置付けがとても嬉しかったりします。「螺鈿迷宮」の後で、「ジーン・ワルツ」の少し前の位置付けになるのだろうと思いますし。

真面目に仕事して、訴えたれる位なら、手抜きして仕事を手抜きして訴えられない方が得だと誰しもが思うでしょうからね。

世の中の誰もが「無責任社会」に近付いているのかもしれません。

ともあれ、世の中には三割が未収金でも七割を手にしたいと思っている人々や、取れない三割は診療報酬の水増しでという考え方の人すら存在している様な話も、漏れ聞いてますし‥‥

そんな状態では、健康保険のお金も食い潰されてしまいますね。生活保護なども、そうですが、本当に必要な人には支給され、不必要な人への支給は無くす様な、チャンとした社会にならないとダメでしょう。

そういう社会を作り出してくれる政治家は存在するのかどうか。ソレでも、よりましな人を選ぶしかナイと改めて思いますね。  
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2009年07月26日

再び、救急外来そして‥‥

やっとこさ、やや普通になって映画を見に行くコトが出来ました。

アマルフィ 女神の報酬 (織田裕二 出演) [DVD]アマルフィ 女神の報酬


その中に、「無駄遣い出来るのは外交官の特権」みたいなコトが、再三言われてますが、昨日からの出来事で、患者の話を聞かない医者はさしずめ「医療費の無駄遣いが出来る特権」を持っているのだろうと思いました。

アレルギーに詳しくナイ医者に、「遠回しに注射を」と頼んでも、飲み薬だけしか寄越さないので、午前五時に顔がマスマス腫れて、でも、再びその医者だったら困るので、漢方薬の「香蘇散」を飲んで一寝入りしてから、改めて救急センターへ。

本日の医師は、「時間が過ぎているから、安全のタメに点滴に副腎皮質ホルモンを入れて、三十分で落とします」と言うので、少し落ち着いて帰って来ましたが、やはり明日はもう一度、専門の皮膚科医に行くべきかもしれません。

適切な医師なら、一度通院すればイイのに、三度も行かなくてはならなくなりそう。こちらの時間もお金も、そして国民健康保険のお金が無駄遣い。ちなみに、こんなコトもあるからと、損害保険に入っているので、こちらの自腹を切った額あたりは何とかなりますが。

さて、映画の話に戻って、主人と息子にはイマイチだったみたいですが、ラストに真保裕一原作とあるので、ナルホドと納得しました。

かなり昔に、イタリアも旅行したコトがあるので、そういう観光的な楽しみを求めたり、織田裕二が大好きな人にはタマラナイ映画かと。

この時期に、この映画というのは、総選挙にも影響がありそうとダケ書いておきますね。これから、見る人に悪いので。

少なくとも、硬派のミステリー好きには、ホボ満足な映画でした。唯一、この映画だけではナイですが気になるのが、映画公開前からのTV各社のかなりシツコイ番宣。見たいと思っている映画も、あまり煽り立てられるとね。

新番組とかもそうですが、あまりしゃかりきになればなるほど、見たいという気持ちが薄れるのは、へそ曲がりゆえなんでしょうかね。本当に見たいと思っていたから、この映画も見ましたが‥‥  
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2009年07月25日

救急外来へ

本日も土曜日とあって、明日は休みと無理して働いたタメか、何かの毒虫に刺されたのが、首から上だからかもしれないけど、かなり身体に回ってしまい、蜂だとアナフィラキシィー・ショック症状になる体質なので、微弱な独でも徐々に毒が回り出しているからと、仕事が終わってから、即効、緊急外来へ。

長野市でも、新型インフルエンザが数名出ているみたいなので、かなり混雑してました。

待たされて診察、待たされて会計などをしていると、逆に感染症などを貰いそうで、かなり怖くなってしまいます。

あの手の職場には全くムキじゃない体質だなと改めて実感。

そんなこんなで、忙し過ぎて本日はTVのニュースも全くと言ってイイほど見て無かったので、ネット・ニュースを確認したら、「高齢者になっても、納税者となってバリバリ働いて欲しい」という趣旨の発言を首相がしたとか。

子供をきちんと育てて、歳をしたらもう少しのんびり暮らしたいと思っているけれど、年金が心配だから少しづつでも働くしかないかとは思っているモノの、コレはあんまりな発言。

つまらないコトに税金や年金を浪費され、老いても働くコトが前提とは‥‥

父親が、ソビエトに抑留された経験があり、「働かざるモノ食うべからずなんだよ」と小さい頃から、家の手伝いをバリバリやらされ、バブルの頃は死ぬ気で働き、今も生活に追われているのに、老後も働くべきだと政治家に叱咤激励されようとは。

何もしなくても困るからと、趣味の程度で働くならともかく、納税のタメに歳をしても働かされる社会になるのでは、正に老後の楽しみなど皆無。

要するに、ソコまで年金制度は崩壊しているというコトなのかもしれないと、疲れて痒い上に暗澹たる気持ちで一杯だ。  
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2009年07月24日

感染症パニツク

何時の間にやら、新型インフルエンザの国内感染者が5000人を超えたニュースには驚いた。

マダ、大したコトにはなってナイのだが、昨日かなりシリアスな本を読んだばかりだったので‥‥

種の復活 (ノン・ノベル)種の復活 (ノン・ノベル)


こちらは、ミステリータッチで、世界保健機関が撲滅を宣言したはずの天然痘が青森に、隠岐諸島で空気感染するエイズが発生、熊本ではペストが猛威をふるい始めた。

三つの凶悪伝染病が同時多発したのは何故かというコトを、追い求めるライターと兄妹の運命や如何に‥‥というストーリーなのだが。

こういう話を読んでいると、日本の危機管理は大丈夫かと必ず思う。小説だからこそ、ある程度のトコで終息するコトが可能になって行くが、おそらく現実にはもっとスゴイ地獄絵図になるだろう。

そう思って読み出すと、ナカナカ止められない一冊である。  
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2009年07月23日

作為的な報道が‥‥

マスマス行われている様な感じがするのは、気のせいだろうか。

ともあれ、本当ならば八月二日に選挙した方が、政治的な空白は無かったと思うのに、そういう報道はとても少なく感じる。

要するに、政治的空白があってはナラナイと言いつつ選挙を先延ばしして来たのに、選挙のタメに何日も衆議院を解散したままにしておくのはマズイのではという矛盾を誰も言わない。

マスコミの方々と言うのは、過去に自分達が報道したコトとの整合性などは全く考えてナイのだろうかと、時々不思議になる。

政治家だけでナク、多くのマスコミが、その場その場で、場当たり的な発言を繰り返して来たコトが、日本の現在を悪くしているという自己批判は誰もしないみたいだ。

若者は、刹那的な行動をするなどと批判している人々の多くが、自分達で刹那的な行動をしていたら、当然、若者も刹那的な行動をするだろうとは思わないのだろうか。

少なくとも、自分がするコトは許されるが、他人には許さないというダブル・スタンダードが本当に多いコトに気付かされる。

他人にあまり期待し過ぎても、疲れるので大したコトは思わない様にしているが、少なくとも、自分が立派な行動をしていると思うのであれば、他人の批判も結構だが、「五十歩百歩」の人々の話を真面目に聴いているのは、とても疲れる。

最初に正すべきは、マズ自分からという当たり前のコトをしてから、何事もして欲しいと思う人が、世の中に満ちているのはとてもイヤなのだが‥‥  
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2009年07月22日

ワザとらしい‥‥

自民党の津島党税制調査会長が引退するので、党青森県連が実施する公募に秘書だった津島氏の長男が届け出るらしい

津島氏は、政治家の世襲批判について「全然関心ない。有権者が決めることだ」と強調しているらしいが、だったら堂々と自分の息子を後継指名すればイイのに。

こういうワザとらしさが、本当に鼻につく。

世襲するコトが悪くナイと思っているならば、正々堂々とすればと言いたい。

祖父の太宰治みたいに、小説の中では人間の弱さや脆さが書かれていても、それが人間の真実だから仕方ナイとは思えるが、政治の世界ではズルさとしか思えない。

選挙民が選ぶのだと本当に思っているのならば、公募を経たみたいな姑息な手段を取る方が不快だ。

大学の近代の授業で習った限りでは、今や、小説が売れなくなった時代だが、昔の小説家はかなり羽振りが良かったそうだ。

人生に幾つもの傑作を生み出すコトは難しく、真剣に小説に取り組んだ人ほど、新しい小説が書けないコトに懊悩する場合が多く、太宰もおそらくその辺から心中を選んだのだろうが、師匠である井伏鱒二氏は、土手に太宰の下駄の跡がくっきりと残っていたから、本当は心中を止めたかったのだが、相手の女性に川に引きずり込まれたと言っていたらしい。

人間、曖昧な思わせ振りは命取りになるのだろう。

裏側ではドロドロしていたとしても、少なくとも有権者に裏側を見せるのは、あまり好ましいコトではナイと思うだが‥‥  
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2009年07月21日

自己保身解散

本日の解散を個人的に命名すれば、「自己保身解散」というのがピッタリかと‥‥

色々な名前が取り沙汰されてますが、おそらく選挙結果が出てからでナイと命名が確定しないとは思いますが。

首相は、どうしてもサミットに出席したかったがタメに、ギリギリまで解散を遅らせたタメに、任期満了選挙とホトンド変わりない土俵際まで追い込まれてますので、「土俵際解散」というのもイイかもしれません。

にしても、自民党の皆さんの内輪揉めを見ていても、「要するに、どう動いたら自分達の保身が出来るか」というコトが、全ての背景にありそう。

両院議員総会に対する署名だって、後から色々と言い訳したりして、加糖紘一さんの乱が失敗した時を思わせる感じで、昔からのドロドロした切り崩し工作なんかもあったのだろうと思うし。

おそらく、任期が切れなければ、これから先も何度でも「解散はしかるべき時に私が判断します」というセリフを首相の口から聞かされなければならなかっただろう。

国民の声をインタビューしたモノは、大体必ず「マニュフェストを見て決めます」というワンパターンの答えが多いけれど、小泉元首相が「このくらいの公約違反など、大したコトではナイ」と演説したコトを思えば、あまり各党のマニュフェストを信頼して投票するのがイイのかどうか。

選挙の時は、バラ色の公約をするというのは、常道であって本当に公約を実現する気があるのかナイのかというコトを見極める方が大事かと。

ともあれ、多くの方々は、「今回だけは自民党にお灸をすえるべき」的な発言をする方も多いので、民主党が政権を手にする可能性も高い。

タダ、だとしてもこの次も民主党となるかは疑問だ。

どちらにしても、郵政選挙で自民党が歴史的大勝利を収めて三分の二以上の議席を与党側が獲得したからこそ、議席を減らしたくナイと思った歴代の首相が毎年変わっても、最後の最後まで解散出来なかったというコトを思うと、確かに小泉元首相は「自民党をブッ壊した」のかもしれない。

社会党が政権を手にしたがゆえに、今や壊滅的な小規模政党になってしまったみたいに、何が起こるか判らないのが政治。

「満つれば欠くるは世の習い」とは、良く言ったモノだと改めて思う。  
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2009年07月20日

お年寄りに注意を

真夏日かと思えば大雨が降ったりと、天気が目まぐるしく変動するこの時期、冬の大寒のコロと並んで、お年寄りの方々の命が失われやすい時期。

周囲の人は、充分な水分を摂取させたり、体感温度を適度にクーラーを使うなどして一定に整える必要があります。

ともあれ、冷房をあまり効かせてしまうと、体温が下がりやすいので注意が必要。

暑いけど、軽く我慢出来る程度に温度設定をするのがイイと思います。

歳をすると、温度の変化に鈍感になったりするので、温度計や湿度計などで注意をうながす必要もあります。

ともあれ、高温による熱中症も大変ですし、低温による体力の消耗も怖いので、周囲の方々が適切な指導をする方が良いと思います。

老年になると、友人や親戚などの死を耳にして、生きる意味を見つけられなくなる人が、とても増えて「生きていても仕方ナイ」とか、「早くお迎えが来ればイイのに」といった愚痴が増えますが、概ね、そういう時は「自分に注意を向けて欲しい」というサイン。

とはいえ、同じ繰り言ばかり言われると、イヤになるコトもありますが、やがて自分も行く道だと思って、適当に受け流すしかありませんね。

気長に、長生きして欲しいと思っていると伝え続ける以外に方法もありませんし。

時々、その言葉を真に受けたみたいな心中事件もありますが、そういう時はその前に外部にSOSを出せばイイのですが、他人に恥を曝したくないという、頑ななお年寄りもいますので、周囲の注意が必要です。

人間、誰しも歳は取りたくナイものですけどね‥‥  
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2009年07月19日

今こそ注意しよう!

以前、あんなに大騒ぎした新型インフルエンザだが、不景気になってはと今はさほどの注意がマスコミでは喚起されてない。

だが、滋賀県では男女13人が新型インフルエンザに感染して、志賀県内の感染者数は合計77人になったそうだ。

もはや、国際化も進み、どの国や国内でも、新型インフルエンザへの感染の危険はある。

しかも、初夏の頃、鼻と喉の調子が悪く体調が最悪だった時の話だが、同時期に気象庁に「黄砂が飛んでいるのではないか?」と電話したと言う方の話を人づてに聞いた。

「確かに、黄砂は飛んでいるが、国際的な関係もありその話は公にしないで欲しい」との答えだったそうだ。

要するに、報道されるコトには様々なフィルターが存在していて、我々には正しい情報がもたらされるわけではナイと、心して生きるべきなんだと思う。
  
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2009年07月18日

昼休みを利用して

慌てて本日のブログをアップさせて頂きます。

ちなみに、土曜日としては三週連続の予約オーバー、連日の予約満員状態につき、かなり疲れているのですが、仕事が終わったら予約してあるケーキを持って、父親の一日遅れの誕生日祝いに駆けつけなければなりません。

なにしろ、満で九十歳になったのですから。

既に、平均寿命を十年以上過ぎているので、大事にしなくては。

痛がり屋なので、整体を敬遠してますが、それでも長生きのタメには明日あたりにでも、して来なくてはなりませんし。

ともあれ、本日の予約終了時に実家まで、運転して行くだけのパワーが残っているコトを祈って、本日のブログはこちらで終わらせて頂きます。

皆様、良い連休をお過ごし下さい。
  
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2009年07月17日

夏の夜に読みたい

何となく、題名が気に入って手にしたら、かなり怖目の短編小説。初めて読んだ著者でしたが、かなり面白かったです。

錯覚都市錯覚都市


ショートショートなど、かなり昔から数えきれないホド読んでいるので、「エエッ!」と驚くホドのコトは無いのですが、暑い夏の夜に読むにはピッタリだと思います。

特に、アホらしい政治の小競り合いのニュースなどを聞いているより、余程スッキリします。

押入れのちよ押入れのちよ


こちらも、ブラック・ユーモア満載です。別に、意識して二冊続けて読んだワケではナイのですが。こちらの著者は守備範囲が広い方ですね。

暑苦しくて、困った時にはゼヒどうぞ。  
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2009年07月16日

追い詰められると‥‥

人間、自分の行動が他人にどう見えるかというコトに無頓着になってしまうんだなと、シミジミ思います。

無論、連日の自民党の内紛劇を見てなのですが、我が家の御客様も皆、その話題に関して「呆れてモノも言えない」といった類の感想を述べられております。

「人の振り見て、我が振り直せ」という諺もありますが、『あぁ、ならない様に気を付けよう』と思ってしまいます。

宮崎県の東国原知事の不出馬なんてニュースが、TVで「ピンポン、ピンポン」などという音と共に、緊急ニュースで流されたのには、逆に驚きました。

『そんなの当然でしょ』というか、世の中は「時にあらず」という場合には、本当に無残。

歴史が、そのあまりの残酷さを証明してますが、少なくとも次回に照準を絞っていたら、もっと確実に国会議員に転出出来ただろうにと、「空気を読めない人」という感じがします。

味噌を付けてしまうと、ナカナカ上手くは行きませんからね。

長野県の前知事の田中康夫さんも、兵庫で出馬しそうだとか。

政治の世界というのは、本当に混沌としてますね。

もっと聞いていて、楽しくなりそうな未来を語ってくれる人こそが、我々国民の待望の政治家なのだという当たり前のコトを思い出して貰えるとイイのですが、どうも、自分達のコトしかイン・プットされてナイみたいで。

実現不可能のマニュフェストを、堂々と話されるよりはマシかもしれませんが‥‥  
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2009年07月15日

アチチのチ‥‥

長野市の本日の気温は35.5℃だとか、梅雨も明けて暑い暑い夏がやって来ました‥‥

今までも忙しかったのに、最近マスマス忙しくて疲れが溜まろうとしているのに、TVを見ればバカバカしい政争の話がホトンド。

ちなみに、本日の新聞に載っていた週刊誌の見出しに、「アホタロー解散」とあったのには、主人の母と一緒に「バカヤロー」と一字違いで上手過ぎるコピーだと感心しきりでしたが‥‥

姑息な行動をすればするホド、国民の多くは自民党に嫌気がさすと思うのだけれど、どうせ落選しそうならば、あがいてあがいてあがき抜くつもりなんでしょうね。

国民の年金とか、不況による失業者対策とか、するべきコトはイクラでもあると思うのに、自らの失業の可能性に右往左往しているのを見ると、それだけの強い気持ちで国民のコトを考えてくれていたら、何も問題は無かったろうにと思ってしまう。

大体、三分の二なんて獲得したのがラッキーだったのだから、ドコで選挙しても激減する可能性は大だったのに、「夢よもう一度」みたいに考えているから、下手すると半分も議席の確保は難しいかもなんて事態になってしまったり。

しかも、衆議院の三分の二を確保しているコトに酔って、やりたい放題だったから、あまりの旨味が手放せなかったのだろうけど、結果的に小泉元首相の「自民党をブッ壊す」というコトは、紆余曲折を経て成功しつつあるのかも。

「満つれば欠くるは世の習い」とは言うけれど、他山の石として、ハードな日々をしっかり頑張ろうと、改めて思います。

明日も、既に予約で一杯なので本日はコレで‥‥もっと色々なコトを考えるには、少し疲れ過ぎてしまったみたいです。  
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2009年07月14日

これだから政治家は‥‥

信じられないという気になります。現実もそうだけど、本日は小説の話。

天国の罠天国の罠


あまりに世の中が殺伐としているので、ラストが「エエッ!」と言うよりも、『案外モデルが居たりして‥‥』と思ってしまうのが、逆に怖い。

ともあれ、利権構造は国でも地方でも、山積しているだろうと思います。それが目当てで、権力を掌握したい人が多いのだろうし。

だから、政治家には多くは望めません。でも、要するによりマシな政治に変えて貰わないと、このままでは国民の多くが野垂れ死にしかねません。

貯金大好きな国民のお金を、海外での博打でスッてしまう様な、金融機関では困りますしね。

損失は、再び国民の利息からなんてコトになりかねませんし。

ちなみに、東京都議会選挙の結果については、国政の反映などと言われてますが、それだけじゃなくて、新銀行東京への不透明な税金投入などの問題だって、存在してたんじゃないかとも、地方の人間ですら思うのですが‥‥

淀んでしまった政界の、自己利益ばかりの追求を眺めていると、本当にバカバカしい狂乱劇場だと思います。
  
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2009年07月13日

助け合う社会が出来るなら‥‥

こんなに素晴らしいコトはないなと思いました。前に、絶賛した本を読んでから、同じ著者の本を何冊か読んだのですが、その中で良かったのがこちら。

詩羽のいる街詩羽のいる街


自己保身にばかり走っている政治家をTVで見ては、ストレスを感じているだけに、こういう話で和みたいですね。

全く、お金を使わずに生きている若い女の子の話なんですが、人と人との間を取り持って、「わらしべ長者」的に生きているという、かなりファンタジーで夢のある話です。

人と人との助け合いなんて、ベタかもしれませんが、でも毎日毎日がウザったい政治の話だったりするから、こういうピュアでシンプルな生活に心が魅かれます。

実際には、こういう感じで貨幣が無かった時代の人は生きて来たのでしょうが、商売などの便利さゆえに産まれて来た「お金」という存在に毒されてしまった今、手段が目的になってますからね。

昨日の「ごくせん」でも、「金で全てが買えるワケではナイ」とヤンクミが言ってましたが、「本当に大事なモノは金で買えない」、「本当に大事なモノは目に見えない(「星の王子様」)」といった、かなり理想的な世界の物語です。

こんな時代だからこそ、こういう心温まる小説で癒されたくなります。  
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2009年07月12日

ベタでも「ごくせん」

子供達と一緒に「ごくせん」を見に行って来ました。

ごくせん THE MOVIE オフィシャル PHOTO BOOKごくせん THE MOVIE オフィシャル PHOTO BOOK


昨日も、大体TVの特番で復習しておきましたし。

考えてみると、高校生の話など全く思いもよらなかった小学校時代に始まったドラマに、子供達は高校生になってどっぷりと浸かっております。

こちらは「夕陽に向かって走れ」というギャグになっている言葉も、リアルタイムで「涙は心の汗だ」なんて言葉と共に、聞いていた時代なので‥‥

考えてみれば、過去にも「GTO」など、学園ドラマというのは、ハチャメチャでもある程度枠にはまってますが、ソレも御愛嬌。

昔の生徒が、其々色々な職業に就いていたりするので、同窓会的楽しみ方も出来たりして、かなり面白い映画でした。

イヤな現実は、笑って吹き飛ばしたいですしね。

ちなみに、東京都議会選挙は民主党が第一党になりそうだとか。やはり、誰しもこの閉塞的な世の中を変えたいんでしょう。

前回の衆議院選挙などを思い出させる場面もあったりして、総選挙が遅れているだけにタイムリーな映画になりそうです。

「二匹目のどじょう」は居ないという気もしますが、それでも懲りずに表紙を変えて選挙したいと思っている政党もあると思うので注意が必要ですよね。

ともあれ、娯楽映画として、憂さを晴らすには格好の映画でした!!  
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2009年07月11日

こんな婚活は素敵!!

札幌ドームのバックネット裏C指定席に、見知らぬ男女が隣同士で観戦できる特設シートを設けて、結婚に悩むファンを後押ししようと企画したら、当初は男女計200人分の座席を用意する計画だったが、5月に発売したところ2860人から申し込みが殺到。このため、座席数を急きょ300席に増やしたというニュース。この日のうちに28組のカップルが誕生したそうで、とても喜ばしい。

我が家でも、独身の方々の相手を探したいとは思っても、ナカナカ昔みたいにお見合いは上手くいかないモノ。

今は買い物に行っても、多くの品物が種類も量も豊富な時代のタメか、結婚相手も多くの人の中から、自分の気に入った人を見つけたいという人が多そう。

とはいえ、多少のボランティア精神では、そういう方々を満足させるのは難しい。

だから、好意で結婚相手を見つけてあげたいと思う程度の人は、数回上手くいかないと止めたいと思ってしまう。事実、頼まれるから何とかしたいとは思っていても、心が挫けるコトは度々ある。

少子化で世の中は困っているのだけれど、簡単には「出会い」など生まれない。

同じ球団を応援していれば、通い合う気持ちも出て来やすいだろう。

より多くの球団や、サッカーなどの試合でも、こうした試みが増えるコトを期待したい。

歳をしても、家族が居るというコトは、とても心強いコトだから。  
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2009年07月10日

じっくり考えて欲しいのは

やはり「脳死」の問題ですね。

臓器移植法改正3案が13日の参院本会議で採決されることが決まったそうだけど、「脳死は人の死」を前提という衆議院で可決された法案では踏み込み過ぎだと思うので。

とにかく、人間の死の前に「臓器移植」があるというのでは、本末転倒。

やるだけの処置を全てして、それでも「脳死状態」がこのまま永遠に連続するというコトを家族が承知してから、みすみすこのまま死なせる位ならば、という段階で移植というべきなんじゃないかと。

絶対に、移植の強要が行われないコトが、一番肝心な点だと思います。

無論、移植を受けたい患者さんはお気の毒なのですが、何はともあれ他人の臓器なのですから、提供者の方が充分に生を全うされたと、周囲の家族も納得の上でというステップは大事だろうと。

「ハイ、脳死です」
「待ってました、移植です」

では、亡くなられる方こそ、本当にお気の毒。

脳死になるという場合は、とても事件性が高いというコトもあるので、やはりその辺の部分をスッキリさせるべきかと。

他人の臓器というコトで、拒絶反応も充分に考えさせられる。゜

そういう全てを、より多くの人が認識して、「万が一」という場合を考えた上で、「喜んで臓器提供が行われる」コトを徐々に受け入れて行くべきであって、そう部分を省略するのは、間違っているんじゃないかと思ってしまいます。  
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2009年07月09日

大いなる無駄

という気がするのが、サミット。昔は、それなりの価値があったんだろうと思うけれど、今は‥‥

綺麗な言葉ばかりで色々とアナウンスされるけれど、実際は全て「絵に描いた餅」。

しかも、昔と違って先進国と呼ばれる国の勢いが落ちて来ていて、後進国に追い上げられているのは、自明の理。

特に、日本の首相に対する扱いは、散々。

ロシアとの交渉も既に暗礁に乗り上げているし。

一年に一回、顔を合わせするコトの意義が薄れている様な‥‥

今年のサミットに集まった方々の多くが、国民にそっぽを向かれているタメもあるんだろうけど。

本当に核がこの世の中から無くなるのであれば、それは素晴らしいコトで、少なくとも夢を語ってくれたコトだけは良しとするべきなのかも。

ジョン・レノンの「イマジン」ではないが、せめて夢だけでも見るしかナイのだろうか。

何時か、それが現実になるコトを信じて‥‥  
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2009年07月08日

モタモタしている暇などナイ!!

選挙があるかナイかなどという問題で、ホボ一年間のんびりやっている間に、リーマン・ショツクもあり、大型倒産が続出。日本の企業は正念場を迎えているらしい。

考えてみれば当然のコトで、我々の税金がバラ撒かれているだけで、世の中の景気が抜本的に良くなる話などあっただろうか。

年金問題だって、一向に解決の道筋は見えないし、掛声ばかりはイイのだが、将来に希望が見えない状況が続いている。

消費者は、少しでも安く安くと考えているが、儲けが少なくなるというコトは、企業がリストラを加速させるのは当然なのだから、失業者は増大するに決まっているし、新たに採用する企業はよりコストダウンを求めるだろう。

要するに、「風が吹けば桶屋は儲かる」という諺にもある様に、世の中のお金というのは循環しているのだから、ある企業の儲けが少なくなるというコトは、その先の回るお金も先細りするというコトだ。

無駄遣いをする必要はナイが、皆が生活を切り詰めれば切り詰めるホド、皆の余裕が失われていくというコトになる。

少なくとも、未来は良くなるという想いさえあればイイのだが、おそらくサミットに行っても、日本の財政が破綻しそうだと言っても、他国に対して援助するというコトで、日本の存在感を出す以外に方法があるのだろうか。

外国で大盤振舞いをして、どんなに有難がられても、国民はソレで安心して財布の紐を緩めるワケではナイ。

困っている他国を支援するなと言っているワケではナイが、要するに自国民に対する効果的な政策が無ければ、どんなに他国のタメになったとしても、内政に跳ね返っては来ないのだ。

はっきり言って、外交でもそんなに素晴らしい成果を上げられそうもナイ、内政も期待が持てない様な政治家には、一日でも早く退場して、新しい日本を創り出して欲しい。

願いはタダそれだけだ!!  
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2009年07月07日

やぶれかぶれ殺人の恐怖

自暴自棄になって、無差別殺人が行われるコトが増えて来たのは、不況のタメなのか、それとも人身の荒廃からなのか‥‥

人生が順風満帆の時は、イイ人だと思われてた人が、一変して殺人鬼になるというこの時代、我々はどう身を処すればイイのだろう。

おそらくこの答えに正解などナイだろう。

自宅に籠っていたいたとしても、殺人は起きるのだから‥‥

だけれども、もう少しだけでも、格差を無くす社会にするコトは可能になる。

そうした政策を推し進めようとする政党を選ぶというコトによって、遠回りでも世の中の不満を少なくするコトは出来る。

人間は、仕事などをして社会と関わって生きていて、自分の価値が認められていると思えば、滅多なコトはしないモノだ。

しかし、自分という存在が他の誰かと入れ替わるコトが可能な存在だと思った瞬間に、自分が自分であるコトを確かめるタメに、色々なコトをする。

その色々なコトの中に、犯罪という選択肢も含まれているというワケだ。

精神的に満足していながら、犯罪を犯そうとする人は、ホトンド居ないだろう。

要するに、何か精神的な渇望があればこそ、道を踏み外してしまうのだ。

ファイアー・フライファイアー・フライ

小説は、終わり良ければ全て好しというラストが待っているけれど、現実はそんなに甘くナイ。皆がハッピーになるタメには、一人一人がより良い社会を作らないとダメなのかもしれない。  
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2009年07月06日

首相に残された道は‥‥

韓国の大統領の二番煎じと言われようとも、自宅などを除くほとんどの財産を貧しい人々のタメに投げ出す覚悟が必要なんじゃないでしょうか。

支持率回復のタメとは言え、ナカナカ出来ないコトです。

日本の政治家の方々には、とても真似が出来そうにナイとも思います。

ちなみに、鳩山代表が類似のコトをした場合も、確実に首相の座を射止められるとは思いますが‥‥

とにかく、最近の景気回復は景気浮揚の政策のタメなどと言われても、原資は全て国民の税金ですし、将来的に税金として吸収されると思えば、財布の紐がゆるむ人ばかりとは到底思えませんし。

少なくとも、政治家の方々が私財をなげうってでも、国民のタメになろうとするならば、例えそれがパフォーマンスにすぎなくても、充分賞賛に値するコトだと思います。

こうやって、他国の人を褒めると、スグに変な愛国主義者の方々が、可笑しなコメントを付けたりするのですが、どんな国であれ、動機が不純であれ、立派なコトは立派であって、真似だろうと出来る人には、ゼヒとも真似をして頂きたいというのが、率直な気持ちです。

日本人は、自分の財産を寄付するというコトにあまり慣れてナイけれど、宗教的な国家では、「上流に属する人々は、寄付して当然」というトコも多いのですから。

目新しい人を利用して、人気回復しようとするよりも、ズッと効果はあると思うのですが、まぁ、期待しても無理だと思いますので、提言だけに留めておきましょう。

何時か、そういう政治家が日本にも登場するコトを夢見て。  
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2009年07月05日

近未来への警告

現在の社会に対する警告と捉えると、かなり衝撃の小説かも。

神は沈黙せず神は沈黙せず


山本弘という作家を全く知らなかったのですが、読んでビックリ!!

本当に色々なコトを読んだり、考えたりしてるんで驚きました。

インターネットが進むであろう方向性と、その危険なども書かれてますし、独裁者が生まれる過程を綿密に書いてあります。

今の政治の混乱の行き着く先は、こうなるかもしれませんね。

宗教を突き詰めて考えた小説なのですが、正に「啓示の書」として一読すべき小説だと思います。

有名人で口先だけが上手い人に、政治を任せるとこういう未来が訪れるというコトなんでしょう。  
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2009年07月04日

便秘予防にオリゴ糖

オリゴ糖は糖質の一種で、約20種類ありますが、その多くは胃や小腸ては消化されずに、大腸に到達して腸内のビフィズス菌など、善玉菌の栄養源になります。その結果、善玉菌が増え発ガン物質や悪臭のもとになる悪玉菌の増殖が抑えられ、腸内環境を整えるのに力を発揮。整腸作用のあるビィフィズス菌は、便秘の予防や改善に役立ち、免疫力を高める効果も期待できます。

これがおすすめ食材

●たまねぎ‥‥たまねぎに火を通すと、かなり強い甘みが出るが、この甘みがフラクトオリゴ糖。古いと分解が進むため、新鮮なものがおすすめ。バナナ、にんじん、ごぼうなどにも含まれている。これらの野菜には食物せんいも多く、便秘解消に効果的。

●はちみつ‥‥はちみつに含まれるのはイソマルトオリゴ糖で、みそやしょうゆの甘みもこの成分。熱や酸に強く、うま味とコクが特徴。はちみつのカロリーは砂糖の約80%、甘みは2倍なので、カロリーを抑えるのに役立つ。防腐性があり、食品の長期保存に向く。

●大豆‥‥豆腐や湯葉、きな粉の甘みは、熟成した大豆に含まれる大豆オリゴ糖によるもの。エネルギーは左藤の約1/2。さわやかな甘みが特徴だが、大豆を発酵させた納豆、みそ、しょうゆや枝豆、もやしには、このオリゴ糖はない。

食べ方ひとつで効果倍増

じつは、オリゴ糖は野菜や果物などに含まれています。いろいろな食品からとるのが望ましいですが、特定保健用食品として販売されている甘味料も利用できます。

さらに、ビヒィズス菌を生きたまま腸内に届けるプロバイオティクス乳酸菌のヨーグルトとオリゴ糖を組み合わされば、腸の健康に効果的です。

ちなみに、オリゴ糖はノンカロリーではありませんが、砂糖に比べ一般的に低カロリーで、ダイエット向きの甘味料。虫歯菌に分解されにくいため、虫歯予防効果も認められます。  
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2009年07月03日

引きこもりの話

の中では、かなりイイ線いってると思います。

朝顔はまだ咲かない―小夏と秋の絵日記朝顔はまだ咲かない―小夏と秋の絵日記


世の中には「いじめ」から「引きこもり」になってしまう人も多いと思います。そんな人へのエールかもしれません。

夢物語かもしれませんが。

でも、かなりクールな部分もあって、実に読後感がイイのが救いです。

画期的なハッピー・エンドではありませんが、それもマタ現実的なのかも。

どんなに大変な時でも、支えてくれる誰かが居たら、皆、立ち上がれるんでしょうけど。  
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2009年07月02日

税金に巣食う虫を排除せよ

と思いますね。英国在住だという方のこちらの本を読むと‥‥

カラ売り屋 (講談社BIZ)カラ売り屋 (講談社BIZ)


中でも、「村おこし屋」を読むと、如何に税金を掠め取ろうとする人間が多いのかというコトが、理解出来ます。

『特別保証制度』から、『ふるさと基金』から、『過疎債』から、そして『合併特例債』からと。

地方のタメという言葉に踊らされて、目茶苦茶に運営される第三セクターとか。

長野県でも、次々と第三セクターが破綻を続けています。

たった、三割を負担するだけだからという、甘過ぎる資金計画や運営計画、行政とブラック・ボックスとの癒着とか、英国で住んでいる著者だから書けるけど、国内で書くのは少々ヒビッてしまう様な感じもして。

日本のジャーナリストも、あまり危ない話を書くと、ロシアあたりほどではナクても、命がなんて話もあるので。

と言っても、あまり過激な話ではありませんけどね。

日本の会社の裏側が見える、「カラ売り屋」という話も結構楽しめます。  
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2009年07月01日

バブルのツケはドコまでも‥‥

新生銀行とあおぞら銀行は、来年に合併することで合意したと発表したらしいが、考えてみれば、新生銀が旧日本長期信用銀行、あおぞら銀が旧日本債券信用銀行と、どちらも破綻して、綺麗に潰して経営責任を取らせるべきだと言われたのに、政治家の黒い金が表に出ては困ると、莫大な税金を投入したハズだ。

しかし、所詮根っこが腐ったモノは、ナカナカ立ち直るのが難しいらしく、公的資金の再投入の申請も検討するそうだ。

永遠に上がり続けるハズもナイのに、土地や株式、債券にムザムザ多額の資金をつぎ込み、失敗したのも係わらず大した責任も取らず、全て税金で何とかして貰ったあげくに、マタマタ税金で救済するというのでは、筋が違ってナイだろうか。

一般的な個人の借金の場合は、全て差し押さえられたりするのに、多大な借金をした人々は、所有者を移転してから破産しただの、大企業の経営者は責任もホトンド取らずに、退職金まで貰ったりしているというのでは、本当にバカげた国と言うしかあるまい。

人生をやり直したり、再チャレンジするコトは良いコトだが、ある程度の失敗の責任は自分で負うべきだ。

ある人は、全て抱え込んで、自殺までして、世の中に詫びを入れ、他方では、法の網目をくぐって、ノウノウと生きているというのでは、モラル・ハザードになるばかりだ。

自殺を防ぐセーフティ・ネットは脆いし、世の中開き直ってズルク立ち回った人間が得する世の中では、真面目に生きているのが馬鹿らしくなる。

世の中は、不公平なモノではあるけれど、それをなるべく公平にして、皆が生きやすい国にするのが、政治家の勤めだと思うのだが、今の政界を見ている限り、そんなコトは「夢のマタ夢」なんだと思う‥‥  
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