2010年02月28日

人間は進化しているのか?

というコトを、マジマジと考えてしまいました。話題の映画を見て。

アバター (ジェームズ・キャメロン 監督) [DVD]アバター (ジェームズ・キャメロン 監督) [DVD]


地方都市なので、3Dではナク、2Dでしたが画面の迫力は感じました。(眼鏡をかけているので、チョット疲れました。座席は最後尾の方でしたが、最前列近くで見ている様な臨場感があって。歳のタメか目の焦点を合わす能力が落ちているのを感じます)

脚本に関しては、人間のストーリーというのは、大きく分けて七つのストーリーがあって、その焼き直しをしているだけという言葉がある様に、類似のストーリーは他の有名作品にもあります。

ソレでも、文明の進化=素晴らしいという考え方ではナイことや、もしかしたら、アメリカのイラクやアフガニスタンに侵攻している軍に対しての、アンチテーゼなのかもしれないと思わせる点と、映像の素晴らしさを合わせると、とても見て良かった映画と言えます。

世界中で観客動員数の最高記録を更新しているのも無理ナイことですし、既に封切から時が経っているのも関わらず、それなりに御客さんも入ってましたし。

この作品が、アメリカで受け入れられたというのは、厭戦ムードがアメリカにも漂い始めている証なのかもしれません。

失い始めている人と人との絆というモノを求めたがる気持ちが、この映画の成功の最大の勝因かもしれません。  

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2010年02月27日

骨太にモロヘイヤと豆腐

食べる元気シリーズです。一般に骨を太くするにはカルシウムというコトは誰しも知っているのですが、牛乳の様に動物由来のモノは良く知られてますが、世の中には牛乳が体質的に合わない人も存在してます。

植物由来の豆腐やモロヘイヤなどからも、カルシウムは摂取出来ますので、動物性カルシウムを取り難い方は、そちらをどうぞ。

体内のカルシウムは骨や歯を上部にするコトを最大の目的としています。しかし、この大切なミネラルが日本人は常に不足しがちで、充足率が100%に達したことがありません。将来の骨粗鬆症予防のためにも、カルシウムを骨に蓄積して骨密度を高めるよう、意識してカルシウムを摂取しましょう。

これがおすすめ食材

●牛乳‥‥牛乳の最大の特徴はカルシウムをが豊富なことで、コップ一杯(200ml)飲めば、一日の目安量のほぼ1/3がとれる。牛乳に含まれる乳頭やタンバク質の作用で、吸収率も高い。100g:110mg

●モロヘイヤ‥‥エジプトの王様が食べていたと伝えられる健康野菜で、近年人気が高い。ビタミン、ミネラルはずば抜けて豊富。カルシウムはほうれん草の約5倍。ぬめりをいかしたスープなどに。100g:260mg

●木綿豆腐‥‥畑の肉といわれる大豆の高い栄養素をしっかりうけつぐのが豆腐。しかも大豆より消化吸収がよい。豆腐製品の厚揚げ、油揚げなどもカルシウムが豊富なので、一日に一度は食卓に。100g:120mg

食べ方ひとつで効果倍増

じつは、カルシウムの骨への吸収を助け、骨太に欠かせないのがビタミンDです。高齢者でもカルシウムとビタミンDの服用で骨密度が上がるというデータも出ています。

さらに、ビタミンDは紫外線にあたると体内で合成されます。戸外を歩く散歩は、適度に日光にあたって運動することになり、骨を丈夫にするために役立ちます。

ちなみに、カルシウムの吸収率は牛乳約50%、小魚約30%、野菜では約20%しかありません。一度に沢山摂るのではなく、毎日、意識して食卓に取り入れることが大切です。  
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2010年02月26日

テレビはウソのよせあつめ

本日のタイトルは昨日の本の中からの抜粋です。でも、本日の紹介したい本は別なんです。丁度本日の本の前振りに昨日の本のシビアな批判が当てはまるので引用してみました。
本当にマスコミが真実を伝えることを仕事だと考えていれば、権力者が真実を隠したり、ゴマカして発表することは大きなストレス‥‥記者クラブは、お役所が気に入らない新聞社や記者がいると、記者クラブがその意を汲んで、記者クラブから排除することを平気でやってきたのです。そうすると、日本のマスコミは記者クラブ員だけを呼んで、こそこそとやるしくみの上で安住していることになります。マスコミ自体が談合体質にどっぷり浸かっていたほうが居心地がいいと感じているわけです。
新聞や雑誌、テレビなどの報道メディアにも市場原理は働いています。少しでもおもしろい事実を報道して部数や視聴率を稼がなければ淘汰されてしまいます。すなわち、企業ジャーナリズムは、「ウソ」や「やらせ」に走りやすい構造を持ち合わせているのです。

さて、本日の本を読むとソレが真実だというコトが理解出来ます。

マスコミはなぜ「マスゴミ」と呼ばれるのかー権力に縛られたメディアのシステムを俯瞰するマスコミはなぜ「マスゴミ」と呼ばれるのかー権力に縛られたメディアのシステムを俯瞰する


で、この本を読んでいて既視感に捉われてしまいました。で、奥付を確かめて納得。この著者は本ではボカして書いてますが、このブログの「読みごたえありサイト」の中の一つとしてリンクしているサイトの方だったのです。

今、読めるトップページには、「米国本土からグアムに移転する家族の豪邸もプレゼントすると約束した自民党の罪〜東京新聞渾身のスクープ 」という記事が載せられています。

確かに、浅田真央選手の銀メダルはとても嬉しいのですが、昨日からおそらく明日まで、民放のニュースの時間の大半は、「女子フィギュア」のコトばかりで占められるのは確実です。

大事なニュースを取り上げないマスコミと、それをタダ見ているしかナイ国民、日本人の民意の反映だとしたら、本当に悲しいコトですね。  
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2010年02月25日

適度なウソが鬱を防ぐ

真面目な人が「うつ」になりやすいとは言われているコトなのですが、「うつ」になりたくなかったら嘘をついた方がイイという本です。

嘘がつけないとウツになる! (ベスト新書)嘘がつけないとウツになる! (ベスト新書)


別に、のべつまくなし嘘をつけと言っているワケではありません。

誰にでも訪れる、考えれば考えるほど深みにはまってしまうような悩みや問題を抱えてしまった時には、根拠がなくても「なんとかなるさ…」と自分に言い聞かせる。

「とりあえず今日は風邪ということで会社を休もう」などと、一時的に逃避したり、自分、もしくは他人を騙すことで精神的に追い込まれた状態を避けられる人は鬱にならないという、自己防衛のタメの軽い嘘のススメです。

正直に生きるというコトはある程度は大事です。嘘ばかり言っている人は信用されませんしね。

タダ、馬鹿が付くホド正直だと、人と人との関係で疲れてしまって、「うつ」になりやすい。

そういうコトを排除するタメには、「嘘も方便」という柔軟性が大事だというコトです。

真面目な人がつく軽い嘘ほど、信用性がありますしね。

無論、毎日「風邪」という口実で会社を休んでいたら、クビになるコト請け合いですし、あくまで人生のスパイスとしての嘘は、精神を休ませる効用があるという意味です。

「うつ」になりやすい真面目な人は、少し嘘を人生に取り入れたら楽に生きられますよという本なので、普段、「嘘つき」の人は「うつ」になる心配はナイので、これ以上の嘘の上塗りを薦めているわけではありませんので、あしからず。  
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2010年02月24日

こう切り返すコトが出来たなら

どんなにイイだろうと思ってしまうのですが、せめて『そうか、その手があるか』と思ってスッキリしましょう。

ワルが教える厄介な人間のあしらい方>ワルが教える厄介な人間のあしらい方


確かに、こう言い返せたらと思っても、逆にイザコザが起こる場合もありそうなので、中々、この本の通りに口にするのは難しいもの。

でも、こういう場合はみたいな例がバンバン上げられているのを読むと、『世の中には、無理難題を吹っ掛けられているのは、決して自分だけではナイ』という気持ちになると思います。

マタ、この本の通りに言い返せなくても、不快な思いをした時に、『こう言い返せればイイんだけれど』と相手の話から横道に逸れれば、おそらく実際の相手の態度に対して、そんなに腹が立たないのかも。

ともあれ、人間というのは、ある意味どちらかが話の主権を握るので、握られた方がイヤな思いをするコトは、結構あるものです。

そうした不満を心に仕舞って、鬱屈とする位ならば、『こうは言えない』と自覚した上で、想像の中で言い返すというのは、多少はストレス発散になるでしょうね。

ともあれ、イヤな言葉は「柳に風」とばかりに、聞いて聞き流しした方がとっても楽ですしね。

どうしても嫌な人間に対しては、その存在を心の中で否定し、なるべく相手を避けるという著者の究極の方法こそが、一番賢明だと思います。  
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2010年02月23日

神は存在するのかという疑問

世の中には、簡単には答えられない問題が色々とありますが、その中でも難問の一つに数えられるのが「本当に神は存在するのか?」という疑問。

この本が答えだというつもりは全くありませんが、その問題に真正面から取り組んだ快心作だと思います。(おそらく久々の超おすすめ本ではないかと‥‥)

罪と罰の果てに罪と罰の果てに


世の中には、ピュアであるがゆえに宗教にハマってしまう人が存在します。そういう意味では、それに対する抑止力になる本かと。

個人的には、宗教というのは、人間の心の中のあり方であって、誰かに帰依するコトではナイのだと思ってます。

主人の知り合いの息子さんも、有名大学の大学院に進んで、周囲の熱気に圧倒されて心が弱くなった時に、新興宗教に引き込まれたそうで‥‥

オウム真理教に優秀な人が取り込まれた様に、今でもおそらく多くの人が心の平安を宗教に求めているのだろうと思います。
ひとりの人間が妄想にとりつかれると、それは精神異常と呼ばれる。しかし、多くの人間が妄想にとりつかれると、それは宗教と呼ばれる
人間は宗教的な確信を持って行う以上に、完璧かつ快活に悪事をこなすことはない
どちらも至言だと思います。
  
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2010年02月22日

本当に怖い

のは、ホラーなどよりも現実なのかもしれませんね。

サラリーマン残酷物語―起業か、転職か、居残るか (中公新書ラクレ)サラリーマン残酷物語―起業か、転職か、居残るか (中公新書ラクレ)


人間的なぶつかり合いがとても多そうなので、基本的に会社勤めには向かないタイプだと自覚しておりますが、とてもじゃないけれど今の不況の時代のサラリーマンは大変ですね。

ちなみに、主人の友人にも有名スーパーのやり手店長だった方で、四十代の大半を不採算店舗の立て直しをするタメに一年に三度も引っ越し付きの転勤をさせられても頑張り抜いたというのに、「辞めてもらいたい」とばかりに降格されたので、辞表を出しました。

しばらく次の職探しをしていたら、大型店舗で食品を扱ってない会社から、「今度食品も合わせて売りたいので、ゼヒとも立ち上げに君の手腕が必要」と言われて、その気になって食品も売れるだけの店舗をあちこちに作ったのですが、それから何年かして、どうも現在は再びスーパーから来たもう少し歳の若い人に業務をシフトさせようと会社がしているみたいで‥‥

そろそろ定年が近付いた年頃のサラリーマンは、本当に風向きがきついみたいですね。

主人の別の友人も、リストラする様に迫られているとか‥‥

現在の様に不況の風が吹いている時には、企業も大変ですしね。

中高年になって、しかも年金までにはマダ間があるという世代は今や、本当にキツイ時代になりました。

ある程度の蓄えがあるのであれば、会社から無慈悲な扱いをされても生きてはいけるでしょうが、派遣でスパッと切られた方など、滅茶苦茶大変だろうと思います。

ともあれ、失う心配があるモノを持っている人というのも、違った意味の苦労がありますし、出来ればもう少し景気が回復するコトが望ましいのですが、企業の海外へのシフトはもう止まるコトはナイでしょうし。

公務員への志向が強まるのは仕方がナイことなのかもしれません。でも、どちらにしても自分は向かないと思ってますから、今の職業選択は肉体的には大変でも、精神的には良かったのかもと思います。

でも、独立を夢見て挫折してる方も多いんじゃないでしょうかね。  
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2010年02月21日

格差も色々

今という時代を扱っている本は、出版した年から数年経っただけで世の中の状況が変わったりすると、かなり時代とのズレを感じるもので、読んでいる途中に「リーマン・ショック」の前の本なんだと改めて、出版した年月を確かめてしまったりします。

それでも、多少の現実とのズレを認識しつつ読むと、かなり面白く読めました。

港区ではベンツがカローラの6倍売れている―データで語る格差社会 (扶桑社新書 26)港区ではベンツがカローラの6倍売れている―データで語る格差社会 (扶桑社新書 26)


特に最後の「富山県」に対する分析を富山県の人々が受け入れるかどうかというのは、多少疑問がありますが、正直、昔、富山にある大学の受験をマジに考えたコトがある身としては、『受験しなかったのは正解かも』という気分にさせられます。

富山の皆さんゴメンナサイ。でも、長野市も地方都市ではありますが、今やあまり周囲の生活環境に都会的というか、無頓着になっている地域もあるので‥‥

無論、富山県的な地域もかなり存在してますので、長野県と言っても似たり寄ったりというトコもあるので、より類推しやすいんですけどね。

「リーマン・ショック」の後も、著者が「日本はいい方向に向かっている」と叫べるのかどうかというのも聞きたいワケでありますが、そういう楽天的な人も居たのだなと思います。

世の中の状況を軽く分析する人というのも、確かに変わった切り口という意味では存在意義はあるのかもしれませんが、ライターという職業には日本語という巨大輸入障壁があるので、完全なグローバリゼーションからは守られていると書かれてますが、正直、ネットが普及するのと比例して、出版不況はコレからもドンドン深刻化しそうですよね。

ソレでも「いい方向に向かっている」と考えられるのであれば、ソレはソレで凄い人かもしれません。  
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色々な歳月を感じる

昨日のブログがかなり手抜きぽかったので、追加で。

今回の同期会は、まだ同期会が始まって五年目らしいのですが、過去最高の出席者となり、約四百名ほどの同期生の内、百名を超える出席者とスゴイ盛り上がりでした。

ちなみに、我がクラスはおそらく最低の出席者。加えて、クラスの三分の一が女子という時代だったので、他のクラスは大勢の男性の中に女性というパターンが、我がクラスだけは、圧倒的多数の女性陣に男性が二人という、正に逆パターンでした。

ちなみに、男性の出席者の一人は母校の現役教師なので、実質的な男性の出席者はたった一人という感じで‥‥

司会が民放のアナウンサーだった方で、今は県内的に著名なアナウンサーと結婚した方だったりして、かなり盛り上がったのですが、出席者の話を聞いていて、色々と思い巡らすコトも。

ある意味、同窓会的な集まりは、多少は自分の今の生活を肯定している人か、忙し過ぎない人の集まりになるのでだと思います。

同期会などに出る間もナイほど忙しい人も居るのだとは思うものの、この不景気な時代、民間でサラリーマンをしている人の中には、リストラの足音が近付いている人も居るのかも。

唯一の純粋な男性出席者は、「この春からマレーシアに転勤する予定なので、二度と会えなくなるかもという思いで出席した」と言ってました。

家のローンがかなりあるという声もそこここから聞こえ、バブルの時に家を買った人達はかなり大変みたいですし。

出席しない人々の中には、複雑な人生があるのかもと思ってみたり。

ちなみに、ググッて見たら医師になっている男性の一人は、顔写真付きでさる病院のホームページに乗ってたので、元気で活躍しているみたいですし、多くの出席出来なかった男性陣も、単に仕事が忙し過ぎて出られなかったのであればイイなと、思ってしまった次第です。

中年という世代は、ある意味人生の中で格差が一番開く時。団塊世代の少し下に位置する我々の世代は、将来の年金なども不透明ですが、今が働き盛りなので頑張るしかナイのかもしれませんね。

本日は、何時も通りのブログで、久々に昼・夜の二回更新するつもりです。  
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2010年02月20日

同期会から帰って来ました

世の中はメッチャ狭いので、娘の同級生がワタシと誕生日が一緒の同級生の娘だと、高校生活を後一年しか残さない、今になって判りました‥‥

ちなみに、前に息子の中学の同級生の母親だった隣のクラスの方には、この前の日曜日に行われた息子達の担任だった先生の結婚式の写真を見せて貰いました。

息子は「花嫁さん、綺麗だったよ」と言ってましたが、本当にお似合いの二人でした。

隣のクラスには、主人の父親の従兄弟の息子さんも居るので、しみじみと世の中の狭さを実感して帰って来ました。

他に、面白いコトなども書きたいのですが、普段、仕事もあるので禁酒しているのにお酒も入ったので、今日は遠慮しておきます。

明日はチャンとしたブログを書きます(?‥‥多分)ので、そちらでお許し下さい。  
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2010年02月19日

明日は高校の同期会

おそらく、お互いに年月の流れに愕然とするのだろうと思いますけどね‥‥

そういう時に限って、仕事が。

土曜日なので仕方ナイのですが‥‥ともあれ、午後は早仕舞いして同期会に行くつもりです。

今年の年賀状には、何人もが同期会で会えたらイイねと書いて来てましたし。

本当に偶然、街中で出会ったりはするのですが、最近は同級会もナク。

仲が良い友達とも、何年振りだったりします。

なので、明日のブログは書けるかどうか、ちょっとビミョ〜ですけど、お許し下さい。

加えて、本日も仕事で少々疲れていて(オリンピックの応援疲れもあるかもしれませんが‥‥)、あまり上手い話を思いつきません。

あえて言うならば、

あなたには快癒力がある―医者の教える医者いらずのヒント43あなたには快癒力がある―医者の教える医者いらずのヒント43


を読んで、医師の中にも西洋医学の限界を感じてらっしゃる方も多いのだなと改めて感じたコト。

それでも、割合とすればほんの少しなんでしょうけど。

ともあれ、何年もホトンド変わり映えしないのに、ダラダラと同じ病院に通ってらっしゃる方々は、一度こうした本を読んで自らの健康というモノを考え直した方がイイでしょうね。

薬に頼り過ぎていては、治るものも治りませんから。

表紙で薦めているのは、

● 深い呼吸で血液がサラサラに
● 激し過ぎる感情を抑えて病気知らず
● 声を出して内臓機能を整える
● 皮膚を引っ張って老化を防ぐ
● 股関節の歪みを正して万病予防

本当にそうだと思います。  
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2010年02月18日

雑音は集中力を欠く

施術時間と、オリンピックの見たい種目の時間が見事にずれたので、スピード・スケートの男子1000メートルと、話題のスノーボードの試合をライブて見れたのだが、集中力を維持したりするのは本当に難しいものだなと感じた。

ちなみに、我が家ですら整体をする時は完全予約制なので、予約時間に合わせて精神を徐々に集中している。

なので、突然のキャンセルと予約は、どちらにしても精神の集中からするとかなりのマイナスになる。

集中した気持ちが変に離散して調子が悪くなったり、施術までの集中の時間が不足してしまうからだ。

モチロン、我が家は「気功」みたいに精神的なモノが一番ではナイけれど、ある程度の精神を集中するコトによって、手が一番触りたい部分に届くと思っている。

「急所ばかりに手が来るので、ソコと思う反面、逃げたくもなる」といった感じの言葉とか、「指先に目があるのかと思うホド、痛くて困っている部分をドンドン刺激するね」と言われるコトが度々あるのだが、それらは全て人数を制限して、気持ちを集中しているタメだと自分では思っている。

気持ちを散漫にしても、施術は可能だとは思うが、おそらくそんなやり方では、リピーターは今よりもグッと下がってしまうだろうし、何よりそんなやっつけ仕事をする位ならば、体力を消耗させてまでこの仕事をする意味がナイ。

オリンピックみたいに、四年に一度ではナイけれど、それなりに仕事に集中している身としては、トラブルの一部始終を見ていただけに、長島選手の気持ちは痛いホド判る。

加えて、国母和宏選手が決勝で大技の「ダブルコーク」に挑んで最後に着地に失敗したけれども、とはいえ無難に入賞狙いをするならともかく、メダルを狙うのであれば大技に挑戦するしか方法は無かったと思う。

そういう意味でも、「何とかメダルを取って、品格で騒がれたコトを‥‥」的な気持ちが心の片隅にでもあったとしたら、それこそが集中力を削いだのではないかと思ってしまう。

どの種目であれ、選手は血の出る様な努力をして、四年に一度のオリンピックという舞台に賭けて来ているのだから、つまらない雑音で心を乱す様な真似は、絶対にすべきではナイ。

簡単に「四年後がある」なんて言えないのだから。  
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2010年02月17日

なんだか変な話‥‥

ニセの障害者団体証明書を発行したコトによる郵便不正事件の裁判が、かなり不思議な展開になって来た。

当時衆院議員の石井一参院議員を訪ね、「口添え」を依頼したとする検察側主張について「まったく記憶にない」と述べた。捜査段階の調書では依頼を認める証言内容になっていることについては「検察官の作文。絶対ないとも断言できず、押しつけられ否定しようがなかった」と自称障害者団体「凛(りん)の会」の元メンバーは証言したそうだし、依頼を受けた石井議員が旧知の厚労省元部長に電話で便宜を図るよう求め、元部長が当時課長の村木元局長に発行を指示したとされているコトも、元部長が公判で石井議員の電話は「記憶がない」と証言しているとなると、一体、どういう容疑の裁判なのかが、とても理解出来かねる。

取調べの可視化が求められて久しいのだが、やはりこういうコトがあるからこそ、チャンと最初から最後まで録画しておいた方がイイのではないかと思ってしまう。

警察や検察が反対しているモノの、案外、口では否定していても言外に肯定している様子というのは、見ていれば伝わるコトもある。

調書を読んで、「さぁ、判断して下さい」と言われても、中々難しいものだが、その場の雰囲気というモノは、どちらが正しいのかという判断をつけやすくなると思う。

そして、何より一番大事なのは、証拠に尽きると思う。

中には、被疑者がスラスラと自供したので大丈夫と思って裏付け捜査を省略したがゆえに、無罪なんてコトもある。

自白よりも、なるべくは物的な証拠を見つける方が、第三者を説得する可能性も高いが、本当に全く証拠がナイけれども、心象だけは真っ黒みたいな時に、おそらく被疑者の取り調べ中の態度というモノは、裁く人に影響を与えるだろうと思われる。

世の中のコトは、全てが自分のタメに回っているワケではないが、やはり真実の重みというのは存在するので、 可視化すればどちらに有利というよりも、真実を語っている方に有利になる可能性が高い。

どちらか一方だけが、損したり得したりするとは限らないので、ゼヒとも『取調べの可視化』に向けて、確かな一歩を踏み出して貰いたいものです。  
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2010年02月16日

金じゃなくても‥‥

充分嬉しかったですね。スピードスケート男子500メートルの長島圭一郎選手と加藤条治選手の活躍は。

我が家のお隣の焼き鳥屋さんは、彼等だけでなく多くのスピードスケートの選手達の「長野市のお父さん・お母さん的存在」で、Mウェーブで試合の時などは、試合の前はズッと、特別に彼等のタメに料理を作ったりして、体調管理に一役かっている方々なので。

前回のオリンピックの年の秋には、我が家の子供達のタメに長島・加藤選手を含めて五枚のサイン入りの色紙を貰って下さいましたので、TVで加藤さんのサインが映った時は、我が家のサインと同じ筆跡だなと当たり前の感想を持ってしまいました‥‥

昨日も、主人が頼まれて市場で注文の野菜を買って届けた時に、「何色でもイイから、とにかくメダルを取らせてあげたい」とおっしゃってたので、二人揃って取れたので本当に良かったです。

この前、女子3000メートル入賞した方も常連さんですし、吉井小百合選手などなどまだこれからも、応援すべき方々がとても多いのですが、今日はとりあえず安心されたと思います。

昨年から、整体に来ている親戚の子供でスピードスケートを習っている小学生とその両親が、「是非とも会わせて欲しい」と言っているので、既にお願いしてはあるのですが、今シーズンはピリピリしているから、オリンピックが済んだらという話になっていますので、その時は我が家も直接「おめでとう」と言えたら嬉しいですね。

オリンピックは、四年に一度しかナイだけに、その時に自分の成果を出すというのは大変なモノ。

運もあるので、金・銀・銅の違いなど、実力の差ではナイと思います。メダルという形で、長年の努力の結果が報われたコトは最高の喜びです。  
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2010年02月15日

戦争を待望するホド追い込まれた若者

を代表する意見が、何度か語られているけれど、本文の全てを読みたいと思っていたら、その辺の顛末を含めて本になっていたので読んでみた。

若者を見殺しにする国 私を戦争に向かわせるものは何か若者を見殺しにする国 私を戦争に向かわせるものは何か


左寄りの思想をしていた若者を、戦争に希望を見出さざるを得ないホド追い込んだ社会への爆弾発言なのだというコトは、理解が出来ました。

タダ、正直、戦争に限って言えば、三十歳を過ぎているとなると、戦場に駆り出されても、防衛大学を出た上層部とか、昔で言う陸軍士官学校みたいなのを出た若者に、こづかれるのがオチだし、自分が死んでも奥さんや子供が無いのでは、恩給を貰うのもホトンド無関係な親戚だなと、ついクールに考えてしまいます。

我が父親は、意味もナク殴られるのがイヤさに陸軍士官学校を出た人間ですし、従軍看護婦だった母親は陸軍幼年学校を出た若造が「兵は‥‥」などと他人を見下した発言をして腹立たしかったと言ってたので、三十歳を過ぎて入隊すれば、他人を殴るつもりが殴られる可能性の方が大だろうと思ってしまいます。

もっと言えば、この本から数年しているので、戦争になっても年齢制限で入隊を許されなくなる年齢も著者は近付いているので、結局、戦争によって食糧不足になって苦しむ可能性の方が高くなりそうなどと思ってしまったり。

それでも、今日、家に用事で来られた方の息子さんは、大学を出て陸軍士官学校みたいなのに合格したけれど、まだ入校を許されてナイので、就職浪人するかもしれないと言ってらっしゃいましたので、生きるタメなども含めて自衛隊という若者が増えている可能性は高いですよね。

「同情するなら、金をくれ」というのは昔のドラマの名セリフでしたが、マジに現実を生きている若者がそう思う社会というのは狂っているとしか思えません。

実際、我が家とて主人はかなり薄給(時給800円とか)で働かされてますしね。昔、良かった時代の蓄えが無かったら、とても子供二人に安心して高等教育など受けさせられませんし、周囲には、子供に大学は諦めて欲しいと頼む親も存在してますし。

タダ、確実にそうやって若者を生き難くしたのは右の人々なのだと、若い頃は自民党に投票していた者として反省してます。

今や、完全無党派になってしまいましたが、若い時はそんなに深く政治というモノを考えて無かったですしね。

バブル崩壊後に社会人となった世代は、ある意味人生には素晴らしいコトがあるという経験が皆無なので、ヤケのヤンパチになっても仕方ナイ部分もあると思います。

でも、戦争中のイヤな体験を耳にタコが出来るホド聞かされて来た身としては、やはり戦争って一部の上層部の人々だけがイイ思いをするんだよなと思ってしまいます。

世の大半は、戦争で辛くて苦しい思いだけをするのが現実。

「こちらもワーキング・プア」が解消する社会になればイイのにと、実感を伴って思っている身ですけど、可愛い息子を戦場にはどうしても出したくナイし、世の若者にも戦場で露と散って欲しくありません。  
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2010年02月14日

モンスターマザーという存在

保育園や幼稚園、児童館や学校の先生方から、世の中にはスゴイ親子関係が存在するという話は、チョコチョコお聞かせ頂くのだけれど、それにしてもと思ったのが、こちら。

モンスターマザー 世界は「わたし」でまわっているモンスターマザー 世界は「わたし」でまわっている


運動会で学校に宅配ピザを10枚も取り寄せ、自分の子供や同級生に配って歩いた母親が居るとか、ガストからランチセットを取ったとか‥‥

手造りではナクても、せめてお弁当箱に詰めるという作業をしようともしないらしい。

というか、自分がしたいコトをするのが、一番精神衛生上イイかもしれないが、自分というモノを他人がどう思うかという客観的立場から、全く見れない人が増殖しているみたいである。

そうかと思うと、強迫神経症みたいに、完璧な子育てにのめり込んでしまう人とか、プツッと糸が切れたみたいに、何もしたく無くなってしまう人とか、極端な人が全体としての割合はそんなに多くナイのだろうと思うが、続々と登場する。

「中庸」の大事さを何千年も前に説いた人は、本当に偉いものだと変なトコで感心する。

これからは「親が変わっていると、本当に変わった子供が育つ」という話を聞かされた時に、驚きばかりではナクて、『そうでしょうね』と受け流せそうな気もする。

世の中には、様々な親が存在しているのだから、色々な子供が生まれるのも当然かもしれない。

にしても、何だかとても疲れる話である‥‥  
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2010年02月13日

またメディアの大騒ぎが始まった

と思ってしまうのが、スノボ代表の国母選手の服装問題と、モーグル代表の上村愛子選手への金メダル待望フィーバー。

長野オリンピックの時も、そうしたフイーバーの果てに里谷多英選手が金メダルだったりしたのだから、もう少し平常心で滑らせてあげればイイのにと思ってしまう。

国母選手の服装は多少問題があったかもしれないけれど、別に空港に到着しただけの恰好をあんなに問題視して、入村式を欠席させたり、開会式に出さなかったり、果ては競技まで出させないでおこうかと圧力を掛けずに、上に立つ人が指導してチャンとした格好をさせて式には臨ませるというダケでイイんじゃないかと‥‥

日本に横綱は何人も存在しないのだから、ある程度の品格も必要だけれど、オリンピック選手は沢山存在するのだから、その中の一人二人の服装に一々目くじらを立てて、競技前の選手達に様々なプレッシャーを与えたがる気持ちが理解出来ない。

特に、オリンピックは四年に一度なんだから、人生に二度と同じコンディションで臨める可能性は皆無。

スポーツというモノは精神面もとても大きいのだから、ある意味オリンピックに出るレベルになれば、その時の運とか、メンタル的なコトでスグに勝てたり勝てなかったりするものだと思えば、あまり選手に変なプレッシャーを与えるべきではナイと思う。

少なくとも、国母選手には結果を出して、石頭でワケの判らない人々を見返して欲しい。

それにしても、日本には選手の問題は全て自分が引き受けますからみたいに防御するコーチというのは存在しないのだろうか。

オリンピックの時以外は、熱中して応援するとかもナク、選手の生活に対して金銭的な補助もせず、いよいよオリンピック前になると大騒ぎ。しかも、直前になっても、選手の気持ちを平静にして競技に集中させるという思いやりが少ない国には、今回もさほどのメダルが手に出来ないのではという不安な気持ちになってしまう。

そんな思いが杞憂で終わってくれるコトを祈っているのだが‥‥  
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2010年02月12日

データはウソをつく

データは、物事の裏付けになるものだけれど、勝手に答えを決め込んでしまって、それをタダ補強するタメに、類推した答えに合ったデータを証明の道具に使ってはイケナイという本です。

データはウソをつく―科学的な社会調査の方法 (ちくまプリマー新書)データはウソをつく―科学的な社会調査の方法 (ちくまプリマー新書)


グラフも値の取り方によっては、僅かな違いをかなりの違いに見せかけるコトも出来るし、その逆もありうる。

誘導尋問的な質問をすれば、世論調査の結果が違って来るだけでナク、世論すら捻じ曲げるコトが出来るというワケですね。

「やむを得ない」という答えを、「容認する」という括りにしてしまってイイのかどうか。

中心点の有る質問か否かで、そのアンケートの公正さが判るというのです。

似た問題でも、質問の順番やその聞き方によって、全く正反対の答えが出る場合もあるので、我々は気をつけて世の中のデータを見なければならないというコト。

「リサーチ・リテラシー」を持ち、数字を利用してウソをつく人々を見分ける能力が大事だし、データを間違って解釈したりせずに、正しい検証によって出すべき結果を手にすべきだし、本物を嗅ぎ分ける能力を見につける癖をつける必要性を述べてます。

特に、スポンサーの顔を見る様な人は、研究者になってはイケナイという警告もされています。

我々は、真実を見抜く目を磨かないとダメな時代を生きているようですね。  
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2010年02月11日

鬱の力

今や、日本人の鬱病はかなりありふれた病気になっている。それは何故なのか、という背景を作家の五木寛之氏と精神科医の香山リカ氏が対談した本なのだが、WHOの指針では、自殺の報道は慎むべきと言われつつも、オリックスの選手が自殺したとか、俳優船越英一郎の妹が鬱病で自殺したというニュースは流れてしまうのが、今の日本のマスコミ。

鬱の力 (幻冬舎新書)鬱の力 (幻冬舎新書)


この本のスタンスというのは、「鬱の気分」が日本を覆っているが、「鬱」イコール悪と思われているが、本当にそうなのか。「鬱」こそが、人間の優しさや内面的豊かさの証であり、治療が必要な「うつ病」とは分けて考えないと、逆に社会的な問題になりかねないのではと警告を鳴らしている。

下手に処方された薬を飲むよりも、この本を一読した方が、もしかしたら何か、鬱病からの脱却の手掛かりがつかめるかもしれないとすら思います。

今の社会批判もあり、生きるヒントありの、中々考えさせられる対談です。

何というか、今は、自分というモノを正直にさらけ出し難い時代になっていて、どうも「仮面をつけて生きている」といった感じが、誰しもしてしまいがちなだけに、「鬱」に引き込まれてしまうのではないかと思ったりします。

イイコトも、悪いコトも、ぶちまけられる誰かが居る人は、それでも踏み止まれるのでしょうが、自分のイヤな面を他人にさらけ出すのが怖いという人ほど、泥沼に足を踏み入れてしまうのではないでしょうか。  
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2010年02月10日

子育ての失敗の連鎖なのか‥‥

宮城県石巻市で18歳の少年が三人を殺傷した事件の一報に驚いたが、連れ去った少女との間には、既に子供が生まれていたコトに、もっと驚いた。

丁度、少し古い本だが、「子育て」崩壊! (宝島社文庫)という本を読んだばかりだっただけに、何ともやりきれない気持ちになった。

それにしても、前日からの騒ぎもあったというのだから、警察ももう少し少女の家を張り込むとかして、未然に事件を防げなかったのかという気持ちにどうしてもなってしまう。

二人の命が露と消えてしまったし、これから少女が娘と生きて行くにしても、あまりに大変な人生になるだろうし、もし、何とか食い止めていたならば、もっと違った展開があったのではないかと思えるからだ。

ストーカーになった人は、今までに数限りない事件を起こして来た。そして、その多くは警察に相談したにも関わらずという場合が、とても多い。

警察も色々と仕事があって忙しいのだとは思うが、事件が発生してから犯人を逮捕するよりも、事前に事件を未然に防ぐ努力が望まれる。

どうも少年の家に問題があった感じの記事を読むと、「虐待の連鎖」の中に居た可能性が高い。

社会全体で、崩壊している家庭の子供達を育てるという感じにならなければ、おそらく「家庭崩壊」も世代を超えて連鎖していくだけなんだろうと思う。

血が繋がっている親子が平穏に暮らせるのであればモチロンそれに超したコトはナイが、、必ずしも親子だから、互いのコトは理解出来るとか、何があっても上手くいくとは限らない。

やはりある程度は、公的な機関という部分も必要だと思う。「命」を大事にする政治を首相が本当に目指すのであれば、単に「子ども手当」だけでナク、そうした環境整備も大事なのではないかと改めて思う。  
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2010年02月09日

メタボの基準が変!

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の適正な診断基準を検証していた厚生労働省研究班(主任研究者=門脇孝・東京大教授)は9日、「診断の必須項目である腹囲によって、心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞の発症リスクを明確に線引きすることはできない」とする大規模調査の結果をまとめたというニュースが、他では内臓脂肪の蓄積で生活習慣病の危険性が高まる「メタボリック症候群」の診断基準の妥当性について検討していた厚生労働省研究班は9日、現在は「90センチ以上」としている女性の腹囲を「80センチ以上」に厳しくすれば、より多くの脳卒中や心疾患を予防できるとする研究結果をまとめたと報じられている。

最初の報道では、同研究班は昨年、腹囲が男性85センチ、女性80センチを超えると、血糖や脂質、血圧などの検査データの異常が急激に増えることを明らかにしたが、今回の発症リスクとの関連では腹囲基準の妥当性は導き出せなかった。

国際的には、腹囲を必須とせず、総合的にメタボを診断するのが主流。米国では、腹囲(男性102センチ以上、女性88センチ以上)は中性脂肪、HDLコレステロール、血圧など五つの診断基準の一つに過ぎない
と報じているので、後の報道とはかなりギャップがありそうに感じてしまう。

昨日の本と考え合わせると、何だかとても複雑な気分。

確かに、太り過ぎは良くナイけれど、過剰な薬剤の投与も逆に薬による副作用で、別の病気を呼び込む可能性も高いワケで。

昨日の本が提唱する「EBM(根拠に基づく医療)」が本当に大事だと思います。

1.患者さんの問題を明らかにする

2.問題について情報収集する

3.情報を批判的に吟味する

4.情報を患者さんに適用する

5.以上のプロセスを評価、反省して次につなげる

そうした態度で臨まないと、正しい治療にならないのではないかと、深く考えさせられました。  
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2010年02月08日

その病、治療すべきですか?

我々は、治療すれば病気は良くなるハズだと信じている。というか、そう思えばこそ、医療機関に出向くのだが「本当にそうなのか」というコトを丁寧に教えてくれる本。

治療をためらうあなたは 案外正しい EBMに学ぶ医者にかかる決断、かからない決断治療をためらうあなたは 案外正しい EBMに学ぶ医者にかかる決断、かからない決断


自分で選択してから治療を受けるべきで、闇雲に医療を信じて治療すべきではナイと正直に書いてある本です。

おそらく、製薬会社の人からは、絶対に嫌われそうな本だと思いますが‥‥

要するに、血圧の薬を飲んでも、飲まなくても数字で見ると、そんなに脳卒中になるパーセンテージは変わらないのだというコトをまず知るべきだというコト。

七十歳の人が百人居たとして、十人しか脳卒中にならないのが、薬を飲んだら六人だけ脳卒中になるのが現実なのに、医療費を掛けたり、通院したりする時間などを考えた場合に、それでも薬を処方されたいですかというコトを、考えてから治療すべきだというのです。

ほんの少しだけでも、リスクを減らせるのであれば、医療費など全然惜しくないという人が居てもイイだろうし、そんな位の違いならば、お医者通いをして使うお金で何かを買ったり、旅行したいという方はそうしたらどうですかと。

コレステロールにしても、健診では二二〇以上を異常としてますが、実際には日本人の死亡の危険が一番低いのはコレステロール二六〇くらいの人たちかもしれないのに、それでも治療を望みますかと我々に問い掛けています。

インフルエンザにしても、ワクチンを打てば10%の人が掛かるのを7%に減らすだけ、感染したとして、薬を飲んでも平均して一日早く治るだけ、しかも副作用を覚悟しなくてはならないかもしれないのですが、それでも薬を飲むのですかと問い掛けてます。

別に、とにかく薬によって多少なりとも良くなるのであれば、それで構わないというのであれば、それはソレでイイというスタンスです。

要するに、自分で自分の身体をどう治したいのかというコトは、医師ではナク、患者が主体的に決めるべきという本です。

治療データを知って、自らどういう治療を望むのかを選択するというコトを、チャンと考える良いキッカケになる本だと思います。  
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2010年02月07日

大雪だけでナク‥‥

ある意味、人災という部分もあるのだろうなと思います。

長野県山ノ内町平穏の前山スキー場(営業休止中)の西側斜面のゲレンデで雪崩が発生して、国道を越えて硯川ホテルに大雪が押し寄せたというニュースを見て、どこかで見たコトがある場所だなと思って良く考えたら、高校の時に学校でスキーに行ったホテル。

我々が高校生の時は希望者だけでしたが、学校の行事として二月の寒中休みに泊りがけのスキー教室がありました。

それが、今では学校の行事としてのスキー教室は小学校だけ。中学校ですら行きません。寒中休みも昔みたいに長く休みませんし‥‥

何かあったら学校で責任を取るのがイヤだとか、怪我をして入試に差しさわりがあったら困るとか、授業時間が少ないとか、色々な理由はあるのでしょうが、スキー場が近くにある長野県の学校ですら、スキーをホトンド学校で教えなくなったのですから、スキー人口が減少するのは、当然の話だと思うのですが、県内ニュースでは、「今年もスキー人口が減りました」などと、主に不況に絡めて報じるので、何時も『それだけじゃナイでしょ』と思ってしまいます。(若者が、ネットに興じていてスキーなどをしなくなったという理由もあるでしょうけどね)

今回、雪崩が起きた場所も前山スキー場という名前だったとは知りませんでしたが、我々が高校時代に滑ったスキー場だったと思います。ホテルは、高校の卒業生の経営するホテルというコトでしたので、名前もハッキリ覚えてますし。

ともあれ、スキー人口が減少したからとスキー場を使わなくなったとしても、山の木を切り開いて作ったゲレンデは障害物がナイのですから、圧雪してナイ状態で雪崩が起きたら、それはもうスゴイ事になるに決まってます。

何だか、低迷している長野県観光の縮図を見る思いで、本当に胸が痛くなる気がします。  
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2010年02月06日

息抜きにオススメ

日々、疲れた時に読むビタミンといった感じでしょうか。

それぞれの情況―五味太郎・フィールド・ノートそれぞれの情況―五味太郎・フィールド・ノート


まっすぐ見ないで斜めから。見下ろさないで見上げてみたり、ちょっとズラして考える。なるほど急に世界がおもしろくなってきた。

上のが、キャッチ・コピー。

生きているコトが、何となく息苦しい感じがしたら、ちょっとコーヒーブレイクといった感じで、この本を手にしてみると、自分の置かれた状況がとても客観的に見れるのではナイでしょうか。

子供から大人まで、何だかクスッとしてしまう様な本です。

疲れた時に、チラッと読んで、イヤなコトを吹き飛ばしてしまうのに合っている気がします。

本日は、土曜日で忙しい上に、雪かき付き。

疲れたので、今日はこの辺で‥‥  
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2010年02月05日

判断が付きかねるコト

何度も書いて来てますが、支持政党は全く無く、自分の直感が正しいのかどうかは判りかねても、選挙の時々にこちらがマシだと思う正当に投票するというスタンスは貫いているつもり。

で、以前のブログではかなり自民党の人々に対して厳しかったというコトは自覚しているし、今、そんなに民主党に対して辛辣ではナイというコトもチャンと自覚している。

小沢幹事長関連の逮捕劇に関しては、色々と考えるコトもあるのですが、副島隆彦氏
検察庁の愚劣なる法務官僚、検察官たちは、「バッジ(国会議員のこと)を逮捕して有罪にすること」、とりわけ、大物の政治家を挙げて(検挙して)、自分たちの、捜査権力が、この国で最高の権力(権限)であることを、国民に思い知らせよう、という魂胆で今も動いています。国民の代表(国会議員、政府、政権=内閣)の権力(権限)よりも、自分たち、官僚(高級公務員)が上位の国家権力を握っているのだと思い込んでいる。
アメリカの手先の主力勢力である、テレビ6社(NHKを含む)と大手新聞5社の11大メディアは、政治部長会議(せいじぶちょうかいぎ)を、現在、頻繁に開いている。議長は、代々、日経新聞の政治部長(中曽根派の子飼いの政治部記者あがりが付く職)だと決まっている。
と、アメリカの意向が働いているという主張や、特捜OBの郷原信郎氏
石川議員が逮捕される前からずっと私が言い続けてきた、2004年の陸山会の収支報告書に、小沢一郎氏からの借入金4億円という記載がある、あの事実はものすごく大きいんです。あれを、新聞、テレビはずっとスルーしてきてた
というコトや、
検察内部で一体となって、何とか捜査を進めて欲しいという気持ちでいるのと、司法クラブ系のメディアとが一体となっている。そういう関係だと思うんです。
という話などを読むと、正直、真実がドコに有るのかというコトが、判断つきかねるわけで‥‥

どちらが正しいかという答えが、自分なりに出ない限りは、何も言えないというのが正直なトコですね。

自民党と民主党は、五十歩百歩だとは思うのだけれど、マダ民主党の方がマシかなとも思うという考えが根底にあるからかもしれません。(長野市長選への民主党県連の対応に対しては、未だに怒りは燻ってますけどね)

直感が間違っていたとしても、自分でどちらかの主張が正しいと確信出来ない場合は、やはりその件に関してはノーコメントにした方が、イイだろうと思っているだけで、最近、あまり政治の話をしないのはその辺にあります。

長野県内では、地盤の緩い場所への浅川ダムだの、改築を選択せずに長野市民会館や長野市庁舎を新築だのと、自民党に後押しされた勢力の、箱モノ行政は健在なので、どうしても自民党に対して点数が辛くなる傾向は否めませんが‥‥  
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2010年02月04日

運命と宿業と‥‥

朝青龍が急転直下の引退を発表して、涙のインタビューなどをすると、日本人のタメか『終わり良ければ、全て良し』的に感じてしまいがちなのだが、インタビューの中に「宿命」という言葉が出て来たのには驚いた。

上手とは言えない日本語なのに、そんな言葉を知っていたのだ。番付が上がると共に、傲慢になっていってしまったけれど、本当に若い頃から異国の日本へ来て、それなりに苦労したんだろうなと思ってしまった。

丁度、今日読んだ本が、

人間の運命人間の運命


こちらだったコトもあり、「人は誰でも生まれながらにして邪悪な心を持っているのであって、タマタマ機会が無ければ平穏な人生を送れる場合もあるのに、時として邪悪な自分をさらけ出す様な場所に遭遇する場合もある。他人や、冷静な時には巻き込まれなくても済むコトでも、宿業によって逃れられない場合もある」というコトの典型かもしれないなと思った。

無論、戦争中などとは違って、上官に無理に人殺しを強制された様な時代とは違うのだから、自ら精進していれば、全く違った人生もあったのかもしれないけれど、それも又、朝青龍の運命だったのかもと‥‥

ともあれ、示談も済み、引退もしたというコトで警察も取り調べをしようとは思わないだろうから、心機一転まだ若いのだしやり直して貰いたい。

ネットの中には、コレが真相だ的な話も色々と書かれているが、相撲界の最高の地位を失い、今まで相撲界しかしか知らなかったのに、肩書きを無くして人生のやり直しをするのであれば、充分にペナルティーは受けたのではないか。

「禍福はあざなえる縄の如し」という言葉があるが、コレからを良くするも悪くするも、運命と共に自分の努力に係わる問題だ。

新たな気持ちで、第二の人生を送って行って欲しい。

ソレにしても、若いというコトはかけがえがナイのかもしれない。主人の同級生だった方々は、肩叩きにあっている人も多いそうだ。

少なくとも、そういう人々と比べたら、若いというだけで、マダマダ充分幸せなのだから。  
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2010年02月03日

あまりに前時代的な相撲界に驚く

友綱親方という方は、穏便という言葉が大好きみたいで、日本相撲協会の理事選挙で、所属する立浪一門の候補者ではなく、二所ノ関一門を離れて立候補した貴乃花親方に投票したと公表し、協会から退職する意向を示していた安治川親方を、一夜にして変心させ、辞意を撤回させたり、朝青龍が泥酔して男性に暴行したとされる問題では、日本相撲協会の調査委員会として個人マネジャー2人を事情聴取して「暴行はなかった」と事件を否定したマネジャー証言を受けて、「大げさなものはなかった」と述べたり、朝青龍本人の聴取にも及び腰だそうで‥‥

安治川親方の問題は、責任を感じて協会を退職する意向を持っていると報道を知り、選挙の公正性に疑義が生じる可能性が出たために、監督官庁の文部科学省が相撲協会に事実関係の問い合わせをしたことが影響しているのかもしれないが、それにしても何時の世の話なのかと思ってしまう。

ケンカ両成敗という言葉もある様に、朝青龍に殴られた一般の男性にも多少の非はあるかもしれないが、仮にも天下の横綱が場所中に泥酔して、前後不覚になり、誰かを傷つけて示談書を交わすなんてコトは、前代未聞の話。

幾ら人気があったり、相撲自体が強かったとしても、「相撲道」と名が付くからには、人間として精進すべきコトがあるハズで。

空手だの、合気道だの、柔道や剣道にしても、黒帯とか段を許された者が一般人に暴力を振るうなんて、とても有り得ないコト。

犯罪になっても構わないと思うのであればともかく、普通はそういう道を究めようと入門した時点で、他人から絡まれて身の危険を察知した場合ですら、なるべく相手と関わらずに、逃げるというのが正しい身の処し方だろうと思う。

そういう古き良き潔さは捨てて、「臭いモノには蓋」でお茶を濁そうとする根性が変。

少なくとも、文部科学省と関係がある以上、世の中の子供達が学校で「どうして朝青龍は処分をするの、しないのと騒いでいるの?」と教師に訊いた場合に、チャンと応えられるだけの処置をして欲しい。

暴力は決して許してはイケナイという当たり前のコトを、世に示すべき当然の話なのだから。  
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2010年02月02日

鬱病には三種のノートで

自分自身を振り返ってから、それでもダメなら医者に行くという手もあるかもしれませんね。

人間の関係人間の関係


この本の中に、「歓びノート」と「悲しみノート」そして、「あんがとノート」の三種類が紹介されています。

最初の、「歓びノート」というのは、世の中の全てに対して、「うれしかった」という最後の一行で締めくくるもので、一日の中でどんなにくだらないコトでもイイから、一つだけを思い出してノートに書くというモノです。

二番目の、「悲しみノート」というのは、その逆で一日のうちでもっとも悲しかったコトを思い返して、一日の出来事を最後に「かなしかった」で締めくくるというのです。

三番目の、「あんがとノート」は、一日で最も「ありがたかった」コトを書いて、やはり最後はこれこれのことがあって「ありがたかった」とか、こんなことが「ありがたい」で文章を結ぶのだそうです。

著者が、実際に鬱の時に、試して良くなったのだそうですが、どれが一番というよりも、やってみて一番その時の自分にピッタリ来るノートを選ぶのが、成功の秘訣かと。

なんだか、内観みたいな部分もあると思いますし、自分を客観的に見つめて書くというコトは、心理学あたりでも推奨されてますから、イイのではないでしょうか。

仏教では「とらわれない心」というのを求めますが、漠然たる不安みたいなモノを打ち消すには、そういうコトを無かったコトにしようとするよりも、不安を感じている自分というモノを少し離れた部分から、直視するコトによって、自分に対する「認知の歪み」を矯正するというコトなのかもしれません。

手軽に出来ますし、薬物と違って副作用もナイと思いますので、まずはこの辺から試すとイイかもしれません。

『人間は気の持ちよう』という言葉は、言いえて妙な部分もあると思います。

角度を変えて見るだけで、世の中というモノは全く違って見えますからね。  
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2010年02月01日

体をすっきりさせるベクチン

今年も頂きモノのカレンダーから、「食べる元気」を御紹介します。

ペクチンは人間の消化酵素では消化されない食物繊維の一種で、腸内善玉菌の乳酸菌を増やし、お腹の調子を整える助けとなります。便秘を解消しながら、腸内の有害物質やコレステロールを吸着して一緒に排出してしまうペクチンは、お腹だけでなく、体スッキリにも役立つすぐれもの。果物に多く含まれており、煮詰めてジャムにするとゼリー状に固まるのはペクチンの働きです。

これがおすすめ食材

●りんご‥‥熟したりんごに豊富なペクチンは、水を含んで便をやわらかくする、腸を保護して動きをおだやかにする、というふたつの働きで、便秘にも下痢にも有効。便秘のときは丸かじり、下痢のときにはすりおろしがおすすめ。

●オレンジ‥‥柑橘類の中でも、特にオレンジはペクチンに富み、お腹スッキリに効果的。ペクチンは皮に多いので、できれば無農薬のオレンジをマーマレードなどで。オレンジ+ヨーグルトのドリンクも整腸効果たっぷり。

●オクラ‥‥刻むとネバネバと糸を引くが、このネバネバが整腸作用のあるペクチンとタンパク質の消化吸収を助けるムチンという成分。どちらも水溶性で、生のまま刻んで食べると、栄養素を逃さず有効利用できる。

食べ方ひとつで効果倍増

皮ごと食べるのがかしこい食べ方

じつは、ペクチンは果物に豊富ですが、特に多く含まれているのは皮や皮に近い部分。皮こど食べるか、皮をできるだけ薄くむいて食べるのが、効果的なとり方です。

さらに、お腹を元気にするだけでなく、有害物質を吸着して外に出すため大腸ガンの予防にも効果が。コレステロールを減らす働きもあるので生活習慣病にも役立ちます。

ちなみに、柑橘類やりんごから抽出したペクチンは、食品添加物としてジャムやゼリー、ヨーグルト飲料などに利用されています。加工食品からも手軽に摂取できるのです。

逆に言うと、腸が弱い人は皮の部分を諦めた方が無難ですね。日々、そうしているのは、自己防衛だったのだとコレを読んで感じました‥‥  
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