
少なくとも、こちらは21歳の母親が子どもを自宅に置き去りにした時に、救おうとする児童養護施設の人々が登場するので、まだ救われる気持ちになるのですが、実際の場合は、昨年9月に開設された24時間対応の「児童虐待ホットライン」に三度の通報が入っても助けてはくれないみたいですが‥‥
それにしても、昨今の問題になった事例は、大体殺されたり傷害を負わされたりする前に、ある程度問題を児童相談所が把握しているのですが、本気で子供を救いたいと思っているのか、いないのか。
警察への通報をすれば助かったかもしれないのに、という話が多過ぎです。
ちなみに、上記の本の様にあまりに正義感が強過ぎて、極端な行動に走るのも困りますが、ソコはミステリーですから。
「虐待は子供の魂の殺人である」というコトが、もっと世間に一般的に知られて、少子化の時代に生まれて来たかけがえのナイ子供達が、のびのびと育つ世の中になるコトを祈りたいです。
それにしても、児童相談所が忙しいのは判りますが、縦割り行政の弊害なのか、警察との連帯に消極的で、しかも何度も各地で失敗が繰り返される現状は何とかならないんでしょうかね‥‥