大好きな食物というのは、不足している物質を含んでいるからという話を、昔、主治医だった方に教えて頂いたコトがありますが、確かにそうなのかもと思ったのが、本日のムチン。
今年も、
ハーツさんから、頂いたカレンダーからの「食べる元気」シリーズの紹介を月一でします。
ムチンは、山芋やオクラなどに含まれるヌルヌルの成分で、多糖類のガラクタンやマンナンが、タンパク質と結合したものです。
胃の粘膜をうるかして胃壁を保護し、傷ついた粘膜を修復するため、胃炎や胃潰瘍の予防に効果的です。
また、肝臓や腎臓の機能を高める作用や、タンパク質をむだなく活用させる働きから、滋養強壮にも役立ちます。
消化を促進して便秘の改善にも。
これがおすすめ食材
●山芋‥‥「山のうなぎ」と呼ばれるほど、滋養のある健康食材。
ムチン以外に、詩う質を分解したり解毒作用を持つ酵素も多く、消化吸収に富む。
いも類では唯一生食が可能で、粘りの強いものほど栄養価は高い。
●里芋‥‥ビタミンB1、カリウムや食物繊維、免疫力を高めるというガラクタンも豊富。
いも類の中ではカロリーが一番低く、ダイエットや便秘の予防にも、
ぬめりの有効成分をいかすため、塩や酢を使わずに茹でるのがおすすめ。
●なめこ‥‥ムチンのほか、余分な塩分を排出するカリウムも豊富。
最近の研究ではガンの発生や増殖を抑えることがわかっている。
表面全体にぬめり成分があるので、せっかくの栄養素を逃さないよう、調理にはひと工夫を。
食べ方ひとつで効果倍増
じつは、ムチンには唾液腺ホルモンの分泌を促し、食欲を増進させる効果があります。たくさん食べてしまっても、同時に消化も促進してくれるので、一石二鳥というわけです。
さらに、細菌やウイルスの感染を防いだり、細胞を活性化させる働きもあります。ただし、熱に弱いので、できるだけ低温・短時間の調理がおすすめです。
ちなみに、胃腸不良の原因は、暴飲暴食やストレスなどさまざま。調子が悪いときは、刺激の強いものや、熱過ぎる、または冷た過ぎるものは控えましょう。
これら三つの食物は、全て大好物と言って良いのですが、昔から胃弱なので、これからはもっと心掛けて摂取したいと思いました。
Posted by seitaisikoyuri at
22:11
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