2011年10月31日

TVの劣化は止められない

のではないかと思う理由は、どうしても広告収入が減っているからか、経費削減で出来た番組が増えていると思ってしまうから。

夕方五時あたりからのニュースが、硬派ではナイという指摘があるけれども、完全予約制のタメ、予約外の時間調整のタメに真面目ではナク、時間潰しにTVをチャンネルをしょっちゅう変えたり、本を読みながらとか、うっかり横になっていてしっかり寝てしまって予約時間に遅れないタメにという理由だけで、どうしても節電した方がイイ時以外は、夕食の時間までは割合TVをつけている身としては、午前中とか御昼間のワイドショーの焼き直しが多いというコトをこそ指摘して欲しい。

正直、つまらなそうな特集と思って、しっかり見ない様なのとか、既にやった感じの特集の続編ばかりで、夕方のニュースはライブで放送すべき重大ニュースでもナイ限りは、はっきり言って時間を適当に消費しているとしか思えない。

少なくとも、自分では見たいとも思わないが、賛否両論あるNHKの『あさイチ』の特集の方がマダましかも。

変な焼き冷ましをする位なら、斬新な企画の方がズッと面白い。

少なくとも、『あさイチ』になってから、仕事始めの前はホトンド民放のドコかだったのが、週に何度かは見ているのだから。

とにかく、今、面白そうと思った番組にバシャバシャ変えるのが好きなタイプなので。

最近は、夕食後はネットの時間になってしまって余程面白そうな番組をタマに見る以外は、どの放送局も見ない日が続いている。

仕事が終わってゆっくりしてからパソコンを触るのはイイが、神経をすり減らさないタメには、昼間はホトンドTVと使い分けしているので。

そんな感じで、客観的に見ていると、いっそこのまま視聴率が低下して、もっと斬新な企画が通る様にでもなれば、TVの復権はあると思うが、それ以外は無理ではないかと。

とにかく、もうマスを狙う時代は過ぎてしまったのだと思う。

ある程度、マニアックにコアなファンを惹き付けるという以外には、TVの復権はナイのではないか。

総花的に、誰にでも好かれるという方法が、もう取れなくなっているのだと思う。

韓国のドラマが批判されたりもするが、要するに時間潰しとして求められるに充分だと思えば、日本で撮られようが、韓国で撮られようが、はたまた違う外国でも全く構わないと思っている人々が、TVを沢山見る時間があるのであって、TVをホトンド見ない様な人達がああだこうだと批判しても仕方ナイのではないか。

少なくとも、教育TVなど、全く見ないという人はかなり存在するのだろうから‥‥(ちなみに、午後二時五分前からの名曲アルバムは好きで大体見ているのだけれど)  

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2011年10月30日

ステキな金縛り

昨日の予定通り、息子と二人で行って来ました「ステキな金縛り

本当は、娘も行くハズだったのですが、昼寝の誘惑に負けたらしく‥‥

息子は、かなり気に入ったので、もう一度娘と一緒に観に行ってもイイと言っているホド気に入ったみたいです。

正直、昨日の「ザ・マジックアワー」の方が笑えましたが、ストーリー的にはこちらの方が面白かったですね。

ともあれ、二日連続で笑ったので、かなりストレスが発散されました。

明日からは、マタ張り切って仕事したいと思ってます。

予定では、高齢の父が明日から入院して眼科の手術をするコトになっているので、少々心配もあるのですが‥‥

で、話は変わり昨日読んだ本で、とても気になったのが、

暴れる系の女たち暴れる系の女たち


世の中には、暴力をかなり肯定的に捉えている人が存在するのだなと驚いてしまいました。

子供の頃から、父が暴力に否定的だったので、どうも頭に来て暴力的な言葉を口にするコトはあっても、実際に暴力に訴えようとは思わないので、やはり、親の教育というのは大きいのだろうなと。

無論、世の中には暴力に訴えたがる人が存在しているというコトは、承知しているので防御のタメに子供達は空手は習ったけれど、アクまで型だけを教えて貰ってますし。

ともあれ、親はとても子供に影響を与えるのだなと、タイトルの映画を含め改めて感じました。  
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2011年10月29日

ザ・マジックアワー

先週の疲れで、今週は体調がイマイチながら、何とか仕事を終えました。

先週ほどではありませんでしたが、今週もかなりの忙しさで。

で、ブログを書こうと思いつつも同じ部屋で息子が

ザ・マジックアワー スタンダード・エディション [DVD]ザ・マジックアワー

TVで放映していたのを見ていたので、映画館で見ていてストーリーが判っているのにゲラゲラ笑ってしまって、ブログに書くネタが浮かびません。

明日は、子供達と一緒に三谷監督の最新作「素敵な金縛り」を見に行く予定です。

リフレッシュして、チャンとブログを明日は書くつもりですので、本日はコレにてスミマセン。  
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2011年10月28日

こんな給与額で‥‥

優遇されている上に、原子炉の爆発で困った人が大勢居るのに、と本当に頭に来たのが、厚労省の「毎月勤労統計調査」。

全産業中もっとも高いのは「電気・ガス業」の44万7795円で、「情報通信業」39万4645円、「医療、福祉」は26万3256円で16業種中12番目、パート労働者が多い最下位の「飲食サービス業等」12万8903円
なのだという。

電気・ガスの数字は大手だけでなく、街中の中小業者も含めたもの。地域独占の大手だけの数字はもっと跳ね上がるものと上記の記事で書いてあるが、大手の中でも現場で働かされる人々の給料は安く、ホワイトカラーの人々はメチャメチャ高いのだろう。

二十年ほど前に、友人になった不動産業の方が、東電は本当に安定していて、給料も高いし、保養所などの福利厚生も充実していると言っていた。

ともあれ、そうした充実も今まで無事故であったのであれば、マダ大目に見ても仕方ナイと思う人は居るだろうが、その上、事故で失敗しても損失は結局、国民に回すダケというのでは、誰しも怒るのは無理はナイ。

数日前に、「赤旗」をタマタマ目にする機会があったのだが、それには東京電極は電源喪失の場合は全く想定なかったので、そういう場合のマニュアルなどナク、手探りで対応したと書かれていた。

そんな会社を存続させる意味が全く判らない。

民事再生法だってあるのだから、一度、キチッと清算して頂いて、正しい会社として再スタートして欲しいものである。  
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2011年10月27日

未だに旧来と同じ感覚の経営では‥‥

もう許されないと思うのが、オリンパス大王製紙

有名なカメラメーカーだったり、ティッシュメーカーであろうと、ブランド価値など崩れる時に必要なのは、ほんの僅かな時間だけ。

昔から、長いコトかけて磨き上げ、守り続けたモノであっても、ダメな人間がトップに立てば、崩壊してしまうという意味で、教訓的な話にはなるが、少なくともソコで真面目に汗水流して働いている人々にしてみれば、たまったモノではナイ。

過去において「飛ばし」をやっていたのは、必ずしも山一證券だけでは無かったとは思うが、それでもソレが最大の原因で消滅したのが、十数年前。

あの時代より、もっと企業コンプライアンスがやかましくなっているというのに、一体、どういう感覚で経営しているのかが不思議でならない。

バブルの時代と違って、本当に爪に火を点すみたいにして、利益をコツコツ出して行くしかナイ、今の大不況下で、と思えば本当に腹ただしい。

会社のお金と、個人のお金を丼勘定にしているなどというのは、あり得ない話。

こうした馬鹿な人達の後始末を、全従業員がさせられるのかと思うと、実に御気の毒。

とにかく、背後関係をハッキリさせて、膿を全部出したところで、最早、無かったコトにはナラナイのだが、せめて、何でこんな馬鹿げたコトが可能になったのかをチャンと調べて、明確に処罰しなければ、似た様な話はマタ違う会社から飛び出して来るのではないかと、本当に恐ろしい。  
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2011年10月26日

放射線の違いを理解しないと

放射線の量ばかりが話題になり、健康に良いとされ、多くの観光客や湯治客でにぎわう「ラジウム温泉」は間違いなく“ホットスポット”であると問題視されたりするのだが、放射線にも違いは存在するワケで。

ラドンは空気よりも重い気体で、物理学的半減期は3.8日、生物学的半減期は20〜30分といわれています(生物学的半減期とは、体内にはいって代謝や排泄により量が半分になる時間のこと) ので、ストロンチウムみたいに骨に蓄積して何時までも内部被曝させるモノとは、かなり違うワケで。

ラジウムの発見者で有名なキュリー夫人は、放射線の影響を受けたが、それはかなりの時間ラジウムの傍に居ただけでナク、直接持ち歩いた可能性があるコトを考えるべきである。

東京都内で高放射線で話題になった家に住んでいた女性が高齢まで達者だったというコトこそが、さほどラジウムが悪い放射線ではナイ証明になろう。

つまり、放射線の違いを考えるという当然のコトを忘れて、十把一絡げで論じても仕方がナイ。

ラジウム温泉が身体に良いので、微量放射線は身体に良いというのも、集合理論を曲解している。

放射線の種類によっては、微量放射線は身体に良いコトもあるという程度。

ラジウムみたいに自然界に存在していて安定している物質から出たラドンと、ウランが原子力発電により分解されて出来た、セシウムやストロンチウムとは違う。

世の中には、それをワザと混乱させて自分の利益誘導に使おうとする人々も居ると知っておいた方が良い。

何時も、必ず様々な理論の裏を考えないと、間違った考えを吹き込まれる可能性が高いのだから。  
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2011年10月25日

震災後に変わったコト

の中で、特に感じるのは被災者のお気の毒さを考えれば、マシだというコトなのかもしれないが、マスコミが格差問題にホトンド触れなくなったコト。

例えば、年金問題にしても、パートなどの労働時間が週20時間以上で厚生年金という話になると、パートの主婦の手取りが少なくなるという論調ばかりTVでされている感じがする。

年金の維持をしたいと思うのであけば、年金を掛けずに支給されている専業主婦達にも、掛け金を払って貰う方が安定するだろうし、何よりも正社員にナレない若者を無年金にしないタメには、必要な処置だとも思うが‥‥

年金を負担せずに、老後は生活保護というコトでは、社会が持たないという気もするし。

もう、運用もハチャメチャな年金など廃止するという荒療治の手すら存在するワケで‥‥

ともあれ、本当にどうすべきなのかというコトは議論しないで、ああだ、こうだと言った所で、どうなるものでもナイと思うのだが、TVや新聞というのは、不安を煽るコトには熱心だが、あまり建設的意見というのは少なく。

縦並び社会―貧富はこうして作られる縦並び社会―貧富はこうして作られる


五年前だと思えば、斬新な企画かもしれませんが、今になってみると、「小泉改革を進めると格差が縮小し、格差拡大を防げる」と力説する竹中平蔵発言は、正に笑止千万なだけだし‥‥

この本の、サブタイトルではないが、貧富はこうして作られるのだと改めて感じてしまった一冊。  
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2011年10月24日

結婚は素晴らしいとまでは言えないケド

今の若い人々の結婚にたいする姿勢を嘆く親は、とても多く。

見切りの早い女 すぐにあきらめる男見切りの早い女 すぐにあきらめる男


頼まれて、お見合いでもさせてあげたいと思う人なら、同様のコトを必ず思うのではと思いす。

ともあれ、本日はもう一つこちらの本を読んだのですが、

孤舟孤舟


ステレオタイプの団塊世代の夫婦という気もしなくはナイですが、少なくとも本当の「孤舟」は、結婚難民の老後の様な気が‥‥

結婚しない人生を選ぶという明確な意識があって、独身を貫くならば、それはソレで構わないけれど、成り行きでの独身生活は、やはり大変かと。

年金がチャンと貰えた今の高齢者みたいな老後が待っているという保証もありませんし。

二冊合わせて読むと、結婚についてかなり考えさせられます。  
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2011年10月23日

ダマされる方が悪い?

携帯電話で、無料だからと無闇にメルアドを登録したりすると、「一億円あげたい」というメールが送られて来るのだとか。

何でも、お金のやり場に困っているので、貴方が信頼出来る人かどうか、保証金として今日中に一万五千円を振り込めば、その口座に一億円振り込むというコトらしいのだが‥‥

こんな話を信じてしまう人も、タマには存在するらしいのだが、考えてみれば一万五千円というのが、中々良く考えられた金額かも。

この程度の金額だと、弁護士が自分で訴訟してみたいとでも思わなければ、絶対に訴えられる心配のナイ額だし、嘘かもしれないけど、世の中の宝くじ好きな人だったら、乗ってみたいと思う話かもしれない。

ちなみに、何度も書いているので、このブログを読んでいる方ならば先刻御承知だと思いますが、宝くじに当たって、中途半端な大金を手にして生活が変わるのがイヤだと公言しているタメ、こういうメールなど本当にくれるとしても、絶対にゴメンだけど‥‥(というか、忙しいので携帯でメールされても返信に手間取って困るから、携帯はiモードに接続出来なくしてあるので、こんなメールを貰う心配は絶対にナイのだけれど)

ともあれ、日本の法律は嘘をついた人に、かなり優しい。

誰かになりすますこと自体は一般的に罪ではないというのだから、余程、気をつけていなくてはなりません。

資格がある人でも、案外、良く理解出来ない人に対して、既に済ませてあるコトをやらなくてはならないからと言って、二重に手数料を稼ごうとする人も、世の中には存在しているので、普通の人ならば慎重になる様な人でも、相手に肩書があると信用してしまう場合もあるので、最近の様な不況の時は、ある程度身近な人で信用が出来て、世の中に明るい人に、こういう話があるのだけれどと相談した方が間違いが少ないと思います。

特に、一人暮らしの老人に対しては、様々なカモにしようと狙っている人々が多いというコトを、周囲は理解して注意を払って欲しいですね。  
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2011年10月22日

マジで忙し過ぎて‥‥

もう、アップアップしているのですが、これから出張に行かなくてはなりません。

今週ほど、働いた週は過去に無かったかも‥‥

来週に御願いした方もあり、ともあれ明日はしっかり休んで、来週からの仕事に備えたいと思います。

ちなみに、本日読んだ雑学の本、中々だったので紹介しておきますね。

大雑学〈7〉世界の秘密結社 (大雑学 (7))大雑学〈7〉世界の秘密結社 (大雑学 (7))


陰謀史観にあまり踏み込まず、淡々とした感じで書かれているので、本当に雑学的に読めます。

西洋のコトは、知っている様で知らないコトも多いのですが、ある程度知らないと他の本を読んだ時に、チンブンカンブンになるので、読書好きの人ならば、やはり押さえておきたい一冊かも。  
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2011年10月21日

今が夏バテの時期で‥‥

今週は、マジで働いても働いても仕事に追われる状況になっております。

寒暖の差が大きくなる今こそ、夏の疲れが皆さんにドッと出る時期なので。

ともあれ、それは有難いコトでもありますので、明日も張りきって頑張るしかありません。

ともあれ、本日読んだ本の中で、とても気になったのがこちらの本。

貧乏クジ世代―この時代に生まれて損をした!? (PHP新書)貧乏クジ世代―この時代に生まれて損をした!? (PHP新書)


確かに、今のお年寄りの方々は一見得をしている様に、年金や介護、老人医療などでは思うモノの、戦前から戦中、戦後の大変な時代を生き抜いたコトを思えば、生き残ったがゆえに得をしているダケで、本当に貧乏クジを引いた人々は戦争という世の中の馬鹿げた上層部のタメに、殺されてしまったワケで‥‥

要するに、どの世代でも損をする人が居て、得をする人も居るし、構造的に非正規雇用を増大させられている今の若い世代も、かなり損をしているだろうと思ったりします。

そうした世代論で括らなければ、内観療法の紹介など、色々と読んでタメになるトコも色々とあるのだけど。

ともあれ、どんな世代だろうと、自分のコトをある程度信じたり、認めたりして、自分と折り合いを付けて生きるコトが、一番幸せなのだろう。

仕事に追われるのは、本当に大変でも、皆が頼って下さるコトに生きがいを感じてもいるので、ある意味、かなり幸せな人生なのかもしれないと改めて感じました。  
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2011年10月20日

格差解消は再分配から

とは言うものの、格差を全て解消するのが、如何に大変かというコトを丁寧に検証した本。

誰から取り、誰に与えるか―格差と再分配の政治経済学誰から取り、誰に与えるか―格差と再分配の政治経済学


日本の問題点と、世界各国の再配分を検証しているので、より多くの人々が、こうした本を読んで、どうすれば日本の未来が明るくなるかというコトを考える以外に、道はナイのかも。

理論的に良いと思ったとしても、世の中のルールを変える場合には、必ず得をする人と、損をする人が生まれる。

それでも、将来のコトを考えて、より良い未来への選択を我々はしなくてはナラナイ。

例えば、「百年安心」どころか全く安心出来ナイ、今の年金。

著者の方法が正しいかどうかは一概に断定出来ないが、ともかく抜本的な変革が必要なのは、自明の理。

既に、掛け金よりも何倍も年金を手にしている、高額所得のある老人には、今より年金をカットすべきというのは、やはり最初に手を付けるべきだろう。

何時、この世に生まれたかによって、あまりに世代間の不公正があれば、世の中は安定しないワケだし、とにかく、少子化からの脱却という意味での提言があるのは、素晴らしい。

国民が、世の中をどうすべきかチヤンと考えないで、役所におまかせで、非難ばかりしててもダメなのだろう。

とにかく、自分の頭でこうした意見を採択すべきか、否かというコトを真剣に考える必要がありそうだ。  
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2011年10月19日

消費というモノ

モノ余りの時代に突入した現在の日本は、どの様に消費をしているのかという解説本で、結構前の本なのに、かなり今でも役立つ本。

消費の正解 ブランド好きの人がなぜ100円ショップでも買うのか (カッパ・ブックス)消費の正解 ブランド好きの人がなぜ100円ショップでも買うのか (カッパ・ブックス)


十年近く前にして、可処分所得を増やす以外に、消費を拡大する方法は無いと、当たり前といえば、当たり前のコトを述べているのだけれど、終身雇用制を放棄するのであれば、収入の減少を心配して、消費は冷え込むという話をしていて、正に今はそうなっているワケで、雇用の安定無くして、景気拡大ナシという本来のツボを押さえている。

大概の本は、時を過ぎると今の感覚とズレてしまう本が多いコトを考えると、完全に、今の大不況はあの時期からジワジワと広がっていたのだなと思う。

ともあれ、自分なりに消費について考えると、「ワクワクするかどうか」というのが、消費の決め手ではないかと考える。

そして、「リピート」するか否かは、予想した「ワクワク感」をどの程度満足させたかで決まるので、価格が安かろうと、高かろうと、ソレに見合った満足さえすれば、消費者は必ずもう一度、その商品を求めたいと思うのだろうなと。

こうして見ると、今、メガ・ヒットが生まれ難くなっているのは、中々、お金が安心して使えなくなっているコトに加えて、あまりに物が溢れ過ぎているので、「ワクワクする気持ち」が起き難くなっているからだろう。

この本をきっかけにして、色々と自分の頭で考えると、様々なコトが見えて来るという意味では、ヒマがあったら、読んで欲しい本の一つである。  
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2011年10月18日

日本製の優越は続くのか

というコトを改めて感じてしまった一日。

何年か前に買った、あるメーカーの洗濯機は最初から値段の割に、イマイチだったのだが‥‥

本日、ついにドラム式の後部に洗濯ネットまで引っ掛かってしまうという事態になり、どうしても取れないのでメーカーに電話して、どうやって取るのかを聞こうとしたら、何度もコンピューター音声で、違う電話番号へと誘導されたあげくに、やっと話せた人からは「分解修理しなければ無理」と言われ、脱水が甘いなど最初から色々と不満があった洗濯機な上に、かなり前から多少タオルなどは引っ掛かるので、全部を一つづつネットに入れて洗っていたコトもあり、「二十万近くもして買ったのにこんな製品では、この上修理に払うお金が勿体ナイので、新しい洗濯機を買うお金にした方がマシだから、もうイイ」と言ったら、「是非、修理に幾ら掛かるかだけでも、別の電話番号に掛けて、尋ねて欲しい」と言われた。

仕方ナク、言われた番号に電話したら「見ないと幾らなどと答えられないのに、こちらに掛けろと言ったのですか」などと言われ、本当に憤慨してしまった。(おそらく、このシステムでは多くの老人は電話口で生身の人間と話す所まで、辿り着けるかどうか‥‥)

もう、二度とこうした不愉快な思いをしたくナイので、このメーカーのモノは買わないコトにするつもりだが、考えてみると日本のメーカーとはいえ、どうせ外国で造られたか、日本製にしてもチャンと教育した社員の手で造られたワケではナイだろうと思う。

少なくとも、以前だったらある程度の値段を出せば、マズマズの製品が手に入ったろうに。

自動車メーカーでは多年度の修理を可能にする保険を薦められ、今では家電も価格の5%ホドの多年度修理の保険に入らないと危ない時代になったというコトか。

これでは、日本のメーカーだからと安心して買うコトは不可能になったも同じ。

おそらく、「神様」も墓場の下で泣いているだろうにとも思うが‥‥

三洋電機は、中国の家電大手、ハイアールに洗濯機や冷蔵庫など白物家電の大半を売却することで最終合意したそうだが、今はまだ日本製の方が中国製よりもと思っていても、その内に、日本製より頭抜けた国の製品が、アジアの何処かで作られる時代が来ても無理はナイのかもしれない。

「ジャパン・アズ・ナンバー・ワン」と呼ばれて、喜んでいた頃は、本当に過去に過ぎ去ってしまったのかもと実感した日であった。  
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2011年10月17日

デモすら出来ない日本の若者

なんだろうなと考えされられた一冊。

日本の失業率は、アメリカと比べて低目に出る様に設定されているので、消費者物価上昇率と失業率の絶対値を足した指数の悲惨指数は、10を超えると経済・社会情勢が不安定化する高さとなり、また12を超えるとかなり危険な状態になると言われているが、イギリスの悲惨指数は12.4、米国の悲惨指数も12.9でウォール街での大規模なデモが起きている。

日本は、4.9で先進国の中では断然低い状態だが、デフレのせいでインフレ率が抑えられ、非正規労働者やワーキングプアの増加が失業率に反映されていないという、日本独自の事情があるため
らしいのだが‥‥

生きさせろ! 難民化する若者たち生きさせろ! 難民化する若者たち


しかも、上記の本に寄れば、些細なコトで時給を下げられたり、安易にクビを切られたりという、正に傍若無人な雇用状態が存在する。

コレでは、不満があったとしても、中々声を上げられないのも無理はナイ。

若者が定職に就けないのは、本人の努力不足ばかりではナイ。

正社員の座にしがみつこうとして、残業を無理やりさせられ、下手をするとサービス残業だったりする場合なども含めて、我々の世代とは就業環境が激変しているからだ。

そうした現実を知らないで、世の中に対して間違ったメッセージを出す有名文化人の言葉を鵜呑みにしてはイケナイ。

正しい政治とは、最大多数の幸福を実現するコトであり、絶対に一部の人々の私腹を肥やすコトではナイと、改めて感じる一冊である。  
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2011年10月16日

本日は紅葉を見に

戸隠や飯綱高原や鬼無里周辺を、紅葉を見ながらウロウロして来ました。

連休明けというコトもあるのでしょうが、混雑はしていましたが、さほどでも無かった様な気が。

こんな調子だったら、高山村の松川渓谷周辺に行っても良かったのかもとか思ったり。

ともあれ、お客様からお聞きした戸隠蕎麦の隠れ家的名店に行って来ました。

格安で、サービス満点でしたので、ココで名前を書いてもイイのですが、以前、通りから外れていて、とても良かったなと思ったトコが、移転してお客さんがドンドン入る様になったら、さほどでも無くなった様な気がしてますので、お聞きになりたい方はHPのメールからでも、お問い合わせ下さい。

そういう方にだけは、特別にお教え致します。

それにしても、絶好の行楽日和でしたから、もっと県外の車が多くても良いハズなのですが、確かにある程度は他県ナンバーを見たものの、その割合の少なさにちょっと拍子抜けしてしまいました。

観光バスも確かにある程度は居ましたが、そちらも少ない様に思いました。

何と言うか、政府などが「この先は大変ですから、財布の紐を締めて、ドンドン税金を払いましょう」というアナウンスばかりしているので、観光気分にナラナイのかもしれませんね。

年金も貰えないかもしれない、増税で家計が赤字になるかもしれない、子供手当ても減らされて児童手当てに逆戻り、こんな感じで内需拡大をする気分になる人が居たとしたら、逆に不思議かもしれませんから。

ガソリンも高値安定してますし、高速道路の割引も半額止まりですから、行楽に行くにしても、手頃なトコにしか行けない人も多いかも。

震災で困っている人達が居るのだから、我慢して当然という考え方では、日本の景気が底割れしてしまうでしょう。

今こそ、景気拡大をしなければ、産業の空洞化は進むばかり。

外需よりも、内需を拡大する政策を取る努力は出来ないものなんでしょうか‥‥  
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2011年10月15日

若者の就職が危ない

息子に聞くと、高卒で働きたいと思っている生徒の就職先が、中々決まらないという。

学校への求人だけでは、もう無理だというので、学校側は「ハロー・ワーク」へ行って、就職を捜すよう試験に落ちた生徒に伝えたのだとか。

年金問題を考えるにしても、若い世代が厚生年金を支払う様にしたら、歳をしても無理に働く必要がナイというのに、受給年齢を上げて、高齢になっても働ける環境整備をしてというのでは、マスマス若者の雇用環境など改善しないだろう。

そして、ドンドン年金の受給が難しくなるのだとしたら、本末転倒な話だ。

おそらく、そうした将来設計を考えているのが、世の中の上層部で停年に近い人々もしくは、リタイヤした人々の意見を聞き過ぎているからではナイだろうか。

少なくとも、若者に対して掛け金の割に、受給が少なくなるコトが前提の改正だというのであれば、今、年金を受給している人々にも、既に貰った年金を返せなどという無理難題は言わないが、既に払い込んだ金額に物価上昇分を加味して、今の若者だったらどうなるかという受給額を計算して、せめて足して2で割った程度に減額しても仕方がナイのではないだろうか。

基礎年金しか貰ってナイ人々の年金を減額せよとは言わないが、高校や大学を出て真面目に何年も働いても絶対貰えない額の年金受給者には、ある程度の我慢をして貰うしか、日本の未来はナイ。

そもそも、年金制度が破綻してしまえば、老人の多くの人々がにっちもさっちもいかなくなるのだから。

若者は、今のままでは日本で働き、真面目に年金を納めようとは思っても、納められない状況が来ている。

このまま生活保護の受給者が過去最高を更新し、医療費が介護費用と合わせて増大して行く限り、負担ばかりが増えて行くに違いナイ。

若者は勤められたとしても、ブラック企業だったとしたら、辞める以外ナイだろう。

今のコトばかり考えずに、もう少し将来のコトを考えて、若者を大事にしてやるべきではないだろうか。

良い企業に勤めた人々には、定年後は多少の生活のレベルのダウンは我慢して頂いて、若者に自分の席を譲り渡して欲しい。

自分達が、ソコソコの人生を送って来たのであれば、次の世代にもゆとりを残してやるべきではないか。

高校を出てチャンとした働き口がナイからと、無理をして大学などに進んでも、必ず就職出来るのであれば良いのだが、ソコでも無理だとしたらと考えると、絶望的な気分になる若者も出るだろう。

社会に不満分子が増えるというコトは、社会全体の混乱や不安定さをもたらす。

そういう若者は努力しないからと突き放すだけで、物事は絶対に解決しないと思う。  
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2011年10月14日

嬉しい話

今日も、明日も満員というコトで、かなり疲れが溜まり出しているのですが、本日、最後の方が嬉しいニュースを聞かせてくれました。

昨年の健康診断と比べて、一気に5Kg体重が減ったので、医師に褒められたというのです。

しかも、検診の前だと思うと、逆にチョコレートとかが無性に食べたくなってしまい、今更、ジタバタしても仕方ナイと思って、しっかり前夜に食べてから、受診したというのですから。

体調を上げて頂いて、基礎代謝を増やして頂くコトで、体重が徐々に減少して行くというコトのお助けをしているという感覚なので、痩せたいという方々にも、食欲を我慢して欲しいとは決して言いません。

何故なら、「食べないで」と言われれば、マスマス食べたくなる人々が太るのだというコトを、身をもって実感しているからです。

体重が落ちるかどうかを、あまり考えない方が落ちる。

物事というのは、意識すればするホド、嫌だと思っていればいるホド、嫌なコトが引き寄せられてしまうモノ。

なるべく、意識しない方が上手く行くので。

ともあれ、今の機械というのは、とても進んでいる様で、体重が去年よりも3kg以上減っていると、エラー表示が出るのだとか。

だから、三度も計測してしまったのだとか。

でも、少なくとも3kgは減っていると思ったので、何度量っても気にはならなかったとおっしゃってましたけど。

ともあれ、どんなに疲れてしまっても、そういう喜ばしい話を聞かせて頂くと、マタ、明日も頑張ろうという気持ちになります。  
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2011年10月13日

予想が現実になるとは限らない

将来を考える時は、より低目の設定が必要だとは思うが、良く良く考えて見ると、この先、年金を支えるのが老人一人を現役世代一人が支えるのは、2055年というのが、年金支給開始年齢を引き上げる根拠。

でも、この先、ドンドン子供が生まれるコトになれば、違った展開があるのではないかとも思うのだが‥‥

ソコを突き詰めて考えてみると、とにかく日本の専業主婦志向が強いのと、保育園の充実が不足した上に、チャンと子供手当てを出そうとしない政策のブレが問題ではないかと。

結婚の才能結婚の才能


この本によると、今や男性が女性に求めるのは、「可愛い」「賢い」「家庭的」「軽い(体重が)」の4Kに加えて「経済力」の5Kになろうとしているのだとか。

要するに、扶養範囲で働きながら、家事もしっかりというコトらしいが、日本もフランス並みに、夫婦共に経済的に自立して、働きつつ婚姻関係を続けるという大人の選択をする様になれば、年金問題も解消されるだろうに。

扶養控除という考え方が、世の中の働こうとする女性のの気持ちに水を差している気もするのだが。

ともあれ、正に不確実性の時代に突入した今、夫一人の稼ぎに人生を賭けるというのは、かなり恐ろしい気もする。

確かに、厚生年金を掛けていれば、早死にしても保障されるとは思うが、今の子供に対する高学歴化を考えれば、それだけで充分かどうか。

女性も、結婚生活と仕事の両立が出来そうな職種の資格などを手にして、何があっても安心して暮らせる人生設計が大事なのでは。

イザとなったら、専業主夫でも構わない位の度胸があった方が、現実的かも。

ともあれ、夫婦分業で稼ぐコトが可能な方が、過労死になるまで働く必要も無くなるだろうし。

そうした潜在意識の変革が無ければ、このまま日本丸と沈みゆくだけという気がする。

それにしても小泉内閣時代に「百年安心」と言ったのが、もうダメと言うのでは、信頼出来る統計を出す能力が、本当に厚生労働省にあるのだろうか?  
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2011年10月12日

エエッと驚いたニュース

中高年男性にみられるぽっこりと出た「ビール腹」は、ビールを飲む量とは関係ないというニュースを読んで思ったのが、「ビール腹」というのは「ビール樽みたいに突き出しているお腹」という意味じゃなかったのかという疑問。

「ビールを飲み過ぎたお腹」という意味だったのか‥‥と悩んでしまった。

で、辞書を調べると広辞苑では、丸く突き出た腹・俗説でビールを飲み過ぎるとなると書かれていた。

今まで、勘違いしていたのだろうか。

ともあれ、今の世の中では、少し前なら通じたコトが通じなくなる場合もあり。

子供達と話していると、世代間のギャップを感じるコトも稀にある。

何年か前に、横浜の赤レンガ倉庫付近を散策していた時に、童謡の「赤い靴」の舞台と教えたら、「そんな歌、知らない」と返されてしまった。

題名は知らなくても、メロディを聞けば判るだろうと、唄ってみせたが「初めて聞いた」と言われてしまった。

確かに、そう言われてみれば、歌詞の中には「横浜の波止場から」という様に、今では死語に近くなってしまった「波止場」などという難解な言葉があるので、学校で教えないのも無理はナイとも思ったが。

ちょっと悲しい感じの童謡だからというコトもあるのだろうけど、日本にもそういう貧しかった時代があったというコトを、せめて知識の上でも知っておいた方が良いのではないかとも思う。

「十年ひと昔」とは良く言ったもので、世の中はドンドン変わってしまうけれど、昔は道路だって未舗装だったし、車などそんなに走って無かった時代を微かに覚えている身としては、高度成長期の前の大変な時代を、実感として感じたコトがある世代が生きている内に、確かにお金は大事ではあるけれど、お金が多少足りなくても、肩を寄せ合って生きていたら、そんなに不幸ではナイと、伝えておいた方がイイのではないかと思ったりもする。

どんなにお金持ちになったとしても、人間の欲望には限りがナイのだから‥‥  
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2011年10月11日

労働が尊ばれる時代に

如何に、日本がアメリカの猿真似をしたがゆえに、労働者が大変になったかという分析の書がこちら。

アメリカモデルの終焉アメリカモデルの終焉


少なくとも、アメリカの場合は、勤務時間の差や契約期間の差で人間に上下をつけることはない。

しかし、日本では管理職候補の終身雇用を「格上」として、その他の時短や有期契約を「格下」に置き、不況時には真っ先に切り捨てるという日本の雇用の現状は、アメリカモデルの改革とは、全く別の姿である。

そして、正社員は「出世」を人質に取られて、半自発的にサービス残業をしたり、プライベートタイムにも上司に服従するなど長い拘束時間に甘んじる。

契約社員はそうした拘束がない代わりに、管理職になれないだけでナク、最近では「契約更新」を人質に取られて、残業や出張までさせられている。

そうやって、やみくもにリストラをして、儲けを追求した結果が、今の不況を招いたのではないだろうか。

しかも、定年後には年金も簡単に貰えず本当に大変な時代が来るという指摘をする人も居る。

個人個人を大事にしない国になど、未来などナイと思うのだが、アメリカの後追いをすれば良くなる時代は、既に終わっていると感じさせられた。  
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2011年10月10日

一生に使える額など決まっているのだから

欲望が肥大し過ぎるコトは、やがて自らの破滅に繋がるというのは、過去の歴史が証明している。

政府は復興財源として所得税を一律4%増税する方針だが、仮に5000万円以上の高額所得者の税率を上げれば4%の定率増税は必要なくなり、それで約6000万人の一般納税者が救われるのだとか。

我々の若い頃は、最高税額は七割だったハズ。

今では、最高税額は四割なのだという。

七割は多過ぎるにしても、被災者が気の毒だと思うのであれば、やはり高額所得者に税金を払って貰うべきではないだろうか。

別に、それは高額所得者を狙い撃ちをしているワケではナク、「情けは人のタメならず」だと思うからだ。

被災者にとってではナクて、高額所得者にとって。

年収が中程度の方々に増税して、景気が悪化したとすれば、株価も低迷するだろうから、おそらく高額所得者の懐も寒くなると思われる。

日本全体の景気の底上げをした方が、高額所得者はより潤う可能性が高いと思うからだ。

にも関わらず、どうも近視眼的な考え方ばかりする人が多く、それゆえ、日本の景気がバブル以降、全く浮揚しないのだと思う。

今日、連休なので絨毯の洗濯にコイン・ランドリーに行ったら、マネー雑誌があったので、パラパラと時間潰しに見ていたが、最後のページには何ページも破産した安愚楽牧場の広告が載っていたので、少し前の雑誌だったのだろう。

ともあれ、潰れる様なトコに投資をする位ならば、普通に貯金しておいた方がマシだったりするのだし、人間はあまり欲をかき過ぎるのは、逆にマイナスになりかねないなと改めて思った。

「損して得とれ」と言った昔の人は、先見の明があったのだと思われる。  
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2011年10月09日

息抜きに海を見に

息子の空手の練習が終わってから、家族全員で新潟に海を見ながら、お寿司を食べに行って来ました。

長岡市の廻船日本海というお店に。

長野は海無し県なので、タマには海を見たかったりしますが、我々とは反対車線の方が混み合ってましたから、海に住んでいる方は山を見に行きたいのかもしれませんね。

帰り道に寄った上越のジャスコで、主人と母が座って待っている時に話した同年輩の方は、長岡市から善光寺に行った帰りだと話したそうですから‥‥

長野市に入ってから、かなり大きな火事があったのか、消防自動車がサイレンを鳴らして、何台もすれ違って行きました。

連休で混雑している道路なので、先を急ぎたい気持ちも判りますが、交差点にも関わらず、全く救急車両を優先しない車が多くて、マナーが悪いなと思いました。

東京都内で自転車が関与した交通事故の割合が増加しているとイイますが、何年か前に主人の叔母が自転車に当て逃げされました。

骨折してしまったのですが、犯人が判らないので、一ケ月の入院やリハビリも、全て自分持ちで治療したそうです。

入院費も馬鹿にならなかったそうですし、やはり自転車も車両であるという意識は大切だと思います。

子供達が自転車通学しているコトもあり、家族全員保障する損害保険には入ってますので、子供達には事故になったら、絶対に逃げないで警察に連絡してと伝えてあります。

保険料も結構必要ですが、安心を買っていると思って諦めてます。

自分達が怪我をした時の治療費も出るし、相手への損害賠償も出来ますから。

人生には何が起こるが判らないので、多少の節約や我慢をしてでも、他人への配慮を忘れないというコトは、時代が変わっても人間として守らなくてはナラナイと思います。  
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2011年10月08日

今週も忙しくて‥‥

本当に疲れました。

季節の変わり目で、体調が悪くなる方が多く。

で、こちらの体調も崩れて来たので、本日はチャンと書くつもりでしたが、どうも無理みたいです。

明日から、連休なのでしっかり休んで体調を整えたいと思います。

申し訳ありません。  
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2011年10月07日

ゆるめれば身体は快調

少し前に読んで、この通りに出来れば健康になれると思ったのが、この本。

きょう一日。 非常時を生き抜く究極の五木メソッド55きょう一日。 非常時を生き抜く究極の五木メソッド55


今朝のNHKの「朝イチ」にも出演してらっしゃいました。

仕事があったので、チャンと見てはいられませんでしたが‥‥

タダ、問題は毎日実行出来るかどうかというコトで。

「あす死ぬとわかっていてもやるのが養生」と言われても、中々、継続出来ない場合が多く。

本日、お見えになられた五木さんと同年輩の方も、「そうは思うが続けるのは難しいんだよな」とおっしゃって、次回の御予約をして下さいました。

自分で日々、養生出来そうだと思う方は、是非、この本の通りに続ければ確実に良い影響があると思います。

無理だと思う方達のタメに、我々は存在しているのだなと改めて思いました。  
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2011年10月06日

人生の無常を想う

アップルの創業者、スティーブ・ジョブズ氏が死去したというニュースは、とても衝撃的だった。

正直、パソコンのことは良く判らないままに、利用しているだけなので、アップルの真価を理解出来てはナイのだが、世界的に知名度があり、コンピューター業界のカリスマであるコトは知っている。

恥ずかしながら、何度も楽しませて貰ってながら、ピクサー・アニメーション・スタジオを設立したのが、彼であるというコトは、本日、知ったのだが‥‥

ともあれ、個人的な話で恐縮だが、一番このニュースに反応したのは、今後のアップル社についてなどではナク、主人と同じ年の生まれだというコトの方が大きい。

どんなに超人的な人でも、確実に死は訪れるというコトが残念でナラナイ。

タダ、ホボ同じ年齢である福島第一原発の50歳代の男性作業員が事故発生後3人目として、体調不良で死去したニュースを読んで、より考えてしまった。

東電は、被曝は死因に無関係とみていて、下請け企業に所属していた福島第一原発で汚染水処理用のタンクの設置作業などに従事していた男性のコトは、ホトンド話題にもならないだろうと思うと、確かに、片や世界的発明者であり、片や社会的には代替えのある人ではあろうが、その方の家族にとっては大事な人であろうと思うと、人生は無常だし、公平ではナイしなどと。

ともあれ、どんな人にも一度は平等に死という瞬間が来る。

昔とは違って、死の足音が徐々に近付いては居るのだろうなと思う年齢になると、若い頃よりも、人の死という話に個人的に反応してしまう‥‥  
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2011年10月05日

本当に必要なモノを手に出来ない国

なのだなぁと改めて怒りを覚えるのが、世界中の原発周辺地域の大半と同様に、福島第1原発周辺地域にも十分な安定ヨウ素剤の備えがあったにも関わらず、原発の安全性に関する国内の一部の専門家らは錠剤の即座の服用を勧めたが、政府は3月11日の事故から5日目まで錠剤の配布、服用を命じなかったというニュース。

放射性ヨウ素が甲状腺に侵入するのを防ぐ安定ヨウ素剤は放射線にさらされる直前、もしくは被曝後2時間以内に服用するのが最も効果的で、放射線が放出されてから何日も経って服用してもほとんど効果がないというのに。


今になって、誰の責任かというコトを議論しているみたいだが、最悪のコトを考えて、とりあえず錠剤を飲ますという選択が何故出来なかったのかと思うと、本当に残念でならない。

防げたかもしれないコトを、人為的ミスでダメにしたコトは、今回の場合何度もあったと思う。

しかし、それら全てを想定外で片付けられてしまっては、国民はたまったものではナイ。

我々は、放射能に対する正しい知識を生かせない、この国のシステムというものを疑った方が良い。

隠蔽ばかりして、真実を語らない政府に多大な信頼を置くのを止めて、自分の身は自分で守る位の気概を持って生きなければ、無駄死にさせられてしまうかもしれないのだから‥‥  
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2011年10月04日

トラブルに対処するには

というコトで、様々な例が挙げられてますので、今、困っている人は読んで見るとイイかもというのが、こちらの本。

怖いこの世を生きぬくための心理学的テクニック怖いこの世を生きぬくための心理学的テクニック


但し、割合的に有利というコトを強調されているので、この本の通りにしたら上手く行くかどうかは別問題ですが‥‥

そうか、こういう考え方もあるのかと思えば、違ったモノの見方が出来て、冷静になり知恵も浮かんで来るというモノ。

例えば、子供の喫煙を止めさせたいと思った時に、学校で行われている「タバコはやめよう」、「タバコは危険です」という教育はまったくムダなのだとか。

逆に、年齢が近い相手からの意見の方が聞く耳を持つというのだ。

子供の大親友とか、子供の先輩などにこっそりと頼み事をして、「タバコはカッコ悪いから、やめよう」と言って貰った方が有効らしい。

無論、そう言ってくれる親友や先輩を見つけられるかどうかという問題はあろうが、ホトンド意味がナイ教育に時間を掛けても仕方がナイ。

ちなみに我が家は、主人の父が肺ガンで亡くなっているし、生前は喘息持ちだったので、主人が吸いたくないと言っているので、子供達も吸いたがらないのだけれど。

人生には、コレが正解というコトはあんまりナイ。

でも、こういう考え方もありますよという話を知っていると、知ってないとでは対応が異なる。

自分が間違った対応をしているのではないかと振り返るだけの冷静さこそが、他人を動かす余裕を生むのだという気がする。  
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2011年10月03日

寒さに震えてます

そろそろコタツを出さないとダメかも‥‥

長野あたりでも、円高で製造業が大変になって来ているという話をポツリポツリと聞き始めてます。

日本が一周遅れで、真似をしているというアメリカの雇用状況のレポートを読んで、日本がその後追いをしなければ良いがと不安になりました。

アメリカでは、大規模なデモも行われているというし、世の中の混乱はグローバル化しだしているのかも。

そう考えると、本日も満員御礼だったのは、とても有難いコトではありますが。

日本の富裕層の中には、金融資産を持って海外に出る人が増えているという話もあり。

本当に、世の中は正に変革の時代に来ているのかも。

ともあれ、やはりより多くの人々がゆとりを持つ以外に、日本の景気の上向きになるコトはナイと思うので、どんなに反対があろうと、全体をフラットにする方向以外に世の中が良くなるとは思えません。

年金の問題にしても、やはり非正規雇用でも、厚生年金みたいにしなければ、年金の安定化は無理だろうし。

せめて、明るい見通しが生まれれば、世の中も少しは良い方向へ向かうだろうにと思いますが‥‥  
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2011年10月02日

便秘に食物繊維

正直な話、どちらかというと胃腸係は弱い方なので、便秘には無縁なタイプなのですが、世の中には結構便秘気味という方は多く。

これから秋になると、様々な美味しいモノが収穫出来ますので、その中から体調を良くするモノを少し多めに摂取して、お腹の調子を整えて頂くと良いのではないかと思います。

食物繊維は、体のもとになる栄養素ではありませんが、有害物質を体外に排泄したり、便を軟らかくして排泄をしやすくするなど、便秘や大腸ガンの予防にとても有効な機能性成分です。

穀類やいも類のほか、根菜やきのこ類、果物など、たくさんの食品に含まれています。

便秘は食べ物で改善できることが多いので、特に常習性の場合は、できるだけ薬などを使わず、食物繊維の豊富な食材を毎日の食卓に取り入れてみましょう。

これがおすすめ食材

●角寒天‥‥てんぐさが原料のところてんを加工したもの。見た目はゼラチンと似ているが、凝固性は約10倍で、溶けにくい。カルシウムや鉄分が豊富で健康的なダイエットにピツタリ。

●さつまいも‥‥いも類の中で、ビタミンC量が群を抜いて多い。食物繊維のセルロースと便を軟らかくするヤラピンを含み、便秘解消に効果的。皮つきでゆっくり加熱して食べるのがおすすめ。

●干し柿‥‥「柿がいろづくと、医者が青くなる」ということわざは、風邪予防に効果があり栄養が豊富だから。干し柿は生の柿に比べ、甘みは4倍、カロテンは約3倍、食物繊維は約9倍。

食べ方ひとつで効果倍増

じつは、食物繊維は大きく2つに分類されます。野菜や穀類に含まれ水に溶けない「不溶性食物繊維」と、果物や海藻に含まれる「水溶性食物繊維」です。

さらに、たくさんの種類がありますが、それぞれ作用が異なりますので、1種類を大量に摂るよりも、毎日色々な食品から少しづつ摂る方が効果的です。

ちなみに、以前は栄養にならない不要なものとされてきましたが、コレステロールの減少や生活習慣病のリスクを下げるなど、多くの作用から「第6の栄養素」と呼ばれています。

食欲の秋で、太り過ぎない様にするには、とても良さそうな成分ですね。  
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2011年10月01日

今、一番読みたい本

本日も忙しかったので、あまり良く頭が回りません。

今日、読んだ本は中々しんみりとさせてくれました。

カシオペアの丘で(上)カシオペアの丘で(上)


昨日から、今日にかけて上下巻を通して読んだのですが‥‥ただ、ストーリー展開とは別に、巨大企業の地方での振る舞いが鼻に付きだして。

前から、話題の『日本中枢の崩壊』を読んでみたいなと思いました。

権力と結びついた大企業の問題を、改めて認識したくて。

物事というのは、見る立ち位置によって、全く別物に見えてしまうので。

現実が、小説を楽しめさせなくなるコトもあるんだなと思いました。

著者が悪いワケではナイでしょうが、タイミングというのはあるモノだという気がしましたね。

長野は、「冬の足音」が聞こえて来たみたいだと皆さんおっしゃってます。

陽が短くなって、風が冷たくなり、雪の季節が近付く時ほど、何となく気分が沈む時はありませんが、体調を整えて冬を乗り越えるしかナイのだと思います。

落ち着くけれど、雪国にとって、これから冬至までの季節が歳をすると辛いモノ。

日々の忙しさに追われていると、一年なんてあっという間だなと思います。  
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