最近、読みだしたブログがこちら。
マスコミが、福島原発の話をなるべく控えているので、それに特化したブログは大変タメになる。
最新の記事の中に、東京電力福島第一原発では、北に約十キロ離れた福島県浪江町の沖合二キロで採取した海底土の放射能の濃度が、昨年十二月の放射性セシウム濃度は一キログラム当たり二三七〇ベクレル。十一月の同二五ベクレルと比べ、百倍近くに増えたと書かれていたが、それに呼応する様に、今日の新聞記事には、福島第一原発の港湾内で2月17日に捕獲したアイナメから、1キロ・グラムあたり51万ベクレルの放射性セシウムを検出した。国の規制値(100ベクレル)の5100倍に相当し、原発事故後、魚介類で最も高い値。これまでの最高値は、昨年12月20日に同じ港湾内でとれたムラソイの25万4000ベクレルだったと報じられた。
つまり、もう原発事故の大変さは隠蔽出来る状況を超えているのかもしれない。
以前、講演会のブログをアップさせて頂いた小出裕章京大原子炉実験所助教は以前、テレビ朝日の「モーニング・バード」という番組の中の「タマペディア」に登場して、「メルト・スルー」している可能性があるので、遮蔽壁を早急に設置しなければ、地下水から海に放射能が流出するだろうと断言していたが、今や、それが現実になったのではないだろうか。
小出助教がおっしゃる様に、原子力発電所を手放さないのは、日本が何時でも核兵器を持てる様にというコトだとすると、北朝鮮の脅威や、韓国・中国との摩擦を大々的に報じて、福島原発の放射能をさほど報じないマスコミの思惑が透けて見える。
どんなに「アベノミクス」で経済が浮揚しようと、日本と言う国が放射能で汚染されてしまったのでは、どうしょうもナイ。
まして、世界の海を汚染してしまったら、人類にも大きな脅威となる。
目先の金に振り回されて、取り返しのつかないコトになってしまうのではないかという不安が、日々、増大するばかりである。