2013年02月28日

メルト・スルーが起きているのか

最近、読みだしたブログがこちら

マスコミが、福島原発の話をなるべく控えているので、それに特化したブログは大変タメになる。

最新の記事の中に、東京電力福島第一原発では、北に約十キロ離れた福島県浪江町の沖合二キロで採取した海底土の放射能の濃度が、昨年十二月の放射性セシウム濃度は一キログラム当たり二三七〇ベクレル。十一月の同二五ベクレルと比べ、百倍近くに増えたと書かれていたが、それに呼応する様に、今日の新聞記事には、福島第一原発の港湾内で2月17日に捕獲したアイナメから、1キロ・グラムあたり51万ベクレルの放射性セシウムを検出した。国の規制値(100ベクレル)の5100倍に相当し、原発事故後、魚介類で最も高い値。これまでの最高値は、昨年12月20日に同じ港湾内でとれたムラソイの25万4000ベクレルだったと報じられた。

つまり、もう原発事故の大変さは隠蔽出来る状況を超えているのかもしれない。

以前、講演会のブログをアップさせて頂いた小出裕章京大原子炉実験所助教は以前、テレビ朝日の「モーニング・バード」という番組の中の「タマペディア」に登場して、「メルト・スルー」している可能性があるので、遮蔽壁を早急に設置しなければ、地下水から海に放射能が流出するだろうと断言していたが、今や、それが現実になったのではないだろうか。

小出助教がおっしゃる様に、原子力発電所を手放さないのは、日本が何時でも核兵器を持てる様にというコトだとすると、北朝鮮の脅威や、韓国・中国との摩擦を大々的に報じて、福島原発の放射能をさほど報じないマスコミの思惑が透けて見える。

どんなに「アベノミクス」で経済が浮揚しようと、日本と言う国が放射能で汚染されてしまったのでは、どうしょうもナイ。

まして、世界の海を汚染してしまったら、人類にも大きな脅威となる。

目先の金に振り回されて、取り返しのつかないコトになってしまうのではないかという不安が、日々、増大するばかりである。  

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2013年02月27日

冤罪を生む土壌

PC遠隔操作ウイルス事件容疑者が逮捕されてから2週間以上が経過したが、警察や検察は決定的証拠を示せず、起訴に持ち込めない可能性が浮上し、冤罪説まで取りざたされる状況だというが、そもそも「疑わしきは被告人の有利に」とか、「確定判決までは推定無罪」という原則は、およそ日本では成り立っていない。

灰色の虹灰色の虹


この著者の小説はホトンド読んでいるので、ラストはホボ予想が付いたけれども、ミステリーというよりも、現実に有りそうなフィクションという意味でも傑作。

橋の上の「殺意」―畠山鈴香はどう裁かれたか橋の上の「殺意」―畠山鈴香はどう裁かれたか


そもそも、こちらの本にも書かれているが、マスコミの報道の過熱ぶりや、真実を探求するのが裁判の務めだというのに、やたらと極刑を求める誤った世論の恐ろしさ。

「畠山鈴香が死刑にならなかったのはおかしい」という不満の電話が約六十件も秋田地裁によせられたという。

長野市で建設業の一家3人が殺害された事件は控訴審に舞台が移っているけれども、今日の「信濃毎日新聞」という地方の新聞には、補充裁判員を務めた女性が、死刑判決を言い渡した裁判員裁判において、判決内容を話し合う評議では裁判官から求められない限り意見を述べられず、被害者側にも落ち度があったというのに、減刑にならなかったコトから、自身の考えとは異なった判決が出たと地裁の開いた意見交換会で述べたと書かれていた。

そもそも、裁判をチャンと自分の耳で傍聴した上での意見として、色々と発言するというのは意味のあるコトだと思うが、匿名で遠隔地から地裁に「死刑にしろ」と無責任に主張する人々が、存在するのこの国だ。

もし、全くの冤罪で自分の人生が暗転させられたとしたら、という仮想現実を知る上でも、「灰色の虹」の様な小説を読んでおくべきだと思う。

世の中に生きている以上は、絶対に冤罪とは無関係だと、誰もが言い切るコトは不可能なのだから‥‥  
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2013年02月26日

思い込みという色メガネ

世の中には、美人でもモテない人も居れば、さほどでもナイのにモテる人も存在する。

昨日のブログのエエーッと思うような感じでも、男を手玉に取った人も居れば、自分に自信を無くして消極的になってモテなくなる人も居る。

天然ブスと人工美人 どちらを選びますか? (光文社新書)天然ブスと人工美人 どちらを選びますか? (光文社新書) [新書]


簡潔に述べると、著者は脳腫瘍になってしまったが故に、自分の顔にコンプレックスを抱いてしまったみたいなのだが、少し前にTVで中国の女性が脳腫瘍になったけれども、お金が無く、再婚した夫や子供達が必死でお金を稼いだりして、何とかしようとしているドキュメンタリーをやっていた。

何度も手術しても、再発しているみたいだったから、今、その方はどうているかは不明だが。

最後の方で、そうした種明かしがあって、どうして著者はこんなに顔にこだわるのかという疑問は解消するのだけれども‥‥

ともあれ、若い頃のコトを思い返してみると、好きか嫌いかで相手の美醜が左右されていた気がする。

そりが合わなくて、毛嫌いしていた人に対して、友人が「そんなに悪い顔ではナイのに」と言っていたが、どうしても鳥肌もの(本来の意味で)だったのだが、最近、何気なく昔の写真を見る機会があって、平静な気持ちで見たら、友人の方が正しかったというか、若い頃というのは、自分も含めて誰もが一応それなりだったコトに気付いたというか、老化ほど無残なモノは無いと気付かされた。

今や、ネット検索で昔の知り合いの顔写真を見つけるコトも可能だったりするのだが、時として昔とそんなに変わらない人を発見したり、全くの別人にしか思えないけれど、経歴からして絶対に間違いナク昔の知人という方の写真に出くわすコトもある。

しかし、人生もそれなりに生きて来ると、世の中には色んな人が存在しているので、「自分で構わない」という人の中で、「自分が構わない」人を選べば、人生は丸く納まるモノ。

正直、ブスの方がチャンスの時に迷わず決断するので、結婚しやすいというのも、ある程度は真実だと思うし。(友情を壊したくナイので、とても誰とは言えないし、実例を挙げるコトは出来ないけれど‥‥)

ともあれ、自分自身も美人という部類では全く無かったけれども、友人には「面食い」と言われていたし、どちらかというといわゆる「イケメン」の方が、相手の顔にさほど美を求めないというコトを実感した過去もある。

つまり、どの基準を持って、美人かブスかというのは難しいと思うし、自分の顔に自信を持ちさえすれば、無理に人工美人になる必要などナイと経験から思う。

少なくとも、人工美人になって、完全に自信を持てるのであれば、整形する方が良いだろうけれども‥‥

そして、今、整体の世界に入って、顔などもいじっているのだが、贅肉や顔のむくみなどを排除すれば、全ての人の顔は、整形などしなくても、とても綺麗になって行くのだから。  
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2013年02月25日

模倣犯すら産む毒婦

別海から来た女――木嶋佳苗 悪魔祓いの百日裁判
別海から来た女――木嶋佳苗 悪魔祓いの百日裁判 [単行本]


男と女を繋ぐのは、金だけだったというにしても、本当にこんなに目まぐるしく相手を変えていたとは驚き。

とは言え、夢で殺されそうになったからか、著者の感想があまりに常識的なのが少し気になる。

いわゆる、反社会性人格障害という感じを受けますが、少なくとも精神鑑定で無罪と言われなくて良かったという気もします。

タダ、それを真似たかの様な事件も起きていて、やはりその事件の主犯人物も若い頃から盗癖があったという。

ともあれ、小さい子供が出来心で盗みを働くというコトは、そんなに珍しいコトではナイけれども、それが発覚した時に、どう対処するかで違ってくる可能性もある。

小学生の時に、五百万円も入った貯金通帳を知人の家から盗んだ娘に対して、町長と共に警察に行って、穏便に済ませて欲しいと頼む様な親の子供が、人間として真っ当な人生を歩むとは、到底思えない。

著者は、不毛の土地への入植を、この家族の根源的な問題としているが、悪いコトをした子供の罪を親が揉み消したり、尻拭いをしているコトの方が確実に問題なのだと思う。

以前、生家で盗みを働いた男女が他の事件で捕まった時に、親が現金書留で弁償して来て、示談書をと書いてあった事を思い出す。

手紙を出した男の親は、悪い女にそそのかされただけなので、息子は悪くナイんですみたいな文面だったが、どう考えても、そんな親に育てられたから、息子が悪くなったんじゃないのかと思ったのだが‥‥

ちなみに、その手紙をどうしたのかは、親達の判断なので忘れてしまったけれども。

小さな犯罪の内に、子供に罪を認めさせて謝罪の気持ちを持たせるコト、反社会的人格障害を矯正するコトは難しいと言われているが、せめて、親が子供に対して大きな力を持っている間に、最低でもそうしなければ、マスマス子供は反社会的な人物になるのだろうと改めて感じた。  
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2013年02月24日

金の切れ目が縁の切れ目

「下流社会」という言葉の生みの親、著者の新境地かと思うのが、こちらの本。

妻と別れたい男たち (集英社新書)妻と別れたい男たち (集英社新書)


正直、もう「下流社会」は何作を書いても、最初のインパクトを超えられないという気もしているのですが、ある意味、こちらも類似の結果が出たりしています。

ともあれ、少し前の「長野は自殺数が最低」という話題で、男性の自殺数は、女性の二倍以上という結果に対して、女性というのは、五十年以上前から年間五千人~一万人の間で、さほど自殺数に対して変化が無く、男性だけが増えていると解説されてます。

離婚、死別などで、独り身になると妻が居る時よりも、約7倍死亡率が上昇するという話は以前書いたかもしれません。

タダ、今の状況のままだと、1990年生まれの1000人の女性が、五十歳の時には、約四分の一弱が未婚、そして、既婚者の36%が離婚するので、約四分の一強が離婚経験者というコトで、半分が単身者になるのだとか。

男性もやはり半数以上が単身者という、かなり孤独な社会になり、今よりも無縁社会が来る可能性が大。

家事をしっかりしている男性の三割が離婚、四分の一が離婚願望が強いというのは、妻が居なくても生活が可能だからとも言えよう。

ゆえに、年収500万円以上の正社員の男性と専業主婦の妻という組み合わせが、一番離婚しないというのも頷ける。

ともかく、四十歳以上の男性の約二割が、奥さんの収入が多ければ主夫になっても良いと考えているのだが、最低でも妻には400万円以上を稼いで貰いたいという、いわゆる願望に近い感じらしいです。

全てをココに書くのも悪いので、詳細を知りたい方は読んで頂くとして、夫婦というモノを違った角度で冷静に分析するには、かなりの良書だと思います。  
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2013年02月23日

境界は何時も

世の争い事のタネだったりするのだが、最近の小説の題材もそれに倣うモノが多く。

国境事変国境事変


チャイナ・インベイジョン〈中国日本侵蝕〉チャイナ・インベイジョン〈中国日本侵蝕〉


どちらも、日本の危うさを描いた良作ではあるけれども、そうしたコトを踏まえた上で、冷静にならなければ、迎えるのが戦争。

戦争をして、得をするのは一部であって、大半の人々はどちらの国も消耗するだけだというのに、戦争はビック・ビジネスなので、したい人も多く。

まして、煽られて突き進んだら、戦局の判断を間違える場合も多く。

ともあれ、備えあれば憂いなし。

二作が提示する、問題をより多くの人が認識して、警戒心を持つコトは決して不必要ではナイ。

無闇に強がるよりも、穴を防ぐ地道な努力こそが大切なのだと、考えさせられる佳作であろう。  
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2013年02月22日

帰って来ましたが

もう、こんな時間なので本日は無理です。

明日に期待して下さいませ。

ちなみに、長野はドンドン雪が降ってます。

明日の仕事は、雪かきから始まりそうです‥‥  
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出張に行って来ます

連日、忙しいのですが、それでも超VIPのお得意様がお見えでは、行くしかありません。

仕事にやりがいを感じてという方々も多いみたいですが、こちらも遠方からお見えで何度もお呼び頂いている方ですから、何とかして出来うる限りは、要望にお応えしなくては。

というコトで、本日は早く帰って来れたら、チャンとしたブログをアップしますが、明日も朝から仕事なので駄目かもしれません。

一応、行く前にお断わりだけしておきますね。  
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2013年02月21日

長野は自殺数が最低

警察庁が発表した「平成25年の月別の自殺者数について(1月末の暫定値)」のランキングを見て、驚いたのが自殺者の発見された都道府県として集計されているにも関わらず、長野県が最少。

風光明媚で、死に場所など幾らでも在りそうなのに、最下位というのは自殺キャンペーンのCMが良かったからか、それとも雪の中を死にに行くのは大変だからなのかと、頭を巡らせつつも良かったの一言。

タダ、全国で見ると、2013年1月の自殺者総数は2418人で内訳は男が1692人、女が726人だというから、やっぱり多いなという気もするが‥‥

にしても、男性の自殺数は、女性の二倍以上。

『やはり、老後の独り暮らしは男性よりも、女性の方が大変だよね』とは思いつつ、自立してナイ人が多いからではとも思う。

父は、母に突然死された時に、かなりショックだったみたいだが、死期を悟っていたのか、今まで何でもやっていた母が、亡くなる数年前からは、自分の洗濯は自分でしなさいと父に厳命して、やるコトを放棄。

しかも、亡くなる前の日は、何も食べたくナイからと、部屋で休んでいた母に、父がシベリア抑留時代に教わった、ロシア風のおじやでカーシャと呼ばれるミルク入りの雑炊を作ってあげて、母の部屋に持って行ってあげたら、母が「ありがとう」と感謝の言葉を述べたという。

翌朝、突然死したので、その言葉が父への最期の言葉になったというのだが、兄も同居したいたので、おそらくこれなら父は、自分が死んでも大丈夫だと思っていたのやら、どうやら。

ともあれ、亡くなる前の愛のムチの御蔭で、父は色物と白いモノを一緒に洗濯して、白い下着を真っ赤とか、緑に変えてしまうという失敗もあったものの、それなりに何とか過ごすコトが出来た。

食事は、兄が作っていたので、嫁いていても心配は無かったが。

おそらく、母もその日に亡くなるとは夢にも思って無かったハズだが、人生というのは突然終わりが来るコトもあるし、誰でも間違いナク死ねるのだから、そんなに急いで自殺しようと思わなくてもと思うのだけれど。

若い時には、色々と考えたり悩んだりしたコトも、過ぎてしまえば大したコトでは無く。

死ぬ気になれば何とでもなると良く言われるが、死ぬ気にならなくとも何とでもなるというか、人生は成る様に成るモノ。

食べるモノが手に入らずに、餓死してしまう様なコトでもナイ限り、生きてさえいれは、良い事だってあるものだと、この歳になると思ったりもする。  
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2013年02月20日

妻の月収が過去最高とはいうものの

妻の平均月収は前年より6082円増えて5万9177円となり、記録が残る1963年以降、最高になったというけれど、週休二日制というコトで、一ケ月に約20日働くとしたら、一日の平均が約3000円。

モチロン、平均なので中には月収百万円を超える人も存在するとは思うけれども、この数字を多いと見るか、少ないと見るか。

子育ての最中には、中々フルタイムで働けないという人々も含んでの数字という気もするのだが、単身世帯の収入は1・3%減少し、非正規雇用が増えていることも影響しているとみられ、消費支出も2・8%減ったというコトと、夫が中心の世帯主の平均月収(農林漁家世帯を含む)は0・2%増の41万634円というコトを考え合わせると、やはり結婚する人は、ある程度収入が多い正規雇用の人や、安定した収入を得られる職業に就いている人なのかという気もする。

タダ、それにしても全部の女性がが働いてナイという部分を考えても、単純に計算すると、男性は月に約35万円を稼いで、女性は約6万円だとすると、六倍近い開きが存在する。

如何に、女性が正規社員としての雇用が少なく、安い賃金で働いているかという結果みたいだ。

そして、非正規雇用が同一労働同一賃金でナイから、女性の賃金も安く、単身者の収入も低いという見方も出来る。

しかし、家計の補助の労働ならともかく、このまま非正規雇用が正規雇用と比べて安いままで、この国の活力は高まるのだろうか。

妻の収入増で家計の可処分所得が増えており、これらが消費に向かったとみられている様に、収入が増えれば消費も活性化する。

為替変動に左右されない、国内消費の拡大こそが安定的な内需拡大につながるのではないか。

企業が内部留保するのではナク、ある程度の賃全是正をして、非正規でも安定的に暮らせる社会になるコトが、少子化の解消や、景気の拡大になると改めて思わせてくれる調査だったと言えよう。  
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2013年02月19日

何も反省しないエリート

「そうやって、全てを水に流せるから、世の中の本流を歩けるのだな」と、ある意味安保闘争の人々に対する疑問を解決してくれた気がするのが、こちらの本。

衆


今の世の中を動かす人々の中には、学園闘争から右に思想を変えた人々も多く、そういう人々を見ているので、ある種の人間不信に陥った世代としては、ナルホドという感じで。

いわゆる、世の中の大勢に従い、その場その場で上手くアジテーターとなる人達は存在する。

踊らされるのが悪いのだろうと思って、何となく世の中を僻目で見る癖がついてしまいましたが‥‥

親の望んだ筋道から逸脱しようともがいて、結局は親の威光で復権した人も多かったのではないかと思ってましたが、そういう意味では、今も昔も格差社会というコトなのかもしれません。

世の中を上手に渡り歩ける人と、不器用にしか歩けない人との対比が秀逸です。

まして、今やマスコミを上手に利用した人が政治家になり、シャイな人には勤まらない時代になりましたから。

そういう意味では、本当の政策通よりも、TVの華になけれる人しか政治家にはなれないのかも。

それは、とても日本にとって不幸なコトかもしれないのですが‥‥  
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2013年02月18日

話題が消費されるこの国で

今の話題だけが問題視されて、少し前の話題は過ぎた話にスグなってしまうから、数年前に大きく取り上げられた問題も、解決がされないままに忘れられて行く。

縦並び社会―貧富はこうして作られる縦並び社会―貧富はこうして作られる


そして、格差は解消されないままに、ブラック企業という造語が出来て、過労死するほど働かされる人や、ワーキング・プアで困窮する人々は、世の中に定着しつつも、現実の問題としては意識されにくくなっている。

おそらく、今も格差は増大し続けているのだろう。

株式がどんなに値を上げたとしても、そもそも株式を所有してナイ人には全く無関係だろうし、株を所有していたとしても、自分の持ち株が上がらなければ、どうにもならないのが実際。

会社がどんなに儲かろうと、労働者に還元してくれなければ、何にもならないし‥‥

だけど、どんなに衝撃的な出来事も何度か語られる内に、人々は判ったつもりになり、意識の中で矮小化してしまう。

五年ほど前、息子達の高校受験の時には、なるべく高校浪人を避けるタメに、私立高校との併願を勧められて、クラスのかなりの人達が受験していたのだが、今年、受験する親御さんからは、「今は、あまり私立の高校を併願しない人が増えていて、リスクが在りそうだと思うと、一つランクを下げて受験する人がホトンド」という話を聞いた。

高校が最終学歴では無くなりつつある現在、その次の進路タメにお金も居るだろうから、高校の時に出費を抑えたいという思惑もあるのかもしれないが、何としても財布の紐を締めざるを得ない人が多いのだろう。

それにしても、東京都では各区の保護施設の不足を理由に、山谷地区の簡易宿泊所に路上生活者を多数送り込み、住民登録もさせないまま狭い相部屋などでの生活を長期間強いているのだとか。

そんなに困っているのなら、何もオリンピックなど招致しなくても良かろうにと思ってしまうのだが、今でも、そんな悪弊が続いているのだろうか‥‥  
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2013年02月17日

ポジティブシンキングかネガティブシンキングか

「絶対にうまくいく」とポジティブに前向きなことだけを考えようとして、いいイメージばかりしていると、緊張したり、ミスをしたりすることが「予想外のこと」になってしまう。

そして、予想外のことが起こると対処するのに時間がかかったり、それを引きずってしまうことも多い。

「いいイメージだけで臨む」のは「悪いイメージのことが起こる可能性もある現実」から逃げようとする逃避行動にもなる。

しっかりと自分の実力を発揮するためには、現実と向き合い、どんなことが起こりうるのか、悪いイメージも含めて具体的に予測し、その場に立ったときにどんな感情を持つのかを考えておくことが必要
というのが、ネガティブシンキングの極意らしいのですが、ともあれ、ザッと悪いコトを考えるのも良いでしょうが、それはソレとしてポジティブに考えた方が気楽。

と言っても、「絶対にうまくいく」という様な、絶対という言葉は避けた方が無難。

世の中は、白か黒かで別れるコトはあまりナイのですから。

ちなみに、あまり失敗した時の練習をするのも、逆のイメージに引っ張られ過ぎるのでマイナスかと。

大体、世の中というのは一度失敗したら、もう次はナイというコトもあまり無く、失敗した時に自分の非を認めて、キチンと謝罪さえ出来れば、大抵の場合は次のチャンスはある場合が多く。

されど、失敗した時に自己弁護に終始する人には、とても冷たいし、二度続けて失敗した場合には、次のチャンスはマズ巡っては来ない方が多いワケで。

つまり、何としてでも、勝ち抜こうという姿勢は大事だし、失敗した時にこそ、その失敗をバネにしたり、参考にして、次の時には確実に取りこぼさないという意識が必要。

人生には、勝ちもあれば負けもあるけれども、二度やったら必ず一度は勝ちを掴むという決意こそが、大事なのではないかという気がします。  
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2013年02月16日

放射性廃棄物漏れ事故はワシントンでも

米国の使用済みプルトニウムの大部分を保管している、米国ワシントン州の南東部にある放射性廃棄物保管施設で廃棄物漏れ事故があり、放射性物質の入ったタンクの一つから1年に570から1100リットルもの毒物が流れ出ていたという。

住民の健康に危険を与えるものではないとはいうものの、またしても、核廃棄物の問題が世界的に大変なコトになっているコトが露呈した。

そもそも、未だ核物質の無毒化に成功してナイ以上、このまま核物質を排出し続けるのは、無理だというのは誰しもが思っているコト。

それでも、便利だからとか、二酸化炭素が排出する量が少ないからというコトで、全廃するのは難しいと言われているが、そんなコトで人類を危険に曝して良いのかどうか。

今の便利さゆえに、将来の環境を汚染するコトが、許されるのかどうか。

少なくとも、次の時代の人類に対する責任として、なるべく有害物質を排出しないというのが、人としてあるべき態度ではないのだろうか。

繁栄の後の廃墟にならない様にする義務が、我々、一人一人には存在すると思うのだが‥‥  
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2013年02月15日

どうして非正規が報われないのか

ローソンが20歳代後半〜40歳代の子育て世代の年収3%アップを発表したというニュースが報道されたけれど、月給ではなくて賞与で支給するのだという。

そうだったのかと改めて思うし、何だかなぁという気がする。

非正規社員の賃金に関する最大の矛盾点は、正社員とまったく同じ仕事をしているのに賃金格差が激しいこと。

そのうえ、正社員だけにボーナスを出して非正規には出さないというのは、同一労働同一賃金の原則に反するのだけれども。

国際労働機関(ILO)では、同原則をILO憲章の前文に挙げており、基本的人権の一つと考えている。

しかし、欧米が「仕事」基準の「職務給」であるのに対し、日本の企業は「人」に値段がつく「職能給」「年齢給」などの年功序列型賃金を採用している。

一方で、日本の企業は、正規労働者についての終身雇用の慣行に対して、非正規労働者の採用と解雇、正規労働者の残業・賞与の増減や配置転換・出向などによって労働力の調整を図ってきた。

ゆえに、正規労働者と非正規労働者(特に残業や転勤が困難な女性)の均等処遇を妨げているというコトらしいが。

イトーヨーカ堂など非正規社員やパートの多い大手スーパーなどは、すでに一定の成果主義を設けて、頑張った非正規社員は正社員よりも多く賃金をもらえるシステムになっているけれども、経団連はいまだに非正規労働者は「自ら望んで非正規になっている」との論調で、各企業が押し進めてきた賃金抑制による短期的な利益追求の経営方針には目をつぶっているのだとか。

日本の経済の再生に必要なのは、より多くの人が多くの消費をする以外にナイと前から力説して来たが、若者の多くが非正規雇用に甘んじている現在、もう少し将来のコトを考えて経営しなければ、アベノミスクと囃しても、日本の景気はスグに減速してしまうに違いない。  
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2013年02月14日

地球は温暖化しているのか、寒冷化するのか

立春を過ぎ、御客様と話していても、やがて来る本格的な春の到来を待ち望んだり、日照時間の増大を喜ぶ声が多いのだが、雪国ゆえの宿命か。

昨日の朝も、かなりの降雪量だったが、太陽の輝きと共に消失してくれた。

若い頃は、雪も楽しみだったりしたのだが、今や年齢と共に雪を片付ける大変さや、道路を運転する難しさに直面すると、夏の暑さは大変でも、冬よりは楽だと思ってしまう。

ともあれ、長野市あたりでも夏場の温度が上昇しているタメか、かなり大型の今までには見なかった蜘蛛など、生物的にも異変が感じられるのだが、本当に地球は人間の排出する二酸化炭素によって、このまま温暖化してしまうのかと思っていたら、「地球温暖化問題は、欧米で執拗に誇張されている」と指摘した学者が存在するという。

曰く、 「誇張の目的は、伝統的なタイプの燃料である石油や石炭、天然ガスの消費量を減らすべきだと訴えるためで、そうすればエネルギー原料価格は、今よりもっと低くなるからだ。

現状は、温暖化とは反対である。太陽光線の力が急激に低下している事から、世界規模での寒冷化プロセスが生じつつある。『小氷河期』はすでに来年、2014年にも始まり、今世紀半ばに温度低下はピークに達する。寒冷化のスピードは初めは大変ゆっくりだが、10年後には早まるだろう。」
と。

この学者達以外にも、既に寒冷化の兆しがあるという説もあり、地球も過去に全面結球したという過去が存在していたり、恐竜の絶滅に寒冷化が作用していたという説も有るのだから、全く、上記の博士達の意見に信憑性がナイわけではあるまい。

それにしても、円安でガソリンも灯油も高騰しているが、公共交通網が整備されて無い地方では、車の必要性も高いし、冬季の暖房も欠かせない。

これから、地球がどうなるのか我々には想像もつかないが、エネルギーも無限ではナイのだから、どちらに転ぶにせよ、循環型のエネルギーの生産を進めて行く以外に、安心して暮らせる社会は存在しないだろう。  
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2013年02月13日

肩甲骨を動かしてヤセよう

なぜ肩甲骨を動かすことがダイエットにつながるのかというと、肩甲骨付近には脂肪を燃焼させて体温を上昇させる細胞である「褐色脂肪細胞」が集まっているからなのです。

つまり、ストレッチなどにより肩甲骨を動かすと、褐色脂肪細胞が刺激され脂肪燃焼効果が上がります。

また、肩甲骨の周りには、たくさんの筋肉やリンパ節などが存在します。

しかし肩甲骨の周りにある筋肉は、日常生活ではあまり使われることがないため、意識して使わないと硬くなってしまいます。

そのため、肩甲骨周辺が硬くなると、代謝が落ちるだけでなく、肩こり・腰痛・ムクミなどを引き起こす原因に。 逆に肩甲骨周りの筋肉を動かすと、背中や首などの血液やリンパの流れが良くなり、代謝を上げ痩せやすくすることができます。

肩甲骨を動かす方法はカンタン。

■肩回し
1.背筋を伸ばして、いすに座る
2.右肩を耳のほうへ引き上げる
3.引き上げた右肩を後ろへ回し、身体の後ろへ落とす
4.左も同様に行う

■肩甲骨ひねり
1.背筋を伸ばして、いすに座る
2.右腕を軽くまげ、右側の肩甲骨を後ろに引くようなイメージでひじを後ろに引きながら身体をひねる
3.左も同様に行う

■腕上げ
1.背筋を伸ばして、いすに座る
2.バンザイをして、両手が耳につくようにまっすぐにする
3.2の状態から左右交互に、上にグッと伸ばすイメージで限界まで腕を上げていく

というネットのページを見て、確かにそうではあるのですが、しかし、本当に肩甲骨周辺が硬くなってしまった人には、無理があるかと。

さほど肩甲骨周辺が硬くなってナイ方ならば、効果があると思いますが‥‥

もし、お願い出来る家族や友達が居るのであれば、うつ伏せに寝て、肩甲骨を左側は右から外へと押して貰い、右側は左から外へと押して貰う方が、効き目は有ると思います。

但し、本当に凝っている方には、半端な力ではビクともしませんが。

そういう方は、どうするかというと、やはり専門家に任せるしかナイのですが、少なくとも、自分で動かそうとするよりは、他の人に力を入れてやって貰った方が、確実に効きます。

出来れば、互いに相手の肩を刺激しあえば、長続きするとは思います。

「ローマは一日してならず」と言う様に、痩せるタメにはある程度の継続が無ければ、難しいですけどね。  
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2013年02月12日

砂漠に雪を降らす努力

いわゆる青春小説ではありますが、結構、ズシンと来るのは何故という感じで‥‥

砂漠砂漠


世の中が、ドンドン悪い方向へ行きそうだと思うのであれば、少しでも足掻かないとダメなのかもしれませんね。

どちらかというと、一歩引いて世の中を斜めに見てしまいがちな自分を、反省してしまったりするのですが。

どうも、全共闘の人々の奮戦と、まるで何事も無かったかの様に、学生生活の終了と共にホトンドの人達が社会に溶け込んで行った姿を、子供心に見つめていたので、学生時代はノンポリであるコトを無理にでも志向してましたが、今の格差社会だったり、右傾化社会を思うと、やはりチャンと世の中に抗議しなくてはイケナイという気持ちにさせられます。

もう一冊、全く傾向の違う本ではありますが、

愛国者の座標軸愛国者の座標軸


愛する気持ちを強制すべきではナイという一貫した態度を貫く、新右翼の方の本もある意味スゴイと感じますね。

「君が代」を5000回も唄ったからこそ、国歌の強制も意味が無いと言い切る潔さ。

今の政治家は、自ら愛すべき国家の建設に励むべきなのに、自らの姿勢は棚上げにして、無理やりに国を愛せと、力説している方が多く。

そもそも、「愛」などという概念を平気で口にする感覚が、問題なのかもしれません。

努力して愛したのでは、愛とは異なる気持ちにしかナラナイのですから。

愛と義務とは、全くの別物ですし。  
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2013年02月11日

こういう人が国のトップでは

おそらく、体罰は無くならないし、オリンピックの招致は難しくなるのでしょうと思ったのが、元文部科学大臣で現衆議院議長の伊吹氏が、自民党県連の政治塾で「体罰を全く否定して教育なんかはできない」と述べ、スポーツ指導や教育現場での体罰を一部容認し、英国のエリートを育てる私立校では教師がむちを持っているとまで述べたというニュース。

国権の最高機関の長たる人物が、そう考えている野蛮な国では、とてもスポーツの祭典など開けないというのが、欧米の考え方だと思います。

そもそも、問題視されているのは、体罰というレベルではナク、暴力と言うべき問題だと思いますけどね‥‥

まぁ、オリンピックという数週間の出来事のタメに、その後の維持管理で大変になるよりは、オリンピックの招致に失敗した方が良いかもしれませんが。

長野市も、冬季オリンピックを開催して15年。

施設の維持で、青息吐息です。

それでも、今の市長は「もう一度オリンピックを」などと言っているみたいですから、余程、お気楽な方なのでしょう。

ちなみに、財政がどうなろうと、自分の資材会社は儲かるでしょうから、喉から手が出るホドやりたいのは山々かもしれませんが。

ともあれ、本当に教師が愛情を持って、体罰を行ったというのであれば、マズ問題にはナラナイと思います。

通常は、怒りのままに、自分の感情をコントロール出来なくて、体罰と思って暴力をふるうから、問題になるのでしょう。

そもそも、危険なコトをしようとしている生徒を制止しようとして手を出したのであれば、正当な行為であって、暴力とは判定されませんし。

刑法にも、「正当防衛」」という項目が存在しているワケですからね。

それでも、少しでも度を越していれば過剰防衛になる
のですが、それが判らない様では、日本は法治国家ではナイというコトかもしれません。  
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2013年02月10日

2015年問題を考える

1947〜1949年に生まれた団塊世代が65歳以上となり、定年を迎える。そうなれば、実家暮らしの息子、娘のお財布事情はかなり厳しくなるというのが、いわゆる2015年問題なのだという。

ともあれ、我が家の親戚にも老親と独身の子供という家は、何軒も存在する。

しかも、その親達は団塊世代よりも高齢なので、将来の問題を先取りしていると言っても過言ではナイかもしれない。

中には、親が裕福ゆえからか、働かずに中高年になっている従兄弟も存在する。

無論、働きつつ一人暮らしで独身という従兄弟(私立大学の准教授など)も存在するのだが‥‥

ホトンドの場合、親達が昔の感覚で結婚問題を考えていて、簡単に希望の相手が見つかると考えていたと言ってしまえばキツイかもしれないが、何としてでも自分の子供に結婚して欲しいという感じが薄かった様な気がしてしまう。

何時かは、希望する相手が見つかるだろうという希望的観測で、いわゆる条件的にイマイチという相手をより好みしている間に、自分の子供も年齢を重ねて、より条件がダウンして、それでも希望的観測を捨て切れずに今に至っているという感じなのだが、残念ながら既に六十歳を過ぎていたり、五十歳目前に全ての従兄弟がなっているから、おそらくもう新しく結婚するという話は、聞こえて来ないだろう。

今の人口比率で居るのであれば、独身のまま老後を迎えても、お金さえあれば何とかなるだろう。

しかし、若者の人口が減るというのであれば、介護してくれる人口も減少してしまうのだ。

おそらく、とんでもナイ資産があれば、それでも老後の介護はして貰えるかもしれない。

だが、外国人労働者に冷たい日本の未来に期待を持たない方がイイ。

そもそも、人生は自由に選択出来るのだから、独身が悪いとも言えないけれども、流石に九十歳プラスマイナス五歳という実の父と主人の母を間近で見ていると、老後という未知の世界を生きるというコトは、本人にしても家族にしても大変なコトは、常にある。

それでも、家族に囲まれて歳老いている二人は、おそらく老人の中では幸せな部類に属するのだろう。

人生の選択というのは、何時になっても可能というモノばかりでは無い。

少なくとも、それだけは覚悟して生きるべきではないかと思う。  
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2013年02月09日

ナルホドと頷けてしまう本

本日は、久々に出張に行かなくてはナラナイので、早目の更新です。

まだ、通常の仕事も残ってますので、簡略ですが‥‥

家族の違和感・親子の違和感―精神科医が読み解く「幸・不幸」家族の違和感・親子の違和感―精神科医が読み解く「幸・不幸」


この著者の本は、何冊も読んでますが、どうもイマイチしっくり来なかったりして、あまりブログで紹介してナイかもしれませんが、おそらく読んだ中では、一押しの本かと。

とても、フラットな感じで色々なコトをサラッと書いている割には、かなり核心を付いてますし。

昨日の本ではあまり明確では無かったでしょうが、この本のラストの言葉を噛み締めて下さい。

ソコに人生のヒントが眠っていると思います。
ある角度から、ある価値観を当てはめただけでは幸福を論ずることはできないのである。われわれは、せめて人の心の多様性を想像することを心掛け、また寛容さを以って世界と向き合う必要があるだろう。
  
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2013年02月08日

しあわせになりたい研究

しあわせになりたい研究しあわせになりたい研究


五味太郎さんの本なので、人生をかなり横から眺めた本です。

それでも、世の中のしあわせになりたい人が読んで見ると、少し目からウロコ状態になるかも‥‥

現在は、専業主婦志向の若い女性達が増えているみたいですからね。

ともあれ、シンデレラの物語でも書かれてますが、御伽話では「結婚してしあわせに暮らしました。メデタシメデタシ」で終わるのですが、正直、ある程度の期間、結婚生活を続けてきた夫婦に秘訣を聞くと、必ずどちらかが「忍耐」という言葉を出します。

互いに、別々の人生を歩んで来た人達が一緒に暮らすのですから、当然の話なのですが。

そういう意味では、専業主婦を目指すというコトは、かなりリスキーな判断の様にも思うのですけど、まぁ、自分で選んだ人生を生きるというコトにこそ、人生の醍醐味があると思うので、それはソレで良いのかもしれません。

という感じの本です。  
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2013年02月07日

やはりそうかと思うコト

小出裕章講演会の中で、どうしても日本は原発を止められない。それは、原子力を手中にしているコトで、原子爆弾という兵器を持つ可能性を残しておきたいからという趣旨の発言が在ったのだが、おそらく、それは他国も認識している様で‥‥

日本人は既に核兵器を保有しているし、熱核爆弾さえ持っているとさえ言える、と思っている。私だって、核実験が行われたとは思っていない。であるから、核兵器が本当に有効なものであるかについて、絶対的な保証は無い。しかし、日本人は外国の核実験に参加している。そしてどうやら、自身の成功を確信する根拠も有しているようである。そうは言っても、日本が自国内に構築している原発は、軍事目的に転用するには余りに不適当である。さりながら、日本に研究用と見せかけた軍用原子炉が存在する可能性もあるという指摘がされている。

ともあれ、そうで無ければ広島・長崎の原発投下によって痛い目に遭っている上に、未だ終息を見通せない福島の原発に対して、無尽蔵にお金を垂れ流してはいないだろう。

メディアは報じないけれども、未だに福島第二原発からは放射能は排出されているだろうが、中国の排気には大騒ぎしても、自国の大気汚染は沈黙したまま。

中国の大気汚染によって、アレルギー性鼻炎が悪化しているので、マスクを常備しなければナラナイ現実と共に、未だに日本でも見えない汚染が続いているのだというコトを、我々は絶対に忘れるべきではナイと思う。  
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2013年02月06日

既得権者だけが潤う社会

現在、電波は総務省が裁量で放送局や通信事業者に無料で割り当てて年間の電波料を取っているが、これから利用が進む第4世代携帯電話向け電波などを入札にかければ、数千億円の収入になるとみられている。

民主党政権は次の電波割り当てから入札を実施することを閣議決定し、昨年の国会に電波法改正案を提出していた。

しかし、安倍政権に交代するや、新藤義孝・総務相は「今国会に(オークション導入の)法案を提出することはない」と言明したのだ。総務省もオークション制度そのものの導入を撤回する電波法改正案をまとめている。

電波は国民の財産なのに、巨額のオークション収入を逃した上、電波事業はテレビ局と携帯電話会社に寡占されて特定企業の既得権になっている。

オークションをすれば新規参入が可能になり、国民には新たなサービスや事業者の選択肢が増えるメリットがあるが、テレビ局の電波料は通信事業者に比べてはるかに安く(テレビ埼玉は年間約119万円)、公共の電波を格安で利用してテレビショッピング番組をバンバン流し、荒稼ぎをしてきた。

安倍政権は支持率が高いうちに、電波オークション廃止を打ち出すことで大メディアに大きな恩を売ったというコトだそうだ。

欧米諸国はほぼ全ての国でオークションを導入し、東南アジアでも一般的、東アジアで導入していないのは中国、モンゴル、北朝鮮と日本だけ
というのだから、正に、昨日のブログと同じ展開。

要するに、自分達に都合が良い様にマスコミを懐柔して、国民の洗脳を頼んでいると言っても、言い過ぎではあるまい。

おそらく、参議院選挙に向けて、マスマス政府を応援する報道が盛んになるのだろう。

中国や北朝鮮の脅威を煽って、自衛隊を軍に格上げして、防衛費も増額して軍需産業を潤し、最終的なツケは全て国民に回されるだけ。

なのに、報道は政府に懐を潤して貰っているがゆえに、ヨイショ記事を流し続けるという構造らしい。  
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2013年02月05日

後手後手に回る日本

中国毒中国毒


上記の本を読んで、だからやっぱり中国の食品はで終わってしまうと、文脈を読み違えてしまうだろう。

心に刻むべきなのは、官僚が守るのは国民ではナク、国益だったり、自己保身へのあくなき追求だったりというコトだ。

無論、中国の食品に対する警戒の目は必要だが、おそらくTPPで日本農業が壊滅したりすれば、アメリカ産の農産物とて、狂牛病を思えば同じコト。

自国の安全を本気で守りたいのであれば、国内農業をどう守るかというコトを考えるべきなのだが、外務省や農水省、厚生労働省の人々の向く方向は、国民の方には無く。

東シナ海の公海上で、1月30日警戒監視中の海上自衛隊の護衛艦が、中国海軍のフリゲート艦から射撃の照準を合わせる火器管制レーダーを照射されたと防衛省が発表したというが、先月の19日にはヘリコプターも照射された疑いがあるという発表が、遅過ぎるとは思わないか。

要するに、どう出るかというコトを見極められているのではないかという気がする。

一週間も前のコトで、大騒ぎする日本を世界はどう見ているのかという発想が乏しい。
日本はそういう国だ。中国や北朝鮮と同じように、国民に真実が知らされることはない。
という上記の著者の言葉を重く受け止めるべきだと思う。  
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2013年02月04日

数字のまやかしに注意

自動車取得税の廃止と聞くと、良かったという気持ちになるが、消費税の増税とリンクすると必ずしも減税にはナラナイのだとか。

150万円の軽乗用車の場合、消費税10%になると3万4500円も負担が増えるそうで。

確かに、税金が不足しているから消費税をアップするというコトなのだから、増税は止む無いコトなのかもしれないが、景気拡大のタメにと再び、さほど必要とは思えない公共事業を推進したのでは、ザルで水を汲むようなもの。

蛇口の壊れた水道では、どんなに水源を集めようとしても、追い付かないと思うのだが‥‥

円安が進めば、景気が回復するというけれども、例えば、ガソリンはかなり高値になって来ている。

雪国では、灯油も高騰しているので、一円でも安いガソリンスタンドをと大行列しているトコもある。

果たして、その結果、景気がさほど上向かず、給料に反映されずに、物価だけが上昇したら、どうなるのだろうか。

あまりに恐ろしい結果が待っている様な気もするのだが。

以前、規制緩和すればとか、世の中をリードする人が生まれれば、その後で皆の懐が温かくなるというコトが何度も言われた。

でも、規制緩和しても、一部の人々が大儲けをしても、全体の景気はダウンしたのが、バブル崩壊以降の日本の現状ではないか。

最早、我々に出来るコトは、再び、騙されたと気付いた時に、日本が瀕死の重体になってナイことを祈るだけなのかもしれない。  
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2013年02月03日

自分でできるうつ予防

前に書いた「うつ」関係の話が、ネットでもコンパクトにありました。

1.ストレスや嫌なことを書き出す 
 「上司に叱られた私はダメ人間」など、思いついたことを書く。一度読んでみて「もしかして、八つ当たりされただけ?」など、別の視点から他の可能性を検討。

2.その日あったいいことを3つ書き出す 
 落ち込んでいるときは、身近ないいことになかなか目が向かない。「ホームに着いた途端に電車が来た」など、ちょっとした「うれしい」を毎日3つ書き出してみよう。

3.友人や家族に悩みを話してみる 
 苦しい気持ちを聞いてもらうだけでも楽になる。「それ、あるある!」とか「私もそうだったよ」といわれて、悩んでいるのは自分だけじゃないと分かる。

4.会社から家の間に寄り道してみる 
 体を動かすのが苦にならない人はスポーツジムやサウナ、嫌な人は居心地のいいカフェやマッサージ店など、仕事から家に帰る間にワンクッション置いて気分転換を。

5.カーテンは開けたまま眠る 
 朝、体が重いときは寝床から出てカーテンを開けるのはハードルが高い。夜カーテンを開けたまま寝てしまえば、朝は眠っているうちから朝日が浴びられる。
お試し頂くのがイイかと思って、引用しましたが、何事もそれが全てではナイというか、自分に向き不向きを考えてから行った方が良いかと思います。

例えば、最後などは個人的にカーテンを開けたら、明るさに敏感なので、夜が眠れないと思ったりしますし、友人や家族の場合、そうした共感性が高い人ばかりではありませんので、その辺の注意も必要かと。

要するに、朝は明るくした方が良いというのでしたら、リモコンで照明を点けられる様にしておくとか、傾聴してくれる人が居る行政の運営している番号があったら、そちらに電話するとかして、素人に頼るよりも、ある程度プロに頼る方がイイ場合もあるかと。

心が軽くなる一番の方法は、「コレしか無い」と思い詰めないコトに尽きます。

何事にも、次善の策が存在するというコトに気付くだけで、「ゆとり」が生まれて来ると思います。  
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2013年02月02日

信じるにしても信じないにしても

一読しておいた方が良さそうなのが、こちらの本。

世界リセット計画 人類を支配する権力マフィア「陰謀録」世界リセット計画 人類を支配する権力マフィア「陰謀録」


荒唐無稽と思って読めばそれまででしょうが、時としてもしかしたらそうかもと思う部分があって、ピースをそう動かすと腑に落ちるという話も多く。

少なくとも、こういう見方が存在するというコトを知っていると、知らないとでは世の中がまるで違って見えます。

単眼的な思考回路を捨てて、複眼的に世の中を見なければ、世の中のコマとして利用されるだけ。

世の中の上っ面だけを眺めたくナイと思うのであれば、一応、押さえておくべき本です。

この先、どう動くべきかを考える上で、とても役に立つ本であるコトは、間違いありません。  
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2013年02月01日

もう疲れてしまって‥‥

ブログのネタが思いつきません。

連日の満員で、完璧に頭が燃焼し尽くしてしまったみたいです。

明日も、一杯なので、無理せずに寝たいと思います。

とりあえず、今週読んで面白かった小説は、

アンフェアな月-----刑事 雪平夏見アンフェアな月-----刑事 雪平夏見


こちらです。

面白い本は、忙しくてささくれた心を潤してくれます。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:03Comments(2)TrackBack(0)