2018年03月31日

法律をどう活かすか

何はともあれ、下記の本を読んで驚いたのは、とても個人的なコト。


というのも、弁護士の名前が知っている従兄弟の子供と全く一緒。(ちなみに、彼は弁護士です)

従兄弟の子供と言っても、あまり歳が違わないので、以前東京に住んでいた時に、結構、仲良くやっていたので、一応、我が家の顧問弁護士と名乗らせて頂いており、困った時には無料で法律の相談をしているという間柄なのですが。

この前も、息子がブラックな勤め先を辞められるかどうかと思った時に、イザとなったら相談してと言って名前を教えたら、ネットにHPがあると教えられたので、確かめてみたら、本人でした‥‥我が家の新聞は地方紙ですし、年賀状はやり取りしていても、全く知らずにいたので、とてもビックリしました。

さて、前置きはともかく、誰かとトラブルになった時に、自分が正しいのかどうか、迷う時というのは、人生の中で、タマに在ります。

そんな時に、確実に自分は正しいと思えば、割と強めな態度に出られるので、相手が引いてくれる場合は多々有り。

今までに、相談して解決しなかったコトはありません。(無論、裁判など無しに)

やはり、相手と対峙する時に、こちらの自信が無いと、足元を見られてしまいがちですが、そうでナイ時には、相手が無理を言っていると、無謀な態度を改めてくれるモノ。

流石に、世の中の全部が全部そうとは限りませんが、法律など無視しても構わないという相手では、逆に争うダケ無駄というコトもあると思います。

そういう意味では、この本だけでナク、今はネットでも色々な情報は溢れているのですから、マズは自分の正当性を調べてみるコトです。

そうすれば、相手との交渉事にヒントも得られると思います。

世の中というのは、理不尽なコトは多いですが、それでも自分を守ってくれるモノが在るとしたら、それは法律だけかもしれません。

無論、世の中には法律を自分の都合の良い方に解釈して、平気で社会のモノを私物化しようとしている政治家が、昔から山ほど存在しているのですから、必ずしも正義が行われるとは限りません。

されど、それ以外に、勝手な相手と対決して勝つ道は残されていないのですから、泣き寝入りだけは許せないと思った時には、法律と自分の位置を見極めて頂くのが、最良の方法ではないかと思います。  

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2018年03月30日

世の中にはこんな詐欺が

色々とあったのかと驚く本がこちら。


必ずしも現代なら無理かもという話も、幾つかあるけれど、下手すると誰でも引っ掛かりそうな手口が書かれている。

下手に自分の名前を間違えて聞いて来る人に、自分の前を名乗らないコトは大切。

そう考えると、今は名前もプライバシーというコトで、秘匿されがちなのも理解出来る。

世の中に上手い話は、ホトンド存在しない。

知らない誰かに、その手の話を持ちかけられたら、怪しいと思わないとイケナイのだ。

それにしても、世の中には悪い人も存在するが、偉くなってしまうと、悪いコトをしても平気という人も多い。

本当に我々を騙すのは、確固たる地位に就いている人なのかもしれないが‥‥  
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2018年03月29日

他人批判が好きな人々

ネット社会になって、誰でも意見を簡単に言えるからこそ、暴走してしまう人について書かれている本がこちら。


匿名という隠れ蓑のタメに、暴走しがちな人の心理を分析している。

ともあれ、この本にも書かれているが、同じ罪を犯しても、ターゲットになった人だけ問題視されるが、それ以外の人はスルーといった、摩訶不思議の国であるコトは間違いない。

数年前の本なので、時事ネタが沢山書かれているけど、逆に少し前のコトだったのかと自問自答する話も多く。

日本人は熱しやすく冷めやすいからなのかもしれませんが、炎上は謝罪した上で直ちに放置するのが、手っ取り早い方法なのかもしれません。

嫉妬好きでもあるのが、日本人。

その悪い面が出過ぎてしまったが故のバッシングなのかもしれませんね。  
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2018年03月28日

搾取するのが好きな人々

お金の本質に迫った本です。


要するに、お金が価値を持つのは、政府がしっかりとした補償を裏付けて始めて、使用が増える。

お金時代の価値が無くなってしまった現在において、そうしたカラクリの隙を付いて、儲けようとする人々の存在をあぶり出し、もう少し真実に目を開いて欲しいと書かれています。

世の中には、他人の努力の結晶を横取りするのを待っている集団というのも存在している。

思えば、国民の財産を食い潰そうとしているのも、そうした一群の仕業なのかも。

広く、世の中にアンテナを張って、真実を見つめる努力が如何に大切か判る本。

申し訳ありません。

今週も、仕事で疲れているので、中々上手くブログが書けずにいます。  
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2018年03月27日

ウソつきの国

暇のある時にしか見てませんでしたが、今日の証人喚問は無駄な時間が多かったですね。

それでというワケでもナイのですが、読んだのがこちらの本。


この本は、少し前の本ですが、ラストでこんなコトが書いてあります。
ほんとうに「ほんとうのこと」をいうには力の優位(社会的地位、実績、年齢)が必要である。少なくとも対等でなければならない。下っ端や下請けが上司や親会社に「ほんとうのこと」をいえるはずがない。それでも「ほんとうのこと」をいうためには、最悪の場合、諸関係の破綻を覚悟しなければならない。ほんとうの「ほんとうのこと」をいうのは、ウソをつく以上に、エネルギーが必要である。
おそらく、今日の証人喚問を見ていて、我々が感じたのは、そういうまやかしを感じたからではナイでしょうか。

そういう意味では、せめてこの本を読んでスッキリするしかナイのかもしれませんね。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:50Comments(2)

昨日の補足です

昨日は、本当に芯から疲れていて、訳の判らない感じになってしまっていて申し訳ありません。

昨日の本について、言いたかったコトは、既に10年前にも「人口減少」「超高齢化」「格差拡大」など、諸問題は既に認識されていたというのに、10年過ぎた今に至るまで、全く有効な手を打てないでいるというコトを問題視しています。

例えば、政府と考え方が類似している人々への、森友問題みたいな案件に税金を無駄遣いするのであれば、そのお金を有効に使ってでも、保育園の整備とかに振り向けていれば、共稼ぎが可能になるというコトで、多少は子供が生まれ少子化が改善されていたかもしれないのにと思うワケです。

一つ一つは些細なコトでも、積み上げて行けば、問題の解決になった可能性もあるのに(フランスの少子化解消策を見習うとかで)、十年一日の如く、マンネリの日々を繰り返したツケが、今の日本になっているのだという反省を政治家にはして欲しいのですが、戦前の家族関係が望ましかったみたいな、時代遅れの人々が今も多く存在しているのですから、それは無理というコトかもしれませんが‥‥

ちなみに、本日のブログは改めて書く予定です。

とりあえず、昨日の尻切れトンボみたいなモノには、追加させて頂きます。
  
Posted by seitaisikoyuri at 16:19Comments(0)

2018年03月26日

10年後どうなった?

本日も忙しくて、眠くなってしまいました。


10年ひと昔と言いますが、改めて読むと結構当たっているのではないかと思います。

そういう意味では、もう全く違う未来を予想するというトが無理な程、世の中は煮詰まっているのかもしれません。

ある意味、もう成長というのは、頭打ちなのかもしれません。

と書こうとしてるのですが、やっぱりもう無理かも。

明日以降に期待して下さい。

今日はもう寝ます。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:11Comments(0)

2018年03月25日

非正規の大変さ

非正規が大変というコトは、著者と同じく高齢になって、主人が自営から転職したので、それなりには判っている。

タダ、それでもそれなりに仕事はあったし、主人の母親の世話もしなくてはナラナイので、低賃金でも仕方ナイと、我が家は割り切れる状況にあった上に、田舎なので著者の様に各種色々な経験をというのも無理。

故に、本当に世の中は大変になっているというコトは、それなりには知っていたが、ビックリという事も多く。


ちなみに、介護職など非正規として新人を受け入れると、県などから補助金が入る仕組みを利用して、一年間はハローワークに出した時給より安く中高年を受け入れ、一年後には全て解雇して、補助金の不正自給をしているのではという疑惑のある事業所も、存在しているのではと思うコトも実際に在った。

なので、上記の本みたいなコトは、おそらく日本中の何処でも在るとは思う。

確かに、高齢になってしまうと、若い時の様に、俊敏な動きは出来なくなってしまうが、時には経験が物を言う場合もある。

それでも、中には理不尽な対応をされる場合も有り(著者と違って、無風を選んだ元自衛官とのエピソードなど、実に示唆に富んだ、無駄な仕事の進め方などの話は興味深い)、企業ももっと非正規を上手く使いこなせば良かろうにと思う。

それにしても、労働人口の減少が囁かれる今、ロボットが人間よりも使える様にならなければ、人手不足倒産も充分にあり得る。

他人の時間を、浪費させて構わないという会社は、何れは淘汰されて行くのではないか。

今は、ネットなどで色々な口コミも書き込める時代なので、労働者を大事にするかどうかも、会社の存続に関わると思うのだが。  
Posted by seitaisikoyuri at 20:49Comments(2)

2018年03月24日

驚きの自爆営業

最近、色々な会社の配送が、変になって来ていると思うけれど、結局、それは無理に無理を重ねているからなのかと、妙に納得してしまったのが、こちらの本。


それにしても、結局、そのしわ寄せは利用者にツケが回されてしまうのだなとも思ったり。

やはり、従業員を大切にしない会社というのは、ダメでしょう。

社員教育というのも、大事だし。

人を育てるというコトを放棄して、果実だけを受け取りたいというのでは、成長はドコであれ見込めません。

来月から新入社員になる方々の、働く場所がブラックでは無いコトを祈りたいです。

もう無事に退職出来たので、話せますが、去年から息子が勤めたトコもかなりのブラックでしたが、世の中にはもっとブラックなトコというのが有るのに驚きました。

従業員を大事にしないトコは、結局、退職者が相次ぐので、人員が自転車操業になりかねません。

求人情報が、ハローワークであったとしても、嘘だったりするのも是正しなくてはダメだと思います。

求人倍率が増えて景気が良くなったと見せ掛けたいタメだけに、嘘の求人を出させたりしているという話も耳にしますが、虚構に虚構を重ねた現実では、世の中が良くなるハズもありません。

労働者の地位があまりに脅かされているというのが、原因だと思います。

世の中って、本当に事実は小説より奇なのだと改めて感じます。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:56Comments(0)

2018年03月23日

真剣でも深刻になるな

仕事は大事だが、人生の全てを賭けるべきではナイ。

そうで無ければ、「過労死」になりかねない国なのだから。


今の日本は、平気でドンドン残業させる会社も増えている。

働き過ぎて、体調を崩せば辞めさせられるという様なコトも、日常茶飯事。

少なくとも、死ぬホド働いて、本当に死ぬよりは、ドロップアウトした方がマシ。

でも、乾いた雑巾をもっと絞る様な環境も増えている。

上司が簡単に、リストラしようとする場合もあったりして、やはり事前にそうした傾向にあるというコトを知っておいて、簡単に相手の言いなりになるべきではナイ。

経営側は、なるべく安く雇用したいと思うだろうが、それでは経済は回って行くハズも無い。

労使双方が、互いに相手を思いやるという雇用関係は消失しつつある。

労働者の権利をないがしろにしている会社が、世の中には結構存在すると知っておいて、何とかその魔の手に捕まらない努力をするべきではなかろうか。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:42Comments(2)

2018年03月22日

お騒がせしました

昨夜の療法ですが、結果から言うと、かなり効果があったみたいです。

タダ、良くなり過ぎて問題が発生しました‥‥

本日は、朝からとてつもナク忙しくて、やっと面会の最終時間である八時に間に合ったのは良かったのですが、ベッドに行くと、両手を拘束されていました。

それもそのハズ、元気になり過ぎて、トイレに行きたくなったので、勝手に点滴の管を外して、ベッドの柵を乗り越えたというのです。

御蔭で、血液を撒き散らし、着替えさせて頂いたとか。

認知症が入っているので、本当に御迷惑をお掛けしているみたいで、穴が有ったら入りたい感じでした。

足が萎えてしまって、上手く歩けず転んでいたのに、翌日になったらそんなに身体が動くとは、誰も思わなかったのでしょうが、その生命力たるや、ものスゴイです。

正直、半分分けて頂きたい感じで‥‥

こちらが先に、あの世に行かなければ良いのですが(それでも構わないのですが、子供達が気の毒なので)

あまりの元気さに、将来、病院にお出入り禁止にならないかと、冷や冷やしています。

根が達者というのは、本来はとても良いコトなのですが、度を過ぎると考えものです。

というワケで、本日もあまりに忙しくて、色々と書く元気が出て来ません。

明日は、仕事も一段落しそうなので、それまでお待ち頂けると幸いです。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:59Comments(2)

2018年03月21日

高気圧酸素療法って

ひたすら疲れて、眠っておりました。

というのも、昨日から不調だった主人の母を、脳外科に入院させるコトになって、一日バタバタしていました。

というコトで、ブログを書く元気もホトンドありませんが、入院に際して、世の中にはもうこんな機械が存在して、こんな治療が有るのだというコトを知ったので、お知らせするコトにします。

酸素カプセルという機械があるというのは、以前から知ってましたが、それの進化版なのか、気圧も上げて、酸素吸入させる機械というのがあるそうです。

通常の二倍の圧力で、酸素吸入させ。身体の隅々まで酸素を行き渡らせると、各種の低酸素状態を改善するというコトらしいのですが、少しビックリです。

中に入った感想を聞いてみたかったのですが、治療後の面会時間に行ったら、義母も一日疲れたのか、一瞬目を開けましたが、寝ている感じだったので、娘とそのまま帰って来ました。

でも、顔色がかなり良くなっていたので、期待は持てます。

明日は、朝からとても忙しい上に、面会にも行くので、もっとチャンとしたブログが書けるかどうか、今は微妙です。

ともあれ、明日に備えて寝ようと思います。

本日は、日々の雑記に近い日記になりましたが、あしからずお許し下さいませ。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:58Comments(2)

2018年03月20日

あり得ない間違い

中々、面白い本だと思って書こうしていたら、残り10ページを切った所で、信じられない間違いを発見してしまったのが、こちらの本。

1版1刷なので、もしかしたらその後訂正はされているかもしれませんが、それにしても、この本の価値を台無しにするだけの誤謬です。


というのも、「どちらを選びますか」という問いに対して、全く同じ質問なのに、真逆な答えになっているからです。

単なるミスだとは思いますが、あり得ないでしょう。(気になる方は、110ページと245ページを見比べて下さいね。)

ともあれ、ギャンブルというのは、あくまで確率の問題なので、損をしても構わないという人か、損も計算の内で賭けてみたいという余裕のある人以外は、止めておいた方が無難かも。

この本を読んでいたら、何十年も前に京大生の方に指摘された問題を思い出しました。

お見合いをするとして、10人の中から決めるのだとしたら、まず3人までは色々な相手の条件を見ただけで断り、4人目以降は前の3人よりも良かったら、迷わず結婚するのが、確率的にベストと言われました。

しかし、そういう断定的な話を聞くと、どうしても疑問に思ってしまうタイプなので、同時に聞いていた友人に対して、その場を離れてから、3人目までに残りの7人より良い人が居たら、絶対に損をしてしまうと力説しました。

封建時代ではナイのだから、最初の人から順番に会ってみて、気に入らない人は止めるという方が、後悔しないと思うと話したのです。

ちなみに、友人は「少なくとも自分という恋人の前で、そういう仮定の話をする事自体が信じられない」と言って、結局、その後、しばらくしてから、二人が別れてしまったというエピソードを思い出します。(少なくとも、この本では、3人目までに良い人が居たらという部分にも触れてあり、あくまでも確率の問題と書いてありますが)

ちなみに、ギャンブルにしろ、投資にしろ、人生を生きているというコトは、あらゆる上で確率が問題になります。

誰よりも素晴らしいと思って結婚した相手が、ハズレだった場合など、とてもポピュラーな出来事だからこそ、世の中に、離婚する人が多いのですし。

確率論というのは、知らないよりは知っていた方が、失敗は少ないと思いますが、世の中というモノは、失敗したから学べるというコトもあるので、若い内は多少の失敗も恐れずチャレンジという手もあるのではナイでしょうか。

無論、何をするにしても、自分でドコまでの失敗なら許せるのかとか、失敗した時に再チャレンジ出来る性格なのかなど、あらゆるコトをシュミレーションはしておくべきだとは思いますが。

石橋を叩き過ぎても渡れないし、どんなボロの橋でも渡った後に壊れるのなら問題ないし、信頼の於ける確実な橋まで遠回りするという選択をするのも、全て自分自身の決断であり、決断したからには、結果も受け入れられるという人にだけ、「賭ける」という行為を楽しむ余裕が生まれるのだと思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 20:40Comments(2)

2018年03月19日

久々に疲れてしまって

今まで、しっかりうたた寝してました。

天気が変わりそうになると、予約が定期的な予約の上に当日予約が重なるので。

若い頃は、それでも平気でしたが、段々大変になって来ました。

ハチャメチャな自民党の国会での質問だったみたいですが、それも確認している暇もありませんでしたが、ある意味、そんな話題を聞いてたら、より疲れていたかもしれません。

結構、好きで何冊も読んでいた、軽井沢在住の作家である内田康夫さんが亡くなられたというのは残念でした。

後半の作品には、お疲れなのかしらという作品もありましたが、面白い作品を量産されたと感服します。

もう八十代になられていたとは。

御冥福をお祈りして、本日はコレで失礼します。  
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2018年03月18日

なぜ賃金が上がらないのか 

「人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか」とは、誰でも思うコトではないだろうか。

賃金が上がれば、もう少し景気も上向いて、世の中は楽になるのではないかと思うのだが、日本の最低賃金は世界的にも先進国と呼ばれている中では、安いという。


数々の論文は読んで頂くとして、個人的には定年後に、定年前と同じ仕事を、ダンピングした賃金で働かされている人が多いからではないかと思う。

都会の大手企業なら別かもしれないが、地方では定年になったら、前と同じ仕事をするのに、給料は半額なんて話も聞く。

一銭も貰えなかったり、非正規雇用で別の場所に行くよりマシだと、その条件を飲む人が多ければ、会社は新しく人を雇い入れて、仕事を覚えさせるより、得だと思うであろう。

となると、当然、仕事の賃金は下がるに違いナイ。

加えて、この本で大型二種の新規取得者が減っているのは、賃金だけでナク、昔と違って簡単には大型二種の新規取得が出来なくなったからだと思う。

そもそも、主人が取得した時には、普通一種の免許から、一気に大型二種を取るコトが可能だったのに、今では色々と免許を取得した後で無ければ、無理。

大型二種の新規取得が難しくなった上に、賃金も低くなったという上に、今の若者の自動車離れまで重なってしまえば、当然、免許保持者は減少するのは当たり前の事。

せめて、賃金の上昇が無ければ、人手不足の深刻化は絶対に解消しないという典型ではなかろうか。

年金が少ないから、働かざるを得ない高齢者が数多く存在して、企業がなるべく安く雇用をしたいと思う限り、賃金のデフレが続くのではないかという気がする。

もう少し、日本人も自分の権利に対して、主張すべきコトは、主張するという意思を強く持たない限り、この問題は解決しそうにもナイのでは。  
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2018年03月17日

善光寺の内紛は

天台宗の大元の力によって、正常化されるのではないかと、期待しておりますが、それにしても貫主たる人物が、ココまで往生際が悪いとは思いませんでした。

ミステリーというよりは、善光寺の歴史を知るのに一番理解しやすい本として読む価値がありそうなのが、こちらの本。


著者が、長野県生まれと知れば、ナルホドそれ故と理解も出来ますが。

ちなみに、今の貫主らしき人物も登場してますけど。

長野県出身だからこそ、ココまで善光寺に思い入れが激しく出来たので、生まれた作品かもとは思ったり。

ミステリーというよりは、善光寺の裏側を知るというのに、最適な本かも。

ともあれ、貫主の一連の騒動が、あまりに酷過ぎるので、お辞めになるまで安心は出来ないかと。

ついでに、現実に存在した人物が登場したりしてるのを考えると、著者が大丈夫なのかという気もしなくはナイのですが。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:30Comments(4)

2018年03月16日

小説を地で

行っているのかと思う、昨今の政治の混迷。

ネットでは、自殺したとされている財務省近畿財務局の男性職員の死の真相は如何にという感じの話題も出ているが。

昔から、疑獄事件や収賄事件では、死人が出てしまったら、その人に違法があったと認定して終わりというパターンは多かったので、次の本も単なるエンターテイメントだと思えなくなりそうだが、ともあれ、小説だと思えば、それなりに気楽に読める一冊。


それにしても、ある意味、籠池夫妻が保釈されないのは、人権蹂躙だとは思うけれど、下手をすると殺されないタメにという意味があるのかもなんて、深読みまでしたくなりそうな感じ。

本日、所要があって、市の中心部に出掛けたら、森友問題の真相解明を求める集会が、寒い日だというのに行われていた。

やはり、全共闘世代の方々は、御歳をしてもパワーが違う。

大勢の中で揉まれた世代なのだなと改めて、認識した。

どうも、我々の世代は、団塊の世代がこじ開けたモノに、ある程度タダ乗りして来たタメか、直接的な行動をする人は、少なかったと思うのだが、我々の世代に対して「シラケ世代」と命名されたのも、無理ないのかもと、この歳をして初めてしっかりと認識した次第です。  
Posted by seitaisikoyuri at 20:57Comments(4)

2018年03月15日

歳をすればなお大変

多少は、今の老人の方が将来の老人よりも安心なのだが、それでも老化すると、働いた対価として報酬を得るというコトが、難しくなってしまう。

それ故に、老後に貧困化すると、ホボそれから逃れられなくなってしまうというのは、実に残酷な話。
 

それでも、現実から目を背けてもどうにもナラナイ。

加えて、自分は大丈夫と思う人も、逆にお金があるから狙われるという事案も存在する。

世の中が変になってしまうと、詐欺を働くのも平気という輩が増えて来る。

オレオレ詐欺なら犯罪と認定されるが、例えば損をさせがちな投資信託などを買わされてしまうと、合法的にお金を目減りさせられてしまう。

何にしても、自分だけは大丈夫などというコトは、決して無い。

転ばぬ先の杖のつもりで、頭が明瞭な若い内から、老後について考えておくのも、将来的に自分が困らないタメに必要なのではなかろうか。  
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2018年03月14日

人に投資しない国

国家財産を大幅ダンピングして、一教育機関に売却しようとしたりするというのに、普通の子供達全体の底上げには無関心な国が、日本。

上級階級に産まれれば、ソコソコの暮らしが可能になりやすいが、下流に産まれてしまうと、一生涯下流の生活になりやすいと警告するのが、こちらの書。


人件費軽減を第一に考える企業の増大で、「働けど 働けど 我が暮らし 楽にならざりし じっと手を見る」という、石川啄木ばりの若者達が増えているという。

そういう若者にとっては、親との別暮らしや、結婚、出産など、夢のまた夢状態になってしまっている。

大学などを卒業しても、約20年も続く奨学金の返済に追われ、生活がままならなかったり、破綻したりする人や、自殺する人も居る、今の現実を理解しようとしない、高齢の人々も多く。

とはいえ、高齢者も「下流老人」が増えているのだから、この国の景気など良くなるハズも無い。

もう少し、弱者に優しい政治を行って、税金を集める段取りをした方が良いのですないかと思うけれど‥‥

子供は親を選べない。

それでも、なるべく多くの若者を、しっかり稼げる人にして、社会に送り出す努力をしなければ、国民全体が下流化するのも、時間の問題かもしれない。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:24Comments(2)

2018年03月13日

久々の傑作

最近、本当に素晴らしいミステリーに出会えなくて、残念に思ってました。

でも、あまりに切ないけど、傑作にやっと出会て満足です。


結構、ハードな物語ではありますが‥‥

それにしても、現実の上辺だけ上流の人々の、醜さはどうでしょう。

誰かを生贄にして、保身ばかり。

無理やり自殺に追い込まれた人が、本当に気の毒です。

最後の最後まで、どんなに大変な人生でも、それなりに努力した、この本の主人公の方が、まだ人間としてマシかと。

上流階級に産まれて、他人を搾取するコトしか頭にナイ様な人々をトップに抱く国だからこそ、こうした親によって人生を曲げられてしまう子供達が生まれて来るのだろうなと、どうしても思ってしまいます。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:35Comments(0)

2018年03月12日

戦争の裏側が判る

小説というのは、真実の様な虚構の様な、でも小説だから描ける事実という部分もある。

おそらく、この本はある作家の軌跡というモノでは無く、裏側から見た戦争の記録という方が、相応しいのではないだろうか。


林芙美子という作家の本を読んだコトが、全く無い。

信州にゆかりの作家だというのにである。

ともあれ、好きな作家は読むけれども、中々、一冊目に手が出ないという作家も、結構居る。

そういう意味では、やっと林芙美子を読んでみようかという気分になった。

それでも、本当に読むかどうかは、まだ判らないけれど‥‥

少なくとも、この本に登場する女流作家たちのホトンドを読んでは居ない。

唯一、宇野千代さんのエッセイを何度か読んだだけかも。

そういう意味で、小説家というのは、死んでしまうと読者がガクッと減るというのは、本当のコトかもしれない。

我々が、下手をすると何れ戦争に巻き込まれるかもしれないという時代を生きているのだとするならば、この小説は読んでおくべきだと思う。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:55Comments(4)

2018年03月11日

風変わりなミステリー二冊

今日は、何を書いて良いのか迷いましたが、時間が押し詰まって来たので、最近読んだミステリーを。

とても素晴らしいというよりも、読後感がとても悪いのだけれど、ミステリーだなと思う本と、読後感は悪くは無いのだけれど‥‥という本が。

最初は、


そして、後者は、


どちらも、駄作とは言えないのだけれど、傑作とも言い難い。

でも、何となく心に残るという作品。

不快ではあっても、そういう矛盾した人間を書くのがミステリーだと思えば、最初の作品もOKでしょうし、人間の複雑な心の襞を描くのがミステリーと言うなら、後の作品も良作と言えるのかも。

皆さんは、どんな感想を抱くのか、聞かせて欲しいという意味で、押してみたい二作品です。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:17Comments(0)

2018年03月10日

夫源病って

定年になって、夫が家に居るから体調が悪くなるという妻の病気は、「夫源病」と名付けられているらしい。

特に、御昼の用意が特に大変らしく。

我が家みたいに、昔からお昼をホボ一緒に食べていると、さほど気にナラナイというか、逆に、日々、一定の時間に昼食を用意出来ないので、無理な時は適当に食べるというコトになっているので、何とかなっているのではないかと。

もし、どうしても十二時に用意して、なんて言われてたら、絶対に無理。

この本にも、ある程度自分の意思を夫に伝える人は、「夫源病」には掛かり難いらしいが‥‥


ともあれ、最後にこの本には、ブラック・ユーモアとして、「夫を早死にさせる10ケ条」まで載ってます。

この本の通りに出来るかどうかはともかく、一度、周囲にこんな方がいらっしゃる方には、読んで頂くと良いかと。

この手の病気とは無関係だと思いますが、少なくともそういう方が居るのだと知ると、まだマシかと思えたのが、最大の収穫かと(笑)  
Posted by seitaisikoyuri at 23:01Comments(0)

2018年03月09日

嫌なコトばかりあるから

時には、前向きな気持ちになりたいモノ。


この本を読んでいると、今の世の中の嫌な気分がかなり薄れます。

心が綺麗になりたい方は、是非お読み頂くと良いかと。

やなせたかしさんは、アンパンマンの作者として有名だけれど、「てのひらを太陽に」の作詞者とは知らなかったとか、色々と驚くコトもあり。

それにしても、長い長い下積み生活の先に、昔から目指していた漫画家として大成されたとのコト。

奥様に先立たれて、ガックリ来た時も、何とか立ち直って、長生きされたという話も心打たれました。

心が折れそうになった時こそ、読みたい本というモノはありますね。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:41Comments(4)

2018年03月08日

ディ・サービスの閉鎖に思う

主人の母親の長年通っているディ・サービスが、来月末に閉鎖するという。

今後、違うディ・サービスを探すコトになるのだが、その面倒さは別にしても、我が家にお見えの方々からも、最近は御家族の方が通っているディ・サービスも、通所者の人数が減って来ているという話を聞く。

そもそも、現在、高齢者に対する増税が行われているし、おそらく年金生活者の手取り収入はホトンドの人が減っているのではないかと推察される。

月に何十万と手にされている方の減額ならともかく、例えば国民年金だと満額貰っても十万にはホド遠い。

我が家みたいに、家族と暮らしていれば、生活費の心配はいらないので、安心して仕事をする為に、ディ・サービスに行く費用だけと思えば、国民年金でも行けなくはナイのだが、今は老人だけで生活してらっしゃる方も多い。

そうなると、削られた年金でどうやって生活するかを考えざるを得ないだろう。

ともあれ、今の高齢者はマダ年金が出でいるダケましなのだという話もある。

今後、年金支給がどうなるか判らなくて不安という話も、結構聞くけれど、もう何とか自分でピンピンコロリを目指すしかナイと割り切っているので、先の心配などしても、仕方ナイのではと応えてしまうのだけれど。

そもそも、少子高齢化がイケナイと言うけれど、子供を沢山産もうとしても、保育園に入園出来なければ、高額の収入がある配偶者で無ければ、そんなには産めないだろう。

しかも、保母さんや介護関係の人々の賃金は他の労働者と比べて、重労働だというのに、さほど賃金は高くナイ。

国力を高めるというのであれば、そういう部門にお金を投下して、より多くの人々に働いて貰うべきなのに、そういう気がとても有るとは思えない。

私学の小学校を優遇するよりも、そのお金をより多くの人々に回すべきだと思うが、政府と仲の良い少数だけを大事にして、その他大勢を切り捨てようというのだから、世の中が良くなるとは、とても思えない。

今後、介護に追われて仕事が出来なくなる人が増えたり、より少子化が進む可能性が高いとなると、より日本の財政が厳しくなるのは目に見えている。

もっと、抜本的な施策を打ち出さなくては駄目だと思うのだが、平気で嘘を付きまくる人々が政治をしている様では、とても未来に希望など持てなくて、本当に悲しい。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:08Comments(2)

2018年03月07日

「腸もれ」って何?

世の中には、知っている言葉と知らない言葉というのが存在してます。

加えて、新しい言葉というのもあるので、どんなに本を読んでいても、全く知らない言葉というのも存在し。

「腸もれ」という言葉は、「リーキー・ガット・シンドローム」と呼ばれている言葉を訳した症状。


上記の本によると、乳幼児期に過度に清潔すぎる環境で育てられ、腸内細菌を十分に取り入れられず、「弱い腸」になり、現代的な食生活により、さらに腸の粘膜が疲弊して、小腸の粘膜に穴があいて、毒素や細菌、実生かの食べ物などが血液中に侵入して、さまざまな不調や病気を引き起こす原因になるコトだそうです。

アレルギーや免疫力低下、動脈硬化、糖尿病、自己免疫障害、下痢、疲労感、うつ病などになって、中々、治らない方は、その可能性も考えておいた方が良いかと。

もし、「腸もれ」かもしれないという自覚がある方なら、どうすれば良いかも書いてあるので、是非とも読んでみては如何でしょうか。  
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2018年03月06日

昨日は申し訳ありませんでした

春というより、初夏の様な天気だったり、寒い時があったりと、いわゆる季節の変わり目というコトで、忙しかった上に、この前の日曜日は息子の新たな下宿探しに日帰りで東京に出掛け、月曜日は休み明けの忙しさもあり、子供達の携帯電話の変更など、色々と東奔西走のタメ、本当に疲れ果ててしまいました。

とりあえず、今日も色々とありましたが、ホボやるべき事は目途が着きましたので、やっとブログに落ち着いて望めます。

さて、昨日の本の話の続きですが、国民に自己責任を求めているのに、政府は疑惑があっても解明しないという姑息な手段を連発したりと、どう考えても変な状態が続いていると思います。

東京に出掛けた時も、長野あたりと比べて、何でかは判りませんが、イラだって生きているという感じの方々を電車の中で多く見受けました。

こんな感じの世の中では、仕方がナイのかもしれませんが、そうやって皆でイライラしていると、マスマス嫌な社会になってしまうのではという気がします。

そういう意味では、昨夜の本は、こうやって日本を変えて行くべきだという主張に満ちています。

ネームバリューがある人に頼って、政変を起こそうしても無理があります。

我々、一人一人の力は頼りなくても、皆で一致団結して、少しでも世の中を変えようすれば、どんな扉も必ず動かすコトは可能です。

今のまま、日本が沈没して行こうとするのを傍観していても、何れは転覆してしまうかもしれません。

一人でも多くの人が投票所に行って、正しい選択をする以外に道は拓けません。

自己責任論は個人を縛る嘘ですが、世の中が悪くなっているのは、自分の態度にも責任は無いのかどうか、胸に手を当てて考えるべき時が来ているのかもしれませんね。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:48Comments(2)

2018年03月05日

自己責任と言う前に

今朝は、かなり早くから仕事があったので、本当に眠くなって来ました。


少し前に読んだ本です。

どう書き込めば良いか、考えていました。

ともあれ、もう眠くて何も思い付きません。

良かったら読んでみて欲しいというだけです。

少なくとも、政治家の言い訳はもう飽き飽きしました。

もう少し、国民の方を向いて欲しいと思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:07Comments(2)

2018年03月04日

準ひきこ森って

「準ひきこ森」という単語を見て、どんなモノと思って読んでみた一冊。


ネットで検索したら、樋口康彦の公式ブログですというモノを書かれた方の本でした。

ともあれ、自分自身が「準ひきこ森」だったと述懐している方の本なので、正しく評価出来ているのか、否かは難しい部分もありますが‥‥

所謂、近親憎悪的な部分も無きにしもあらずだとは思います。

タダ、御自分でも言ってらっしゃる様に、無理にでも社会に出て、自分を鍛えるという試練を受けなければ、確かにそのまま、社会から孤立して、本当の「ひきこもり」になりかねません。

そういう意味でも、もしかしたらと思い当たる節のある親は、この本を読んで辛い決断をしなくてはならないのかも。

著者は、そういう人々は「準ひきこ森」のままで一生を終わりかねないと言いますが、周囲が早い内に手を打てば、必ずしもそうはナラナイで済むのかも。

タダ、さもないと、著者のおっしゃる様に、ズルズルと行く可能性は大です。

少なくとも、自分で働いて稼ぐという経験こそ、社会的スキルを磨くのに必要かと。

それでも、人付き合いというのは、結構、面倒なモノ。

どちらかというと、社交的な人間ではナイので、そういう人達の気持ちは理解出来ます。

タダ、昔から親の仕事の手伝いをしてたので、人あしらいは可能だけれど、それと人との深い交流は全く違いますし。

でも、本当の友人という概念は、逆に難しくナイでしょうか。

誰だって、言いたいコトばかりいったり、している人と、楽しく付き合うのは無理でしょうし、悪い部分もひっくるめて愛せるなんていうのは、親じゃなきゃ無理だし、親だって無理かもしれません。

人には、良い面も悪い面も有るという自覚をして、そのバランスを上手に取りながら、自分と一番波長の合う友人や異性を見つけるしかナイのでは。

どんな事でも、完璧を求めると苦しくなります。

自分にも悪いトコやダメな部分がある様に、相手にもそういう部分があるという、客観的な目を持たなければ、他人にも優しくナレナイでしょうし。

相手にばかり求めるから孤立するのであって、無理に期待しないという割り切りが、人との交流には必要でしょう。

今は、仮想空間が幾らでも相手をしてくれるので、無理にリアルで誰かを求める必要が無くなっているけれど、だからこそ、リアルで自分と交流してくれる人を探さなければ、人生の最期で後悔しても遅過ぎます。

何となく、周囲でそういう人が存在したら、下手に口を出すよりも、この本を読んでマズどうするか考えてみるというのも、手ではナイでしょうか。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:18Comments(2)

2018年03月03日

便秘解消に

どちらかと言うと、少しでも変なモノを食べるとお腹を壊すタイプなのですが、どうも最近、忙しかったりすると、毎日トイレですっきりというコトが出来ない場合もあり、そうすると翌日、とても大変なコトになりがちなので、思わず読もうと思った本がこちら。


軽く一読出来るので、大変な方にはオススメだと思います。(本当に大変な方は、便秘外来なるものが在るというので、読んで駄目だったら、そちらに行かれた方が良いかと)

特に「肛門ツイスト」というのは、足を開いて、椅子の背もたれにつかまりながら深くしゃがみ、左右にツイストすると、すぐにトイレに行きたくなる人もいるというのですから、試してみては如何でしょうか。

個人的に、試してどうだったかを書ければ良いのでしょうが、この本を読んでから仕事などをしてたら、行きたいと思った時があったので、すかさずトイレに行き、解消してしまったので、試すコトは出来ませんでした。

基本的に、便秘体質ではナイので、この本の成果を自力で試してみて、どうこう言える資格はナイのですが‥‥

ともあれ、身体のタメにはこうすれば良いというコトが、色々と書いてあるので、便秘で無い人でも、腸の調子を整えた方が健康になれると思うハズなので、読んでみても損は無いかと。

少なくとも、高齢になるに従って、便秘がちになると書かれているので、これからもっと腸を健康にする努力を続けたいと思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:15Comments(0)

2018年03月02日

身に沁みます

心にグサグサ来るのは、認知症をテーマにしたこちらの本。


認知症を治そうとせず、受け入れるだけと言われても、中々、一緒に暮らしていると、そうも出来ず‥‥

それでも、何とか月曜から金曜まで、短時間でもディサービスに行ってもらったりしているので。

毎週、若しくは隔週で日曜日には、温泉施設に行って入浴し、頭や身体を洗いつつ、痛いと言われても身体を多少揉んだりしているので、顔はツヤツヤしてますし、それなりに達者なので、周囲の人には十歳ホド若くは見られますが、九十歳を過ぎると、一年一年衰えを感じます。

この小説のラストみたいに、穏やかに最期を迎えられるかどうかは、まだ判りませんが、おそらく達者なので、下手をするとこちらが先に逝くかもしれず‥‥

ともあれ、人生をある程度生きて来ると、何事も『天命』という気にもなって来るので、あまり先の事を考えずに日々、生きていこうと思ってます。

将来、どんなコトが起きようと、困った時に考えれば良いので、今から思い煩っていたら、こちらが変になってしまいますしね。

親の老化が心配な方は、読んでおくとタメになる小説だろうと思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 19:59Comments(2)

2018年03月01日

お母さんだけど

上手く子育て出来ない人も存在していて、その結果、子供達が学校へ通えなかったりする例が、結構、あるのだというルポがこちら。


中には、良いお母さんになろうとし過ぎて、心を病んでしまう人も居たりして、学校側も今はプライバシーなどへの過度の配慮が裏目に出る場合もあったりする。

それにしても、子供を育てられないのであれば、公的機関に預ければと思うのは、平常の暮らしをしている時であって、何かに追い詰められると、そんな気は回らなくなってしまう人も居るのだろう。

今、ネットで『あたし おかあさんだから』の歌詞が炎上してるらしいと知って、読んでみた。

少なくとも、頑張るという気持ちが溢れ過ぎていて、確かにこれではシンドイと思う人が居ても無理はナイのかも。

昔、自動車事故でムチ打ちになった時に、あまりに辛くて息子が三歳児検診の時に、上手に相手をしてあげられなかったコトを問題視されたコトがある。

その時に、パーフェクトでありたいと思うから、逆に疲れてしまうので、もっとお母さんだって、「フリー・チャイルド(気ままな子供)」の部分を大切にしてと言われたコトがある。

子供が傍に居ない時くらい、自由にした方が良いと言われ、子供達が寝付いてから、少しTVなどを見てから寝るコトにしたりしたのだが、ムチ打ちの症状が改善すると共に、さほど子育ても辛くなくなったのは、もしかしたら心の部分にも問題があったのかもしれない。

「心身一如」という言葉があるけれども、身体が疲れていると心も疲れるし、逆も又しかり。

昔は、子供が沢山居る人が多かったし、親類や知人なども身近に居たので、「親は無くとも子は育つ」と言われていた。

もっと肩の力を抜いて、自分で子育てが無理そうなら、社会に育てて貰う気持ちになった方が、監禁までしてしまって、罪に問われるよりズッと良いのだと、より多くの親達に知って欲しいかも。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:13Comments(0)