2019年02月28日

数字にダマされるな

上の本を読んで、『本当かな?』と思ったコトが、下の本を読んでスッキリ。

タダ、上から下を読む気になるには、かなりの時間が経過してしまいましたが‥‥


ともあれ、上の本を読んだ時には、『前金で代金を貰うシステムにさえしておけば、食い逃げなんてされないんじゃないの』と、マズ考えてしまうタイプなので、続編を読むのを躊躇ってしまったからです。

ちなみに、あまり事業拡大して儲けようと思うよりも、のんびり暮らしていけるだけ稼ぐのが、働き方として一番楽と思ってしまうのですが‥‥

とはいえ、仕事に手抜きをしたら、のんびり暮らしていけるだけ稼ぐのも難しくなりますけどね。

仕事には、真摯に取り組むつもりは有るけれど、身体を壊すホド働きたくはナイという感じですかね。

若い時に、バブルを経験しているので、既にイヤというほど働いてますし。

特に、歳をすれば、お金よりも健康の方が大事です。

昨日の話ではありませんが、身体を壊すと一銭も入らずに、出費が増えるだけですから。

ともあれ、今の国会で統計の恣意的な運用ではないかと問題になっていますが、そもそも、研究結果などで数字をイジる人いうのは一定数存在するのですから、あまり信用するのは間違いだと思います。

「数字は嘘を付くワケではナイけれど、数字の読み方で幾らでも嘘を付ける場合がある」というのは、是非とも知っておくべきかと。

「三割バッター」と言えば、スゴイと感じますが、「あの人は、10回の内に7回失敗するのよ」と言われたら、どうでしょう。

でも、それが数字のマジックの基本ですよね。

同じコトでも、数字を使えばより嘘でも、本物らしく見せるコトが出来るというのは、知らなければダマされてしまいます。

人を信じ過ぎる様な方は、誰かにダマされる前に読んでおいた方が良いかもしれません。

正直、上下巻の本ですが、下巻だけで充分かもしれません。  

Posted by seitaisikoyuri at 22:10Comments(2)

2019年02月27日

東京五輪後の日本経済

本日の本は、こちら。


最初に、お断わりしておきますが、本日は本当に忙しかったので、詳細を書き込む元気がありません。

気になる方は、是非、良い本なのでお読み下さい。

ちなみに、この先どうすれば良いかという設問に対する答えとして、
長く元気で働いていくことさえできれば、たとえ十分な年金がもらえない時代が到来しても、自分の暮らしを支えていくことができます。また、年を重ねても、仕事を通じて社会とつながっていれば、それは生きる活力にもなります。
というのを読んで、思わずのけ反ってしまいました。

というのも、何時も御客様に、この先、どうなるのかしらという問いに、お応えしている趣旨と全く同一なので。

健康でさえいれば、例え今年金が少なくて困っているという独り暮らしの高齢の方でも、暮らせて行けます。

本当は、安心して無理な労働をしないで済めば、それに越したコトは無いのですが、公共機関ではナイのですから、そんなコトは出来ません。

それでも、そうした方々が、少しでも仕事をしやすく、身体を楽に動かせる様にお手伝いするのが、自分の仕事だと思って、日々、精進しているつもりです。

本当であれば、もっと国のトップに近い方には、もっと違った答えを頂きたかった様な気もしますが、どうも今の現状を考えると、そうした意見を述べざるを得ないというのが、正直なトコかと。

そういう意味では、虚飾の発言をしないだけ、良心的な方であると思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:05Comments(4)

2019年02月26日

気血免疫療法

「福田−安保理論」を打ち立てた、安保徹さんの本は数多く読んだけれど、福田さんの本をじっくり読んだのは、コレが初めてかもしれない。


西洋医学の限界を感じて、外科医としての道を捨て、気血免疫療法を打ち出した背景や、生み出した療法について、述べられた本。

この本の出版前に亡くなっているので、この本が集大成になっています。

対談集の中にある、コラムが判り易く書いてあるのが、特に嬉しい。

中医学と日本鍼灸との違いが表になって、明確に書かれていたり。

最期の章に、治療家心得編という、名言集も有り、医療関係者であれば、一度は読んでおきたい本かもしれません。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:12Comments(0)

2019年02月25日

世界の99%を貧困にする経済

アメリカで起きたコトは、やかで日本にもと言うけれど、正にその通りになりつつある。


大衆を食い物にして、何の責任もとらず、富をむさぼる上流層。

その手口は、政治・経済のルールを自分たちに都合よく作り上げ、それがすべての人々の利益になると大衆に信じ込ませるものだと断じている。

トリクルダウンなどという馬鹿げた幻想とか、貧しい人達から少しづつ、でも確実にローンを組ませたり、カードを使わせて搾取するとか‥‥

消費税を還元するタメにカードなんてするよりも、消費税そのものを取り止めるか、増税を阻止すれば良いのに。

どうせ、マスマスの法人税減税とか、武器を買いたいだけで、ホトンド経済再建など出来なかったのだから。

綺麗事の裏側で進む、強者による搾取によって、世界中で中産階級が没落している。

そして、一度下層階級に堕ちてしまうと、中々、浮かび上がれない構造になっているという。

補助金も、本当に末端で働く人々には届かず、中間搾取の人々のタメに行われているのだと。

世の中のたった1%だけが、潤う様な世界では、他の99%は貧しくなるだけ。

民主主義は空洞化し、法を破ってでも利益を得たいという人々は、政府を抱き込んででも潤うとする。

マスコミも信じられず、金持ちを利する経済の結果として、ドンドン格差は広がって行くという。

我々は、どうやってこのグローバル経済の大波を、乗り越えて行けば良いのだろうか‥‥  
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2019年02月24日

本日は休養日

昨日が、終わってみれば、結構忙しい一日になったので、買い物などに出掛けた位で、ボーッと過ごしました。

で、会員登録が切れるというので、借りて来たのがこちらのDVD。


『なんで、旧姓なのかな?』と思ったので、懐かしい感じで借りて来ました。

中でも、サディスティック・ミカ・バンドの「タイムマシンにおねがい」が聴けて、ラッキーでした。

皆さん、とてもお若いし。

主人と、最初の一回目はしっかり聞いてましたが、二回目は一人で聴きつつ、最近、ハマっている井岡瞬さんの小説を読みつつ。

その時に、読んでいたのは、

でしたが、この著者の本の今まで読んだ中では、「代償」が一番グッと来て、読み出しました。

それと類似の「悪寒」も良かったです。

短編集でシリーズにして一冊の小説も面白いですが、長編小説の方が読ませます。

ここ何日かで、何冊も読みふけってしまいました。

ともあれ、先週の疲れを癒すタメに、一日使ってしまった感じなので、本日はしっかりブログを書く元気が出ません。

明日は大丈夫だろうと思いますが、簡単ですけど今日はもう早目に休みます。  
Posted by seitaisikoyuri at 20:33Comments(0)

2019年02月23日

期待バブル崩壊

こちらの本は、今の世の中をキチンと類推したのではと思う本。


五年前に、アベノミクスの問題点を如実に指摘した本。

リストラばかりして、日本経済を疲弊させるのは間違っていると指摘しているのに、そうした提言を受け入れず、無駄なコトを政府はしている可能性が高い。

例えば、地デジに伴うポイントの付与とか。

あの時に、家電製品を無理に買わせた結果、東芝やシャープが駄目になった可能性も高いのではないかとすら思う。

一時、急激に購買させてしまうと、その後の谷が深い。

そうした、別に経済学を本気で学ばなくても、想像出来そうな問題を理解してなさそうな人が、日本のトップに多過ぎでは。

株価も、少し上げて来てはいるものの、三月期決算を考えれば、ある程度当然の成り行きかと。

低迷したままでは、日本の多くの会社が大変になりそうなので、ドレッシングを掛けまくりではと思ったりもする。

ともあれ、実質的に消費が上向かないのでは、どうにもなるまい。

少なくとも、日本にはまだ一億以上の国民が存在するのだから、国民が消費できる様にすべきであって、法人税減税などしたら、給料に回らず内部留保が増えるだけというのは、この本の推察通り。

本来、こういう的確な指摘をする人が、経済運営をすべきなんでしょうが。

ともあれ、空回りを続ける異次元金融緩和措置に、出口政策は果たして存在するのでしょうか。

本当に、それこそが最大の今後の日本の大問題だろうと思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:35Comments(2)

2019年02月22日

何時までも失われる日本

データというのは、自分が思う通りに出るとは限らないけれど、だからこそ、それが何故なのかというコトを付き詰めるべきではないかと考える。

そういう意味で、必ずしもデータが出されているからといって、解釈が正しいかどうかは判らないという典型的な本がこちら。


10年ほど前の本なので、ある意味この指摘が正しいか否かというコトは、ある程度確認出来るのではないかと思う。

ともあれ、言っているコトは正しい部分と、そうでナイ部分が混在していると思う。

特に問題だと思うのは、「外車販売台数で地域格差を見ることができるか」という章。

著者自身で、人口当たりの外車の数や、車に占める外車の比率で判断すべきという意見があるかもしれないが、と断っているのだけど‥‥

東京と他の他府県などては、圧倒的に人口が違い過ぎてしまう上に、都市部では公共交通機関が発達していたり、地方では必ずしも金持ちが外車を買うとは限らないコトを知っているからである。(全てではナイけれども、本当の金持ちほど見栄を張らないという場合も存在するし、蔭口を叩かれないタメに買わないという人も存在する)

ともあれ、「子育てのコスト=あきらめなければならない所得」という説と、「官民格差は地域に何をもたらしたのか」という説の結果として、地方の公務員同士の結婚というパターンが、子育てのタメに離職するコトも無く、この本の10年後の結論として、最強パターンとして選ばれているケースが多いのではないかという推測は可能。

なので、全否定するつもりはナイのだが、少なくとも著者はあまり重視してナイ、非正規雇用になって、収入が不安定な男性が特に結婚が難しくなってしまっての、少子化というのが日本の問題を大きくしている可能性が高い。

少子化であったとしても、日本がダメになるとは限らないけれども、ワーキング・プアとまでは行かなくとも、結婚して子供を持つだけのゆとりがナイ男性や、非正規であれば出産時の収入の減少という問題もあるので、男女共に非正規では、子供を育てるというのは大変であろう。

ラストに、女性は離婚すると経済的には苦しくなるけれど、支出の満足度は上がるというのも、離婚したいと思うだけの相手と別れるにはそれだけの理由が、当然、存在するワケで。

どうも、著者の考え方には、何となく納得出来ない部分がかなり有る。

「データ」というモノは、恣意的に判断しようとすれば可能なのだというコトを証明している部分も多いのだけれど、その上「データの改竄」まで今の政府が、指示しないまでも忖度を願っていたとするのであれば、この先の日本経済は不透明感が増すだけ。

結局、非正規が増えたりして、年収の少ない人が増えれば、一時的に大会社の決算は好転するかもしれないけれど、結果的に自社製品を買えない人々が増大してしまうので、自分の首を自分で締めているのと同じなのだというコトを、証明してみせたこの10年なのかもしれないと思う。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:49Comments(4)

2019年02月21日

回復力

誰しも失敗したくナイのは山々だが、成功ばかりの人生など皆無。

そういう時にどうすべきかという本がこちら。


失敗を怖れるより、失敗から何を学ぶかで、人生は違って来る。

であれば、勝ち続ける人生は最良かもしれないが、どうせ何処かで失敗するのであれば、挽回可能な時期で失敗した方が良いのかもしれないとすら思えて来る。

故に、失敗した時に、どうリカバリー出来るかというコトの方が大切。

些細な失敗をして、大きな失敗を未然に防ぐというのも有効かもしれない。

ともあれ、今は失敗した時のバッシングが、フェアでは無いという指摘も。

確かに、この本が書かれてから十年で、その傾向はマスマス顕著になっている。

日大アメフト部の悪質タックル問題にしても、実行させらた人は法的に審議されるけれど、大元の示唆した人物は罪に問われないとか‥‥

卑劣な性犯罪をしたとしても、国会議員でいられる国なんて、とても一等国とは考えられない。

人によって、ゴールポストを動かす様な国では、とても世界からの信頼など得られないだろうと思うけれど、国民は忘れっぽいとトコトコン馬鹿にされているのだろう。  
Posted by seitaisikoyuri at 19:42Comments(2)

2019年02月20日

一粒で二度美味しい

という、お菓子のキャッチコピーがありましたが、このミステリーは京都案内としても、確実に使えると思います。


シリーズ物なので、しばらく楽しめるのではないかと。

ココには書いてませんが、最近は超大作という感じの小説があまり出て来ないので、長く続いている人気シリーズで面白いモノを見つけると、しばらくドップリ浸れるので嬉しいです。

ちなみに、その手の本は自分で楽しんでも、あまりココには書かないのですが‥‥

ともあれ、ヒロインと同じく他所から京都に来て暮らしている方が書いているので、京都の名所案内としても、グロメ案内としても使えるだろうなと思う部分が、とても多いので京都に興味が有る人には良いのではないかと。

本日は、他のオススメしたいミステリーについて書こうとも思いましたが、取りあえずコチラを先に紹介してみました。

軽いタッチなので、気楽に読めると思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:43Comments(0)

2019年02月19日

仕事にどう向き合うか

現代の生活は、先が読めない場合もある。

故に、己を知り、己を活かす仕事に就くには、事前の準備が必要だという指南の本がこちら。


ともあれ、自身の半生を振り返り、それなりの仕事に就くには、在日の壁が厚かったという。

世代的に、少し下ですが、我々が学生の時には、かなりその手の偏見は強く。

女性と言えど、親元から通っている方が、下宿している人より、就職の時に優遇されたりしてました。

四大卒より、短大卒の方が、就職に有利だったりもしてましたし。

在日の彼と付き合っているけど、互いの親が反対しているので、結婚は無理という様な話をしているクラスメイトが存在したり、今とはかなり感覚が違ったと思います。

著者は、三十代後半まで、非正規の非常勤講師をしていたと言います。

タダ、必ずしも今の時代では、その後正規職員になれるかどうか。

ともあれ、自らを信じて、己を磨くコトでしか、道は拓けません。

門を叩き続け、チャレンジを継続する以外に、自分が満足する仕事に就くのはより難しい時代になって居ると思います。

それでも、自己革新を続けていれば、必ず風が吹いて来ると信じて頑張るしかナイのかもしれません。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:42Comments(2)

2019年02月18日

世界の宗教を知る

日本人は、あまり宗教にドップリという人が少ないけれど、世の中の人の大半は、もっと真剣に宗教を考えている人が多く。

そんな感じの手引きとなりそうな本がこちら。


初歩の初歩という感じで、詳しいコトを知りたい人には向きではナイかもしれないけれど、ザックリと世の中の宗教を知りたい人には向くのではないかと。

ともあれ、先日、川埼大師に行った時に、御寺なのに柏手を打っている人が居ました。

ちょっと、驚いてしまいましたが、やはり「徒然草」ではありませんが、「先達はあらきほしかな」という気もしました。

世の中の常識というモノは、自ら知ろうとしなければ、中々、身に付かないモノ。

特に、沖縄の神様については、この本を読むまで、あまり知りませんでした。

やはり、少しでも取りこぼしがナイ様に、色々と知ろうとする態度は必要ではないかと思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:30Comments(2)

2019年02月17日

心がまあるくなる禅語

昨日は本当に、疲れ果ててしまいヘロヘロでした。

まだ、多少の疲れが残ってはいるものの、今日はホボ休んで居たので、かなり回復しました。


上記の本は、少し前に読んだ禅語の本が良かったので、常時、手にしたいと思って買った本です。

縦長で手帳サイズなので、持ち運びに良いかと。

絵も、何となく心休まる感じがします。

ともあれ、禅宗の言葉は、奥が深いので、簡単に説明されている言葉だけで満足していてもダメなんだろうと思います。

これから、何回も繰り返し読んで、自問自答するつもりです。

何だか、本日もあまり気合が入らず申し訳ありません。

気力が回復するには、少し時間が必要みたいです。

いい加減に仕事は出来ないタイプなので、今日も早目に休んでパワーを蓄えたいと思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 18:40Comments(4)

2019年02月16日

申し訳ありませんが

本日も、少々忙しくなりまして、昨日からの疲れと相まって体調がイマイチなので、簡単な本の紹介だけで失礼します。


前回の『悪党芭蕉』より洗練されているのですが、正直、前回の方が勢いがあったかと。

連載していた本との兼ね合いもあったのだろうとは思いますが、こちらの方が良く纏まっているのですが、逆にこじんまりしてしまったかもしれません。

それでも、芭蕉について知りたいという方には、良い本ではないかと。

かなり前作と似通っているので、好きな方をどちらか読むというのでも良いまではないかと思います。

では、本当に体調が悪いので、本日はコレで失礼します。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:53Comments(0)

2019年02月15日

疲れている時に読むと

かなり、心が安らぐ気がするのが、こちらの本。


本日は、御客様の都合が午前中に殺到していて、本当に疲れました。

ブログを書く前に、少し寝てスッキリしたので、何とか持ち直して書けそうです。

ともあれ、人生で傷付かナイ人などというのは、まず存在しないのですが、要はそれを何時までも引き摺るのか否かという事で、人生に対する明暗が出かねません。

「過去に囚われるな」というコトは、精神医学のみならず、禅宗などでも説かれる言葉ですが、過去の経験はもう既に終わったしまったコト。

政治家であれば、過去の失敗を無視して、もう一度失敗しない様に、世の中を導く責任があると思いますが、普通の人であれば、なるべく過去は忘れ、再び同じ失敗をしないタメだけには覚えていた方が良い程度で、自分が悪かったから起きたのではナク、他者が悪かったから起きた嫌な思い出は、綺麗サッパリと忘れてしまった方が気が楽です。

タダ、無理に忘れようとして、意識下に残っているという場合もあり、逆に問題を長引かせるのであれば、思い出しつつも、『過去は変えられない』と繰り返し認識するというダケの方が良いかもしれません。

上記の本は、読みやすいので、気になる人は一度自分で読んでみるコトをオススメします。

さて、明日も仕事が待ってます。

明後日の休みを楽しみにして、今日は早く寝るコトにします。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:37Comments(0)

2019年02月14日

ネットとリアルの上手な付き合い方

フェイスブックなどは、便利ではあるものの、無駄に時間を取られやすい。

過去に『ミクシィ』をやっていて、SNSで繋がるというのは、中々難しいという気がした。

確かに、リアルな友人関係などであれば、近況を簡単に知るコトが出来るのは便利ではあるのだけれど‥‥

その辺について、書かれた本の著者は何年か前に、長野市長選にも出たコトがあり、僅差で敗れはしたものの、新人としてかなり短い出馬表明からのコトを思えば、善戦というより他は無かった。


特に、注意事項として書かれているのは、
SNS上には危うい出会いや怪しい横棒が無数に存在しています。日頃からしっかりと選択眼を磨いておかないと、出会ってはいけない人に会ってしまいます。安易なつながりばかり求めていると、行ってはいけない方向に連れていかれてしまいます。
というコト。

ちなみに、不規則な時間で仕事をしていたりすると、仕事が終わってゆっくりしている時とかに限定して、ネットに接続しないと、一日の予定が狂ってしまうのと、大好きな読書の時間が取れないので、最近はSNSはホトンドして無いに等しい感じです。

それでも、上手く使いこなし、空き時間だけで良ければ、インターネットが無かった時代よりも、情報を簡単に仕入れるコトも出来ると思います。

我々は、インターネットに振り回されるコト無く、上手な利用を心掛けないとイケナイという警鐘を鳴らされている様ですね。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:27Comments(2)

2019年02月13日

真の芭蕉像を描く

のは、とても難しいと思うけれど、今までの『俳聖』という崇め奉る一方の考え方を廃し、大胆にその真実の姿を探ろうとしている良書。


近世というのは、かなり難しい時代。

ある程度の資料は残っているし、下手をすると新資料が出る可能性も秘めている時期なので、逆に煩雑になりやすい。

それでも、色々と丹念に調べて、良い面も悪い面も書いてある。

特に、昔は男色というのは、子孫を残すという責任がある人以外に於いては、さほど日本では敬遠されて無かったとはいえ、ココまでしっかりと芭蕉の性癖について書いた人は無かったのではないか。

少なくとも、もっとその辺にスポットを当てたら、ミステリアスな行動の意味がより鮮明になるのではないかという気もしなくもナイが‥‥

そういう意味でも、世代が変わると世の中の常識が変革する。

おそらく、『奥の細道』として名高い紀行文が、芭蕉が没した後に世の中に出たというのが、一つのポイントなのかもしれない。

最近、江戸時代にも関心が出て来ているので、色々と読み始めた中で出色の一冊。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:17Comments(2)

2019年02月12日

心が晴れる禅語

少し前に、お知り合いの方から「喫茶去」という禅語を知り、久々に禅宗について知りたくなったので読んでみた本がこちら。

 
「あるがままに生きる」という感じの、禅宗の教えに心が穏やかになりました。

「過去はもう過ぎてしまった、未来はまだ来ない」という言葉は、別に禅宗ではナイのですが、洋の東西を問わずに言われている言葉です。

我々は、過去に縛られずに、一日一日を自分らしく生きるしか無いのだと改めて感じました。

ある意味、若い時に読んだ宗教の本は、知識として捉えていた様に思いますが、歳をして読むと、何を読んでも深く感じ入る部分が存在します。

若い頃とは、違った意味で、一つの宗教にだけ思い入れを持つコトは出来ませんが(どの本を読んでも感銘を受けてしまって‥‥)、結局、八百万の神というコトになるのかもしれません。

無宗教と、多神教は、根っこの部分で繋がっている感じがします。

全ての宗教から、全ての良きモノを受け入れて生きて行くしかナイのかもしれません。

ともあれ、理解力は上がっても、結論は一緒になるという、堂々巡りの人生を生きている感じがします。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:11Comments(2)

2019年02月11日

崩壊する家族

たった十歳で、行政に見殺しにされ、親に殺された可哀想な女の子も居て、世の中の理不尽さを感じるけれど、世の中にはどうしてこんな人間になってしまったのだろうかという人も、数多く存在する。

そういう意味で、親子の関係を考えるタメに読んでみたのが、こちらの本。


そして、続編であるこちら。


どちらも考えさせられる本である。

タダ、世の中には病気であったり、家族観の葛藤であったりして、間違った方向に進んでしまう人が、世の中には一定割合存在する。

しかも、昔だったら、生活にカツカツなのでかなり歳になってしまった子供が働かないとなると、無理やりにでも修行などに出して、ソコの親方などに教育されたり、社会の厳しさに立ち直る以外ナイという選択をする人が多かった様に思う。

無論、社会から逸脱してアウトローになってしまう人も居たけれど。

今は、ある程度余裕が有る社会になったので、親が子供を社会に放り出せず、そのままズルズルと家の中で時を過ごさせて、色々な症状が悪化して、どうにもならないトコまで追い詰められて初めて、問題を直視する親も増えているのではないだろうか。

社会的地位が高い人ホド、問題を拗らせてしまい、にっちもさっちも行かなくなる場合が多い様に見受けられるのは、著者のビジネスがある程度費用が掛かる会社なのでかもしれないけれど‥‥

ともあれ、そうまでしてでも、何とかしたいと思う前に、本当なら様々な関係機関が何とかすべきなんだろうとは思うけれど、誰もが自分の手を汚したくナイし、見て見ぬ振りをするのが楽だからイケナイのかもしれないと思ってしまう。

我々が責めるべきは、もしかしたら問題の有る人だけではナクて、問題を見て見ぬ振りをしている、自分も含めた社会なのかもしれないのだが。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:03Comments(2)

2019年02月10日

川崎大師に行って来ました

去年、初めて川崎大師に行ったのですが、御利益がありそうだったので、今年もお参りに行きました。

去年は、ゴールデンウィークの平日で、さほど混んでませんでしたが、流石に本日は連休の中日とあって、かなり混んでいました。

それでも、少し早めだったタメか、帰る頃と比べると、まだ空いていたので、ゆっくりお参りできました。

タダ、帰り道にはビルが売り出されていたり、去年よりも、お土産を買っている人が、少なそうだったりしている様に感じました。

ついでに、疲れている感じなので、運気を上げようかと、横浜中華街に出掛けて、開運グッズを求めましたが、そこの店長さんと、息子の住まいが、近所だと判りまして、互いに驚いたのですが、最近は、めっきり街が寂しくなったと、仰ってました。

長野辺りと比べれば、そうでもないと思いますが、以前から住んでいると、そう思うのでしょう。

長野の中では、込み合っている小布施の方でも、そう仰ってますし、世の中の景気は下向きなんだろうと思います。

おそらく、そう思わせたくナイのは、政府だけなんだろうと、残念な気持ちになりました‥‥
  
Posted by seitaisikoyuri at 21:49Comments(0)

2019年02月09日

読書の大切さ

読書も大切だけど、それをどう人生に活かすかというのが大事という本がこちら。


そして、それには読んだ本について書くと備忘録になって良いとも。

正に、このブログとピッタリ。

自分では読めない人に変わって、オススメの本をというコンセプトは同じ。

ただ、こちらは経営に、特化しているそうですが。

興味のある方は、どうぞ。

因みに、今、息子の携帯を借りて書いているため、上手く書けませんが御容赦願います。  
Posted by seitaisikoyuri at 15:54Comments(2)

2019年02月08日

どちらが免疫力に良い?

どちらが正しいかという二択形式なので、理解しやすい本がこちら。


クイズ形式なので、読みやすく、免疫力について楽しんで学べるのが嬉しい。

例えば、「風邪で食欲がないときに食べたいのは」、バナナかりんごかという問題。

少し意地悪を言うと、家族が他に居る人ならともかく、独り暮らしだと家に在るモノしか食べられないという制約はありますすが‥‥

ともあれ、答えは「りんご」と聞いておけば、家族と同居してナイ人でも、冷蔵庫にリンゴを常備しておくコトも出来るのではナイかと。

ともあれ、どちらもダメとか、どちらでも大丈夫なんて設題もあったりします。

あまり真剣にならず、どちらかなと考えるコトで、『そうか、こういう時はこうしたら良いのか』なんて思えるのは大事かもしれません。

そもそも、皆、読んだとしても、全部は覚えられないと思いますが、少なくとも、『こういう習慣は続けよう』とか、『こういう行為はNGなんだな』と思えたコトだけは忘れずにいると思います。

軽い気持ちで、免疫について知りたい方には、向くのではないかと。

ともあれ、免疫力がかなり落ちてしまってからでは、この本の通りにしても難しいのではと思う部分もありますが、免疫力は未病の時にこそ威力を発揮するのですから、健康だと思っている様な人こそ、日々の実践に役立てて欲しいモノですね。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:10Comments(2)

2019年02月07日

入浴は大事

今は、シャワーだけで済ましてしまう方も増えているのだけれど、お風呂というのは、全身を温められるので、手軽な健康法にもなる。

我が家にいらした方でも、そういう話をすると「今度から、お風呂に入ろうと思います」とおっしゃる方も、結構いらっしゃったりする。


そういうコトを知らない方には、読んでおいて欲しい本です。

入浴剤の選び方、ダイエットに効果的な入り方、入浴前後の水分補給法や泉質別の温泉の選び方など、知っておきたい入浴の新常識や豆知識を多数紹介しています。

本日は、明日から天気が悪くなるという予報もあり、多少忙しかったので、疲れました。

実に簡単な紹介ですが、申し訳ありません。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:03Comments(2)

2019年02月06日

心臓を使わない健康法

今すぐ始めたい突然死にならない61の生活習慣が書かれた本がこちら。


電車に乗ったら、人とぶつかりやすいドア付近の位置から離れるとか、座りっぱなしになってしまう、快適すぎる椅子は選ばないなど、あまり言われてナイ注意事項も多く。

気をつけるべき話を読んで、生活習慣を変えるのも良いかと。

心疾患も、がんほどでは無いにしろ、死因の上位なのですから、気を付けたいものです。

突然死するのは、本人にとっては楽なのかもしれませんが、家族にとっては心構えが無いだけに、結構キツイものがあります。

実の両親共に、突然死された本人が言うのですから。

「親孝行したい時には親は無し」と言いますが、結構したつもりもあるので、その辺は後悔してませんが、それでも、やはり心の整理が付くのには時間が必要です。

家族にそうなって欲しくナイという方にも、読んでアドバイスに使って欲しい本かもしれません。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:09Comments(0)

2019年02月05日

歯医者の裏側

コンビニも世の中に多いけれど、歯科医院もそれ以上に多いと言われて久しいが、過当競争の裏側はかなりドロドロしているらしい。


ちなみに、「抜かない歯医者のひとりごと」というブログをされているという事は、本で読んで初めて知りました。

タダ、多少残念なのは、父親が東大医学部卒らしく、偏差値にかなり拘っていらっしゃる部分だけはどうかと。

無論、御自身の同級生に、一般常識として知っているべきコトを知らなかった方々がいらっしゃったというコトもあり、ある程度の教養などを持ち合わせて居た方が良いに決まってはいますが、日本最高学府を優秀な成績で出られた官僚の方々の、政治家への忖度を見ている限り、必ずしも頭が良いだけでは、という気がします。

ともあれ、やはり自分の歯と、義歯には違いがあり、インプラントとて義歯には違い無いので、当然自分の歯を温存した方が良いに決まっています。

今の医療保険制度で儲けようとすると、どうしても不正な行為をしたり、高額のインプラントを無理やり抜歯させて、入れさせたりするという輩が出て来やすいという御話。

人間は「貧すれば鈍する」という諺がありますが、「お金があれば有るほど、お金が欲しくなる」という人種も存在するので、そういう人達が存在するのは、ある程度仕方がナイかと。

なので、そういう人々のカモになりたくナイ人は、自分で世の中の仕組みを勉強するしかありません。

そうでナイ人は、結局、ダマされる羽目になりねないのですから。

インフルエンザの新薬で、今年デビューした薬に、耐性菌が幾つも見つかっているとか。

何事も、新しい技術や薬というモノは、世の中に出てから、本当の人体実験が始まるのだというコトを知っておかないと、駄目なんだろうと思います。  
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2019年02月04日

何種類もの方法を

纏めて提示している本がこちら。


とても簡単に出来そうな方法を一気に放出しているので、おそらく幾つかの方法が気に入るのではないかと思います。

しかも手軽な方法ばかりなので、やってみて期待値に届かなかったら、次の方法に移れば良いだけです。

是非とも、お試し下さいませ。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:56Comments(0)

2019年02月03日

大人の健康体操

健康にコレが良いと言ったとしても、継続出来なければ難しい。

特に、ネット環境では直接会って、何かを教えるというのも難しいのだが、面白い本を見つけた。

本を読んで初めて知ったのだが、高齢の人でも簡単に出来そうな健康体操を考案し、youtubeに動画にアッブしている方が居るという。


中に書かれていた体操を試みてみたけれど、確かに簡単に出来そうだし、効果も有りそう。

動画を検索してみたら、色々と載っていたけれど、上記の本のダイジェストが在った。

ごぼう先生といっしょ! 毎日10分健康 イス体操 ≪大きな字幕付き≫ ごぼう先生インタビュー というモノ。

なので、良かったらそちらを参照して頂き、本を読むなり動画の真似をしてみるなりして頂ければ、良いのではないかと思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:01Comments(0)

2019年02月02日

偽装経済の果てに

ついに、起こるべくして起こったと言っても良いのではなかろうかというのが、膨大な統計の不正問題。

というのも、既に警告していたのがこちらの本。


無論、1ドル50円は極論だろうが、少なくともマイナス金利が続くコトの弊害や、ヘリコプター・マネー的な国債や株式を中央銀行に集める様な政策が、延々と続くハズも無いという論調は正しい。

結局、今季は15兆円近くの年金の株式などの運用損を出して、どうするのか。

もうこれ以上、買い上がれるとも思えない。

それでも、買い上がる以外に方法はナイのかもしれないが、換金しようとした途端に暴落は免れない。

昔、バブル時代に銀行に不動産を買いましょうと追い貸しされて、バブル崩壊と共に泣いた人達が存在したけれど、今は銀行に投資信託を買わされて大変な思いをしている人も居るという。

本来、銀行は将来性のある企業に貸して、企業を大きくして利子を貰って、ウィンウィンの関係を築くのが本来の仕事だったというのに‥‥

ともあれ、高校の英語の教科書に、「銀行は晴れの日に傘を貸してくれて、雨の日に傘を返せと迫るトコ」という一文を読んだ時に決心して、自分では満期近い高利回りの自分の預金担保に、幾ばくかの借金しかしたコトしか無いけれど。

世の中の本を、アットランダムに読んで良かったコトは、世の中にはダマされ易い人を狙うハイエナはとても多く、平気で嘘を並べる人は本当に多く、そして、詐欺師の周りには僅かばかりのお金を目当てに取り巻く人々がわんさか存在しているというコト。

おそらく、祖父の仕事が弁護士だったが故に、マズは相手を完全に信じるなという教えが子供心に刷り込まれているのだろう。

そして、そう教えたにも関わらず心優しい父などは、結構、ダマされていたし。

ともあれ、日本人は島国に生まれ育っているので、極悪人の数がその他の国々と比べれば、極端に少ないので、狡猾な人物に言い包められ易いので、こんな政治がまかり通っているのだろうという気がするけれど、自分の一票で世の中は変わらないと投票に行かない人が多く、プロパガンダにダマされ易いのだから、どうしようも無いのかもしれないが‥‥  
Posted by seitaisikoyuri at 22:22Comments(2)

2019年02月01日

元気が出る本

昨日の疲れで、ホボ一日グッタリしてました。

流石に、仕事中はしっかりしておりましたが‥‥

ともあれ、そんな時に読むだけで元気になれそうな本がこちら。


宇野千代さんと言えば、何人もの男性を立派な男性にした方ですし、本当に元気で長生きされたので、真似をしたい感じの方ですが、やはり、気の持ち様が違う。

365日分の話を、スグに読破してしまいましたが、手元に置いて、疲れた時には日々読み返したい気がします。

「読むビタミン剤」みたいな感じで。

格言として「陽気は美徳、陰気は罪悪」とか、「未練を断ち切る最良の方法は忘れること、思い出さないことです」とか、「幸福はとび切り上等なものばかりではありません。どんなにささやかでも、小さなことでも、あなたが幸福だと思えば幸福なのです、そのささやかな幸せを積み重ねることが、幸福な人生の秘訣なのです」なんて、とても良い言葉です。

疲れてなかったら、もう少し色々と書きたいのですが、本当に昨日の疲れがまだ抜けません。

明日も仕事があるので、昨日よりは頑張ったつもりですが、もうこれ以上は無理なのでお許し下さいませ。

二日連続で、簡単ですがゴメンナサイ。  
Posted by seitaisikoyuri at 20:59Comments(0)