2019年09月30日

間の取り方を考える

世の中をもう少し違った目で見てみると、又、色々な気付きがありそうで。


人づき合いが楽になるかどうかは、ビミョウですが、世の中にはそういう考え方もあるのかという「気付き」にはなると思います。

正直、昔から気がせいてしまうと、「気が利いているが、間が抜けている」と酷評されてしまうタイプなので。

漱石の小説に対する分析を読んでいると、若かった時に読んだ印象と、今とではかなり違って読めるのかもという気がします。故に、何れ、暇な時に、改めて漱石を熟読してみたいと思ったりもするのですが、どうなりますか‥‥

ともあれ、太宰治については、変わった説を提唱しているので、興味がある方は読んでみて頂きたい。

そういう考え方もあるというのは、とても新しい視点かもしれないので。

昔から、「気の弱い方が沈黙を怖れる」というけれど、黙っていても安心出来る関係を築けるかどうかが、信頼の分かれ目なのかもしれないと感じた一冊。  

Posted by seitaisikoyuri at 23:29Comments(2)

2019年09月29日

ホッコリしたい時に

先週の疲れが出て、しっかり寝てました。

流石に、若くなくなって来たので、以前より疲れが簡単には抜けナクなりました。

あまりに現実は希望が持てなくなって来ているので、せめて小説の中だけでも希望を見つけて下さいませ。(駄目だ駄目だと諦めてしまっては、本当にダメになるというコトを示唆している、楽しい小説です)


実際に、小説の様になれるかどうかは判りません。

でも、今の日本に必要なモノは、負け戦だと思っている消耗戦ではナク、奇跡が起きるかもしれないという前向きの努力なのかも。

ラクビーの劇的大勝利を見ても、「為せば成る」のだとも思います。

ともあれ、それには現実的に世の中の資金の流れを、一極集中させて景気を悪くしている、今の政治の打破が必要になるのかもしれませんが‥‥

明後日から、消費税増税でマスマス消費マインドは冷え込むのは間違いありません。

社会福祉に使われるハズが、大企業の余剰金に回っているという今の現状を回避する政治が行われる様になれば、もしかしたらチャンスが生まれるかもしれません。

一人一人が意識を変えて、投票にもチャンと行き、真面目にどうすれば世の中が変わって行けるのかというコトを考えれば、未来は違って来るかもしれません。

著者の小説とすれば、初期のハードボイルドぽい話の方が読んで居て面白かったと思う気持ちも無くはナイのですが、人間は誰しも昔のままではいられません。

失ってしまった過去を求めるよりも、今の良い部分を大事にして、我々は前向きに生きて行くしかナイのだろうという気持ちにさせられます。  
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2019年09月28日

ピンピンコロリをする為に

大型本の上に、かなり専門的な本なのですが、読んでみると図も多く、一般的な人にとって、かなり有益な本だと思います。


結構、高価な本なので、仕事に利用したいという場合で無ければ、図書館で借りるのも、一つの手段かと。

以前から、「運動よりも柔軟体操こそ、健康の秘訣」だと書いてますが、普通の人にこそ、行って欲しい体操が目白押し。

身体に無理をかけない程度の運動ばかりなので、誰がやっても有効だと思います。

ハードな運動だと、やった気はするかもしれませんが、翌日とか翌々日とかに疲れが出たりして、日々継続するのが難しくなる可能性も高く。

この本に載っているのなら、誰でも簡単に出来ると思います。(この本が対象にしている、リハビリが必要な人には難しいかもしれませんが‥‥この本は本来、リハビリが必要な人に対して、補助する人に向けての本ですから)

そもそも、普通の人が無理なく動ける範囲で、身体を動かすというコトを習慣にしてこそ、健康になれるのです。

皆様も、将来、寝たきりにならないタメにも、今から自分に合った運動を一つでも二つでも良いので、日々取り入れて下さるコトをお願いしたいと思います。

残酷な様ですが、おそらく今の日本では安心の老後というのは、将来的には簡単ではナイでしょう。

それでも、健康で自分の身の回りのコトさえ出来るのであれば、老いたとしても、お金はそんなに必要ではナイと思います。

心配なのは、誰かの手が無ければ生きられなくなってしまうと、助けてくれる若い人は減少しているでしょうし、入院したりする施設は不足しているに違いありません。

自分の住まいで、なるべく独りになっても生きられる為に、健康で生きるというコトが、これから一番大事になると思います。

お金を貯金するよりも、健康でいる方がより必要になるので、幸せに老いたければ、自分の身体を大事にするコトの方に、まず重点を置くべきだと思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:44Comments(2)

2019年09月27日

モラルの欠如極まれり

関西電力の岩根茂樹社長や八木誠会長を含む役員らが、関電高浜原発が立地する福井県高浜町の元助役から計3億2千万円分の金品を受け取っていたことも驚いたが、それ対して、経団連の中西宏明会長が「八木さんも岩根さんもお友達で、うっかり変な悪口も言えないし、いいことも言えない」などと語ったというのには、本当にガッカリした。

原発が止められないのは、受益者の間で闇のお金が循環しているからだろうとは思っていたが、ココまでズブズブだとは思わなかった。

しかも、上場企業の幹部達は辞任する気も露ほども無いらしい。

今の時代にそれで通用すると思う感覚が信じられない。

一国のトップが腐敗すると、それがドンドン感染して行くというコトなのだろう。

もう、既に「日本は政治は二流でも、経済は一流」と言われた時代は終わり、とても先進国とは言えない。

韓国の法相の疑惑に対して、検察が必死で追及しているのを見ると、例え検察側の権力争いの部分があるにしても、まだ日本よりも健全だと思う。

最早、日本の腐敗は、どうにもならない所まで行き着いてしまったのか。

既に、日本の成長力は陰りを見せている。

世の中の一部の人間が暴利を貪り、一般大衆が虐げられて、安く安くこき使われているのだから、内需など拡大するハズも無い。

このまま没落して行きそうな国が祖国だと思うと、本物の「愛国心」が有る人間ならば、立腹せずにはいられないと思うのだが‥‥(真の意味で、国を愛してナイ人に限って、平気で「愛国心」を他人に強制しているという馬鹿げた現象に早く目覚めて欲しいモノである)  
Posted by seitaisikoyuri at 21:19Comments(0)

2019年09月26日

圧倒的な迫力

あまり話題の書というのは、読まないのだけれど、流石にノーベル賞を受賞した人の名前くらいは知っているので、図書館で返却本の中にあり、読んでみようかと思い手にしたのだが、淡々と不穏な話を語り続けるのが凄い。


帚木蓬生氏が書いた『臓器農場』を思い出したが、著者が違うと類似の場所に対して、こんなに描き方が違うのかと、驚く。

あまりにも淡々と書かれていた子供時代から大人になるにつれて、謎が徐々に明らかになって行く。

発売後ただちに《タイム》誌のオールタイムベスト100(1923〜2005年発表の作品が対象)に選ばれる快挙を成し遂げただけのコトはある。

革新的技術の先に、人間の尊厳はどうあるべきなのかというコトを、考えさせられる。

とはいえ、我々みたいな普通の人間にとっても、人間としての尊厳など、理想に過ぎないのかもしれないという気持ちにもさせられるが‥‥

本当にインパクトが大き過ぎて、この本に対してどう書いたら良いか、迷ってしまう一冊。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:14Comments(4)

2019年09月25日

世襲政治家にありがちな

話と言えば、そうかもしれいのだが‥‥

以前、読んで色々と読みたいと思った作家の、今までのイチオシ。


最期の展開を、著者はクドクドと語らず、サラッと書いているけれど、やはり中には正義感溢れる登場人物が一人位は居てくれないと、読んでいて辛くなる。

にしても、ラストはそう来たのかという気持ちに、必ずやさせられのではないかと。

実際に、この手の冤罪は有ると、司法関係者の方は書いていたけれど。

マスマス政治不信になりかねないかも。

ともあれ、期待を裏切らない面白さ。

今後とも、この著者に注目して行きたい。
  
Posted by seitaisikoyuri at 20:17Comments(2)

2019年09月24日

世にドロボウの

種は尽きまじというのは、かの有名な石川五右衛門の科白だが、世の中には本当に様々な犯罪が満ちている。


人間の業の深さは、情けない事件の中にこそ顕れる!というコンセプトで、いわゆるB級、C級と呼ばれる犯罪を集めた本。

何十時間も、無銭飲食した犯罪者とか、空腹で他人のお米を盗もうとして、空腹で米袋の重さに押し潰されて亡くなってしまったドロボウとか、よくもこんな犯罪者のニュースを調べたモノだと、逆に感心する。

犯罪は世の中を映す鏡という言葉もあるが、已むに已まれず犯罪を起こしてしまう人の悲しさも漂う。

犯罪とまではいかないのだろうが、どうしてなのかたった四歳で、新幹線に乗ったという子供も存在する。

親にしてみれば、仰天の行動なのだが、幼児というのはどうしてその地にという場合も多い。

たった三歳で、自宅からかなり離れた山手線のホームで保護された子供も居るらしい。

小さな子供は、思いもよらない行動をする可能性もあるので、周囲の注意が必要だ。

馬鹿馬鹿しそうな事件を主に集めた本なのだが、読んで居ると「人間の性」について、ほろ苦さを感じる。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:25Comments(2)

2019年09月23日

医療はどうあるべきか

日本の皆保険だった健康保険は岐路に来ている。

だとするならば、我々はどういう選択をすべきなのかというコトを考えて欲しいという本がこちら。


この本が出されてから、五年。

消費税は、年金、医療および介護の社会保険給付、少子化に対処するとして、5%から8%に上げられた年に書かれた本である。

だが、消費税は結局、社会保障に全て回ったワケではなかった。

そして、今回も10%になったとしても、おそらく防衛費などに消える可能性は高い。

2015年には、団塊の世代が後期高齢者になる。

それまでに、もう6年しかナイのだが‥‥

もっと、日本国民全体が、どうすべきかというコトについて、しっかりとした選択を考える必要があり、その意思を投票という形で表明しなければ、未来は暗い。

どういう選択が良いのかという選択肢を、自ら確認して欲しいと思った一冊。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:18Comments(0)

2019年09月22日

休みだと思うと

一気に、今までの疲れがドッと出て、少し前まで寝てました。

疲れも出るからイイので、出ないとおそらく病気になりかねないとも思いますが‥‥

ともあれ、日帰りで少し出掛けて家に着いたら、丁度、大相撲の優勝決定戦でした。

長野県出身の御岳海が二度目の優勝をしたので、とても嬉しかったです。

昨日、床に就いたのに、少しその前に寝てしまったからか、良く眠れなかったので、起きて読んだのがこちら。


久々に読んだ東野圭吾作品でしたが、やはり初期の方がより本格的推理小説だと感じます。

あまりに面白くて、一冊、スグに読み終えてしまいました。

連休を持て余している方には、是非。

昨日、良く寝れなかった分も、今日、しっかり寝たいと思います。

短いですが、本日はコレで失礼します。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:22Comments(2)

2019年09月21日

気楽だった昔の育児

自分が育てられた時代と比べて、子供達の時代は大変だと思っているが、今の時代に育てられている子供達や親は、もっと大変なコトになっているらしい。


この本に限らず、今は世の中が昔よりも、目指すモノに対して、驀進しなくてはダメという感じになっている。

「良い父親」とか「良い母親」といったモノがあって、無理に頑張らなくてはイケナイみたいな。

我々の子供時代は、子供が多かったタメか、生活に追われていて、「親は無くても子は育つ」的な育児が多かった。

そんな感じで育てられていれば、上記の本の様に子育てに気合を入れてというのは、大変そうだが、今や、子供は一人か二人。

大事な子供を育てているのだというプレッシャーを感じる保育関係や、教育関係者の話を聞いていると、確かにこういう感じになっているのではないかという類推が裏付けられた気がしなくもナイ。

というか、こんなにしゃかきりになったら、子供も何人も産めないだろうとも思う。

今や、世の中がストレスだらけになっていると思うのだが、「失敗しない育児」などいうモノに縛られてしまうと、マスマス人生はストレス一杯になって行くのだろうなと思う。

まだ、子供達は結婚もしてナイので、孫が居ないから他人事なのかもしれないが‥‥  
Posted by seitaisikoyuri at 23:08Comments(0)

2019年09月20日

一病息災という考え方

両親は、別々に突然死したのだが、母と父とでは二十五年程寿命が違う。

健康に自信があった母は七十歳で死んだが、父は自分を大事にしてたので、九十代の後半まで生きた。

やはり、人生は無理せず生きる必要があると気付いたので、本日の本を読んでも『さもありなん』と思うのだが、


病弱だったり、大病の経験がある人が、仕事で大を成すなど充実人生を送り、風邪一つ引かなかった人が突然倒れたり、「健康に気を遣っていた私がなぜガンに?」などという話もたくさん聞くといった、一見、矛盾するこれらの現象が、なぜ現実に起こるのかという点にスポットを当てた一冊。

自分の「治す力」を最大限に活かすには、どうすれば良いかというヒントが書かれている。

この本の方法ももっともかもしれないが、精神的な部分も大きいのではないかと思っている。

父は「メイファーズ」という、戦争で知ったという言葉で生きろと言っていた。

ニュアンス的には、「まぁ、そんなもの」と言った感じで、「まずまずだったら、それで充分」という意味であった。

終戦を満州で迎え、シベリアに抑留されても、そんな感じでいわゆる「柳と風」状態で大変な状況を生き抜いて来たのであろうと、今となっては思う。

波乱万丈でも、自分の意志をそれなりに貫いて生きたのは、完璧を求めず、ある程度柔軟に試練を乗り越えようとしたからではないか。

まさか、近衛兵として軍人になった後に、酷寒の地で奴隷の様な状況になるとは思って無かっただろうが、それでも生き抜いたのは、変幻自在な精神力を持っていたからだろうという気がする。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:22Comments(0)

2019年09月19日

読む価値はあるけれど

他人を自分の価値観で判断出来ると思うなという意味では、確かにと思う話ではあり、そういう点では読んだら、自分の生きるタメの意識に良い変化があるとは思います。


ただ、二人共も少子化に対しての考え方に関しては、どうも認識不足なのではないかと。

無論、理解すべきだと思うから、イケナイのだというこの本の趣旨からすると、構わないのでしょうが。

非正規雇用が四割という時代では、子供が産み難いのは、当然だという気がします。

新自由主義の弊害によって、価値をまず考えてしまうというのは問題だとは思いますが。

少なくとも、「結婚しない人」が増えているのではなくて、「結婚出来ない人」が増えているという認識が無いのではという気がしてしまう。

「山に行けばスッキリ」という気持ちも、充分理解出来るのですが、中には「山に行く暇も無い」という人も増えているのではと。

世の中から「ゆとり」が消えつつあるので、「ギスギス」した社会になっているのだと思います。

我々の生きて来た時代と比べて、今の若者は大変な時代を生きているので、それを意識せずに読んでいれば、とても良い本なのですが。

やはり、「他人」の壁はとてつもなく高いみたいだという読後感になってしまいました。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:33Comments(2)

2019年09月18日

まずは、子供を

ともあれ、大人の貧困問題も大事ではあるが、それよりも子供達の貧困に対してこそ、手を差し伸べなければ、貧困の連鎖は繰り返されるだけ。


そして、


上記の本の様に、大変な子供達を受け入れる場所が提供されれば、下の本の状況は解消されるのではないか。

誰でも、上記の本の様に、ドン底から立ち上がれるホド強くは中々、なれないだろう。

それでも、誰かが本気で心配してくれると思えば、人は強くなれるモノ。

タダ、どんなに子供達に手を差し伸べようとしても、その親に問題があれば、簡単には子供達の環境を変えるという事は、とても難しいというコトを二冊の本は、示唆している。

政治家は、今、有権者からの支持が欲しいので、どうしても投票権が無い子供達よりも、年長者に対しての施策を充実させようとするけれど、将来を考えるならば、子供に直接の支援をする方が、確実に貧困撲滅には有効だろう。

どちらの本を読んでも言えるコトなのだが、理想論を振り回すだけでは、簡単には「貧困」は解消しない。

やはり、当事者の話を聞いて、どうすれば解決の方法があるのかというコトを模索すべきではないか。

今の様な、画一的というか、機械的な救済では限界がある。

こうした現場の声が聞こえる本を参考にして、行政の対応を少しづつでも変えて行かなくては、将来への展望は開けないのではなかろうか。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:56Comments(4)

2019年09月17日

お先真っ暗?

将来は大丈夫と政府が言っても、あまり当てにナラナイというコトが明白になっている現在、既に今でも深刻な状況になっている高齢者が増加しているという。


そして、


ともあれ、老人の増加は避けられないというのに、現実に根本的な処方箋は全く描けてナイ。

それでも、外国との関係を悪化させては、心配だから軍備を増強するという。

人口減少時代に対応するには、もっと社会福祉に予算を配分する以外にナイ。

それには、もっと他国との協調をするべきだろう。

別に、こちらから平身低頭すべきとは思わないけれども、他国に付け込まれないだけの論理武装とか、諸外国へのパフォーマンスとか。

出来るのは、外国へのバラマキでは、どうしようもナイという気がする。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:57Comments(0)

2019年09月16日

江戸時代でも

我々が、教えられた歴史では、いわゆる「百姓は生かさず殺さず」というコトで、武士は年貢を搾り取っていたイメージがあったけれど、必ずしもそれは正確ではナイという本がこちら。


その本によると、あまりに過酷な年貢だと、他国に逃げ出してしまう「走り者」と呼ばれる百姓が存在した。

それでは、元の大名が困るので、逃げた場所の大名に対して返して欲しいと言うけれど、言われた大名は必ずしもそうするとは限らず、自国の領土で優遇する場合も存在したという。

今の日本は、ホボ同じ税制だけれど、場所によっては多少の違いも有る。

しかし、江戸時代は現在の地方税のみを支払わされるのと類似の感じなので、あまりに過酷では、他国の領地に逃げれば、違う生活が出来る場合もあった。

少なくとも、今の日本はまだ他国よりも安心だったり、特に日本語という障壁があって、他国では通じないのだから、今みたいに他の先進国と違って労働者の権利が著しく低くとも、我慢している場合が多いけれど、それに気付いてしまったら、違う展開も考えられるのかもしれない。

という気持ちにさせられた一冊。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:35Comments(2)

2019年09月15日

難聴にはエア縄跳び

歳をしたら、耳の聞こえが悪くなったという方は、結構、多く存在します。

でも、身体が固まってしまうと、中々治り難いモノ。

そんな方に、オススメしたいのが、こちらの本。


ともあれ、本当に「1分でよくなる」のであれば、我々は必要ではナイ訳で‥‥

日々、自分に合いそうな方法を継続しなければ、無理だと思います。

でも、どういう方法が良いのかというのは、簡単には説明が難しいので、この本に書かれている方法を試してみるコトをオススメします。

ともあれ、簡単な方法で個人的にオススメしているのは、両手で両耳を揉みほぐすという方法。

耳が悪くなっている方は、耳がとても硬くなっている人が多いので。

自分で揉むのであれば、揉み過ぎまでは絶対に出来ないので、どういう方法でも構わないので、出来れば少し刺激的という感じで、頑張って揉んで下さい。

耳たぶから、上に向かって揉む方がやり易いかと。

別に、上からでも下からでも、耳全体が緩めば良いので、どちらからでも構わないと思いますが。

ともあれ、上記の本に載っている「エア縄跳び」というのは、膝を痛めてナイ方なら良い方法だと思います。

少なくとも、縄に躓いて転ぶ心配はありませんし。

若い時は、簡単に出来たコトが、徐々に出来なくなって来ます。

無理せずに、少しづつジャンプするというのは、確かに簡単に出来る運動です。

タダ、やり過ぎると膝を痛めるので、足腰に不安がある人は、椅子に腰かけて足をブラブラするだけでも違います。

何であれ、少しづつ身体を柔軟にする努力を続けるというのは健康にプラス。

「無理せずに、日々継続」こそが、身体の問題を少しづつ解消する方法だと思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 20:57Comments(0)

2019年09月14日

希望的観測よりも

どんなに大変そうでも、確実な予測でナイと、問題は深刻化するという気が。

特に、今回の千葉県の台風の被害を見ていると、そう思います。

東京電力が、ダラダラと復旧予想を先送りしているけれども、最初から厳しめの予測をしていた方が良かったのでは。

そうすれば、知人などへの疎開など、色々な策を立てられたかもしれないのに‥‥

少しづつではあるものの、熱中症で亡くなられた方も増えている。

数日前に読みつつ、しっかり書き込むには疲れ過ぎて書けなかった一冊。


父親に子供を産まされるという虐待があっても、誰にも認められず、子供は父親と祖母に捕られ、自身は路上に辿り着いた女性の話とか。

少なくとも、産まされた子供のDNAを鑑定さえすれば、父親の犯罪は確定するだろうにと思う。

結局、世の中に見捨てられる人は存在してしまう。

そうした人々を、他人事として見過ごしていると、結局、巡り巡って災難が自分の身に降り掛かって来た時に、誰にも助けられないかもしれない。

ともあれ、千葉県は日本でも有数の野菜の産地だったりするので、長野あたりの市場では、野菜が品薄になっているという。

そうすると、相場が高騰するので、結局、一般の人にも影響が出るので、痛みは共有されるのだというコトをイメージすべき。

要するに、誰かが困ると、その影響が巡り巡るのだ。

我々は、もう少し他者の不幸を他人事として放置せず、何れ自分に降り掛かる災難かもしれないと予測して行動し無ければ。  
Posted by seitaisikoyuri at 20:22Comments(2)

2019年09月13日

急に涼しくなって

疲れがドッ出て来てます。

本日も眠くて、長く書けそうにありません。


この著者の本は、何冊も読んでますが、久々の会心のミステリーかも。

かなり設定に無理があったりしますが、それを乗り越えるだけの圧倒的な筆の力に脱帽します。

なにしろミステリーなので、色々と書けませんが。

ともあれ、是非、一読して欲しいモノです。

他にも書くべき本はあるのですが、二日続けて疲れに負けてます。

完全に夏バテだと思うので、しっかり寝て復活したいと思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:19Comments(2)

2019年09月12日

久々にとても疲れました

そんな中でも、読んで居たのがこちら。


昨日から、上下二巻を一気に読破させて頂きました。

ともあれ、以前のミステリー一遍ではナク、変わったミステリー。

それでも、言いたいコトは伝わって来ましたが。

流石に、疲れてしまって、コレ以上書く元気がありません。

読んでみたいと思われた方は、是非。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:29Comments(0)

2019年09月11日

政治がまず解決すべきは

今、困っている国民の問題であるべきなんだと思うけれど、どうもそうではナイらしい。

少なくとも、今年は各地で大災害が起きているというのに、なるべくシカトして消費税の増税をしたいという一心が透けて見える、今回の内閣改造。


年金は心配だし、社会保障は削られているので介護の問題も深刻。

だから、安心して結婚も出来なければ、子供も産めないので、もっと年金が心配という負のスパイラル。

ただ、政治家の方々は、代々銀の匙を咥えて生まれて来た方々が増えているので、貧困にあえぐ国民など、全く目に入らないだけでナク、普通の一般国民にも関心はナイらしい。

首都圏で大規模な停電や、断水が起きても、平常とホトンド変わらない感じの政治家の態度を見て、一旦何かが起こってしまえば、国民は簡単に棄民されてしまうのだろうなと思ってしまう。

政治に期待出来ないのであれば、個人の責任として、より多くの人々と繋がる努力をしなくてはナラナイのだろうか。

本来、それは政治の仕事だったと思うのだが、どうやらこの国は底が抜けつつあるらしい。

ノンフィクションであるだけに、よりこの先の日本が心配になってしまうけれど、とはいえ問題を認識して、事前の策を考えるしかナイと強く思う一冊。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:30Comments(2)

2019年09月10日

期待を裏切らない面白さ

以前、初めて読んで面白かったと褒めた作家さんの本を見つけて読んでみました。


正に、期待を裏切らず、一気読みさせて頂きました。

それにしても、世の中にはこういう下種な人間が存在しているというコトの方が現実なワケで。

小説だけは、ラストでスカッとする事が可能ですが‥‥

それでも、やっと日産の社長も退任するコトになって、まだ会社の方がコンプライアンスは有るのだと思ったり。

韓国も政権側が、疑惑は疑惑に過ぎないと、法相の任命を強行してましたが、日本でも、疑惑の人物が文科省の大臣とか‥‥

しかも、さほどその話は議論されず、きっと元総理大臣の息子の初入閣という話題にかき消されてしまうんだろうなと思ってます。

となると、少なくとも政治とマスコミに関しては、どちらが三流国なのかという気もしますが。

ともあれ、おそらく世界中では、ホトンド日韓のイザコザなど、気に留める人は居ないのだろうと思います。

アメリカの動向とか、イギリスのEU離脱問題と比べると、東アジアの国の些少な問題という感覚なんではないかと。

おそらく、既に日本は既に世界から関心を持たれない国になりつつあるんでしょう。

そもそも、そうした世界観の無い人々がトップなのですから。

衰退する企業の問題というのを、実に明確に描いた傑作だと思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:14Comments(0)

2019年09月09日

少子高齢化が続くと

大変と言われているけれど、もしかしたら子供が産まれるというのは、かなり恵まれた夫婦なのかもと思ってしまう。


子供から借りて読んだマンガのダイジェスト版として、事柄をセレクトして一冊に纏めた本です。

マンガを読んだ方が、グッとは来ます。

タダ、昨年の映画の『未来のミライ』に対しても、「勝ち組の話」的な醒めたコメントがありましたが、今は結婚して子供が産まれるという、昔だったら当たり前のコトが、簡単には出来ない時代になりつつあり。

大企業の健康保険組合で組織する「健康保険組合連合会」は、75歳以上の後期高齢者の医療費の自己負担額を今の1割から2割に引き上げる政策提言をしたというし、社会保障が増大するのを防ぐという名目で、ドンドン暮らし難くなって行きそう。

それでも、アメリカからは軍備をツケで買ってでも、増強するというし‥‥

将来が不安で、ドンドン地盤沈下している、さほど面積も大きくナイ国を他国が狙うと思うのは、あまりに自意識過剰ではないかと。

世界が、以前の様に「日本」という国に注目していると思えず。

過去の栄光など忘れて、もっと地道に世界の一員として貢献出来る国家になる道を模索しないとダメなんじゃないかと思うのだけれど。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:34Comments(2)

2019年09月08日

首や肩を緩める方法

雑誌に掲載された記事を纏めたという本がこちら。


ともあれ、この本の中に書かれた方法の中で、自分に合った方法を見つけて、繰り返すのが良いかと。

ある意味、幾つも方法が有り過ぎるのは、逆に気が散ってしまって長続きしない可能性が高く。

一番やり易く、続け易い方法を選ぶべきではないかと思います。

個人的には、まぶたの上を目の中央部分から、外に向かって三か所三回づつ摘んでから、こめかみを軽く摘んで優しく引っ張るのを三回繰り返した後で、下まぶたも中央から外に向かって三か所三回づつ摘まむのを三回繰り返すという方法が、継続しやすいのではないかと。

皆様も、自分に合いそうな方法から、お試し頂くと良い結果が出ると思います。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:59Comments(4)

2019年09月07日

目のトラブルを知る

老化は目からと言いますが、最近、目の調子が悪くて眼科に行ったら、ドライアイだと言われました。

で、もっと目について知りたくて借りて来た本がこちら。


例えば、ドライアイの緩和には、高速でまばたきをして回数を増やすと目の表面が潤いを増すと書かれてました。

まばたきを意識的に増やすことで、まぶたの筋肉を強化して、完全にまぶたを閉じるコトも必要だと。

目薬を付けるだけよりも、根本的治療に繋がりそうです。

パソコンや、スマホなどの影響で、ドライアイの人が急増しているらしいので、皆様もお気を付け下さいね。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:18Comments(0)

2019年09月06日

健康寿命を延ばす

様々な最新の、科学が証明しようとしている長寿への鍵が幾つも書かれている本がこちら。


科学的エビデンスに根差した現状リポートというだけあって、まだ決定的な証拠が無い場合は、その旨正直に書かれていたりするので、逆に清々しい。

ともあれ、以前も書いたと思うけれど、人工甘味料ホド駄目なモノは無いようだ。

少なくとも、ローカロリーに魅かれて入れる位なら、普通に砂糖を入れた方がよさそう。

そして、ジャンクフードに手を出さなければ、より健康になれるだろう。

それ以外の、色々な情報を知りたい方は、是非、ご一読を。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:09Comments(4)

2019年09月05日

心温まる一冊

著者が今まで書いたジャンルとは、似ている様で方向性がかなり違う一冊。


世の中には、運不運がある程度存在して、ほんの少し違えば違った結果になるコトが多い。

本日の京急とトラックの事故だって、今朝起きた時に、亡くなられたトラックの運転手の方は、まさかこんな事になるとは思わなかっただろうにと。

高齢になっても働かなくてはナラナイ人も居れば、余裕があって無理に自分で運転しなくても良かろうに、運転して事故を起こしても、未だ責任を取らずにいる人も居る。

人生というのは、ある意味不公平だというコトを、長く生きていれば知ってはいるけれど‥‥

過去は変えられないけれど、少なくともやり直すコトは可能だと思える一冊。

必ずしもハッピー・エンドでは無いけれど、読後感は悪くナイ。

一日の疲れが吹き飛びそうな小説。  
Posted by seitaisikoyuri at 20:03Comments(2)

2019年09月04日

流石に疲れて

本日は、本の話題を書く元気がありません。

ともあれ、雑感として、日本と韓国のマスコミについて、書こうと思います。

少なくとも、政権の問題を追及しようとしている態度に関しては、日本のマスコミは完敗状態ではないかと。

正直、自分達の政権のバッシングが出来ないので、他国を叩いているのではないかと。

韓国も、政権側が押し通しそうですが、日本はホトンド政権に対して手も足も出ない状態。

それこそ、日々、残念な気持ちがしてなりません。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:03Comments(0)

2019年09月03日

久々のヒット

初めての著者で、読み終わって面白い時は本当に得した気分。

何故なら、その著者の他の本も読めると思えるから。


ハウスメーカーの物語なんだけれど、実に良く練られている。

早読みの欠点は、読みたい本が徐々に少なくなってしまうコト。

お気に入りの著者の本は、そんなにドンドン出るハズも無いので、読んだことが皆無の著者の中から、面白そうな人を見極めなくてはナラナイ。

ミステリーで無ければ、あらすじも書けるのだけれど‥‥

ともあれ、まだ一作読んだダケなので、著者の一番の傑作はコレと言えないのは残念なのだけれど、その内に御紹介させて頂きますね。

ともあれ、本日は、それなりに忙しく、明日も早くから仕事が入っているので、本日は簡単ですが、コレで失礼させて頂きます。  
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2019年09月02日

昔は賞味期限は無かった

と思うのだが、今はそれに縛られている人も多く。


信じられないかもしれないけれど、昔の家庭科の教科書では、缶詰は半永久的に食べられると教えられてました。

無論、缶の形が変形しているモノは、衝撃などのタメに劣化している可能性が高いので注意して食べる様にとは、書かれてましたが。

卵にしても、加熱して食べれば大丈夫というのも、当時は常識でした。

タダ、それが故に、お店で買ったパンを食べて、食中毒になったコトもあり、注意は必要だと身に染みて身体に叩き込まれた時代でした。

なので、賞味期限が付いて良かった部分も無くはナイのですが‥‥

タダ、昔の人間からすると、お年寄りが経済を考えて大パックを買うよりも、小さいサイズを買うのが正義と言われてしまうのは、少しどうなのかと。

そもそも、御年の人々に物を貰うと、時々、賞味期限が切れたモノを貰ったりするコトがあります。

それでも、大正生まれの両親に育てられていると、捨てるのが悪い気がして、食べられそうなら食べるのですが、そういう意味でも、賞味期限にルーズな年齢の人々は、食べられそうなら食べるという習慣が付いているので、無理に賞味期限の短いモノを買うべきと、一刀両断するのは如何なものかと。

捨てると思いつつ、キャベツなどを丸で買うというのは、間違っているとは思いますが、少なくともキャベツなどは切られたモノは、切り口から劣化するので、丸で買った方が長持ちするとも思います。

批判がましいとは思いますが、そもそも、我が家では余程のコトが無ければ、何とか賞味期限が切れていても、食べる努力はしているので、正直、この本を読んで今までの習慣を変えなければという点はホトンド無いかと。

タダ、周囲から野菜を貰う時は、同時期に何人もに頂戴したりするので、そういう時は中々大変です。

フードバンクに寄付するというのは、とても良い取り組みだとは思いますが、生鮮品は難しいので、せめて、周囲の方々におすそ分けする以外に、方法はナイのかもしれません。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:16Comments(0)

2019年09月01日

引っ越し大名を観て来ました

本日、主人と子供達は「ワイルド・スピード」を観たいと言ったので、ホボ同じ時間で上映していた「引っ越し大名」を一人で観て来ました。

というのも、その当時の事について、現在色々と調べているので、丁度時間が合った上に、興味が出て。

ちなみに、物語の演出のタメに、引っ越しさせられるのは柳沢吉保の陰謀と書かれてましたが、実際は越後騒動の仲裁の不手際を責められての、減俸です。

ちなみに、映画では触れられてませんが、実在の歴史では、最終的に越後騒動の高田藩主松平光長の養子に松平直矩の三男が入って、完全に越後騒動は終結したので、苦労は報われたと言えます。

ともあれ、映画自体は、面白かったです。

主演の星野源さんは、ダメな役をさせて後に、立派な感じの人になるという役をさせたら、とても上手いと思います。

少々、遠くへ行ったので、かなり簡潔ですが、本日はこれで失礼します。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:44Comments(2)