2019年11月30日

なぜ、同じ間違いを繰り返すのか

「間違い」とは、いくつかの選択肢があって自主的に選べる場合に、そこで「最適でないものを選ぶ」ことであると著者は断言します。

間違えたとしても、さらに物事を深く理解して、進化すれば良いのに、そうではナイ人も多いという苦言を呈する本です。


「また、同じ間違いをしてしまった」という結果だけを重視してしまい、次からは間違わないようにしようという精神論で終わりにしてしまえば、同じ間違いをくり返してしまう。

それは「悪い間違い」であり、次回は正しい選択肢を選ぼうとしさえすれば、「良い間違い」になる。

特に、日本人に多いのが、めだかの学校型というタイプで、群れるのが好きで付和雷同しやすい。

戦争後に、「だまされた」と言っても、「だまされる」こと自体が大きな罪であり、政府・軍部だけでなく、多くの国民が積極的に「だます」ことに協力していた。そして、「だまされていた」と平気なのであれば、今度も何度でもだまされるだろうと。

だからこそ、何度でも現在も政府に騙され、ジャパンライフなどに於いて、首相の知り合いだからと、大金を巻き上げられるコトになったのではないかと感じます。

そして、未だに首相の支持率が高いという報道が正しいのであれば、マスマス騙され続けて、消費税の大幅アップ、健康保険の支払いアップなどで、ドンドン苦しい生活になるに違いありません。

ともあれ、それで満足というのなら、何も言うつもりは有りませんが、困窮してから「政府に騙された」と言っても、どうにもナラナイのだと覚悟だけはしておいて欲しいものです。  

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2019年11月29日

高血圧を解消するコツ

意志が弱くても、面倒なコトが嫌いでも、少しづつの努力を続けるだけなら、出来そうなコツを書いた本。


例えば、「1日1本バナナを食べる」「醤油のかわりに酢をかける」「電話は3回鳴ってから出る」「朝起きたら布団の中でグダグダと足を動かしたりしてから起きる」「冬は帽子とマフラーと手袋をする」「昼休みには10分昼寝してみる」などなど、あまり真剣にしなくても、簡単に出来そうなモノが幾つもあります。

とにかく、焦らないコトの方が大事なので、のんびりゆったりした生活を心掛けるべきなんだとか。

上記の他にも、色々なコツが書かれているので、血圧が心配な方にオススメです。  
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2019年11月28日

ちょっとブレイク

久し振りにミステリーを一つ。


日本では、簡単にブラック企業が存在している。

そもそも、労働者の地位が、諸外国より低すぎるのが、最大の原因かと。

韓国みたいに最低賃金を一気に上げるのは、難しいと思うけれど、徐々に上げて少なくとも、一時間千円くらい、最終的には千五百円くらいにしてかないと。

と、思ったていたら、東京オリンピックでも、有償でアルバイトを募集しているとか。

無償でボランティアをしようとしていた人には、気の毒な話。

ボランティアは確かに必要だろうが、一方が無償で、片方が有償というのでは、どうなんだろうか。

台風で被災していて、大変な人にしてみれば、ボランティアは本当に有り難い存在なのだけれど、オリンピックは少し状況が違うのではないか。

しかも、一方がタダ働きで、もう一方が自給1600円とかでは、嫌な気持ちになりはしないだろうか。

人の善意に付け込む感じの様では、どうなのかと思ってしまう。

そもそも、どうせオリンピックで儲けようとしている企業が存在しているのに、何だか不快な気持ちになってしまうのだが。

ともあれ、本の話をホトンドしてませんが、「アナザーフェイス 」のシリーズは、かなり面白いので、上記の本を含めて、オススメです。  
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2019年11月27日

死は虚空への旅立ち

より良く生きる為には、より良く死について考え、死の前に自分の人生をしっかり燃焼させるべきという対話集。


「健康問答」の二巻の後、再びの作家の五木寛之氏と帯津良一医師の対談集です。

若い頃は、どうせ死ぬのだから、遅くても早くても一緒だと捨て鉢な考え方をしてましたが、以前にも書いたかと思いますけど、医学部の教授が授業で「僕は歳なので、君達はもう歳なのだから、死んでもしょうがないと思っているだろうが、逆に、ここまで生きて来たからこそ死にたくないのだ」と言ったという話をしたのだと、医学生達が複数で会って話をした時に、語ってくれました。

「でも、教授はガンなので、おそらくもう駄目なんだけど」と、三人が沈痛な感じで‥‥

その時に、生きていたら、そういう気持ちになるかどうか確かめるタメにも、生きてみたいと思ったのを、今でもしっかりと覚えています。

ともあれ、まだ子供達が完全には独立してナイので、今は死なない方が良いかとは思うものの、やはりあまり死に対する恐怖が湧かないし、そもそも、お二人の様に『天命』と思っているので、あまり気にはなりません。

可能であれば、今、仕事以外にある事を成し遂げようとしているので、出来ればそれだけは完成させたいと思ってますが。

ともあれ、両親共に突然死したので、周囲が大変なのは理解してますが、本人は一番楽だろうとも思います。

理想としては、何かがあって数日後、まだ多少意識が残っていて、最後に家族などとお別れ出来てから、死ねたら最高だろうとは思わなくもナイのですが、あまり欲張ってもイケナイと思ってます。

昔から、諸行無常の中世という時代が大好きでしたから、結局は卒論は中世でしたし‥‥(古代は謎が沢山あるので、推理小説的な魅力があり、中世とは違った意味で、真実が知りたいという意味では、大好きなんですが)

なので、お二人の対談は琴線に触れる部分がかなり有るので、とても面白く読みました。

流石に、じわじわと亡くなるかもという病気になったら、最終的にどう考えるかは判りませんが、それはそれで、もともと好奇心が強く、若かった時への宿題の答えみたいなモノなので、知りたいという気もします。  
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2019年11月26日

生涯独身で良いのか

というコトを、データで示して書かれた本です。

三日前に書いた本とは比べ物にナラナイほど、的を得た本かと。


無論、本当に独身で生きたいと思っているのであれば、良いのだけれど、若い頃には男も女も『何時かは結婚したい』と思っているにも関わらず、男女共に独身でいる人が増えているのは何故なのか、というのを突き詰めた本。

そもそも、出生に於ける男女比は男の方が多いのだから、一夫一婦制となると、当然、他国からドンドン女の人を迎えるならともかく、男性の方が独身になる可能性は高い。

それを無視したとしても、男性が再婚で女性が初婚という組み合わせが、割と多いという現実を考えれば、若い男性が消極的では、結婚は出来ないかもという警告の書。

確かに、実際に男性が再婚で女性が初婚という組み合わせの話を、時々、聞くコトが有る。

男性に同居している子供が居たり、別居している子供が居るなど、条件は様々だが。(極稀に、女性が連れ子で初婚の中年過ぎの男性と結婚したという話も聞くけれど‥‥)

昔から、当たって砕けろ式の男性は、結構、綺麗な人を幾人か変えつつ、交際していた。

要するに、『断られたらどうしよう』という気持ちを捨てて、チャレンジするつもりになるのが大切なのだろうとも思う。

加えて、日本だと勤務先が実家に近ければ、結婚するまで親と同居という人が、男女共に多いのが問題で、子供の自立を阻みかねない親の問題が指摘されている。

ともあれ、結婚の大半はホボ夫婦が2〜3歳以内が大半であって、それ以外を望むのはかなり難しいと知っておくべきらしい。

無論、そうでナイ人も存在はするが、それにはかなりのスペックが必要だし、確率的にはかなり少数派。

それでも、自分は大丈夫的な甘い考えでは、特に男性は婚期を逃す事になりかねないし、女性も家の居心地の良さに甘えていると、共に老後は独り暮らしになりかねないという。

その辺を自分で良く考えて行動しようという、実に適切なアドバイスをしている本と言えよう。  
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2019年11月25日

ゴースト血管に効く

数年前のコトですが、松本市のイベントで手の血管を見る事が可能な装置で測定して貰ったら、ゴースト血管だと言われました。

なるほど、それで手が冷たいのだと、意識してお風呂に長く入ったりしたので、多少は改善しつつあると思いますが、中々、簡単には行かず‥‥

そういう人にとって、画期的な本がこちら。


特に、上を向いて両手両足を上げて、ブラブラさせるという運動をしていると、汗が出て来て、とても効いてる感じがしました。

ともあれ、何でも三日坊主になってしまっては、ダメなので、これからも続けて行きたいと思ってます。

流石に、もう健康的な生活をしようと努力しなくては、無理な年齢になって来ているので。

皆さんの中にも、手が冷たいと他人に言われる人が居たら、是非、教えてあげて下さいね。

もっと早く知りたかったと思う体操が、幾つも書かれてます。  
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2019年11月24日

困った時はトイレにかけこめ

子育てに迷った時に、勇気付けられた著者の本です。

こちらは、万人向き。


過去を振り返るよりも、未来への勇気が大事というのが、アドラー心理学の最大の教えでしょうか。

題名が良かったのか、アドラーは『嫌われる勇気』の本で、日本では有名になりましたが、その本よりも、判り易いと思います。

自分の心に付いてしまったクセをリセットして、新しい自分になろうと一歩踏み出すコトを提唱しています。

人生に対して、あまりクヨクヨせずに生きられる様になったのは、アドラー心理学の御蔭だと思ってます。

自分の人生が、中々思った通りに行かないと悩んでいる方に、オススメです。  
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2019年11月23日

結婚不要社会?

都会と地方では違うのかもしれないが‥‥


上記の本の中に、中国人の大学院生が「医者の妻と独身の女医、日本ではどちらがいいか」と著者に聞かれて、「医者の妻でも、離婚されるかもしれない」と答えたら、「日本では一方的に離婚できないから、慰謝料もふんだくれるので、医者と結婚したら、経済的には一生安泰だ」と著者が答える場面に、もの凄い違和感を覚えました。

今の世の中、案外シビアなので、そうとは限らないのではないかと。(個人的意見としては、おそらく、日本では自分も女医になり、結婚もするというのが、一番堅い選択ではないかと。万が一、別れたら働けば良いのですし‥‥)

特定して書くには、狭い社会なので、一般論として聞いて頂きたいのですが、さほど遠くは無い場所にあるクリニックの医師が、おそらく看護婦出身の奥さんになった方と子供達と別れて、別の医師と再婚されたという話を聞いたコトがあります。

伝聞ですから、本当にそうかどうかは判りませんが、最初の奥さんと子供達は、子供の中学卒業を待って、引っ越しされた(おそらく、看護師に復帰して働いていたらしく)そうですが、とても著者が思う感じとは違いそうな話でした。

ともあれ、そういう話も有るので、知っている人はあまりそちらに行かないだろうと思うのですが、知らない人も多いので、後妻になった女医さん目当ての患者さんが多く、昔より繁盛しているとか‥‥

学者の先生が考える社会と、現実はかなりズレているのではという気もします。

そもそも、シングルマザーの貧困率はかなり高いですし、平気で決められた養育費を払わない男性も多いと聞いてますし。(故に、払わない男性の名前を公表したいという都市が現れそうになっているみたいですから)

おそらく、専業主婦になりたいが上に、今の暮らしより良い暮らしがしたいと思ったら、中々、結婚は出来ないのではないかと。

日本の賃金制度は、年功序列の場合が多く、子供が学校を卒業したら、親の所得にはゆとりが出来るでしょうから、親より若い夫と子供を育てるのであれば、生活が独身時代より大変になるのは、ホボ間違いないのでは。

ともあれ、主人の甥は中央省庁に出向を命じられて、毎日、午前二時や三時に宿舎に帰る様な生活を強いられているとのコト。

全く、プライベートな時間を持てず、親や親戚は過労死せずに、こちらに戻って来るコトを願っています。

そんな調子では、とても結婚相手を見つける暇などナイでしょう。

安定していると言われている公務員でも、そんな感じなのですから、若い男性は仕事に追われていてという場合も多いのでは。

息子が数年前に働いていた関西の整骨院でも、そんなトコで働いてたら、とても結婚生活が送れないと彼女が院長を辞めさせて、結婚したみたいですし‥‥

日本では、ブラック勤めの男性が増えているというのも、原因ではないかと思うのですが、全くそれには触れられてません。

現実的に、結婚するには、金銭的だけではナク、物理的に時間が無いなど、最近の労働環境が劣悪になっているからではないかと思います。(非正規雇用が増えているのも含めて)

つまり、労働者の権利が大幅に減り、結婚などしている場合では無くなっているというコトではないかと。

過去に、パラサイト(寄生)していると思ったら、そうする以外方法が無かったと誤解されていた人が多かった様に、不要と思っているワケでは無いが、色々な余裕が無い人が増えているという社会問題ではなかろうかという気持ちにさせられてしまいました。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:34Comments(2)

2019年11月22日

歪み続ける社会

本日の本のタイトルよりも、もっと社会は歪んでしまっているのだろう。


とにかく、警察や検察が国民を見ずして、政府ばかり見ているのだから、もう日本という国は手遅れなのかねしれないと思う。

右翼的なモノを売れば、儲かるという発想で、本の販売が低迷する中、さほど信憑性が無く、日本人のプライドを満足しそうな言論に飛びついた結果、今があるのだと。

まるで、第二次世界大戦の前のヒットラーとナチスを連想させる。

誰だって、口当たりの良い歴史の方が気持ち良かろうが、史実と違えば、それは妄想。

ともあれ、日本史自体が古代なども、あまり学術的に解明しようとする気持ちすら無い国なのだから‥‥

どんなに嫌な歴史でも、真実と向き合う気持ちにならなければ、未来も間違ってしまうだけ。

近代史すら、真面に研究しようとしないのだから、当然、現代史も無理だろう。

何しろ、大学教育の重要性を理解せず、結果、論文の数が先進国で唯一減少している国なのだから、仕方ナイのかもしれないが。

この国に生まれて良かったと、国民や働きに来た外国の人々が思わないから、子供も産まれないのだろうと思うと、今後、日本は衰退するしかナイのだろうかと、とても悲しくなってしまう。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:06Comments(0)

2019年11月21日

味噌汁を飲もう

別に、味噌汁に限らず、味噌を摂取すれば良いだけなんですが。


味噌汁を3杯飲んでも血圧は上がらないという、データもあるそうで。

ともあれ、発酵食品は体内の腸内環境を良くするのに役立ちそうですから、あまり減塩、減塩とばかり、味噌汁を悪者扱いするのは、止めた方が良さそうです。

1日1杯でも、味噌汁を飲もうというコンセプトで書かれています。

別に、味噌漬けでも、何かを作る時に味噌を入れるだけでも良いのではとも思います。

何かだけを食べて、長生きというのは間違いという本の話もしましたが、やはり、全くマイナスの物というのは、長年の間に廃れてしまうのですから、これだけ長く日本に根付いている味噌にも、当然良いモノがあってしかるべきかと。

長崎で被爆した人々を救ったのは、ワカメの味噌汁ではないかと書かれています。

信じるかどうかはともかく、まだ福島原発の問題が本当に鎮圧されたとは言えないのですから、騙されたと思ってでも、時には「ワカメの味噌汁」を飲んだ方が良いかもしれませんね。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:37Comments(4)

2019年11月20日

アゴを引けば身体が変わる

今はスマホの影響で、頭が前傾している人が増えてます。

元々、頭は身体の中で重いのですから、そうやっていたら当然、首などが疲労困憊してしまいます。

それをどう止めるかという事ですが、意識してアゴを引けば身体の歪みが矯正されるという本がこちら。


頭を真っ直ぐにと言われても、既に歪んでいる人には、あまり影響は望めません。

それでも、徐々に改善させられれば。将来的に良いコトです。

そういうで、是非とも、この本で書かれた運動をして欲しいもの。

さほど難しくはナイものばかりですので、安心して取り組めるのではないかと。

それが面倒という方は、せめてアゴを引いて健康になって欲しいです。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:49Comments(4)

2019年11月19日

座り過ぎが寿命を縮める

という本があります。

確かに、そうだとは思いますが、逆に立ち過ぎも、あまり身体に良くナイとも思います。


何故なら、立ち過ぎ働き過ぎで身体を壊す方は、とても多いから。

タダ、我が家にいらしている同年齢の方で、類似の体型で、同程度の凝りがあった方が二人。

前にも、書いたかもしれませんが、一方はデスクワークで、一方は立ったり色々と身体を動かさるを得ない職場に居ます。

ソコは詳しく書いた方が、理解されやすいと思いますが、流石に守秘義務があるので、コレ以上は書けないのを、御了承下さい。

無論、遺伝子などの違いはあるにしても、良くなり方を見ていると、確実にデスクワークが主の人の方が、治りが遅いのを感じます。

とにかく、何かを継続して行い過ぎるというのは、問題があると思います。

どんな時にも、出来れば一時間に一度位は、身体全体を動かして、血行を改善する努力が大事なのではないかと考えます。  
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2019年11月18日

冷えは万病のもと

とは、昔から言われています。という事で、それに関連した本がこちら。


驚いたのが、「ヨーグルトは温めて食べる」という箇所。

確かに、そうなのかもしれません。

というのも、少し前から、ヨーグルトにおからパウダーを入れて食べているのですが、最近、寒くなって来ると、食べるのが少々大変だったりして‥‥

確かに、そうした方が、腸にも良さそうです。

そもそも、ヨーグルトを発酵させる時は、ヨーグルトメーカーとかで作る場合に、40℃辺りで作るのですから。

タダ、最近は面倒なので、市販のヨーグルトで済ましてますが、流石にR1ヨーグルトの場合だけは少々高めなので、頑張ってみたりします‥‥

本当に、風邪に効くのかは判りませんが、「鰯の頭も信心から」と思って、食べる時は信じた方が得ですし。

それ以外にも、色々な方法が幾つも書かれています。

つま先を上げて、スクワットを10回などというのも、少し大変でしょうが、手軽に出来そう。

皆様も、自分に合った方法を見つけて下さいませ。  
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2019年11月17日

既視感の有るタイトルだと思ったら

著者が、二冊の本のパロディーだと書いていました。


無論、近藤誠医師の『医者に殺されない47の心得』と、内海聡医師の『医学不要論』を踏まえてのタイトルなのだそうです。

ともあれ、極論だと頭から否定するのではナク、両者の意見にも、ある程度理解を示すというコトもあってのタイトルだと書かれてます。

ともあれ、現実には絶対的な正解などは、存在し難いモノ。

1+1=2的な、単純に決めつけられるモノであれば簡単ですが‥‥

医学が完璧であれば、世の中に死は存在せず、地球は逆に破滅してしまいかねません。

圧倒的な寿命や老化というモノに対して、どう対処すべきなのかという答えは、おそらく今でも、そして未来であっても、クローンというモノをどう捉えるかという場合を除いて、まず完全な解決策は出ないのではないかと思います。

だからこそ、我々も良い患者になり、医療と対峙する気持ちが大事なのではないかと。

魔法の様に、どんな病気もスグに治るというのは、絶対に無理だと理解し、自分の健康に対して、自分の意思などを明確にして、どうやって維持して行くのが良いのかというのは、医師に丸投げするのではナク、医師の意見を参考にして、最終的には自分の意思を自己決定して、天命を全うする以外にはナイのではないかと、数々の医療本を読んで思います。  
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2019年11月16日

健康に良いはウソだらけ

昨日の本に、コレを食べるだけで健康になるという食物は存在しないと書いてありましたが、それでも、多少は良さそうな食べ物があるのかと思い、読んだのがこちら。


全てを引き写すというのは、著者に申し訳ないので止めますが、サプリとして摂らない方が良いという食べ物は結構存在します。

無理に何かを多く摂取するというのは、ダメだろうと思います。

詳しいコトは、読んでみて下さい。

無駄な努力をしなくて済みます。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:34Comments(2)

2019年11月15日

血管を若くする努力

若い頃はともかく、歳を取ると徐々に身体は衰えて行く。

それでも、努力さえすれば、ある程度血管は若返る可能性を秘めているという本がこちら。


巻末に体操が書かれているけれど、今は体感ストレッチもプームになっている。

少し前に朝イチで、今日はテレ朝でやっていたけれど、流石に時間に制限があるので、最初をチラッと見て、後半は録画して見たら、ホボ類似だったが‥‥

長嶋一茂さんが、ストレッチを指導する時に、的確な教え方をしているのには、正直、少し驚いてしまったが、見直した。

かなり強めのストレッチなので、歳をしてからでは無理な部分もあるのだが、身体を鍛えて出来る様になったら、とても嬉しいかも。

ともあれ、上の本の最大の警句は、「これさえ食べておけば、体に悪い生活習慣もすべて帳消しにしてくれる」なんていう魔法の食べ物は、残念ながら地球には存在しません。という言葉。

確かに、食べものだけで、完全解消するのであれば、そんな楽なコトはありませんが、おそらく宇宙食でも開発されない限り、無理なのだろう。  
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2019年11月14日

家賃滞納という貧困

昨日の関連として、読んでみたのがこちらの本。


賃貸物件の家賃を滞納して、法的措置を取られそうになった住人たちの事例を淡々と紹介してます。

時に、法的措置を取らずに丸く収まる例も、多少は存在しますが、本当にレアケース。

貧困は、金銭的だけではナク、人間関係の貧困なのだというコトが理解されます。

何とか、ハッピーとまでも行かなくとも、ある程度の解決を迎えられる人も少数派で、この先、どうなるのか判らないままというケースもあり‥‥

著者自身が、養育費を約束を反故にされて貰えないまま、シングルマザーになり、貧困生活の末に司法書士の資格を得て、持ち直したという方らしいので、その手の仕事をしていての経験を、リアルに描いてます。

それにしても、子供は生まれ落ちた親によって、全く違った生活を送らざるを得なくなる場合もあり。

貧困の連鎖だったり、親の期待に副わなかったが故に、見放されたと感じ、自分から泥沼に入って行ったりと、本当に色々。

少なくとも、貧困の連鎖で苦しむ子供達の話を読んでいると、税金を無駄遣いして、自分達の為に使っている政治家が、より一層腹ただしくなります。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:46Comments(2)

2019年11月13日

空き家が日本の未来を蝕む

昔は、三世代同居も多かったので、簡単には「空き家」にならなかっただろうが、今や核家族化しているので、親が亡くなった家に子供が引き続き住むとは限らない。

加えて、新築住宅には税制の優遇措置などがあるので、新築する数はとても多い。

しかも、賃貸住宅にしても、新築の方が気持ち良いので、空き家がドンドン増えているのだと。


このままだと、二十年後には日本の半数が空き家になりかねないという。

とはいえ、建物自体が老朽化するのは止められないし、改築が出来る大工さんも減りつつある。

新築住宅の多くは、大きなプラモデル化しているので、何れ増改築も出来ない住宅も増えて行くに違いないが、水回りなどを新品になれば、家も長く住めるモノ。

不動産売買についての知識も得られるので、家を買いたいとか売りたいという人には、タメになるのでは。

ともあれ、少子高齢化が続くのであれば、空き家が増えるのも当然なのかもしれないが‥‥
  
Posted by seitaisikoyuri at 22:42Comments(4)

2019年11月12日

実利に偏ると

本を読むと、たった一行でも読んで良かったという箇所を見つけられるコトがある。

それが無かったとしても、結局、読むのではあるけれど、見つかればとても嬉しい。

本の大半が昆虫について書かれているのだが、特に気になった言葉がある。


その本の中ほどにある、「実利に偏ると、人はなんのために生きるか、そちらがわからなくなるのである」という言葉。

そもそも、本が好きという人の大半は、活字が好きだったりするので、それは必ずしも実利と結びつくとは限らない。

それでも、時として、人生を生きて行く上で、生きるべき方向を指し示してもらえたりするので、どうしても止められないのである。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:44Comments(2)

2019年11月11日

世の中いろいろ

人間というのは、ある程度自分がどう生きるかという選択肢を持って生きている。

なので、時には他者の生活が羨ましくもあるかもしれないが、自分が充実した人生を持っていれば、普通はそれで満足するのではないか。


そもそも、都会では安閑と専業主婦をしたいという人も多いだろうし、それを可能にする高給取りも多いのだろうが、地方ではおそらくホトンド無理。

加えて、専業主婦の母親に育てられた人と、そうで無い人では、価値観にかなりの違いがあるのだろう。

ともあれ、本に限っては雑食主義なので、ホトンドの本を途中で投げ出すコトも無く読みはするが、それが記憶に残るかどうかは、かなり疑わしい。

それでも、『負け犬の遠吠え』と言い、通底にこうした思想があればこそ、ベストセラーを出せたのだなとは思う。

ともあれ、親の夫婦関係というのは、子供の人生に反映するのだろう。

母も、父と共に働いていて、人生の後半にはかなりの高収入を得るコトが可能になったから、ある程度自分が欲しいモノは、誰に相談しなくても手に入れるコトが可能になってから亡くなった。

そもそも、自分で働いていて、一番の利点は『どうしても欲しいモノがあった時に、誰に相談しなくても手にするコトが可能になる』という事だと思っている。

力仕事など、女よりも男が向く仕事もあれば、その逆も存在するので、差異は有ったとしても、男女は同権で生きようとするのが人間の本分だろう。

日本が後進国であり続けるのは、そういう部分以外にも雇用者対被雇用者など、自分を卑屈な気持ちにしがちになるという権利意識の欠如ではないかという気にさせられた一冊。  
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2019年11月10日

既に日本も巻き込まれている

もしかしたら、過去に読んだかもしれないと思いつつ、しっかり読んでみたのが、こちらの本。


日本はアメリカの後追いをしていると言われているが、この本が出版されてから二年。

確かに、そうなりつつあるのだと実感する。

例えば、持たざる者が教育を受け難くなっているというのは、奨学金がアメリカの教育ローンの如くなっているだけではナク、共通テストや延期されたとはいえ英語の試験が民間によって運営される事により、高額化する可能性や、複数受験が可能になるコトによって、金銭的に余裕が有る人の方が有利になる可能性が高くなりそう。

加えて、中間層の消滅や消費税増税により、トップが利益を総取りし易い状況にもなっている。

三年前、アメリカ人が抱いている心配のトップは「政府高官の腐敗」だったけれど、日本もそうなりつつあるだけでナク、それが当然だと開き直られつつある。

多くの職業が、コンピューターやロボットに代替されつつある時代に、我々はどう生きるべきなのかを、改めて考えるタメの一冊になりました。  
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2019年11月09日

イヤな時代

貧困というのは、金銭的というよりも、最大の貧しさは心根の貧しさにこそあると思った出来事を、聞かされて本当に驚いた。

というのも、用が有って電話して来た方から、思いもよらぬ話を聞いたので‥‥

被災して、避難所で日々を過ごさざるを得ない人に、地元の新聞記者が「何か、良い出来事は無いでしょうか」と聞いたら、「三度三度の御飯が頂けるだけ有り難い」と答えたという記事を載せたら、「避難所に居る人だけズルい」という反応が有ったとか。

何というか、心の狭さを感じてしまったのだけれど。

さらに聞くと、その発言をした方も被災されたらしいのだけれど、その方は自宅に居られる方らしい。(無論、それなりの理由は有るだろうけど)

それでも、他人が大勢居て、心休まらない場所で日々を過ごさなくてはナラナイ人が、日に三度のお弁当を届けられる事に感謝する事態になったのは、治水に問題があったからではないか。

だとするならば、それに対しての謝罪の意味も込めて、行政から差し入れがあったとしても、当然の権利としか思わないのだけれど。(無論、感謝の念は必要だろうし、そうした過失を認めない国なのだというコトも知ってはいるが)

丁度読んだ本にも類似の話などが載っていた。


何時から、日本は困っている人に対して、石を投げるのが平気な国になってしまったのだろうか。

少なくとも、税金の使い道が戦争の道具を買うのに使われるよりも、生活が大変な人に対して使われた方が、断然、気持ちが良いと思うのだけれど‥‥

「勝者が総取りする」という社会になってしまった時に、絶対に自分は失敗しないと言い切れる人は本当に何人居るのだろう。

大病は貴方を襲わないと、絶対に言い切れるのだろうか。まして、それが難病では無いなどと、100%信じられるのであれば、それは御目出度い人としか、正直、言い様が無い。

人生には、色々な思いもよらない出来事が起きる。その時に、誰も自分を助けなくとも良いという人だけ、石を投げても構わないのだけれど、そういう人になれるのか、そして、なれたとしても、良心は痛まないのかと、本当に不思議でならない。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:20Comments(0)

2019年11月08日

元気でいるタメに

誰でも老化は避けたいモノ。

そういう方に、是非、実行して欲しい習慣が書かれた本がこちら。


特にイケナイのが、孤食。

家族が居ても、一人で食べるという人も増えているらしいけれど、特に問題があるという。

一人で食べるより、仲間と食べることを心掛け、例えばカラオケや、趣味など、何でもワイワイと皆で楽しむ日々を送ると、健康長寿になれるという。

身体を鍛えようと、黙々と運動に取り組むよりも、他者と一緒に行動をした方が結果は出る。

加えて、歳をしたら、たんぱく質の摂取を心掛けるべき。

やせている方が、太っている人よりも、早死にしやすいので注意が必要。

どんなに歳をしても、様々なコトに興味を持ち、チャレンジする気持ちや好奇心を忘れず、行動すれば、生き生きとした人生を送れる。

運動を全否定するつもりはありませんが、しなかったとしても積極的かつ継続的に社会参加をすれば、健康寿命は延ばせます。

その上で、買い物や犬の散歩、掃除をしたり、子供と遊んだり、階段の上り下りなど、日常的に身体を動かす努力こそが、衰えない秘訣だと知っておきましょう。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:39Comments(2)

2019年11月07日

手を緩めて健康に

正直、本のタイトルは読者を限定し過ぎる気もしなくはナイのですが‥‥


手や足は、全身のツボとリンクしているので、身体の体調を整えるには、どちらも揉みやすいという意味で、是非とも活用して欲しい場所。

上記の本を読まなくとも、凝っていそうな場所を刺激すれば効果は有るのですが、可能であるなら、自分がやるべきは何処なのかを、知っておいて損はナイかと。

そういう意味では、ツボの場所が判りやすいのと、凝った場所を見つけるのが苦手な人には、症状別にドコを刺激するか書かれているので、便利かと。

「赤面症」の人に向くツボとかも書かれているので、感情を安定させるツボが色々と書かれていると考えた方が良いのでは。

本日、ハードに忙しかったので、かなり省略してますが、コレで失礼しますね。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:47Comments(2)

2019年11月06日

過保護というコトか

世の中には、面倒なコトが色々とある。

それでも、するしかナイのであれば、心を決めてやるしかナイのだが、逃避して逃げて生きるという選択をする人も居るみたいで。


母の愛が生み出した男たちの精神病理。男になりたくない。一人になりたくない。積極的に生きることを拒否する。彼らの横には、いつも優しい母がいる。父親不在と母子密着。現代社会に特有の家族形態が生んだ男たちの心の歪みを分析・処方するというコンセプトで書かれている。

読んでみると、どうしてこんなという感じに、と驚いてしまうのだけれど、世の中には本当に色々なケースがあるモノである。

現実にあった話を、多少デフォルメして書いたというので、なるほどとしか思う以外に道はナイのだが、事実は小説より奇という気持ちにさせられる一冊。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:33Comments(0)

2019年11月05日

ほんの少しづつでも

少し前に読もうかどうか迷っていて、結局、読んだかもと思いつつ読んだら、かなり感銘を受けた本。


過去の日本では、『毎日コツコツ続ける』というのが、とても大事だと言われて来たのだけれど、今はあまりそういう事を言わなくなりつつあるような‥‥

しかし、それを実践しているし、そうすべきなのは何故かというのを、しっかり数字で教えてくれているのに、ちょっとビックリ。

というのも、『毎日0.1%良くなるか 悪くなるかするとして、それが一年続くとすれば、良くなった方は44%のスキルアップ、悪くなった方は30.6%のスキルダウン』なのだと、実数を伴って説明してくれている。

複利計算なので、とてつもなく大きな数字になるのに、衝撃を受けました。

過去のツイッターをセレクトして、本になったモノらしいのだけれど。

しかも、単なる芸人さんではナク、ITベンチャー企業の役員もしていると知って、数字に強いワケだと納得。

何年も前に出された本だけれど、昔、外国語を習う時に日本語を選択したので、日本に来たのだけれど、今だったら中国語を選択していただろうとハッキリ書かれてました。

日本は、本当に足踏み状態が続いているので、そう感じるのだろうなと思います。

現在だったら、よりそう感じているハズ。

日本的な考え方に、新しい風を入れてくれていると感じました。

でも、現状維持が続く日本。

今のままで良いとはとても思えません。

自分の未来を変えたいと思ったら、読んでおくべき一冊かも。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:58Comments(2)

2019年11月04日

我慢せず怒りを溜めない

イライラするのを止められない時というのは、無理をしているからだという本がこちら。


他者中心に考える癖が付いていると、どうしても自分の感情に素直になり難い。

で、我慢しているので、イライラしてしまいがちになるのだという。

そうならないタメには、自分の気持ちに気付き、どうしたいのか、「好きなのか嫌いなのか」をハッキリさせて、相手の意思よりも自分の「意志」を優先して、「断るのか、引き受けるのか」を心から認める様にしなければ、ダメなのだと。

時に、嫌みなコトを言われたりしても、「こうしたいので」と押し切ったり、話し合いで自分の感情を相手に認めて貰う努力が必要。

相手と、対立したくないが故に、自己犠牲の道を選んでしまうと、結果、イライラしがち。

他人と争わずに、自己表現し、相手にもそれを認めるコトによって、互いに相手を認め合う関係を築くコトが出来れば、互いの心は通じ合うのだと書かれています。

皆様も、イライラしがちだと思ったら、お気を付け下さいね。  
Posted by seitaisikoyuri at 22:48Comments(0)

2019年11月03日

ツボが知りたい方に

この前、ネットを見ていたら、ある程度経験を積めば、具合が悪い人のドコを施術すべきかは、その人の身体が自然と教えてくれるという感じの話を、二人でしている人が居て、『確かに、そう』と思ってしまった。

とはいえ、自分の調子が悪い場所は判っていても、どう刺激すれば良いか判らないという人が、一般的だと思うので、そういう人にオススメなのがこちら。


探し方だけではなく、効果の高い押し方やツボの歴史、経絡の説明などもくわしく説明しています。

と、PRしているみたいなのですが‥‥

個人的には、ツボコラムが一押しかも。

さりげない感じで、良い話が幾つも書かれてます。

イラストを多用しているのも、入門書として優れていると。

ツボの名前を覚えても、覚えなくても良いのですが、せめて自分の不調を治すには、ドコを押すべきかだけは知っておいて欲しいですね。

体調が悪過ぎると、寝るのが一番という時がありますが、そういう時に少しでも身体を緩めてから寝れば、しっかり休めますし、寝起きがスッキリしやすいので。

具合が悪い方には、本当にオススメの一冊です。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:28Comments(4)

2019年11月02日

灯をともす言葉

「暮らしの手帖」の創刊者である花森安治さんの言葉を集めた本なのですが、書かれたのは昔なのに、今でも通用するというのがスゴイ。


特に、今なら誰もが心に響くのではと思うのが

いま、ぼくたちは、
政治でも経済でも 
学問でも、風俗でも、
およそスポーツ精神とはかけはなれてしまった世の中に住まわされている。
こんな、どろどろの中から、
美しいオリンピックが
花ひらくわけはない

『イヤー、参りました』としか思えませんね。

いかなる権力にも、
いかなる圧力にも、
いかなる金力にも屈しないで、
正しいと思ったことを
やりとげる、それには、
いささかの勇気が
要るというわけである。
そのいささかの勇気を
いつも持ちつづけていたいと、
しみじみおもうのである。

石川啄木ではありませんが、そういう人になりたいと思います‥‥

幾つもの、心に響く言葉が並んでいるので、読んでいるだけで、心が洗われる気がしました。  
Posted by seitaisikoyuri at 21:37Comments(2)

2019年11月01日

心とは何なのか

一度は評価が落ちた精神分析が、そうでもナイと見直されているらしい。

薬によって、治ったと思われたのが、薬が効かなくなるコトもあるらしく、人間というのは、結構複雑に出来ている。


物事は、必ずしも理屈では割り切れない。

心のありようと脳のメカニズムは、とても複雑。

詳しくは、一読して欲しいのだが、様々な発見により精神医学は発展して来た。

タダ、薬物治療で全部大丈夫かと思ったら、特にうつ病の薬は最近効かなくなっているらしいのだ。

悩みは心が悩むのであって、薬は心を覆うマスクとして働くだけなのだと。

将来的に人口知能が、世の中で幅をきかせるかもしれないがなど、色々と考えさせられる一冊であった。  
Posted by seitaisikoyuri at 23:06Comments(2)